勇者たちをもっとイチャイチャさせたい! 作:紅氷(しょうが味)
恐らく赤嶺友奈の手によって閉ざされた空間の一室。ここには雄と雌の匂いが充満しもんもんと劣情を煽る『空気』が同じく漂っていた。
一室にでかでかと鎮座しているベットに三人の男女が乱れている。
「──んっ、ふっ、あん」
「………おおー」
意識を落としている鷲尾須美の横で東郷美森を後ろから抱きながらそのたわわに実ったおっぱいを高嶋祐樹はその手で揉んでいた。
彼の零れる声に美森は短く吐息を漏らしながら疑問を投げかける。
「おおーってなに? ……私の胸。どこかおかしい?」
交わるのは初めてではないにせよ、そう回数は行っていない双方にはどこか羞恥心が残っていた。美森は自他ともに認める『大きさ』を有しており、気にしている部位でもあるその胸を確かめるように触る祐樹に不安を訊ねた。しかし彼は首を横に振ってそれを否定する。
「まさか。とても綺麗だなぁと改めて噛み締めていたんだよ」
「ゃ、あ……ひゃん、んっ、そう、なの?」
「うん。こんなにも白くてすべすべして弾力もあって……喜ばない男がいたらそれは男じゃないね」
「あ、んっ……胸なんて、日常生活や戦闘時でも邪魔でしか、あんっ、ないのだけどね」
「僕は東郷のおっぱい好きだよ? ずっとこうしていたいぐらいに」
「ふふっ、知ってる。だって祐樹くん触り方がいやらしいもの。はっあぁ……んッ」
普段衣服で身を包んでいるその部位。それを今は自分にだけさらけ出している事実が彼の心臓の鼓動を高めていく。美森は身をよじりながら甘い吐息を漏らし熱のある視線を祐樹に触れられているその手に注いでいた。
優しく包み込むように全体を揉む。ふにふにと、それだけでも大切にしてくれている様を感じられてとても嬉しい彼女だが正直────だった。
「ね、ねえ祐樹くん?」
「どうした?」
「ぅ、えっとね……もう少し、力………入れてもいいよ……?」
「…………東郷。今日はえらく積極的だね」
「あっ、んんっ……! だ、だって、ぇ」
喘ぐ彼女の言葉に甘えて祐樹はその指先に込める力を強める。そんなおねだりをされたら止まれるものも止まれなくなる。まぁ、最初から止まるなんて考えてはいないが。
「あんなに昔の自分が……須美ちゃんが祐樹くんと乱れる光景を見たら、あっ、あっ、私もいっぱいシてほしく、ふっ、くぅん……なっちゃったんだもん」
「だもんって……東郷それはズルいよ。ちゅ、っ……」
「ふゃ……!? み、耳たぶ吸っちゃ────ッ!」
柔らかくて、弾力のある美森のおっぱいを揉み続けながら顔を近づけて耳たぶを吸う。耳元でわざとらしく水音を立てながら指先を彼女のおっぱいの頭頂部に這わせて摘まむ。
そうするとビクン、と艶めいた声を漏らし身体を仰け反らせた。
「んっ、あっ、はぁ、はぁ、祐樹くん……それ、いいっ、気持ちいいッ……!」
「ちゅ、ちゅ……ふぉおかな?」
「はぁ、んっ、あっ、んっ、あ……やんっ」
「やらしいよ東郷。僕と須美のエッチを見て興奮して……おっぱいでこんなに感じちゃうなんて」
「ごめ、ごめんね祐樹くん……あっ、あっ、破廉恥な私で」
「なに言ってるの……むしろそそる。最高だよ?」
美森の艶っぽい声が、祐樹の耳を蕩けさせていた。
(うん、ダメだ、頭がくらくらしてきた)
男の精をくすぐるお香に先ほどまでしていた須美とのセックス。加えて今は美森との触れ合いに頭の奥がびりびりと痺れている感覚に襲われる。
美森もまた想い人に触れられて熱の籠った息を吐き出しながら快楽に耽っている。その象徴に祐樹の指に触れた乳首が硬くなっていることに気が付いた。
