※この作品はR-18です。

種付けおじさんVS魔法少女in神浜 ~おじさんやめて! 妊娠しちゃう!~   作:(*´ω`*)モキュおじさん

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第三話 おかえりのチュー♡【アザレア編②】

 

 

 

 

 何もかもがうまくいっていた、らしい。

 

『お前が生まれるまでは』

 

 血の繋がった実の両親から、何度もこの言葉を聞かされた。

 

 実業家だった両親は次々と起業して、その全てを成功させてきた有力者だった。

 正に順風満帆そのもので、そんな中生まれた娘――『静海(しずみ)このは』は祝福と共にこの世に生を受けた。

 

 何不自由のない生活。

 満ち足りた現在と約束された将来。

 両親もまた、生まれた我が子の幸せを願う――はず、だった。

 

『お前が生まれるまでは』

 

 このはが生まれてからというもの、業績は次々と悪化していった。

 もちろんそこにあるのはただの偶然で、このはの生まれとは何一つ関係ない。

 それでも彼らは思ってしまう。

 

『お前が生まれるまでは』

 

 順調だったのに。何も問題などなかったのに。

 どうしてお前が生まれた瞬間から、何もかもが駄目になっていく?

 

 運が悪かった。時期が悪かった。

 噛み合わない歯車、不幸な巡り合わせ。

 あるいはそれも運命だったのか。

 

 実業家として数々の成功を収めてきた両親は、いっそ劇的なまでの転落を迎えた。

 そうした理不尽な目に遭った両親は、きっと誰かを呪わずにはいられなかったのだろう。

 

 彼らの怨嗟が幸せの象徴であったはずの我が子(このは)に向かったのは、その心の弱さ故の事。

 何も抵抗できない無力な存在へ、彼らは愚痴るように、あるいは呪うように囁いた。

 

『お前が生まれるまでは』

 

 それはきっと、言葉による虐待だった。

 彼らが培ったプライドは容易く歪み、金の切れ目と共に激変していく環境に、彼らは耐え切れなかった。

 

 付き合いのあった者達との繋がりは切れ、落ち目の者に手を差し伸べる者はおらず、いてもそれは善人の皮を被った詐欺師がせいぜいだった。

 そして一度上がった生活水準を落とす事もできずに、再起を賭けた博打的な事業もあえなく失敗、後には多額の借金だけが残された。

 

 そんなどうにもならなくなった状況で、父は心労から来る病で倒れ、それから二度と目覚めなかった。そして父の後を追うように母も亡くなった。

 残されたのは、物心がつくかどうかといった年頃の幼い少女(このは)だけ。

 

『――お前が生(・)ま(・)れ(・)な(・)け(・)れ(・)ば(・)』

 

 彼らが最後、死ぬ前にこのはへ遺した言葉――それは『静海このは』を最後まで呪うものだった。 

 

 彼らから直接的な暴力を受けた記憶はない。

 だけど抱き締められたり、頭を撫でられたり――彼らに愛された記憶もまた、なかった。 

 

 血の繋がった両親とこのはは、最後まで『家族』にはなれなかった。

 その後、頼れる親戚のいなかったこのはは児童養護施設「つつじの家」へと引き取られる。

 

 ――そこでこのはは、後に家族となる『遊佐葉月』『三栗あやめ』の二人と出会ったのだ。

 

 

 

 

 

 

 かつては灰色だったこのはの世界も、恩人である『院長先生』のお蔭で色彩を取り戻していた。

 その後も魔法少女になったり、家族同然の三人で施設を出て一緒に暮らし始めたりと……波乱の人生を送ってはいるものの、それはそれで充実した日々をこのは達は過ごしていた。

 

(ちょっと遠いけどあそこのスーパーまで足を運んで正解ね。ちょうど十倍ポイントデーだったし値段の割には品揃えもかなりいい方だわ。けど欲を言えばやっぱりもう少し近ければ――)

 

