※この作品はR-18です。

戦友の艦隊   作:龍胆龍義

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Organize The Fleets.1 休日の未明

Organize The Fleets.1 休日の未明

 

「……んぁ?」

 

 提督は目を覚ました。

 右腕か左腕、あるいは両腕への重みや密着感で目覚めるのはいつものこと。

 だが、今日は胸もとも、なぜかくすぐったい。

 

「あー、提督、おはよう。目ぇ覚めた?」

 

 気だるげな声で北上が、気だるそうにあいさつしてくる。

 彼女は左手を提督の、そこそこ軍人らしい胸板に、てきとーにはわせていて。

 

「男の人の胸ってさ、なんか安らぐんだよねー、こーしてると」

 

 提督の左肩に頬ずりしながら、肉体の輪郭をなぞるような左手。

 北上の、黒髪の香気。

 

 提督は反射的に、その肢体を抱き寄せる。

 左腕の内側にいた北上はたやすく抱擁され、その唇も難なく吸い取られる。

 

「ん、」

 

 (おす)としての本能が、女体を求めていた。

 それを知ってか知らずか、口内をいいようにねぶられつつも北上は、提督の逸物を捕捉する。

 

「もー、ゆうべあんだけしといて、朝になったらこれ?」

「……生理現象だっつーの。前にも言ったろ?」

 

 胸板にのった北上、その尻房を無造作にもみしだきながら、提督はあくび混じりにこたえる。

 

「いいよ~別にー。私だって、提督と艦娘がこうするわけは、わかってるし」

 

 やおら半身を起こす北上。

 毛布がはだけ、軽巡のしなやかなラインが、カーテン越しの陽光に浮かび上がって。

 屹立をなでさすっていた手が、その狙いをつけさせた。

 

 くちゅ。

 

 ふたりの下半身からの、濡れた音。

 北上は提督の感触を楽しむかのように、腰をゆすっている。

 砲身が、北上の体液に、ぬれていく。

 

「――必要性だけか?」

 

 提督も、起伏にとぼしいが女性らしいボディラインを、しっかりとなぞってやる。

 くびれも、しなやかなへそまわりも、Bカップ未満の乳房も。

 その肌はとても心地よく、眠気さえ解消させていくよう。

 

「ん、何?」

 

 目を閉じたまま、湿っぽい吐息で応じる艦娘。

 

「お前が俺とこうするのは、必要性だけじゃないだろ?」

「さぁー、どーでしょーねぇ?」

 

 口もとを皮肉っぽく笑わせて、北上は腰を落としてきた。

 

 

 

「ぅん、はぁ……っ!」

 

 やや大きめに息を吐いて、北上は身を震わせる。

 尻も太ももも提督に密着させ、両手は胸をおおう提督の掌を押さえ込み、

 

「やっぱコレ、痺れるねぇ。痺れるくらい、いいねぇ」

 

 しばらくそうしていたが、北上の方から、尻を揺らめかせてきた。

 

「いいよー提督、私も提督を楽しむからさぁ、提督も私をたっぷり味わってよ、ゆうべみたいにさ」

 

 その言葉が終わらぬうちに、ふたりとも動きが速くなる。

 男は突き上げ、女は受け入れつつ前後にも腰を振る。

 

「ぁうっんっ!」

 

 提督が、北上の弱いところを射抜く。

 

「あはっ、声、出ちゃうっ。大井っちに聞かれちゃうよぉ」

 

 途端に、提督の動きが弱まる。

 

「んんん、提督ぅ、どーしたのさ?」

 

 物足りなげに、全身で駄々をこねる北上。

 提督は思い出した。ゆうべは、北上だけでなく大井ともまぐわったのを。

 

「……大井っちなら、んっ、そこで寝てるよ?」

 

 北上の視線は、提督の左側。

 まだ毛布にくるまったまま、球磨型4番艦は、静かな寝息をたてている。

 

 はっきりと思い出した。

 3Pのあと、北上を真ん中にした「川の字」で眠ったことを。

 

「……大丈夫なのか?」

 

 北上をめぐって、大井はやたらと提督に嫉妬を燃え上がらせる。

 それは、3人がこういう関係になってからでも、ほとんど変わってないように、提督には思えた。

 

「心配ないよー?」

 

 提督を受け入れたまま、北上は身を預けてくる。

 

「あの呼吸のテンポ、深い眠りですぐには起きないからさ」

 

 言われてみれば確かに、ゆっくりと深い熟睡時のリズムで、大井の上半身は動いている。

 

「だからさー、んっ」

 

 わざとだろう、派手に腰を揺らしてくる北上。

 

「だからー、今だけ。今だけは、ふたりで楽しもうよ?」

 

 だったら、問題はない。

 提督は、思いっきり突き上げることで、それにこたえるのだった。

 

 

 

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