「はぁんんんっ!」
ピンと触れたら美森は彼の腕の中でその身を大きく跳ねさせた。エロい。安直にそう考えてしまうほどに今の彼女は乱れている。そんな可愛い反応に、祐樹はもっと弄りたくなる。
くりくり、と両の乳首を擦ってやる。
「やっ、あん、ダメぇっ、そんなに……祐樹くん、くりくりしないで、恥ずかしい……ああん、乳首ダメぇ……ッ」
言葉とは裏腹に、美森は背中を倒して祐樹に身体を預けてくる。祐樹は美森を抱きしめながら、乳首責めを続けていく。
「あっ、あっ、あっ、んんっ。はぁんっ、あっ! そん、なぁ……乳首ばっかり……」
「エッチな東郷が悪い。もっと乱れて────感じてよ」
「やっ、ダメっ、わ、私、感じすぎて……」
感じている美森が可愛い、喘いでいる美森が愛おしい。もっと彼女を感じさせたい、乱れる美森がみたい────祐樹は再び彼女を抱きしめると首筋から耳たぶにかけてその舌を這わした。
「あっ、耳は、やっ、くすぐったい……!」
「ほんとに……? 耳、感じない?」
囁きながらももちろん、おっぱいを揉む手は休めない。
「ああっ、同時に、いっぱい触られたら……わ、私……! 祐樹くん、耳はやぁ……舐めてる音が聞こえる、よぉ」
いやいやするわりには気持ちよさそうだ。祐樹は手のひらに伝わる重量感に酔いしれている。こうすると美森のおっぱいが、大きいのがよりわかるから。
温かくて柔らかくて張りがあるその胸を。
「あんっ、あんっ、んっ、くっ、んんんっ! 祐樹くんおっぱい好きなの……あんっ、心臓のどきどきが止まらないわ。祐樹くんのおかげで」
「じゅる、ちゅ、ちゅぶ……んんっ」
祐樹は美森を背後から、ぎゅっと抱いて耳たぶを甘噛みしていく。次第に感覚が短くなる喘ぎ声。
「祐樹くん、キス……私の口にもキスして、しよ……?」
「………っ!」
濡れた声で美森の方から、祐樹に顔を向けてその唇を奪い取った。
「んっ、ちゅぅ……んっ、んん。はぁ、はぁ、んっ……ちゅっ……祐樹くん、んっ……祐樹くん、祐樹くん……」
舌を積極的に絡ませ、愛欲に濡れた瞳には祐樹しか映されていない。求めてくる愛情に応えるように、祐樹も舌を伸ばして彼女の舌先や口内をまんべんなく愛していく。もちろんその間にも乳首をいじる手は休ませない。
「んんんん~~~! れろっ、ちゅっ、ふぁあ……はぶ。あっ、んっ、ちゅっ……しゅき、祐樹くん、らいしゅき」
「んっ、東郷……好き、大好きだよ……!」
本当は須美とこんな感じにゆっくりと相手をしてあげた方がよかったのかもしれない。でもそれは何度か射精を繰り返したおかげであるが故の思考回路であるためなんとも言えない気持ちにある。
(まあ比べると今の東郷の方が……甘えんぼだから仕方ないか)
過去を知る者からすれば美森がこうなるのも自然なことだ。祐樹は激しいのも好きだが、こうしてイチャイチャと触れ合う行為も好きだから万々歳である。
舌をうねうねと絡ませ、お互いの唾液がくちゅくちゅと水音を立てて交じり合う。興奮値も上がっていき息継ぎを忘れそうになってしまうほどだ。祐樹の股間も痛いほどにそそり立ち、今か今かと待ちわびる獣のように存在を露にしていた。
「じゅる、ちゅ、れろっ、あっ、あっ……手で、してあげる、ね?」
「……っ、ぅ。東郷────っ!」
なんだこれ、と祐樹は視覚、肉体的に刺激が強い光景が広がっていた。深くキスをし彼の手には美森のおっぱいが乗り、美森の手は彼のペニスが彼の好む刺激を与え続けている。出したばかりなのに、程なくして射精感が奥から込み上げてきてしまう。
「くっ、ぅぅ……」