 このはは主婦染みたレビューを脳内に展開させながら、手にはスーパーのレジ袋を提げている。

 腰まで届くほど伸ばした銀髪はどこか青みがかった色合いをしており、その紫の瞳は凛とした印象を見る者に与えた。

 

 雪の様に白い首元には、ツツジを象ったネックレスがかけられている。

 それは家族とお揃いの品で、三人の絆の証。

 このはにとって何よりも大切な宝物だった。

 

 学校帰りの制服姿のまま、中身の詰まったレジ袋を提げる姿は手慣れたものを感じさせ、どこか所帯染みた雰囲気を纏っていた。

 

 魔法少女になって良かった事の一つは、身体能力が上がった事だろう。

 超人的な力を発揮するにはきちんと変身する必要があるものの、常人の枠内であれば変身せずともそれなりの力を発揮できる。

 

 なので力仕事があまり苦にならないのは様々な場面で助かっていた。

 とはいえ無理をすればするほど魔力を消耗し、精神的にも疲弊していくため、あまり無茶な事は出来ないのだが。

 

「……ただいま」

 

 このはは神浜における新しい住処へと帰宅する。

 元々このは達三人は神浜に住んでいたのだが、魔女を求めて旅立ち各地を転々としていた。

 

 昔の神浜は今ほど魔女が多いわけでもなく、そのくせ魔法少女の数だけは多かったために熾烈な縄張り争いが蔓延していた。

 そんな中、神浜で魔法少女として生き残る為には面倒なしがらみやリスクがあまりにも多過ぎた為に、三人は生き抜く為にも神浜から出ていく決断を下した。

 

 それがここ最近になり、神浜で魔女が増えているという噂をよく聞くようになった。

 元々生存の為に離れたのであって、『つつじの家』もある神浜にはそれなりの愛着があった。

 だからそれが真実であるという確証を得ると、このは達は再び神浜へと戻ってきたのだ。

 

 このはがリビングに入ると、そこには家族の一人である『遊佐(ゆさ)葉月(はづき)』が雑誌を手にソファで横になっていた。

 

「おかえり~、このは」

 

 どこかゆったりとした声を上げながら、葉月は手にした料理雑誌から視線を上げる。

 流れるような金髪をポニーテールに纏めており、このはより拳一つ分ほど背の高い少女だった。

 二人が並んだ姿はよく同い年の友人の様に思われ、このはもたまに葉月が年下である事実を忘れてしまいそうになる。

 

 何かと手のかかる幼いあやめとは違って葉月は非常に大人びていた。

 このはにとっても葉月は庇護する対象ではなく、共に日々を生き抜くパートナーの様に思っていた。

 

「ただいま、葉月。これ買ってきた牛肉。あやめが楽しみにしてたでしょ? 確か今晩はすき焼きだったかしら?」

「お~、ありがと。そのつもりだけど……もしかしてダメだった?」

 

 困ったように眉根を寄せる葉月に、このはは苦笑を浮かべて首を振る。

 

「いえ、すき焼き用のつもりで選んできたから。もし違ってたら困るでしょ?」

「まぁお肉はお肉だし。すき焼きがダメならしゃぶしゃぶでも焼肉でも、わりと融通は効くけどね~」

 

 そう言って葉月は制服の上からエプロンを着込む。

 三人の通う『参京院教育学園』の制服は上下茶色のセーラー服であり、シンプルで落ち着いたデザインをしている。

 

 その上からパステル調のエプロンを葉月が纏うと、かなりの新妻感が醸し出されていた。

 とても中学三年生――十五歳の少女とは思えないほどの色気と、女子にしてはかなり高い175cmの背丈もあり、厨房に向かう姿がとても様になっていた。 

 

「私も何か手伝う事は――」

「あはは……このはは買い出しで疲れてるでしょ? 少し休んでなよ。そろそろあやめも帰ってくる頃だしさ」

 

 料理下手を自覚しているこのはは、葉月のその気遣いにもどかしい思いを感じてしまう。

 だけど無理に手伝っても邪魔になるだけ、と自分を納得させた。

 

