どうやら昨日は犯されている最中に気絶してしまったらしい。まだ体に疲労が残っているのを感じながら、を私は目を覚ました。
私が地下牢に閉じ込められてからというもの、あの看守は毎晩私のところへやってくる。
彼が私を抱く時間は毎回大体同じで、体感だと3時間程度。おそらく夜の11時から2時くらいまでだと思う。
時計もなく、日光の差す窓もないここでは彼だけが私に時間の流れを感じさせてくれる。
悔しいけど、あの看守が来なかったら私は5日もしないうちに狂ってしまっていたと思う。
ここには私以外誰もいない。アイツだけが私に外の世界を感じさせる唯一の存在なのだ。
食事は一日に一食だけ。それも、看守が夜這いに来るときについでに持ってくる小さな黒パンだけだ。
今日も私が気絶していた場所のすぐ脇にパンと水の入った器が置いてあった。
これで今日も一日乗りきらなければならない。
固い黒パンをかじりながら、改めて檻の中を見渡す。 この檻の何がスゴいって、何もないことだと思う。
まずトイレがない。
経費削減のためなのか、それともこれも一種の拷問なのか。
地下に連れていかれるときに、まず私はお尻に小さなスライムを挿れられた。なんでも、これがお腹の中の排泄物を吸収するのだという。
別に日常生活で何か違和感を感じることはないのだが、自分の体内に魔物がいるのはなんとなく落ち着かない。
次に、ベッドがない。
これはシンプルだ。
冷たい石の床で寝ろと言うことらしい。普通に辛い。
さらに衣類がない。
看守は、囚人に服なんて高尚なものは必要ないと判断したらしい。それかセックスするときに邪魔だから用意しなかったか。
別にここにくるのは看守だけなので必要ないっちゃ必要ないのだけど、自分の人としての権利を否定されているようで何となく悲しくなる。
そして一番大事な事なのだが、この檻にはシャワーがない。もちろん風呂も。
要するに、身体が洗えない。何度も言うが、私は毎晩犯されているのだ。毎日精液まみれになってるといっても過言ではない。
一応毎回看守に洗浄魔法をかけられているので見かけ上は普通なのだが、正直きつい。洗浄魔法は体についている汚れを消す魔法なのだが、元日本人としてはせめて水を使って体を洗いたいところだ。
◆
私が起きてから大分時間がたち、そろそろ夜になったと思われるころ。檻の外から足音が聞こえてきた。
ここにくる人間など一人しかいない。あの看守だ。
「おい、今日も来てやったぜ? 嬉しいだろ」
相変わらず下卑た視線を体に這わせてくる看守に、思わず両手で少しでも肌を隠そうとする。服を着ていないせいで看守からは私の全てが丸見えだ。
「別に今さらだろうが。何恥ずかしがってんだ」
私は何も答えない。答えたくない。
視界の端で、自分の白いしっぽが不安げに揺れているのが見える。看守は檻に入り、遠慮なく私に近づいてきてズボンのベルトを緩める。
「舐めろ」
ズボンを下ろした看守に髪を掴まれ、顔を男性器に近づけさせられる。
太く黒ずんでいるそれは、触らなくても熱を持っていることがわかるほど大きくなっていた。大きさは大体15㎝ほどだろうか。
私は仕方なく裏筋から舌を這わせる。男だけが持つ独特の匂いが鼻をつき、少ししょっぱさのある味が舌を刺激する。
「フン。そんなんじゃいつまでたっても終わらねぇぞ」
自然と上目遣いになりながら看守の顔を見ると、苛立ったような表情がそこにはあった。
まずい。今日は何やら不機嫌らしい。
亀頭を咥え、両手を使って肉棒を掴む。
ここでイッてもらえれば後で楽になるが、逆にここで精液を出させないと辛い目にあう。しかもただでさえ今日は機嫌が悪いのだ。いつもより乱暴にされるかもしれない。
