巨大化したソリュシャンの双丘に包まれ、アインズは溺れていく。
ぐちゅっ!ちゅぷっ!ぢゅぷっ!
酸のローションに塗れた乳房が水音を響かせる。
最初のゆっくりと丹念に柔肉でアインズの身に奉仕するかのような動きは最早ない。
激しく、獲物をいたぶり捕食するようにアインズを胸で蹂躙していった。
乳房の牢獄はアインズを捕らえて離さない。
「ああ、アインズ様。擦り上げる度に可愛らしく反応する姿が伝わってきますわ」
(ひいいいいいいいいいいいいいい!!!!やめてえええええぇぇぇぇぇ!!!)
うっとりと頬を染めるソリュシャンとは対照的に、胸の中のアインズは
最高支配者としてのプライド故か声こそ漏らさなかったものの、
心の中で情けない叫びを上げていた。
男性器を持たないアンデッドと相手を絞り尽くすスライムは恐ろしいほどに相性がいいようだ。
意識が飛びそうな快楽がアインズの全身に響き渡る。
ギチギチと乳房に締め上げられても、苦痛は一切感じず陶酔するだけ。
内側からと外側からの両方からソリュシャンの愛撫を受け続け、性感を開発されてしまったようだ。
繰り返される極上のマッサージは、最早終わらない快楽の地獄となってアインズを責め続ける。
「アインズ様……」
そして、唐突に擦り合わせる胸の動きが止まった。
(あぁ……っっ……終わった……のか?)
息も絶え絶えの中、アインズは安堵の息を吐く。
あのまま続けていたら快楽に飲まれ、アインズの精神はどうにかなってしまいそうだった。
アインズの僅かに残った理性をナザリック最高支配者としての誇り、責任感が支えていた。
そして圧倒的格下であるはずのNPCメイドに屈服することを、アインズの自尊心が妨げていた。
しかし……。
「うふふふふ。まだ終わりませんわよアインズ様」
地獄はまだ終わっていなかった。
「アインズ様。アインズ様は私たちの最高の支配者。その忠誠が揺らぐことは絶対にありませんわ。
ですから、どうか今だけは、私にその身をお委ねください」
人を堕落させる悪魔の声のように、ソリュシャンの言葉がアインズに響く。
「力も立場も関係ありません。男性が女性に抱かれて快楽を感じることは自然なことですわ」
「あ、ああぁぁぁぁぁっっ!!」
抵抗の言葉はソリュシャンの愛撫に口から出る前に無効化され、ただ与えられる快楽に悶絶するばかり。
「恥ずかしがる必要はございません。見ている者も誰もいません。終わった後、私を殺してくださってもかまいません。
今だけは、私に溺れてくださいアインズ様」
「はあ、はあ、はあ、あ、ああああぁぁぁぁぁっっ!!」
ソリュシャンの言葉に導かれるように、懇願する。
「ああぁ~~~っ!頼む!ソリュシャン!」
何を頼んでいるのか発言しているアインズにもはっきりとはわからない。
しかし剥き出しの感情ののった叫びは確かにソリュシャンに届いていた。
「……ああ。素敵ですアインズ様。いっぱい気持ちよくなって、もっと可愛い声をお聞かせください!」
ソリュシャンは両手でアインズを胸からすくい上げる。
「大好きですアインズ様。私が今お助けします」
自らの舌でアインズを口内に招き入れた。
「ちゅぽ、ちゅっ、ちゅっ、じゅぷっ、ちゅぷっ、じゅぷっ、じゅぽっ」
「あっ!ひぃ!ひいっ!」
ソリュシャンはすぐには飲み込まず、舌でアインズを蹂躙する。
配下に絶対に聞かせられないはずの情けない叫び声が響く。
たとえどんなに強く恐ろしく強大な敵が来ようとも、決して屈しないナザリックの最高支配者が、
そのナザリックのNPCメイド相手に屈服していた。
唾液の海に溺れているかのように、ソリュシャンの口内でアインズの全身舌で舐り尽くされる。
「あぁ、ぁあ、あひ、あっ、あぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~っっっ!!!!!」
そして。
ごくんと大きな音を立て、アインズを咀嚼した。
風呂場にて、ソリュシャンは済んだ瞳、赤く火照らせた頬で妖しく微笑み子宮の辺りを撫でる。
淫壺がうねり脈動し、子宮の中の存在を排出しようと蠢いている。
「アインズ様……」
今自分は恐れ多くも至高の恩方をこの世界に生み落とそうとしている。
アインズの母になろうとしているのだ。
胸が張っている。股間が疼く。子宮の奥が熱い。
ソリュシャンは自らの胸を両手で揉みしだく。
浅ましく身を捩じらせ、キュンキュンと膣を痙攣させ始めた。
ジュル!グチュッ!と水音が風呂場に響き渡る。
締まる肉孔の奥から確かにその存在を感じる。
スライム故か痛みは全く感じず快楽しかない。
ソリュシャンの愛液が股間から垂れ流される。
「はああああああっ♡♡♡」
ソリュシャンの子宮からアインズが産み落とされた。
アインズを出産すると共にソリュシャンは絶頂した。
朦朧とする意識から覚醒し、アインズは目を覚ます。
「ここは……」
「お目覚めですかアインズ様」
辺りを見渡すと、どうやらここは風呂場のようだ。
一瞬何故風呂場にいるか混乱するが、すぐに今までの経緯、ソリュシャンの体内での出来事を思い出す。
「アインズ様。数々のご無礼真に申し訳ございません。どのような処罰でもお言いつけください」
全裸姿のソリュシャンがアインズにひれ伏し処罰を求める。
土下座するその姿には先ほどまでの妖艶な笑みはなく、ただ配下の一人としての姿だった。
『完全なる狂騒(欲)』の影響下にあったとはいえ、先ほどまでの行動は配下として許されないことだとソリュシャンは自覚していた。
今この場でアインズに自害を命じられても仕方のないことだろう。
「……ソリュシャン」
「はっ!」
どのような処罰であっても受け入れる覚悟はできていた。
「抱きしめてくれ」
しかし、アインズから紡がれた言葉は予想外のものだった。
「駄目か?」
「……いいえアインズ様」
自らの絶対支配者であるアインズが自分に、ソリュシャンにだけは命令ではなくおねだりをしてくれる。
その事実にソリュシャンの背徳感と母性の感情が止まることなく溢れだす。
「愛していますアインズ様」
子をあやす母のように、優しく胸の中にアインズを抱きしめた。
アルベドとシャルティアが正妻争いを繰り広げる中、ソリュシャンは密かにアインズの母親という
ある意味で正妻よりも重要なポジションを手に入れつつあったのだった。