「……それじゃあ、お言葉に甘えさせて貰うわ」

「そんな顔しなさんなって。このははうちの大黒柱なんだからさ、料理くらいアタシに任せてよ」

 

 三人の生活費や学費など諸々の経費は全て、このはが株などの資産運用で増やしたもので賄われていた。

 転落したとはいえ元々実業家だった両親の血を引いているせいなのか、このはの経済的なセンスは並外れたものがあった。

 なので比喩抜きに、このはは若干十七才でありながら大黒柱として葉月とあやめの妹分二人を養っていた。

 

 葉月は買い物袋から、特売シールの張られたパッケージを取り出す。

 その他にも、相場からすればかなりお買い得な商品が次々と冷蔵庫に仕舞われていく。

 

「それにこうやって、わざわざ遠くのスーパーまで行って特売のお肉買って来たりとかさ。

 ……このはがやってる事と比べたら、アタシなんて全然大した事してないよ」

 

 最年長の姉として、二人を養う家長として、さらには魔法少女チームのリーダーとして、このはは重い責任を背負っていた。

 長年の付き合いだからこそ、葉月はこのはの凄さ、頼もしさを知っている。

 そしてその弱さもまた。

 

(このはも少しくらい肩の力を抜いたっていいのにね……それが出来ないのも、たぶんアタシらのせい)

 

 そんな不甲斐ない思いを隠しつつ、葉月は呆れたような苦笑を浮かべる。

 ふわふわと掴み処のない笑みを浮かべて、その内心を決して悟られない様に。

 

(まだ幼いあやめはまだしも、アタシまでこのはにおんぶに抱っこってわけにはいかないでしょ)

 

 だがそんな葉月に、このはは少し怒ったような表情を見せた。

 大した事がないと自分を卑下する葉月の事が、なんだか気に入らなかった。

 大切な家族を否定する言葉は、それがたとえ当人のものであろうとも認めたくなかったのだ。

 

「それこそまさかよ。私がいつもどれだけ葉月に助けられてると思ってるの?

 この間あやめが壊しちゃった本棚の修理もしてくれたし、この家を探してくれたのも葉月じゃない。料理もそうだけど、交渉事だって全部任せきりで……」

 

 静海このはの世界は『つつじの家』から始まり、遊佐葉月と三栗あやめの二人を他の何よりも大切に思っている。

 血の繋がりはないが、両親を失った境遇と、つつじの家を過ごした思い出を共有する、掛け替えのない家族だ。

 

 だからそれを壊す外の人間は嫌いだった。

 いつだってこのは達の平穏を壊すのは、外からやってくる人間だから。

 

 他人が嫌い――より正確に言えば、怖かったのだ。

 その凛とした見た目からは想像できないほど、静海このはは他者と接する事に極度な怯えを持つ、臆病な性格をしていた。

 

 そんなこのはを影に日向に支え、時には庇うように前に出てくれたのが葉月だった。

 彼女のお蔭でどれほど救われた事か。

 

 そうしたお互いに譲らない、譲れない主張を前に、先に折れたのは葉月の方だった。

 肩を竦めて手をパタパタと振り、おどけたような苦笑を浮かべる。

 

「あーやめやめ、なんだか恥ずかしい事してない? コレ、お互いに褒め合ってさ」

「それもそうね……ふふっ、あやめに変な所を見せるわけにはいかないものね」

 

 このはは小さく笑うと、元の凛とした表情へと戻った。

 先ほどまでのどこか沈んだ様子から立ち直った事で、葉月はほっと一安心する。

 

 そして内心では(けっこう今更な気もするけど)と少しばかり呆れてもいた。

 あやめの前では格好付けて良い所を見せようとする癖が、このはにはあった。

 

「ただいまー!」

 

 そんな折に聞き慣れた、元気の良い少女の声が玄関から聞こえてくる。

 それを聞いた二人は共に温かな笑みを浮かべた。

 

「帰って来たわね」

「噂をすればってね」

 

 そしてやって来たのは大切な家族であり、末っ子ポジションの『三栗あやめ』――このはにとっては妹の様にも、娘の様にも思っている少女だった。

 

