先に絶頂から下りてきたのは、私の方だった。依然としてビクビクと痙攣し続けるヒナタを抱き締めながら、膣内で射精されている感覚を味わう。
──ヒナタ、可愛いなぁ。
ヒナタは整った顔を桜色に上気させ、切なげに目を潤ませていた。私の膣で気持ちよくなってくれていることを実感し、自然と顔がにやけてしまう。
さっき、ヒナタは私のことが好きだと言っていた。ということは、私達はやっぱり両思いだったわけだ。
しかもお互いに告白しあって、セックスだってした。これはもう、付き合ってると言っても良いのでは⋯⋯?
胸の奥がきゅんきゅんして、喜びで一杯になる。
嬉しかった。
とにかく、嬉しかった。
もう二度と手に入らないと思っていた“幸せ”が全身を優しく包み込む。それを少しでもヒナタと共有したくて、額にそっとキスをする。
ヒナタは「ひゃん♥️」と声を漏らしながら、ふるふると身体を震えさせた。
その拍子に、にゅぽんと音を立てながら肉棒が抜け、膣口から精液が流れ出した。
「あ⋯⋯」
私の中から精液が漏れ出ていくのがなんとなく勿体なくて、溢れた分を指で掬って口へと運ぶ。
すると、とろとろとした粘液が舌に絡み付き、優しい甘さが口の中に広がった。
「甘くて、おいしいです」
驚いたようなヒナタの視線を受け、私は感想を述べる。
看守の苦くて青臭いやつとは違って、ヒナタの精液はおいしかった。とても淫らで、脳を痺れさせるような甘い味。
おんなじ精液なのに、どうしてここまで違うんだろう。
そんなことを考えながら精液をペロペロと舐めていたら、突然ヒナタが悶えるような声を出す。
「~~~っっ!♥️♥️」
不思議に思ってヒナタの顔を除き込むと、ただでさえ紅潮していた頬を更に真っ赤に染めていた。恥ずかしそうに目を泳がせながら、息がハァハァと上がっている。
もしかして、私が精液を舐めとっているのを見てイっちゃったのだろうか。だとしたら、すごい嬉しい。
ヒナタが私で興奮してくれていると思うだけで、私まで絶頂しそうになる。
そうだ。フェラとかしたら喜んでくれるかな。
看守の場合だと、射精した後に舌で肉棒を掃除すると機嫌が良くなった。
ヒナタにもしてあげようかな。
脱力しているヒナタの肩を押し、身体の位置を入れ換える。一番始めと同じように、私が上でヒナタが下になるような体勢だ。
そしてそのままヒナタの股の間で跪き、精液まみれの肉棒に舌を這わせた。
「んうぅ♥️ あり、あ⋯⋯?」
驚いたような矯声。
ヒナタは目を見開いて、戸惑うように、それでいて何かを期待するようにこちらを見ていた。
それがとても可愛らしくて、私の中でイタズラ心が顔を出す。
さっきまではヒナタに責められっぱなしだったのだ。今度は私がヒナタを責める番だ。
私は魔女牢で習得した技術を総動員した。
ゆっくりと竿をシゴきつつ、亀頭を咥えて尿道に残っていた精液を吸い出す。