ぴん、と尖った乳首を、強めに指先で擦る。まだ出したくない、まだこの気持ちよさの波に揺れていたい気持ちに従って彼の肉体が勝手に動いていく。
美森も同じ気持ちなのかその手をより悩ましく、激しいものになってきている。祐樹はキスの合間に耳元で何度も好きだと囁き続けた。
「あっ、んっ、はぁんっ、やっ、そんな、やらぁ……イっちゃう、イっちゃうからぁ…!」
「僕も……も、もう────いきそ……」
「うんっ、うんっ! 祐樹くんもイって……いっぱい出して、あっ、あうッ……くぅん」
どんなに我慢したくても限界は訪れる。祐樹は自分が射精する瞬間に、美森の乳首を更に強くこすり上げた。
瞬間────、
────びゅる、びゅく、びゅーー!
祐樹の腰が半ば強制的に浮き上がる。美森もまたぶるっと腰が浮きあがった。熱いものが放たれる中で祐樹は彼女の胸をぎゅっと揉みながら、射精を果たす。
「あっ、あっ、あぁあッーー!」
白濁に濡れ、美森はだらしなく舌先を出しながら同じくして絶頂を果たした。痙攣し、ぴくぴくと跳ねる様は雌としての色香が滲んでいる。
そして触ってもいないのに、指先一つ触れていないのに彼女の下腹部からは愛液が吹き出ていた。
────胸だけで、彼女は達してしまったのだ。
「はぁ、はぁぁーー……あっ、んんっ。祐樹くんの、あちゅい♪」
「くっ、ふっうっ……腰が抜けたかと思った、よ」
「ふふっ♪ 可愛い」
ちゅ、と彼の頬に口づけをするとそこからほんのりと赤く色差していた。照れているのか視線を明後日の方に向けて誤魔化す姿は美森の目からすればとても可愛く見えた。脱力した身体を彼の胸に預けて彼女は自身の指先に残っていた精液を顔に近づけ、
「──れる、れろぉ……は、むぅ。んっ、んっ……ちゅ」
「………エロいな」
「だっふぇ……もったいない、ちゅぅ……ふふっ♪」
クスリ、と薄く口角を上げ舌先で指に残る精液を掬い取って口に含む。見せつけるように舐めとった彼女を見て祐樹はたまらず彼女を押し倒した。
「あっ♪ もう、狼さん?」
「焚き付けたのは東郷でしょ? こうして襲われても文句は言えないね」
「……まだまだ硬いね。祐樹くんってこんなに絶倫だったかしら? ……んんっ」
「それこそ今更だよ。東郷をいっぱい愛せるから願ったり叶ったりかな」
「もうっ♪ ……じゃあ、いっぱい……愛してくれる?」
返答は彼女の口づけで返してあげる。舌を絡ませる濃厚なものではなく、合わせるだけの軽いキス。彼女もすぐに受け入れて目を細めて嬉しそうに彼の唇にあわせていった。
祐樹はキスをしながら彼女の秘裂に指を這わす。熱く濡れそぼったソコはぬらぬらと光り、祐樹のペニスを受け入れたくて手招いているようにも思えた。
「んっ、早く……ちょうだい? 祐樹くんの……あっ、ああっ」
「言われなくても……んっ」
前戯の必要はもうない。お互いの性器を触れ合わせると美森のソコはすぐに彼の肉棒を咥えこむように迎え入れた。ずぷ、ずぷぷとすんなりと挿入されていく中で快楽が祐樹に襲い掛かる。暴力的な快感だ。
「あ、あ、ああぁー…! うっ、やっ、はぁ……んんんっ」
淫靡な音を立てて膣に入り、生温かくてぬめぬめした感触がダイレクトに伝わってくる。ものすごく気持ちがいい。
あっさりと根元まで彼女は祐樹を受け入れた。
「……っ。大丈夫か東郷?」
「うんっ、平気……あっ、んんっ。むしろ良すぎて……あぅ、腰が勝手に動いて、しまうわ♪」
「くっ、ぅ……やばい」
祐樹は美森と身体を重ねるごとに思うことがあった。
(言っちゃなんだけど。東郷とする度に、具合が良くなって……!)