 いつも通りの元気な姿にほっとするのも束の間、このはと葉月、二人の顔が瞬時に強張った。

 何故ならあやめの後ろから、見慣れない不審者が現れたからだ。

 

 

 ――お待ちかね、種付けおじさんの登場である(待ってない)。

 

 

「……あなた、誰ですか?」

 

 このはは警戒した眼差しをその男性に向ける。

 ただでさえ排他的な性質のこのはは、その見慣れないおじさんに生理的な嫌悪感を抱いてしまった。

 

 そもそも、あやめが何の連絡もなしに他人を家に入れるとは思えない。

 魔法少女同士のテレパシーもあるのだし、聖域とも言える三人の空間に他人を……しかも中年男性を連れてくるなど、いくらあやめでもあ(・)り(・)え(・)な(・)い(・)。

 

 あやめは莫迦ではないし、無神経でもない。

 このはの嫌がるような事は決してしない、気遣いのできる優しい少女だ。

 

 だからこそ、この男性が何かを――そこまで考えた瞬間、おじさんの鋭い眼光がこのは達を射抜いた。

 

「忘れちゃったのかい? おじさんは――君(・)達(・)の(・)パ(・)パ(・)だ(・)よ(・)?」

 

 初っ端からフルアクセルなインチキおじさんこと、種付け催眠おじさん。

 特技は「種付け」、趣味は「種付け」、生き甲斐も「種付け」と、純度百%ザーメンで出来ているかのような汎用人型結合性器オチンポコマンだった。

 

 おじさんの視姦するような厭らしい目付きは催眠の魔眼。

 あやめに己の事を「パパ」だと認識させたおじさんは、案内された家で葉月とこのは、二人の美少女達に対して出会い頭の催眠光線を放ったのだ。

 

 真の種付けおじさんはその目で孕ませる。 

 そんな種付け眼光ビームを出会い頭に直視してしまった少女達は、おじさんに内包された理外の託宣(種付けワールド)に問答無用で取り込まれてしまう。

 

 このは達の様な未成年の少女達が社会で生きていく為には、通常社会的な後ろ盾が必要だった。

 そしておじさんは、両親を失い天涯孤独の身の上である少女達の保護者になってくれた心優しい足長パパおじさん――という設定だった。

 おじさんの優しさはプレイスレス、つまりは価値ナシである。

 

 このは達は、おじさんの事を『家族として』大切に思ってしまう。

 催眠に掛かってしまった少女達は、どこか戸惑いながらも自身の裡にある与えられた認識、狂った常識を受け入れてしまった。

 

「……ぇ? あ、その……ごめんなさい、どうかしてたわ。おかえりなさい、お(・)父(・)様(・)」

「あー……うん、アタシもちょっと、寝ぼけてたのかな? ……おかえり、父(・)さ(・)ん(・)」

「このはも葉月も、パ(・)パ(・)の事忘れるなんてひっどーい!」

 

 ぷりぷりと怒るあやめに、このはと葉月は二人して謝った。

 その心のどこかに、違和感を残しながら。

 

 そんな三人の遣り取りを微笑ましそうに見ていたおじさんは、無駄なイケボで鷹揚に告げる。 

 

「ははっ、お茶目な反抗期ジョークという奴だね。パパは気にしてないよ。

 ――それよりもほら、いつもの奴がまだだろう?」

 

 そう言って、おじさんはあやめと目を合わせる。

 するとあやめは、嬉し気な笑みを見せながらおじさんに抱き着いた。

 

「……うん、パパ♡ おかえりの、ちゅーっ♡」

 

 そしてあやめは背伸びをしながら、おじさんの唇にキスをした。

 その犯罪的な光景を前に、このはは思わず驚きの声を上げてしまう。

 

「な、なにしてるの、あやめっ!」

「? なにって、おかえりのチューだよ? ね~パパ♡」

「そうだよ。家(・)族(・)な(・)ら(・)何もおかしなことはないだろう?」

 