ヒナタは「んぁああ♥️」と喘ぎ、気持ち良さそうに腰を跳ねさせた。
──ヒナタの声、もっと聞きたい。
その一心で、私はヒナタのカリ裏を舐め上げ、裏筋を優しく擦る。淫猥な香りが嗅覚を刺激し、自分が昂って来たのを感じた。
「ひうっ! ふぅぅ⋯⋯♥️ だ、だめっ⋯⋯はぁああ!♥️」
私の舌の動きに合わせて、ヒナタは矯声を上げる。それはさながら最高級の楽器のようだった。
優しくしゃぶれば吐息を漏らし、甘噛みすると悲鳴を上げる。ねっとり舐めればビクビク震え、しつこく焦らすと切なげに鳴く。
肉棒がカウパーと唾液でネトネトになるにつれ、ヒナタの口調はより甘く、より媚びたものになっていった。時折私の名前を叫びながら、ヒナタはゆっくりと絶頂への階段を登っている。
「ああっ♥️ だめ、ありあっ⋯⋯んぁああ!♥️ イクッ、イっちゃうからぁ!♥️」
快楽に染まったような声。
そこに余裕の色はなく、あるのは蕩けるように淫靡な喘ぎだけ。あまりに可愛らしくて、嗜虐的な興奮が生まれる。奉仕の喜びに身を昂らせながら、私は射精に備えて肉棒を深く咥えた。
そして、ついにその時は来た。
ヒナタは腰を大きく痙攣させながら、叫ぶ。
「ありあッ♥️ やぁああ!! イクッ、イっちゃう!♥️ イっちゃぅぅううううう!!♥️♥️」
「んむぅうッ! んく、んくぅ♥️」
ドピュドピュ、と予想を遥かに越える勢いで精液が放出され、口内を蹂躙する。
指で掬ったときとは格が違う、濃厚でこってりとした精液。舌を粘質な甘さが包み込み、むせ返るような淫臭が鼻腔を駆け抜ける。
射精が激しかったせいで、思わず精液が口から溢れそうになった。けれど、ヒナタの精子を一滴足りとも零したくなくて、私は必死に粘液を嚥下する。
ドロドロとした精液が喉に絡み付く。
喉奥を犯されるような感覚に、身体は熱く火照った。ゴクンと音を立てながら、ヒナタの精液を胃に落とし込む。
──ヒナタの精子、すごい⋯⋯♥️
ヒナタの子種を飲んでいる。
その事実に、興奮が止まらない。
秘所が淫蜜で洪水を起こし、精臭で頭がボーっとする。
暫くすると、ヒナタの射精が止まった。
精液が零れる恐れが無くなり、落ち着いて味わうだけの余裕が出てきた。
ねばっこい子種をゆっくり噛むと、くちゃくちゃと下品な液音。口の中を撫で回される錯覚がして、背筋に甘い震えが走る。
「だ、大丈夫? 吐き出してもいいんだよ⋯⋯?」
ヒナタが心配そうな顔で言葉をかけてきた。
でも、私に『精液を口から出す』という選択肢はない。ヒナタの気遣いは嬉しいけれど、そんな勿体無いこと出来る筈がないのだ。
精液を全て飲み込み、私は小さく言った
「足りないです」
「⋯⋯え?」
「もっと⋯⋯もっと、欲しいです」
ヒナタが驚いている。
あれ?
もしかして今、相当アブノーマルなこと言っちゃった?
