勝負に負けた清華は、勝者であるユメミの家畜となった。
そしてユメミが俺の家畜である以上、清華は俺の家畜でもある。
全裸になり首輪を嵌めた清華は、椅子に座った俺の前で四つん這いになっている。
先程までユメミが使っていたバイブを尻尾代わりに膣へと挿入され、持ち手の部分がゆらゆらと生き物のように揺れていた。
その目からは大粒の涙が零れ、喉からは甘い嬌声が漏れ聞こえている。
勝者となったユメミは甘えるように俺の胸元へともたれかかっていた。
俺はユメミという勝者を労いながら、褒美として彼女の体を愛撫する。
蕩けたように甘い声を漏らすユメミの姿を見て、清華は強い拒絶感を抱きながらも全てを理解していた。
俺の狙いが生徒会長である桃喰綺羅莉であるということも。
そう、本命である綺羅莉に勝利するためには清華の協力が不可欠だ。
故に俺は今から清華の心を家畜に堕とし、綺羅莉への崇拝を俺への崇拝へと塗り替えなくてはならない。
ただ犯すだけでは、より強い反抗心を抱かせる危険性がある。
だからこそ、まずは彼女を人ではなく家畜として扱うことでその強靭な精神を削ることにした。
俺からは一切触れず、犬のように四つん這いにさせたまま機械で清華の快楽を煽り続ける。
絶頂したり尻尾を落とすたびに形式上の主人であるユメミへ尻を叩かせ、躾を行う。
ユメミが一切の手加減なく折檻を行ったこともあり、二十分ほどで清華の尻は赤く腫れあがっていた。
「くっ……ふぅっ……!」
清華は俯き唇を強く噛み締め、涙を流し続けている。
沸き上がる快楽を跳ねのけようと必死に抵抗しているのだろう。
だがその抵抗虚しく定期的に彼女は嬌声を漏らしながら絶頂し、折檻を受け悲鳴を上げる。
要するに伊月を堕とす際に使った手法の応用だ。
痛みと快楽を同時に与え、清華の脳内を混乱させる。
今回は精神的な凌辱も加え、被虐に快楽を感じているのだと錯覚させる。
そして定期的に言葉で責め立てることも忘れない。
叩かれて感じているのかと問えば、清華は力ない声で否定した。
「そんな……こと、は……!」
ビクリと体を震わせ、清華の体が崩れ落ちる。
ユメミに尻を叩かれると、清華は慌てて四つん這いの姿勢に戻った。
もはや彼女の精神は限界に近い。
刷り込み染みた教育はあっという間に清華の精神を侵食している。
痛みを恐れる恐怖心、快楽に身を委ねたいという欲求。
否定の言葉だけは途切れることがないが、すでに本能は理性と異なる行動を取り出していた。
俺は全裸の清華にパンツを履かせ、バイブが落ちないように固定する。
そして、清華の眼前でユメミを後背位の姿勢で犯す。
「あっ、んぅ、はぁっ……!」
恍惚の表情を清華に晒しながら、ユメミは喘ぎ声を響かせる。
待ち望んだ褒美に、ユメミの膣は洪水を起こしたかのように愛液で溢れていた。
ユメミはただ快楽に溺れ喘ぎ声を発しているだけだ。
だが、その表情がお前もこちらに堕ちてこいと清華を誘っているように見えて仕方がない。
「――ッ!」
ユメミの膣に精液を注ぐと同時に、彼女の肉体が大きくのけ反る。
だらしなく涎を垂らし絶頂するユメミから、清華は目を逸らす。
だが、甘く蕩けるような嬌声は清華の耳に残り続ける。
「く、うぅっ……」
絶え間なく責められ続ける膣が疼くのだろう。
清華は苦悶の表情を浮かべたまま、沸き上がる欲求に耐え続けていた。
だが、この地獄に終わりはない。
俺は清華が墜ちるまで、彼女への調教を続けるつもりなのだから。
「う、ぁぁ……」
清華の精神は、俺の想像以上に強靭だった。
調教の開始からすでに二時間が経過している。
幸せそうな笑みを浮かべたまま精液塗れで意識を飛ばしているユメミを尻目に、俺は床に這いつくばる清華を見下ろした。
生まれたての小鹿のように震える四肢を支えるのは、俺への嫌悪感か、それとも会長への忠誠心か。
俺は清華を責め続けていたバイブを抜きとった。
そして代わりに、清華の鼻先へと肉棒を突きつける。
「っ……!」
肉棒は付着した愛液と精液が混ざり合い、酷い臭いを放っている。
しかし、清華の表情はまるで麻薬を嗅いだかのように蕩けだしていた。
俺は舐めろと命令しない。
彼女の膣に肉棒を突き入れもしない。
清華自身に、全てを捨てて家畜に墜ちることを選ばせなければならないのだ。
「くっ、うぅっ……」
獣のように唸り声を上げ、葛藤を繰り返す清華。
それはつまり、悩みが生まれるほどに彼女の精神は崩れかけているということでもある。
「んっ、あぁっ……」
やがて清華の右手は己の股へと伸びていく。
濡れ切った秘部を刺激し、肉棒から放たれる雄の臭いを嗅ぎながら自慰を開始した。
その表情はしかし、未だ葛藤したままだ。
彼女の本能が勝手に右手を動かしているとでも言うのだろうか。
指摘してやると、清華は信じられない物を見るような目で己の右手を見つめた。
「えっ……?」
清華の喉から呆けたような声が漏れ、そしてそれが崩壊の合図だった。
「は、ははっ」
渇いた笑い。
それは清華が踏みとどまっていた最後の一線が崩壊した証だ。
ひとしきり笑った清華はゆっくりと立ち上がると、家畜の証である首輪を自分の首に装着した。
光の無い瞳はより一層深い闇へと染まっている。
俺は家畜となった清華へと、会長である桃喰綺羅莉と勝負すること、そしてそのために協力を必要としていることを伝える。
清華は黙って俺の前に跪き、首輪に繋がった鎖を俺へと差し出した。