勇者たちをもっとイチャイチャさせたい! 作:紅氷(しょうが味)
唐突に始まったR-18ver。需要あるのか分からないですが、ちょこちょこ更新していきたいと思います。
世界は無数に存在する。
誰かと出会った世界、出会わなかった世界。何かを成した世界、何かをなさなかった世界。さまざまな物、要因を『パラレルワールド』をして例えられることが多い。
本来、それらは常人ひいては人間などには観測はおろか触れることさえ叶わぬ夢物語。
しかし、それらを可能にするものがあるそうだ。
カミサマ。神樹という、地の神の集合体ならば――――。
◇
「――っ!!」
ひと気のない校舎の片隅。今は授業中のせいか生徒の姿は見られない。遠くから聞こえてくる声は体育の授業をしているせいか。
それら以外は静穏を占める中、僅かに聴こえる水音。声を押し殺して何かに耐え忍ぶ影がそこにあった。
「…っ、ま――待ってひな、た! ぐっ……!」
「――――♪」
悲痛……いや、快楽の波に耐えるその姿。その表情を愛おし気に視界に映す者がいた。
心を弾ませて更に煽るようにじゅぷじゅぷと水音を彼に聞こえるように響かせる。
「んく……ぷぁ! ……ふふ、どうしたんですか祐樹さんー? そんなに可愛らしい声を出して」
「誰の、せいだと……! ふ、あっ!?」
しゅちしゅちと擦りながら妖艶に微笑み、上里ひなたはぞくぞくと背筋に電流が走る感覚に心弾ませていた。
「そうですねー。他の生徒は授業中なのにこぉんなになって我慢できなくなっていたのはどなたでしょうか~♪」
「だ、だってそれはひなたが――――」
「……ごめんなさい。あまりにも可愛らしくあったのでつい悪戯心が出てしまいました。苦しいでしょう? 今、イかせてあげますね♪ ――あむっ」
「っ!!?」
ぬるりと伝わる温かい感覚に今度は祐樹の背筋がびりびりと走る。
ひなたは目を伏せて首をゆっくりと前後に動かしていくと、立っている祐樹の腰がそれだけで引けてしまうほどの快楽が襲いかかった。
眼下に広がる彼女の痴態に背徳感が重なり快楽が波のように押し寄せてきた。
我慢してまだまだ眺めていたいという欲求と、今すぐに吐き出したいという二つの欲がせめぎ合い思考をぐちゃぐちゃにかき混ぜられる。
「んく……じゅぷ。れむ………くぷ――――ふふ♪」
「ひ、なた……! ひなたぁ………」
「じゅるる………!」
わざと濁音を立ててひなたは行為を続けていく。
快楽に逆らえなくなり無意識のうちにひなたの頭を両手で抑えて腰を打ち付けてしまっていた。
だがそれでも嫌な顔一つせず、むしろその全てを受け入れるかの如くひなたは彼の動きに合わせて口淫を行う。
我慢など、とうの限界を迎えていた。
「いいれふよ? だひてくだはい………んぶ!!?」
そしてそんな祐樹の状況を察してか、ひなたは口に含んだまま話して射精を促す。
上目遣いのとその一言によって、祐樹はとうとう達してしまった。
びゅる、びゅるる――――! と、己の白濁液を彼女の口内に吐き出していく。
受け止めるひなたはうっすらと目尻に涙を溜め、驚いた様子をしていたが——すぐにもとの調子に戻って彼の欲望を受け止めきった。
咥えた口の端から一筋の白液が伝い落ちていく。
「――ぷぁ。相変わらず凄い量ですね祐樹さん。少し零れてしまいました……れろ」
「……っ!」
まるで見せつけるようにひなたは指先を舌で舐めとる。
その姿を見るだけで萎えかけていた愚息がぴくぴくと息を吹き返す。
ひなたは「あらあら」と困ったように頬に手を添えている。
だがどうだろう、彼女の表情にはどうにも困惑とは異なる『熱』が宿っていた。
「いいんですよ? 祐樹さん。私が全て受け止めてあげます。これも大事な『御役目』でもあるのですから」
「ひなた…」
