Organize The Fleets.4 休日の、朝の脱衣所
「――へくしっ!」
廊下にひびく、大きなくしゃみ。
(春もなかばだけど、まだ早朝は寒いんだなぁ……)
金剛たち4人を私室にのこし、提督はシャワールームに向かう。
この鎮守府の司令官用の官舎は、さほど広くない。
広くないが、設備は比較的あたらしく、そこそこ充実していた。
だから、提督以外にも、使いたがる艦娘がいるのもいつものこと。
ふたつの影を見かけた提督は、気さくにあいさつする。
「おはよう、長良、鬼怒」
ふたりもすぐに振り返り、
「あ、おはようございます、司令官!」
「提督、おはようございます!」
元気にあいさつを返してくる。
長良はジャージにブルマ、鬼怒も体操服。
ふたりとも、タオルや手ぬぐいで汗をふいている。
「朝のトレーニングか? 休暇中なのに感心だな」
提督がほめてやれば。
「はいっ! 今朝の走り込み、終わりました。ふたりで鎮守府を3周、してきたんですよ!」
素直によろこぶ長良。
一方、鬼怒は、
「トレーニングのあとはお風呂だよねっ♪ 提督も一緒にシャワー浴びちゃう?」
冗談めかした言いぶりだが、頬がちょっと赤い。
「ちょ、ちょっと鬼怒」
あわてる長良。
「いいでしょ別に。ここのシャワー使おうって言ったの、長良姉さんだよ?」
「だ、だから、それはそうだけど、そうじゃなくてぇ!」
長良、顔真っ赤。
「こういう初心っぽさも、長良姉さんのパナイかわいらしさだよね、ねえ提督♪」
いきなり水を向けられ、
「あ、ああ」
と気のない返事をしてしまう提督。
「し、司令官もあきれてるじゃない!」
長良は抵抗するが。
「そんなことないよ? ほら、ちゃんと見ようよ、アレ」
鬼怒が指さすのは、提督の下半身。
臨戦態勢の巨砲身が、浴衣のすきまからはみ出していた。
「ああーーもうっ! 見ないようにしてたのにっ!」
そっぽ向く長良。耳たぶまで赤くなってる。
裸に浴衣を羽織っただけで帯は結んでおらず、足下はサンダル。
こんなかっこうでは、股間がちらちら見えてしまうのは当たり前だった。
「司令官、ここは官舎ですよっ!? そんなかっこう、いいんですかっ!?」
長良、さらなる抵抗。
「忘れたのか長良。俺の私室区域だけ、軍法を適用しないエリアになってることを」
提督が艦娘と深い関係を結ぶようになってから、官舎の提督私室エリアだけは、一般の家屋とおなじあつかいだった。
一般家屋だから、軍法も鎮守府の規律も、関係なかった。
「長良姉さんが知らないわけないよね♪ この通達がきたときの秘書艦、長良姉さんだったもの。だいたい、提督に会いたくないなら、艦娘兵舎のを使えばいいわけだし」
鬼怒が、容赦なくとどめをさす。
「う、ううう~~~、し、知らないっ!」
「おっと」
逃げだそうとする長良の腕を、提督がすばやくつかむ。
そのまま抱き寄せて、うつむく額にやさしくキスしてやる。
「ごめんな、照れる長良がかわいいから、つい」
「……」
うつむいたまま、背に両腕をまわしてくる長良。
「
思いっきりつねられた。
鍛えてあるから、指先だけでもけっこう痛い。
「さあさあ、はやく行こうよ! 体、冷えちゃうよ♪」
鬼怒が、提督と長良、ふたりの背中を押した。
脱衣所にはいっても、提督はすぐに浴衣をぬぐようなことはしない。
「部屋着はどの引き出しだっけ? 新しい浴衣とバスタオルは……?」
などと、わざとモタモタする。
「ほらほら長良姉さん、提督が気を使ってるうちに、はやく脱いじゃおうよ♪」
自分は手早く下着姿になって、鬼怒は長良が脱ぐのを手伝おうとする。
「わかったから、そんなに急かさないでよ、もう……」
やむをえず上着を脱ぎ始める長良。
その時、ちらりと様子をうかがった提督は、長良と目があってしまう。