私は口と手で必死に肉棒を刺激する。
「もっと顎使えって何回言ったら分かるんだよてめぇはよぉ!!」
「ぅあッ! 」
看守が腕を振り被ったかと思うと、頬に鋭い痛みが走る。どうやら殴られたらしい。
「勇者の野郎、調子のりやがって! ムカつくなぁオイ!!」
「かはッ!」
今度は腹に衝撃がくる。蹴られたようだ。肺から空気が押し出され、激痛でうずくまる。
どうやら余程嫌なことがあったらしい。彼は私を見ているようで見ていない。他の誰かに対する怒りが暴力となって私を襲う。よくあることだ。
「おら、マンコ出せ淫乱がぁ!」
お腹を抱えて横たわる私を転がしてうつ伏せにし、しっぽを引っ張って腰を高く上げさせる。寝転んだ状態で看守にお尻だけつき出すような体勢だ。
看守は自分の唾を私の秘所にかけ、肉棒をあてがう。
「ま、まって。 まだ濡れてなッ──!?」
「口答えすんじゃねぇ!!」
唾を少しかけただけの膣に熱湯をかけられたような苦痛を感じる。
「ひぎぃッ!!」
快感も何ない、私を苦しめるためだけのセックス。彼もこれじゃ気持ちよくないだろうに、何かに取り憑かれたように腰を動かしてくる。
「オラ、オラ、オラァ! そんなに気持ちいいかよ、うぅッ!」
「ああッ! うぎッ、いああ!」
──痛い。
──痛いよ。
彼の怒りが込められたピストンに、私の身体が悲鳴を上げている。防衛本能ゆえか、秘所が急激に濡れてくるのを感じる。
「はははっ、もう濡れてんのかよ。やっぱホント淫乱だな、お前」
「あうぅ、くあッ、いやぁ⋯⋯」
濡れ始めたことで私が感じていると勘違いしたのだろう。看守の動きが乱暴なものから、私に快感を与えるようなねちっこい動きに変わる。
棒を奥に突き入れ、そのままぐりぐりと子宮口の辺りを押されたのがわかった。
「ひゃあッ!?♥️ んううぅ! そ、それっだめえぇ♥️♥️」
「奥が良いんだろ? 分かってんだよ!」
でも、濡れ始めた私には確かにそれは快感で。
自分の口からでる声が少しずつ艶を帯びてくるのがどうしようもなく惨めだった。
腰の奥から上ってくる刺激を少しでも隠そうと、私は自分の人差し指を咥えた。
「んうぅッ♥️、んんッ⋯⋯むうう♥️ 」
「声が押さえてんじゃねぇよ。てめぇが淫乱なのは分かってんだよバカが!」
看守の平手打ちがお尻に落ちて、パァンっという高い音が石壁に響く。しかし毎日のように強姦されている私の身体には、その痛みが被虐の悦びに変わる。
「叩かれて締まりがよくなるとか、マジで肉便器だよお前」
「んああッ♥️⋯⋯ひうぅッ♥️」
私を嘲るように呟く看守は、今度は二回お尻を叩く。それに答えるかのように私も同じ数だけ悲鳴をあげる。看守はどう叩いたら私が快感を感じるか分かっていて、わざと大きな音をたてるように手の平を打つ。
されるがままになっている自分が嫌になる。
「もしかして俺に犯されたくって自分から捕まったのか? 。じゃなきゃこんな悦ぶわけねぇよな!」
「そんなわけ、ないッ⋯⋯くああああ!!♥️♥️」
しっぽが強く握り潰される。
意識が遠くなるような刺激。耐えられない。
「まだまだ終わりじゃねぇぞ、オラァッ!」
「ひゃあんッ⋯⋯♥️ もう、むりぃぃッ!♥️────っはあぁぁぁぁぁ!!♥️♥️」
絶頂。
頬を床につけ、しっぽを握られ、お尻を叩かれながら。子宮を突かれ、罵られながら。
背中が自然と反って、腰がびくびくっと連続して痙攣する。あたまが真っ白になり、何も考えられない。
「まだへばってんじゃねぇよ!」
どこか遠くで聞こえる看守の声。
チカチカする視界の中、今夜はまだ始まったばかりなことに恐怖しながら私は失神した。