彼はこの『衝動』に抗うことができない。それはひなた曰く仕方のないことらしい。
申し訳なさと裏腹に心の内から溢れてくる欲求に身を任せて祐樹はひなたに欲望をぶつけていった――――。
◇
あの後に三度と行為をして
方やどんよりといった様子で、もう片方はツヤツヤととてもご満悦な顔であった。
「どうしたんですか祐樹さん? 元気がないように見えますけど」
ひなたの問いかけに祐樹は乾いた笑みを浮かべた。
「いや、ひなたたちに迷惑かけてないかなーって思ってさ。結構その…僕の『衝動』の頻度が高いから…」
今は出したおかげか比較的落ち着いた祐樹は本当に申し訳なさげに彼女に謝罪をする。
『衝動』――――この世界に彼が召喚されて以来、ずっと付き合う羽目になってしまったいわゆる『特異体質』のようなもの。
性衝動といってしまえばそれまでだが、それが人による人為的なものであれば溜飲が下がったのかもしれない。
ひなたは首を横に振って柔和な笑みを見せる。
「体質に関しては仕方のないことですよ。こちらに召喚する際に付与されてしまったものなのですから。それに
「いや、でも……嫌じゃない?」
「くす…♪ 嫌もなにもそもそもが誰にでもするわけではないのは分かってくださいね?」
「う、うん」
人差し指を唇に当てて笑うひなたを見て、つい先ほどの出来事を思い出してしまう。
そのせいで祐樹は制服のズボン越しにでも分かるぐらいに主張してしまうモノが出来上がってしまった。
もちろんそれは横を歩く彼女にも見えてしまうわけで……。
「…あら、ふふ。我慢――できます?」
たまに意地悪な問いかけをしてくる彼女に祐樹は恥ずかしそうに頬を染めながら、小さく首を横に振った。
その仕草がたまらなくひなたの心をくすぐるわけなのだが、それを目の前の本人が知る由も無い。
彼の我慢の否定に真っ直ぐ教室へと足を運んでいた道筋はくるっと方向転換していく。
祐樹の腕にひなたは身体を絡ませて愉しげに、ある目的地に向かっていった。
そこは……誰しもが利用したことのある場所。
祐樹は少しだけ抵抗を覚えて立ち止まる。
「――ひなた、ここは流石にバレるって!」
「今から場所を探すのには時間がありませんし、ここは利用者が少ないポイントなので大丈夫ですよ」
腕を引かれてひなたは特に気にした様子もなくごく自然に足を踏み入れた。
男子トイレの個室。
確かにひなたの言う通りにこのトイレは使用頻度は少ないところだ。
もちろん全ての扉は開いておりどこでも使用可能状態であった。
一番隅の個室に連れられ、二人でその中に入りパタリと扉を閉めて施錠する。
ひと一人が入ることを想定したこの個室に二人は少々手狭に感じる。実際に意図せずともお互いの身体は密着状態になってしまうわけだ。
「ふふ、男子トイレには初めて入りましたが、あまり女子トイレと大差ないですね」
「冷静に分析しないでくれ。こっちは見つからないか気が気じゃ……っ!?」
「でもこちらは相変わらず、ですよ? スリスリ~♪」
擬音を口にしながらひなたは身体を更に密着させて祐樹の逃げ場をなくしていく。
ひなたの胸の形がくっきりと判るほど押し付けられる。ふにゅんと。
そもそも逃げ場などないわけだが、個室のドアを背に押し付けられているため、身動きがうまくとれないのが現状であった。
祐樹はズボン越しに局部を撫でられて、彼の愚息は更に固さを増していく。
「わぁ、凄いですねー。ズボン越しでもすごく固くなっています……っ!?」
「キミは…」
「ゆ、祐樹さん?」
まるで愛し子を撫でるように触れられるその肌白い手を取ってお互いの位置を反転させ、今度はひなたを扉側に立たせた。
驚く彼女を他所に祐樹はその唇を強引に奪い取る。
「んむっ!? んちゅ。はぁ……や、ゆうき、さん、そんな急に……んんん!!?」