「し、司令官、こっち見ないで!」
完全に向こう側を向く1番艦。
「あ、あれ? ぬけない?」
が、あせったせいか、袖がひっかかったようで、あわてている。
提督が振り返れば、左右に上下に、長良のブルマが、もぞもぞふりふり。
提督は距離を瞬時につめた。
その手と、長良のお尻の間隔もゼロに。
ふゅにゅ。
「きゃぁぁっ!?」
飛び上がる長良。
だが提督はその臀部をしっかりととらえていて、離さず。
「悪い、長良。脱いでしまう前に、この素晴らしいブルマヒップ、しっかと確かめておこうと思ってな」
右手は揉み
そのたびに長良の腰や太ももがかすかにふるえるのを見逃さない。
「そんなのもう、今まで3回はしてるじゃないですかぁっ!」
なんとか上着を脱ぎきって、頭と大きめの声とを、同時に解放する。
前に逃げようとしても、上半身はもはや棚によりかかっていて、動けない。
「じゃ、4回目もいいよな」
「なんでっ!?」
「二度あることは三度ある、っていうだろ」
「こ、答えになってませんっ!!」
繊維のすべりを楽しみつつ、さらに尻房をにぎにぎ。
「し、司令官、もうやめてくださいよぉ、恥ずかしいんです」
走り込みの疲労ゆえか、身体はもう抵抗しない。
が、言葉はまだ抗おうとしている。
「恥ずかしいって、そりゃまたどうして?」
すっとぼけた問い。
「ぅぅ、トレーニングしてるとぉ、……お尻もおっきくなっちゃうんですよぉ」
ゆっくりだが、長良はきちんと返答してくる。
「そういえば最近の長良姉さん、鏡の前で後ろ姿を気にすることが多いの、そういうことだったんだ」
提督の浴衣を脱がしながら、鬼怒がちゃちゃをいれる。
袖からぬくために尻から離した片手を、口の前で人差し指。
「ふうん、そういうもんか。――けど、それの何がまずいんだ?」
鬼怒を静かにさせ、今度は、真剣に問い返す。
「だ、だって……」
こちらに振り向く長良。
「――だって、提督が好きなのは、こういうお尻じゃないでしょ?」
「はぁ?」
「て、提督が好きなのは……、陸奥さんとか山城さんとか、高雄さん愛宕さんみたいな安産型か、飛鷹さんみたいなかたちのきれいなお尻でしょ? それに比べたら、筋肉だけの私のなんて……」
揉まれるの身を任せながらも、ふたたびあちらを向いて、うつむいてしまう。
「ああ、そういう……」
鬼怒により浴衣を脱がされて全裸になった提督は、両手をまた長良の尻にそえて、納得する。
まあ確かに、本人が言うように、尻肉そのものはやや筋肉質で、ちょっとかたい気もする。
が、それはそれで、
「長良の尻、俺けっこう好きだぞ?」
だからそんな言葉も、すぐに自然と出てきた。
「……え?」
わずかに振り向く長良。
「ちゃんとふわっふわな牝脂ものっていて、
性的に成熟しつつある女性のお尻がやわらかいのは、出産時のクッションの役割があるため、ともいわれている。
産褥、という言葉と、その意味するところを想像してか、長良はさらに赤くなる。
「それにな、長良。君はひとつ、間違えてる」
「……何を?」
「陸奥や山城が安産型なのはそうだが、高雄と愛宕は、特に高雄はそうじゃない。安産型というより、むしろ多産型だ!」
「……ぁっ……」
「……と、……」
長良は脱力し、鬼怒はずっこけたようだ。
「高雄の腰つきは、愛宕よりも骨盤がすこし大きいように見える。大きい分だけ、子宮をきちんと支えられるだろう。お尻も十分な大きさだから、何人産んでも大丈夫だろうな間違い無く!」
「……司令官。司令官の見解や好みはわかったから、もうブルマ脱いでいい?」
明らかに醒めきった声色だった。
「待て待て、もうちょい待て。……鬼怒も、すこし離れて」
背中にしなだれかかっていた鬼怒に言って、提督はしゃがみこみ、
「はぁ~~、長良のお尻、まんまるぅ~~」