 めっちゃおかしい。

 だが欧米では普通普通と言わんばかりの態度、ここはJAPANです。

 

 驚愕に固まってしまうこのはと葉月を置き去りに、あやめは何も知らない無垢な様子でありながら、どこか艶めかしい雰囲気を放ち、おじさんと至近距離で見つめ合う。

 

「ん~♡ ふっ♡ ちゅっちゅっ♡ れーろ♡ んちゅぅっ♡ ちゅぱっ♡ じゅろろっ♡」

 

 幼い少女はおじさんと積極的に唇を重ねながら、その小さな舌をおじさんのものと絡ませた。

 おじさんにぎゅーっ♡と抱き着きながら、あやめは媚びるような甘い吐息を途切れ途切れに漏らした。

 

「ふっ、ふーっ♡ ……えへっ♡ あちしのチュー、どんなカンジ? 上手にできてっかな♡」

「ああ、とっても上手だよ。パパの事が大好きだって気持ちがとっても伝わってきて……パパも幸せな気持ちになれる、素敵なキスだった。えらいえらい♡」

「んっふー♡ あちし褒められた! パパ、だーい好き♡」

 

 おじさんに頭を撫でられてご満悦な様子のあやめは、幸せそうな笑みを浮かべている。

 すりすりと猫が甘えるようにおじさんに頬擦りする姿は、どこにでもいる甘えん坊な少女にしか見えないだろう。

 

「ちゅーっ♡ んちゅっ♡ ちゅるるっ♡ れろぉっ♡」

 

 それがおじさんと性的としか思えないディープキスをする様は、どこまでも背徳的で、退廃的なものを固唾を呑んで見守る者達――このはと葉月に感じさせた。

 そしてあやめの愛娘キスを思う存分堪能したおじさんは、次なる少女へその毒牙を伸ばそうとする。

 

「さあ、次はこのはちゃんの番だよ。おかえりのチュー」

 

 そう言っておじさんは、タコの様に唇を尖らせながらこのはへと近付く。サイコホラーかな?

 

(ひっ!? い、いやっ……キスなんてイヤッ! 無理よ!!)

 

 そんなおじさんの圧倒的変質者ムーブを前に、このはは思わず足が逃げ出そうとしてしまうものの、辛うじて踏み留まる事ができた。

 だがそれは勇気ではなく、前向きな気持ちからくる感情でもなかった。

 

(でも私が嫌がったら――お(・)父(・)様(・)に(・)嫌(・)わ(・)れ(・)ち(・)ゃ(・)う(・)っ)

 

 それはこのはの深層心理に刻まれた恐怖だった。

 過去のトラウマを嫌が応にも掘り起こされてしまう。

 

『お前さえ生まれなければ』

 

 ――私はもう、二度と家族に見捨てられたくない。

 

 何でも出来て、しっかり者で、凛とした佇まいの少女。

 だがその中身はどこまでも臆病な少女でしかなかった。

 だからこのはは、湧き上がる嫌悪感を必死に抑え込む。

 

 失望されるのが怖かった。

 捨てられるのが怖かった。

 存在を否定されるのが怖かった。

 

 だからこのはは、おじさんの目をキッと睨んだかと思うと、その目をぎゅっと閉じて、おじさんの唇に自らのそれを合わせた。

 

「……んっ」

 

 触れるか触れないかといった、控えめなキス。

 このはの初めてのキス、なけなしの勇気を振り絞った精一杯の接触。

 

 だがそんなおままごとを許すようなユルユルおじさんではなかった。

 種付けの修羅おじさんは、逃げられない様にこのはの後頭部を掴むと、嫌がる少女の唇に無理矢理舌をねじ込ませる。

 このはの目が驚愕に見開かれた。

 

「んんっ!? じゅぷっ♡ ~~~ッッ♡」

(お父様の舌がっ、口の中に……っ!)