おかしいな。
別に私は特殊性癖とか持ってなかったと思うんだけど。
どうしよう⋯⋯。
ヒナタ、引いたかな。
「だめ、ですか?」
言い知れぬ不安が募り、ヒナタの顔を見上げる。
すると、ヒナタは首をブンブンと勢いよく左右に振った。
「い、いや、 全然だめじゃないよ! わたしも、アリアが飲んでくれて凄い嬉しい!」
「⋯⋯そう、ですか。よかったぁ」
ヒナタはこんな私でも受け入れてくれるみたいだ。自然と口元が緩んで、「えへへ♥️」とだらしない笑みが浮かんだ。
それを見て、ヒナタが口を開く。
「⋯⋯アリアは、本当にわたしでいいの?」
声に宿るのは、疑念と不安、そして期待。
表情は固く、真剣だ。おそらく、これが最後の確認なのだろう。私が本当にヒナタのことが好きなのか。そして、本当にヒナタに着いていくのか。
そんなの、答えは決まっている。
勿論、着いていく。当たり前だ。例え天地がひっくり返っても、私の思いは変わらない。
「私は、ヒナタじゃないと駄目です」
ありったけの思いをぶつけようとしたけど、口から出てきた言葉は短かった。けれどそれも当然かもしれない。もう口では散々伝えたのだ。後は態度で示すだけ。
「ヒナタ、愛してます」
起き上がっていたヒナタに近づき、もう一度押し倒した。足を絡ませ、手を繋ぎ、顔を近づける。
「また、気持ちよくしてあげますからね」
体温を馴染ませるように身体を密着させると、ヒナタの表情がトロンと緩んだ。
私の愛を、ヒナタに思い知らせてあげよう。
さあ、第二ラウンドだ。
今度はどうやって責めようかな⋯⋯。
私はフェラや手コキに自信があるし、騎乗位だって得意だ。
その上、前世の先輩、“AV博士”から言葉攻めだって教わっている。
Mっ気のあるヒナタをアンアン言わせることなど、お茶の子さいさいだ。
よし、今度は手コキをしながら言葉責めしてあげよう。
ヒナタの弱点を見つけて、虐めまくってやる。
そう思い、鼻息を荒くしながらヒナタの肉棒を握る。頭の中は『ヒナタを弄んでトロトロにしたい』という欲望で一杯だ。
私は嗜虐的な笑みを隠しもせず、肉棒をゆっくりとシゴきあげようとして────
「うにゃあああッ!?♥️」
突然しっぽを握られ、身体が弓なりに反ってしまう。口から情けない悲鳴が出た。
「責めるのは、わたしの役目だよ」
甘ったるくて、艶のある声。
顔を上げると、そこには淫魔のように蠱惑的な表情をしたヒナタがいた。
私をイかせまくったときの、あの表情だ。
「アリアは何もしなくていいからね。たっぷり可愛がってあげる」
「ふぁ♥️ だ、だめっ⋯⋯! ひな、にゃううんッ♥️」
しっぽを優しく擦られ、はしたなく悶える。ヒナタに抱き締められながら、身体が制御不能に震えた。
ヒナタの指の動きに合わせて、痺れるような淫悦がしっぽを襲う。自分の声とは思えない、雌猫のように甘い声が部屋に響いた。
気持ちいい。
ヒナタにしっぽを触られるのは、とっても心地が良い。自分の心をヒナタに委ねているような気持ちになって、胸がキュンとする。
抗いがたい悦楽に、うっとりとしてしまう。
でも、私は流されるわけにはいかない。
セックスのときは、私が責めたい。
「んぅぅ♥️ うあっ、やぁ♥️ やめぇぇッ!♥️ 」
「アリア、かわいいよ。もっとアリアの声聞かせて♥️」
負けるな、私。
頑張れ、私。
なんとか主導権を取り戻すんだ。
快楽で目の前は真っ白。
気持ち良すぎて、翻弄されっぱなし。
言葉で思考を蝕まれ、指でしっぽを弄られ、快楽に溺れる。
このままじゃ駄目だと、私は無我夢中でヒナタの耳に噛みついた。
「きゃあっ♥️ ちょ、アリア!?」
「んむぅぅ! れろっ、あむぅ♥️」
柔らかな耳朶を舌で転がし、唇でフニフニと刺激する。ヒナタの耳はとっても美味しくて、唾液を馴染ませながらねっとりと味わう。
「ひゃん、ふわぁぁ♥️ だめっ⋯⋯わたしがぁ! せめる、のぉ♥️」
「むぁあッ! あぁ⋯⋯♥️ はむぅ、むぅん♥️」
しっぽの性感に耐えながら、無心で耳を甘噛みする。
幸運にも、ヒナタの耳は性感帯みたいだ。
とても愛撫とは言えない、むしゃぶりつくような耳舐めにも、ヒナタは蕩けるような声を漏らす。
けれど、ヒナタの責めが止まったわけではない。快楽に耐えながら、私への攻撃を続けている。
ヒナタはしっぽを擦る左手はそのままに、右手で私の背筋を撫でた。ゾワゾワとした感覚が走り抜け、思わず唇を耳から離してしまう。
「はぁん♥️ ちょ、それ♥️ はんそ、くぅぅ♥️♥️」
「背中でも感じちゃうなんて、アリアは変態だね」
「~~~ッ♥️ へ、へんたいじゃ──」
「変態だよ? アリアは、全身が弱点まみれのエッチな女の子なんだもん」
「ひゃぁぁ♥️♥️ みみ、だめぇぇ!」
私の攻撃が止まった隙に、今度はヒナタが私の猫耳を嬲る。いじわるな言葉を囁かれ、羞恥心が胸に広がった。顔が燃えるように熱くなり、視界が潤んでぐずぐずになる。
このままだと、ヤバい。
誰だ、ヒナタがMとか言ったやつ。
全然違うじゃん。絶対Sじゃん。
言葉責めも出来るとか、完全なドSじゃん!