形が自分のモノに変わってくるとか、エッチ慣れしてくるとかそんなレベルではなかった。腰が勝手に震える。
こんな快楽があったのかと言わんばかりの刺激に夢中になってしまう。
「あっ、んっ、くっ、んんっ……んうぅ、やっ、はぁ、はぁぁ……♪ 気持ちいい祐樹くん?」
「あぁ……やばっ、い!」
「んふ、くぅん……良かった、あんっ、あっ……私も、良い、わ」
ぱちゅ、ぱちゅ、と音が響く。しっとりと汗を滲ませ身体をより強く密着させる。そうしてベットのスプリングを軋ませながら腰を打ち付けると彼女はより強く喘いだ。
「もっ……ダメ。一回
「うん、あっ、あっ。
連続で射精しているためか絶頂の感覚が短い。しかしその吐き出される精は変わらず……どころかより濃くペニスから放たれていく。
打ち付けられるような精の波を美森は自らの子宮で受け止める。
「んっ、くぅぅ……すごい量♪ 溢れてきちゃう」
「はっ、はっ、あぁ……東郷、とう、ごうッ!」
「ひゃ、やん、はぁ、祐樹、くん?」
射精が終わりきる前に彼の腰が再び動き出す。結合部の隙間から愛液と精液が混じった液が溢れ、潤滑油の役割を果たした。
「止まらない……はぁ、はぁ…もう、東郷」
「やっ、あっ、んっ、んっ、あん、あぁ……熱い、お腹が熱いよ祐樹くん♪ いいよ、私をめちゃくちゃにして?」
水音は濁音となって室内に木霊する────。
◇
鷲尾須美はふと意識を取り戻す。
「…………んっ、あっ」
目を覚ました直後に襲ってきたのは快楽の余韻。そのなかに少しだけ破瓜の痛みが覗くがそれ以上に想い人とこうして肌を重ね合わせることに嬉しさが勝った。どうやらあの後すぐに意識をしなってしまったようで身体を丸めていることに気が付いた須美は起き上がろうとして、そして驚かされた。
「────えっ?」
鷲尾須美は見た。ベットにはまるで水の入ったコップをぶちまけたような惨状になっており、しかしその上には須美だけが寝ていた。
ばちゅ、ばちゅと水と肉打つ音が耳に届く。音の出どころはすぐに把握できた。それもそのはず、起き上がった先の視界にすぐ捉えることができたから。
「あ”っ、あっ、も、もう子宮に入りきらない、わ祐樹くん……んん”っ?!」
「まだ……まだっ収まらないんだ。ごめ、ごめんっ東郷────
「やぁ、あ、あぁあぁー?!!」
「祐樹さん、東郷、さん……?」
鷲尾須美は見た。部屋の壁に手をついて後ろから突き貫かれている東郷美森の姿を。そしてその人に容赦なく腰を打ち付ける高嶋祐樹の姿を。
二人の立つ床はなんかもう凄いことになっていた。水道管が破裂したと言われた方がまだ信じられるほどの体液。それは祐樹の精液と美森の愛液だと推測するにはたやすいがこれはあまりにも……と絶句している中で祐樹はもう何度目か分からない射精を美森に吐き出していた。
「ふぅー……あっ、う。お腹あちゅい♪ 素敵よ祐樹くん♡」
「東郷……僕、まだ」
「うん♪ でもまずはお掃除させて────んちゅ、じゅるぅ」
「う、ぁ……!」
美森の膣から抜き出された肉棒を今度は口で咥えこむ。『お掃除』とは彼女は言ったがその勢いは更に射精させようと蠢いていた。