 

 嫌悪感から強張るこのはの体を、おじさんは力強く抱き締める。

 歪んだ表情を解すように、このはの口内をおじさんの舌が暴れ回った。

 

(――ッッ♡♡♡ なに今の、頭がピリッて……ッ♡)

 

 おじさんの手が背筋を撫でると、このはの体がビクッと跳ねてしまう。

 

 おじさんの体液は全て、女の子を発情させる為のラブローション。

 そしておじさんの手は女の子をメスイキさせる為のゴッドハンド。

 

 一家の大黒柱とはいえ、十七歳の小娘がオーラル種付けチュパチュパカブラと化したおじさんに抗えるはずがなかった。

 

(気持ち悪い、はず……なのにっ♡ イヤな……はず、なのにぃっ♡)

「ちゅっ♡ ちゅっ♡ じゅぼっ♡ じゅるるるっ♡ ぷはっ♡ んんッ♡ ちゅぽっ♡ れろれろぉっ♡」

 

 嫌悪感は次第に溶けていき、脳を痺れさすような甘い快楽だけが後に残された。

 それでも逃げようとするこのはの舌を絡み取り、おじさんはいやらしい音を立てながら互いの唾液を交換する。

 

 そんな長い「お帰りの挨拶」が終わると、このはは床にへたりこんでしまう。

 おじさんの熱烈ベロチューによって腰砕けになってしまったのだ。

 

「はぁ……♡ はぁ……♡ ぅくっ♡」

「こ、このは……?」

 

 それを怯えた目で見ていた葉月だったが、次の獲物といわんばかりに迫り来るおじさんに、咄嗟に制止の言葉を投げかけた。

 

「あ、あのさ、こういうのって、うちらの年じゃもうしな――んんっ♡♡♡」

 

 だがゴタゴタ抜かすお年頃娘に対して、おじさんは問答無用の挨拶キッスをぶちかます。

 おじさんよりも僅かに背の高い、恵体娘のケツをがっつりと揉みしだく事でその膝を折らせる。

 そうやって丁度良い体勢にしてやると、逞しい腕で逃げられない様に抱き締めながら濃厚なベロチューを行った。

 

「じゅるっ♡ ぷはっ♡ や、やめっ♡ ~~ッ♡♡  じゅるっ♡ じゅぼぼっ♡」

 

 その貪るようなキスに、葉月の目尻に涙が浮かぶ。

 おじさんのエロ同人級発情粘液を口内で濃厚摂取してしまい、葉月はキスだけで軽い絶頂に達してしまった。

 

「っふ♡ ぉくっ♡ ~~~ッ♡♡♡」

 

 がくがくと腰を震わせ、おじさんの舌先からの要求を、葉月は無条件承諾して受け入れてしまう。

 唾液を吸われ、おじさんからの唾液を飲み干し、ねっとりと嬲ってくる舌を受け入れる。

 

 そしてようやく解放された頃には、葉月もまたこのはと同じ様に床にへたり込み、上気した頬と潤んだ瞳でおじさんの事を見上げていた。

 

(な、なにこれ……あたま、ヘンになる……っ♡)

 

 葉月の下腹部が、今まで感じた事のない疼きを訴えている。

 

(あ、下着……濡れちゃってる……♡)

 

 その女として感じてしまった証拠を隠すように、葉月はもじもじと太腿を擦り合わせた。

 そして娘達への挨拶ベロチューを終えたおじさんは、満足そうな笑みを浮かべる。

 

 ジッサイ挨拶は大事。ニンジャもそう言ってる。

 孕ませ妊者(ニンジャ)であるおじさんもそう思ってる。

 

「それじゃあ帰ったばかりだし……お風呂にしようかな?」

 

 初めて押しかけたにも関わらず、どこまでも図々しい要求をするおじさん。

 女だけの家庭の中へ割り込み、堂々と風呂入って飯食って寝る気満々の太々しさだった。

 もちろんその間、種付けおじさんが孕まセクハラをしないはずがなかった。

 

「……あ、うん。これから夕飯作るから、先に入ってて」

 

