Organize The Fleets.7 休日の朝食
官舎にもどった提督は、自転車をかたづける。
私室区域にはいると、エプロン姿の軽巡艦娘が出迎えてくれた。
「おはようございます、提督。そろそろお米も炊きあがるので、朝ごはんにしましょ」
阿賀野型2番艦、能代だ。
「おはよう、能代。阿賀野も、起きてるのか?」
脱いだ制帽をわたす。
「いえ、阿賀野姉ぇはまだ寝てます。起こしてきましょうか?」
制帽を受け取り、帽子掛けにかける能代。
「いや、別に構わないさ。この戦時下、長期休暇なんてまず無いから、たまには朝寝させてやってもいいだろうよ」
詰め襟の制服も、能代がうしろから脱がすのを手伝ってくれる。
そのまま、ハンガーに。
「そうですね、たまにはいいですか」
提督も、ワイシャツのボタンをいくつかはずして、楽にする。
「今朝の新聞、ちゃぶ台の横にありますから」
言って能代は、厨房にもどっていく。
「おう」
ごはん茶碗が左、味噌汁茶碗が右、その前に箸置きと箸。
ふたつの茶碗を伏せる、基本的な作法どおりの置き方。
そんなちゃぶ台の前の座布団に、提督はどっかと腰をおろす。
かたわらの新聞をとり、広げる。
(……やっぱり、世界的に戦況はよくないなぁ……)
軽く目を通して、提督は溜め息。
(ったく、スターリンのアホが。さっさと異棲物の脅威を認めて、協力しろっての。
「共産圏には深海棲艦もその地上種もいない」なんてウソ、偵察機でも難民の証言でも、とっくの昔にばれてんだよ)
新聞のページをめくる。
(……ありゃりゃ。ポーランドとリトアニア、とうとうドイツ軍の駐留を認めちゃったかぁ。ってことは、ラトビアとエストニアもいずれこれに追随するだろ。フィンランドは以前からドイツ軍がいるし……。ソ連の対独開戦の可能性、また高まってしまったな……)
「ごはんの用意、できましたよ」
考えこんでいた提督は、紙面から顔を上げる。
「提督。食事のときは、楽しくすごしましょう?」
不安げにのぞきこんでくる能代。
「そんなに、むずかしい顔をしていたか?」
「はい。
提督の真剣な思案顔は、能代その……、格好良くて、素敵だと……ごにょごにょ……」
「ん?」
よく聞き取れない。
「……そう思うのですけど。
ときどき、強い怒りみたいなのも感じて、怖くなるんです……」
「そうか……」
指揮官としては、感情がおもてに出るのは、あまりいいこととはいえない。
もちろん、提督の怒りが奈辺にあるのかは、艦娘も妖精さんも、理解しているのだが。
「……そうだな。
いまは、朝飯を楽しもうか」
新聞をたたんで、ちゃぶ台の下、目に付かないところへしまう。
「はい!
お
はずむ声で立ち上がるエプロン能代。
ちゃぶ台の上にはもう、料理がならんでいた。
鯨肉とおからのハンバーグ。焼き鮭。目玉焼き。かまぼこ。人参と白菜のお新香。
これらは提督と能代の2人分。
取り分けのおかずは、ハゼの唐揚げ。ひじきと薩摩揚げの煮付け。小松菜のおひたし。赤カブ白カブとその葉っぱの塩漬け。きゅうりとタコの酢の物。ナスの漬け物。たくあん漬け。
ごはん用に、焼き海苔と生卵。
味噌汁の鍋を持ってきた能代は、つぎにお櫃と、ご飯を盛った小皿を持ってくる。
小皿は、となりの部屋の神棚に捧げてきた。
神棚には、炊きあがりの釜を開けてすぐのごはんを捧げるのが、中ノ鳥島の習慣だった。
それらを終えてはじめて、自分たちの茶碗に、ご飯や味噌汁をよそおう。
「……今日は、あさりか」
「はい、初めてつくったので、味はあまり自信ないのですけど……」
能代は謙遜したが、提督は気にしなかった。
着任当初はカレーしか作れなかった能代。
が、鳳翔や間宮の助力もありこそすれ、努力してきたのは能代自身である。
いまでは、ちょっとしたものなら一通りつくれるようになっていた。
(……料理がもっとも上達したのって、能代かもしれないなぁ……)
ぐぐぐぐううぅぅぅぅぅ~~……。
盛大に鳴り響く、提督の腹。
能代はくすりと笑い、自分のは普通に、提督のは山盛りに、白飯をよそおった。
「さっそくですが、いただきましょう」
「お、おう」
いただきます、と唱和して、箸をのばす。
提督はしばらくの間、無言で食べつづけた。
艦上生活してる海軍将兵はもちろん、陸軍空軍の一食よりも多い食べ物を、口に運んではしっかり噛み、きちんと呑み込んでいく。
唐揚げのハゼのはもちろん、焼き鮭の背骨まで、がりごり噛み砕いて食べてしまう。
(精力つけるためにも、しっかり栄養とっておかないと、な!)