名前を呼ばれるが気にせずに舌を割り込ませて彼女の口内を蹂躙していく。
乱雑に舌を動かしひなたの舌に絡みつくように這わせていくと、次第に彼女の方から求めてきてくれた。
唾液同士が絡む水音をお互いの舌で奏でながらひなたの身体に腕を回して少し強めに抱きしめる。
「…っ、は……ふぁ…んちゅ。れる…ふっ」
ひなたも祐樹の首に手を回して更に深く、ねじ込むようにディープキスを行う。
もはやその行為は目の前の餌を貪り食う獣のようで濃厚で熱烈なものとなっていた。
――それはもしかしたらこの場所のせいでもあるのかもしれない。
五分ほどだろうか。時間の感覚も曖昧になるほど熱中してしまう二人はどちらからともなくゆっくりと唇を離していく。
銀糸の痕がそれを名残惜しそうに引いていた。
だが、既に祐樹の情欲はこのキスのせいで発破をかけられて止まれない。
「…あ、や、あん…っ!? 祐樹さん、今はダメ…っ!」
「――どうして? 誘ってくれたのはひなたからでしょ。ほら、ひなたの胸。こんなにも熱い…」
「あ…っ、ふぁぁ!」
制服の上からでも判るひなたの胸の大きさと感触。柔らかく、熱く、弾力のあるその胸を祐樹はほぐすように、ゆっくりと揉んでいく。
その度にひなたは瞳を薄っすらと濡らし、快楽に喘ぐ。服越しでこの反応は果たして直に触れたらどうなってしまうのだろうか。
頭で考えるより先に、祐樹の手は求めるように衣服の中に侵入しようとする。
これには流石にひなたも顔色を変えて彼の手を止めようとするが、男と女。ましては片や『勇者』の端くれと巫女では、力の差は歴然であった。
いつのまにかはだけていた箇所からするりと入っていくと、ひなたは身体をビクンと跳ねさせた。
「や、やぁ!? あ、あん! んやぁ…だめ、ダメです…ぅ」
「すごい柔らかくて気持ちがいいよひなた。こうして乳首の周りをなぞると、とても気持ちがいいんだよ?」
「あ、あ…ひゃん!? ぴ、ぴりぴりぃ……しちゃいますからぁ…あぁ!」
ぴくぴくと小刻みに痙攣してひなたの表情は蕩けきっていた。
普段の整然とした彼女との差に祐樹の内に秘めたるナニカが刺激される。
「ひなたはおっぱいが弱いんだね」
「そ、そんなこと…あ、ん。ないですよぉ……っあ、あ。ひゃ……!」
「ほんとーに? なら、ここのぷっくりしてる先っぽをいっぱい触ってあげる」
「だ、だめぇぇ…あぁ!!? そ、そんなにクリクリしちゃやぁ……っ!!」
「ほーら。両方触ってあげる」
「………っっ!!!!?!」
きゅ、っと摘んでみると一際大きく肩を弾ませてひなたは達してしまった。
ここで声を上げたら誰かが来てしまうかもしれない。ひなたはそれを分かっていたようで口元に手を持っていき吐き出される声を押し殺す。
「大丈夫? ひなた」
くたぁ、と祐樹に身体を預けてひなたは息を荒げている。
それはもはやいつもの優美な彼女の姿はなく、ただただ快楽に溺れる女の子の姿がそこにあった。
「……祐樹さんは…イジワル、ですね。だめ、って言っていたのに」
「可愛い反応をしちゃうひなたのせいだよ。ねぇひなた――キミのそんな姿を見てたらもう…」
「……はい。私もその……欲しくなっちゃいました。んん……っ!?」
「本当だ。すごく濡れてる。下着からでも分かるぐらい」
胸に這わせていた手を下に移動させてスカートの中に手を入れると湿り気を感じ取った。
ゆっくりと指でなぞり、少しずつ撫でていく。
「あ、は、あぁ…ゆうきさんの指、あん! 気持ちいいです…ん、んん!!」
「…こう?」
「はい…はいっ! いいです、うぅ…はぁ、ん。もっと触って…くださ、いっ!」
「うん。すごくエロいよひなた。ぐちょぐちょだよ。もしかしてさっきからずっと?」