思いっきり頬ずりした。
尻脂のやわらかさと繊維のなめらかさが、なんとも心地よい。
「……もう、司令官は結局それをしたいだけでしょ、はぁ~」
「提督って、ちょっと特殊な趣味趣向をもってるんだね……」
(む、俺としたことが、我を忘れたか? なら、あれもやってしまおう)
「長良、そのままの姿勢で、すこし脚を開いて」
立ち上がり、命ずる提督。
ブルマの股間、両太ももがつくる隙間に、屹立を滑り込ませ。
「ちょ、司令官!?」
「大丈夫、大丈夫だから、ちょっと動くな」
ブルマのうえから両手で腰骨を固定して、腰を前後させはじめる。
「おお、やってみると案外、気持ちいいもんだな」
ブルマの繊維と、内股のきめ細かい肌。
どちらも汗とかでほんのり湿っていて、摩擦感に乾きはない。
提督はピストンに熱中した。
「……これってひょっとして、素股ってやつ……?」
かたわらでふたりの成り行きを見守っていた鬼怒が、ぽそりとつぶやく。
「そうだ。よく知ってるな鬼怒。えらいぞ、うん」
「ち、違うよ、鬼怒、そんなにえっちじゃないもんっ!」
「まあ、それは置いといて、だ。長良」
聞いてよ提督、という鬼怒の言い分をスルーして、長良に命ずる。
「どっちでもいいから、片手で俺のをさわってみろ」
「こ、こう?」
その時だけ動きの止まった巨砲身に、長良の掌がそえられる。
「そうだ。そのまま、その位置で固定して。つらくなったら、もう片方にかえていいからな」
再度、往復運動をはじめる。
股間ブルマ、太もも、掌。
四方からしっかりと寄り添われて、黒光りする巨砲身はさらに硬直していく。
「……提督すごい。マジパナイ男らしさだよ……」
ごく自然に、鬼怒が提督にすりよってくる。
反射的にくびれを抱き寄せ、その鎖骨あたりに吸いつく。
「あん、まだシャワー浴びてないよぉ……」
かまわず、思いっきり吸い込み、舐めまわす。
と、肉棒にぬめりを感じる。
見れば、ブルマの股間部分だけ、濃く変色してる。
(そういや長良、上つきだったなぁ)
長良の女性器は、いわゆるモリマンだった。
だから、こういうバックでの素股だと、怒張の反り返りが牝裂にぴったりフィットして、カリは簡単にクリトリスを引っ掻く。
長良の呼吸は、テンポが速くなっていて、自分でも腰をつかい始めた。
(じゃあ、鬼怒も……!)
そのウエストを抱いていた手を、そのまま下に。
すでに鬼怒も全裸になっていたらしく、布地の感触なしに直接、牝器に指がとどいた。
「かにゃっ!?」
可愛らしい悲鳴も気に留めず、人差し指と薬指で裂け目をこすりながら開き、中指は膣内へ。
「きたきたぁ。けど、鬼怒はこれくらいじゃへっちゃらだよ!」
言われて提督は、無遠慮な指さばき。
すぐに鬼怒も、呼吸が荒くなって。
「て、提督のお尻も、かっこいいんだねっ!」
対抗するようにさわってくるが、尾骶骨より下には進入してこない。
(あの言いつけ、ちゃんと覚えてるんだな……。やべ、可愛いじゃねぇか!)
プレイでの約束事として、提督の肛門に触れるには、条件をつけている。
で、鬼怒の指はまだ、その条件を満たしていなかった。
長良も鬼怒も、全身から汗を流し、提督の巨砲身も、潤滑油がこぼれはじめ。
3人とも全速力で、昂ぶって。
「で、出るぞっ!!」
「んんん~~~~~っ!!」
振るえる長良のブルマ尻に直接浴びせ。
「けっひゃひゃひゅ、お、おへそは弱いんだってばぁ~~っ!!」
脈動の後半は鬼怒の腹に、切っ先を押し付けて浴びせた。
3人分の息づかいが、徐々におちつていく。
「さ、さあ、風呂に入るか……」
「このブルマ、またしっかり洗わないと……」
「うわぁ、汗と子種でべとべとだよう……」
(さっぱりするはずが、べっとりしちまったなあ)
ブルマの繊維質に、残滓をこすりつけるのだった。