「あ、提督。貝殻はこちらにお願いします」
「ああ、そうだったな」
言われて提督は、あさりの貝殻を、卵の殻といっしょにする。
これは生ゴミとして捨てるのではなく、あとでニワトリの餌にするためだ。
(「節約、代用、再利用」、か……)
今は戦時下。
太平洋上の群島であるがゆえ、ただでさえ本土や大陸の物資は入手しづらい中ノ鳥島では、それがスローガンになっていた。
節約できるところは節約し、代用できるのは代用し、さらに再利用できるなら再利用する。
卵の殻や貝殻も、砕いて飼料に混ぜて、ニワトリに与えるのが、推奨されていた。
だから、本来は牛肉豚肉でつくるハンバーグも、鯨肉で代用し、おからで割り増ししているのだった。
ごはんも、1週間のうちに数回、麦やサツマイモなどと一緒に炊きあげる、かて飯にすることになっていた。
一方で。
焼き鮭の皮はむろん、背骨まで食べるのは、提督自身のこだわりである。
以前、それを問われた提督は、こう答えた。
鮭の背骨くらい食えないで、なにが
順調に、おかわりを続ける提督。
1杯目はそのまま、2杯目は焼き海苔で、3杯目は生卵で、4杯目は目玉焼きの黄身を乗せ、ごはんを平らげていく。
2杯目のお茶が注がれた湯飲みを受け取り、代わりに5杯目のおかわり。
その間、能代はどこか楽しそう嬉しそうに、ご飯をよそおい、お茶をついで。
おかずも、自分用のはすべて、取り分け用のも5割から7割を、平らげる提督。
5杯目には、最後に残った目玉焼きの切れ端をのせ、醤油をたらす。
それをかっこむ提督を、能代はおだやかに見つめるのだった。
ちゃぶ台の上に、食器類はもうない。
残った取り分け用のおかずは冷蔵庫にしまわれ、空になった皿も流し台にかたづけられた。
再度、新聞をとろうとすると、
「ちゃぶ台、拭いちゃいますね」
と、能代が
提督の左で、正座するように膝をついて、台布巾を持った右腕をのばす。
ノースリーブな阿賀野型のセーラー服ゆえ、つるりとしてる腋の下はがら空き。
あきらかに巨乳クラスの胸部装甲も、拭くたびにはっきりと揺れて。
提督はおもむろに、能代の右太ももを掴んだ。
「きゃ!?」
ハイソックスは左足だけなので、右の太ももは生の肌。
かわいく驚く軽巡の声を放っておいて、提督は左手で
「もー、そんなに好きなんですか、能代の太もも……」
怒ったように、だが恥ずかしげに、批判じみた視線を向ける能代。
かるくマッサージするように、だが内ももの方にはけっして触れない。
手つきも動きも変えず、能代の感触を味わいながら、他の阿賀野型姉妹のも思い出す。
「うん。阿賀野はむっちりしすぎだし、矢矧は
「え、もう酒匂にも手をつけられたんですか?」
「いや。まだキスしかしてないな。
近々、銀の指輪をわたすつもりだから、あとはそれから、だな」
長期休暇にはいるしばらく前の、ある日の夕方。
鉄の指輪をわたしてコウサイカッコカリとなっていた酒匂を、提督は執務室に呼び出した。
夕焼けのなか、銅の指輪をしめせば酒匂は、投錨徽章をささげてきた。
コンヤクカッコカリである。
その時が、提督と酒匂のファーストキス。
すると酒匂は、もう一度、口づけをもとめてくる。
応じて、再度のキス。
またもとめてきたので、応える。
というように、何度も何度も接吻をねだられ応じているうちに、提督もその気になり。
執務室となりの休憩仮眠室。
そのベッドに押し倒し、愛らしい唇を吸いながら太ももを撫でまさぐったところで、敵襲を告げるサイレンが鳴る。
ふたりとも、作戦司令室や出撃待機所に向かった。
以後、提督は他の艦娘たちとの約束や予定があり、酒匂もスケジュールが空かず、ふたりの間に肉体的な接触はなかった。
「もー、そんなにニヤつかないでくださいよー」
能代の声で、提督は記憶からもどる。
「う、すまんすまん」
「むー。
太もも撫でたままで謝った、ということは……提督、酒匂のことを思い出していましたね?」
「……」
図星だから、二の句が継げない。
だが。
「でも……」
能代はほほえんだ。
「ん?」
「でもこれで、もうすぐになりましたね。
阿賀野型4人全員で、提督のお世話をするの」
現世での阿賀野型は、4番艦酒匂の竣工前に1番艦阿賀野が戦没しており、4隻がともに行動することは無かった。
だがこの情世では、提督のもとで、4人全員での演習や出撃だけでなく、戦術的局所的な勝利をも、すでに獲得していた。
艦娘の、艦艇としての活躍は十分であり、しかもそれは現在進行形でもあった。
ならばあとは、艦娘の、女性としての役割である。
面倒見のよい性格の能代は、よく阿賀野の世話をしているが。
(提督のお世話をするのも好き、とも言っていたよなぁ)
提督と男女の関係になってから、その傾向は顕著になっているようだった。
風呂では今朝の古鷹のように、かいがいしく奉仕してくれるのである。
そこに、末の妹の酒匂を加えたい、と能代はいう。
提督としては異存は無い、むしろ大歓迎なのだが。
(ひょっとして、この願いは俺よりも能代の方がつよいのか……?)