「……はぃ。祐樹さんのをシている時から……ずっと……ぉ」
顔を赤くして頷く。
ある程度触り、今度は下着の中に手を入れて指先を割れ目に持っていく。
周囲をなぞるように触るとひなたの嬌声は一際大きくなる。
「あ、あ、あん。あ、ひぁ…! ぐちゅぐちゅしちゃ…やぁ」
「声を抑えないと誰か来ちゃうよ? ひなたのエッチなところ聞かれたり見られたりしちゃうよ?」
「だ、だって、ぇ…! 祐樹さんがぁ…」
「僕が?」
「ひゃう!? …え、エッチな触り方する…っ。んですもの。あ、あ、あ…」
ひなたの秘裂に沿って這わせてつぷん、と指を挿入する。そしてまるで洪水のように溢れ出す蜜壺の中でくちゅくちゅと指先を動かす。
それは胸に触れている時と同じく。強く、烈しく喘いでいた。
祐樹はごくり、と喉を鳴らしてひなたの手を誘導して自分の肉棒を握らせる。
「あ、や……熱い。は、はぁ………あん!」
「…っ。ひなた」
「……こうですよね? や、あぁ」
ひなたは指で膣壁を触られながら、握ったペニスを上下に扱く。彼女の的確な攻めに祐樹も小さく息を漏らす。
鈴口からぷっくりと我慢汁が垂れて一物を濡らし、それが潤滑油となって更に扱く速度を上げていく。
「ま、待って! ひなた――イきそうだから」
「あ…どうします? 口で? それとも――――」
「いや、ひなたの膣内でイきたい」
込み上げてくるものを我慢しながら答えると、ひなたは恥ずかし気に頷いた。
一度手を止めて彼女は身体を反転させて祐樹に背中を見せる体勢を取る。
少しだけ腰を曲げて形の良い臀部を突き出し、片方の手でバランスを取ってもう片方の手でスカートをまくり上げた。更に下着を脱いで自分の指で広げて見せる。
「
「…うん。
「あっ! ……んんぅっ!!」
ズププ、と彼女の膣を押し広げて挿入されていくとひなたの嬌声が一層強いものに変化する。
後ろから抱きしめて男根を根元まで入れていき、そのまま彼女の唇を横から奪った。
「あ、あぁ……んぶ……じゅる。祐樹さんの、とても熱くて固いです」
「ひなたの
実際挿入しているだけでも達してしまいそうなほど、ひなたの膣内は気持ちが良かった。
ひなたは息を短く吐きながら妖艶に微笑む。。
「……どうぞ動いてください。いっぱい……っ!!?」
「ごめんひなた。加減できるか、分からない…っ!」
「ああ、くふ…あぁぁ!!」
祐樹は自身の『衝動』を抑えきれずに膣に挿入したペニスを激しく出し入れし始める。
愛液による潤滑油でスムーズに腰を振ることができてるおかげがそのペースは速い。
ひなたは祐樹に抱きしめられながら腰を打ち付けられて与えられる快楽に身を任せる。
『衝動』に支配された彼に触れられると一段と強い快楽を得てしまうので、こうなってしまうとひなた自身も余裕がなくなってきてしまう。
それには少しばかり困ってしまうひなたであったが、最近はそれでも別にいいかなと考えていたりする。
「は、はぁんんっ! や、あ、あ……そんな、激しいぃ……っ!」
「イクよひなた……あぁ!」
「ひゃあぁ!? あ、やあぁぁん」
びくびくと膣内でペニスが跳ねると、我慢していた白濁液を一気に吐き出す。
校舎裏でしていた時よりもその量は比較にならなかった。ビュクビュクと射精が彼女の膣を、子宮を犯していく。
ひなたは彼の射精を受け止めると共に幸福感に満たされて、ここでも達してしまった。
収まりきらなかった精液と愛液たちが隙間から溢れて床を濡らす。
祐樹はひなたの身体を支えて改めて抱しめた。
先ほどのむさぼり喰らうキスではなく優しく味わうようなキスをする。
「ちゅ……んむ。はぁ……祐樹さん」
「気持ちよかったよひなた。ありがとう」
「それはなによりです。私も…気持ちよかったですよ♪」
これがこの世界に召喚された彼の日常になりつつある。