ああ、ヤバい。
ヒナタに虐められるの、気持ちいい。
「変態」って言われる度に、小さな罪悪感と、大きな興奮が胸を焦がす。
これじゃ、またヒナタに負けちゃう。
ぐちゃぐちゃにされて、情けない姿を見られちゃう。
逃げなきゃ。
なんとかして、ヒナタの上から抜け出さなきゃ⋯⋯!
どうにかして逃げ出そうと、体をくねくねとよじる。
しかし、そんな抵抗は無意味だった。
ヒナタは、私をギュっと抱き締めて、決して離そうとはしない。
その上、相変わらずしっぽへの愛撫を続けながら、私を更に追い詰めるために猫耳を「はむっ」と咥えた。
「あぅう♥️ やぁぁ、やぁああ!♥️♥️ 」
「あむぅ、ちゅるる⋯⋯♥️」
「にゃああああああ!!♥️♥️♥️」
──耳の穴、舐めちゃだめぇぇ!!!
目の奥がチカチカする。
明滅する視界の先で、ヒナタの欲情が高まっていく気配がした。
肉棒を私の秘所に押し当て、素股のように擦りつける。
「ああっ♥️ はぁん♥️ だめっ、だめへぇぇぇ♥️♥️」
「ちゅるっ♥️ ちゅるる、れろ⋯⋯ぷはっ。アリア、気持ちいい⋯⋯?」
聞かないで。
今の私に、そんな質問しないで。
そんなこと聞かれたら、正直に答えてしまう。
ヒナタに、感じてるってバレてしまう。
「きもち、いいですぅ♥️ からだ、あつくてっ♥️ あたまっ、しびれてっ♥️ すごいよぉぉ!」
あ⋯⋯♥️
言っちゃった。
ヒナタに、私が感じてるって言っちゃった。
私は、全身弱点だらけの、エッチな変態だって伝えちゃった。
ああ、ヤバい。
このままじゃ、もっと責められる。
全身の弱いところ、もっともっと虐められる。
私が喜んでるってバレちゃったから、今までよりも更に激しく弄ばれてしまう♥️
主導権、完全に取り返せなくなって⋯⋯!
ヒナタに、
「あぁああっ♥️ らめ、いくッ! いっちゃうのぉぉ♥️」
「いいよ、イって! 私の腕の中で、思いっきりイっちゃって♥️♥️」
「いくっ♥️ いっくぅぅぅううう゛!!♥️♥️♥️」
力の全てを振り絞り、ヒナタにしがみつく。
頭の中がお日さまでいっぱい。
あつくて、はげしくて、おっきい。
脳ミソが熱で溶かされ、飽和した快楽が矯声となって止めどなく流れる。
淫虐の波が思考を呑み込み、巨大な渦と化す。
なにも、考えられない。
気持ちよすぎる。
ああ、すごい。
しあわせ♥️
⋯⋯でも。
でも、でも!
次は絶対、私が責めてやるんだから!