「提督」
「うん?」
「この能代だけでなく、酒匂も、もちろん阿賀野姉ぇや矢矧のことを想っていただけるのは、ほんとうに嬉しいです」
「ああ」
向き直る軽巡。
「でもいま、提督が触れているのは、能代です。
いまは能代を、能代だけを……」
その右手は、提督の左腕にすがり。
その左手は、提督の手が離れぬよう、かぶせられ。
さらに、開き気味にした太もも、まだ触れてなかった内ももに、男の掌を導くのだった。
「――んむ、む、ちゅ、ちゅむ……」
裾の短いセーラー服のなかで左手は腹やくびれ、ヘソまわりをまさぐり、右手はあいかわらず太ももを撫でさする。
敏感らしいところに触れる都度、舌の動きが止まる能代。
だから提督は遠慮なく、好きなように味わう。
(緑茶の香りのディープキスってのも、たまにはいいな!)
ふたりとも、朝食後のお茶のあと。
その芳香が口腔内にのこっているのは当然だった。
「……っと」
「ん?」
「……もっと、抱きしめて……」
能代の右手が、提督の頬に添えられて。
(ああ、もう! かわいいな!)
女に求められ、提督は吸うのを強くしてやることにした。
歯も歯茎も頬の内側もしっかりと舌を這わせ、あふれる唾液をのこらず舐めとる。
口もとからこぼれたのも追いかけ、それもただでは戻らず、頬や鼻先にもキスしてやる。
すると能代は身をよじり、なおも密着しようとしてきた。
その尻が、股間の膨張をこすってきて。
思わず提督も、さらなる欲求。
左手は左の乳房をにぎり、右手はスカートのなかで、下着の中心部に当てる。
「――んぁんっ……」
大きめのヒクつき。
かまわず提督は、濡れた下着のうえから、裂け目を強くなぞってやる。
「――んんんっっ……」
軽く達する軽巡のアクメ声は、男の口内に封じられるのだった。
畳のうえに数枚、並べられた座布団に、上半身裸で横たわる能代。
両の乳房、その頂上は彼女自身の手でおおわれている。
だから提督は、色づく軽巡の美貌に、好きなように接吻を降らせられる。唇は当然のこと、鼻梁、頬、額からまぶた、さらには耳や首筋、鎖骨にまで。
「ふぁん……」
愛らしい鼻声をよこに、寝乱れたおさげにも提督は顔をよせる。
やや赤みがかった髪の毛のなか、隠されていたうなじの香しさを楽しみつつ、右手で能代の左乳房を揉みはじめる。
「やっぱり、おっぱいも、ですか?」
両手で乳頭を伏せたまま、濡れた声色で問うてくる。
「当たり前だ。こんな素晴らしい美巨乳、放っておけるものか」
提督は、乳房の谷間に顔をうずめる。
かるくイッたあとゆえ、ほのかに汗ばんだ肌。そのうるおいから匂い立つ色香に、男はさらに興奮をかきたてられる。
やさしく、時には強く大きく、揉み捏ねながら、提督は能代の左乳房だけを、執拗に愛撫した。
すべやかな乳肌をなめまわし、下乳とあばらの合間に鼻先をこじいれる。
下乳の、張っているのにやわらかい肌が、頬に心地よくて。
頂上をおおう手をのけるよう、隙間からさしこんだ指で乳輪、その肌と粘膜の境目あたりをやさしく、だがしつこくな撫で回して。
「手、どけて?」
「や、恥ずかしい……」
応じてくれない。
やむを得ず提督は、左手で能代の左手を、首のあたりまでどかした。
見せまいと伸びてくる軽巡の右手は、自分の頭で邪魔をする。
「――あっ……」
能代の乳房、その頂上にあるべき突端が、ない。
代わりに、へそのような切れ込みが、
いわゆる、陥没乳首だった。
「あ、あまり見ないで……」
羞恥の言葉を気にかけず、提督はそこに口をよせる。
乳輪とそのまわりの肌を舐め回し、たっぷりと唾液で濡らす。
そして、乳暈をまるごと吸い込むよう、頬張る。