 我に返った葉月が、またぼうっとした頭でおじさんの要求を受け入れる。

 何にせよ一先ずおじさんから距離を取りたいと、いまだ混乱している頭の片隅で計算を働かせていた。

 

「あっ、ならあちし、パパと一緒に入りたい!」

「な……あやめっ!?」

 

 無邪気な様子でパパおじさんとお風呂に入ろうとするあやめに、このは達は声を上げて驚いた。

 おじさんは「勿論いいとも」と優しく頷くと、驚いた二人に向かって諭すように無駄なイケボで告げる。

 

「家族水入らず……お風呂に裸で、家族が一緒に入るのは当たり前の事だろう?」

 

 圧倒的正論――に見せかけた何か。

 おじさんの下心が透けて見える言葉だったが、『家族である』二人にそれを否定する事はできなかった。

 

 そしてこのはの目には、ズボンをパンパンに膨らませるおじさんの勃起チンポが映っていた。

 このままあやめを、おじさんと二人きりで行かせたらどうなってしまうのか……それは火を見るよりも明らかだ。

 

 それは餓えた野獣の前に生肉を差し出すように。

 種付けおじさんの前にメス穴を差し出すように。

 その結果は、あまりにも見え過ぎていた。

 

 ――おじさんによるガチハメ子作り交尾しか有り得ない。

 このははふら付く足をどうにか立たせ、あやめを庇う様におじさんの前に立った。

 

(わ、私があやめを守らないと……!)

 

「お……お風呂は、私もご一緒して良いでしょうか?」

「このはっ!?」

 

 驚く葉月に、このははアイコンタクトを送る。

 あやめの事は私に任せて、と。

 

「……葉月は夕飯の準備があるでしょ? お風呂は三人で入るわ、いいでしょ? お父様」

「もちろんだよ。むしろ全員でも――」

「駄目ですよ。葉月はこれから夕飯を作るんですから。お風呂は私達三人で入りましょう?」

 

 葉月にまで手を伸ばそうとする貪欲さをおじさんは見せつける。

 そんな鬼畜パパおじさんをやんわりと牽制しながら、このはは未だにもっこり膨らんでいるおじさんの局部をチラチラ盗み見ていた。

 

(あんな、あんな大きいの……あやめの中に入るわけないじゃない……っ!)

 

 もしもアレを入れられてしまえば、あやめが壊れてしまう。

 だからもしもの時の為に、このはがなんとしてでも阻止しなければ。

 

 ――その為なら、この身を捧げても。 

 

 そんな覚悟を秘めるこのはの内股から、愛液がつーっと伝い落ちる。

 それはおじさんのベロチューによって発情してしまったメスの証。

 びしょ濡れになったこのはのショーツからは愛液が溢れていた。

 

(お父様の性欲は、私が全て受け止めなくては……♡)

 

 このはの子宮は、パパおじさんからの愛(ザーメン)を求めていた。

 それはかつて与えられなかったものを、渇望するかのように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




【アザレア組キャラ紹介】
三栗あやめ 13歳(中1)身長145cm
遊佐 葉月 15歳(中3)身長175cm
静海このは 17歳(高3)身長165cm

(*´ω`*)「並べてわかる葉月ちゃんの恵体っぷりよ。マギレコトップクラスの高身長。おまけにあの乳……恵体過ぎてえちえちなの! マミさんといい中三レベルじゃないの。みゃーこ先輩に謝って欲しいの!(暴投)」(都ひなの 高三18歳で身長145cm、あやめと一緒。虚乳ぺたんこロリ先輩)
(*´ω`*)「まぁ中一爆乳腹筋ちょい割れチアガール空穂夏希ちゃんとかいうメチャシコバグキャラもいるんですがね……水着実装はよ」
(*´ω`*)「全く魔法少女を何だと思ってるの! みゃーこ先輩を見習って欲しいの!(曇りなき尊敬心)」


(*´ω`*)「マギレコ桜子ちゃんイベ始まったのね。おじさんのチンアナゴつんつんして貰いたいの! ついついガチャッて凸ちゃったカキーンボコォッ」
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