搾乳される乳牛のように、肉棒を扱けば白濁液がぴゅるぴゅる出てくる。もはや水分補給と言われてもおかしくない美森は出される精液を躊躇わずに飲んでいく。その瞳の奥にはハートマークが描かれているように……見えなくもなかった。
「と、東郷さん! この惨状は一体どうしたんですか!? いえ、なんとなく状況を見ればわかりますが」
「んぶ……ぷあっ、はぁ、んっ……須美ちゃん目が覚めたのね。ちょっと祐樹くんの性欲を甘く見ていたから手伝って欲しいのだけど」
「え、えっと……?」
「須美……? すみぃ……コフー……コフーっ」
「あ、あの祐樹さん? なんか目が血走ってて怖いんですが……えっと東郷さん?」
「私はちょっと休憩させてもらうわね……んっ、イきすぎてちょっと腰が抜けちゃって……はふぅ♪」
「ああ、ああの!? ちょ────きゃあ?!」
満足顔でその場でビクビク倒れ込む美森を余所に須美はいつのまにか接近されていた祐樹によって押し倒されていた。
「須美……治まらないんだ。頼めるか?」
「えっとその……嫌ではないんですが、ちょっと冷静になられた方がよろしいかと……ひゃ、あっ♪」
「愛してる、須美」
「わ、私も愛しています。ですが、その……もう出口は開かれているのでは……んむっ、ちゅ……れう」
そう、鷲尾須美は見た。何もないと思われた一室に扉が出現していたのだ。ベットから対面に位置する場所に。
きっと最初に見た『指令』が果たされたのだ。だから扉が出現した。
しかしそれは美森も把握していたこと。でも今はこのままはい脱出というわけにはいかなかった。
「んちゅ、はっ、あっ……祐樹さん」
彼の暴走を止めなければならない。少なくとも正気を保てるぐらいには相手をしないと外に居る仲間たちにまで影響が及びかねない。
いや、彼女たちならむしろばっちこいなのかもしれないが、そこはなんとなく……ほんのちょっとの独占欲が鎌首をもたげた須美……と美森。きっとこうして独占できる場面はそう多くないはずだ。
────だったら。
「────いっぱい私たちを愛してください祐樹さん。私と東郷さんがすべて受け止めてあげます。んっ……」
今だけ…………。
────
───
──
─
結果として三人は部屋から出ることはできた。救出に駆けつけてくれた結城友奈たちは部屋の状態に驚いていたが、ベットに横たわる全裸の三人を見てすぐにその心中を理解できた。というか誰が見ても否応なしに理解してしまうだろう。
なぜなら────なぜならば祐樹の両腕に抱き着いて眠る二人の少女の幸せそうな顔と言ったら拍子抜けしてしまうほどだったのだから。
「んんっ~~はふぅ♪」
「祐樹くん♪ ふふっ……」
「こらまた幸せそうに寝てるわこの子ら。友奈手伝って」
「はい風先輩! それにしても東郷さんと須美ちゃんとっても幸せそうだね♪」
「この部屋の惨状を見てそう言えるのは友奈ぐらいだわね。にしたって……祐、あんたどんだけ出したのよまったく」
「祐くんだからっ!」
「夏凜がいたらもれなくツッコミが入ってる一言をありがとう友奈」
結局赤嶺友奈はなにが目的だったのか。犬吠埼風は最後まで答えを出すことが出来なかった────。