舌先でなぞれば、皮膚の下にしこりがあるのが、すぐにわかった。
思いっきり、吸い上げる。
「――きゃうんっ」
提督の口内に、まろび出るしこり。
それを舌先で転がすたび、能代は身をおおきくよじり。
「そ、そんなに、いじめないで……」
が、突出はまだ完全ではないようだ。
提督は乳房を両手で押さえ、すぼめた唇で、引っ張る。
「きゅふぅっ」
のけぞる能代。
唾液をたっぷりとまぶしてから、唇をはなす提督。
E寄りのFカップの頂点には、見事な円柱形が濡れていた。
「――提督。もう、耐えられません」
乳首の露出した左乳房も、そうでない右乳房もさらけ出して、能代は提督の首筋にすがりつく。
その喉元にキスしていた提督は、スカートの中に両手をいれる。
指先が下着に触れるよりやや早く、能代の方から腰を浮かせてきた。
素早く、下着を下げる。
黒いショーツを左足から抜かせる間、提督もベルトをはずして。
「――はい。能代、提督にお仕えいたします……」
ずぶ濡れの裂け目に、突っ込んだ。
「――んくぅっ」
「お、おう……」
同時にのけぞるふたり。
能代の最奥まで没入させてから、提督はなかば本気でうめいた。
(乳首露出の有無だけで、感触の違うところがあるとは、な……!)
挿入感の違いに、提督は驚いていた。
最初は、錯覚だと思っていた。
陥没乳首を露出させるかさせないかで、能代の膣内の感触が違うのである。
どういう仕組みかは、わからない。
だが確かに、同じような深さの入れ方でも、一箇所だけ、肉身への反応が違うのだ。
乳首を露出させないときは、その箇所を意識することはできない。
ほかと同じように、ヒダヒダの絡みつきも、濡れ具合も同質。
だが露出させたときは、あきらかに提督のにすり寄ってきている。
以前、能代当人にもそれとなく、ぼかすように問うてみたが、本人はまったく意識してないようで、意味ある言葉はかえってこなかった。
(――これも、女体の神秘、ってヤツなのか?――)
すがりつき、舌を差し出すしか出来なくなってる軽巡艦娘に、提督は律動をはじめた。
「んんぅ、……す、すごいです、提督の巨砲身……」
ひっくり返ったカエルのように両脚を広げる能代は、荒々しく揺すられながらも、愛する相手の背中に両腕をからめ、そのすべてを受け入れようとする。
提督も、女の腋の下から肩へと腕をまわし、胸板で巨乳を押しつぶすかのよう、密着しながら腰を繰り出す。
子宮口の手前のPスポット、すなわちポルチオ性感帯の、さらにわずかに手前。
乳首露出による特異点を狙って、切っ先をぶつけてやる。
「んんんうぅぅっっ! て、提督……!」
ワイシャツの背中に爪を立ててくる能代。
「どうした、つらいか?」
膣奥の特異点をなぶる動きを変えず、提督は問うてみる。
「いえ、いいえ! 能代は、女として提督にお仕えする身。ぁんっ! 提督より先に、先に達するわけには、いきません……!」
「いい返事だ。……くっ、なら、もう少し激しくするぞ?」
「どうぞ、どうぞ提督!」
能代の方からも、腰を使ってきた。
だから提督の巨砲身は、狙いどおりに特異点を撃ち抜いたあと、子宮口にも流れ弾。
(こ、これはまずい……!)
膣奥の特異点は、なぶられながらも裏スジやその周囲、つまり肉身の弱点を確実に刺激してくる。
そのうえ、最終的には亀頭が子宮口に迎撃されるのだ。
朝風呂での扶桑の母乳も、能代が用意した朝食も、提督の精力を強化し回復していて、精巣はすでに満タン。いつでも放てる状態だった。
そこへこれらの悦楽がもたらされては、オスとしてもたまらない。
手を畳につき、肘をのばして、身をやや起こす提督。
「て、提督……?」
密着感の喪失にとまどう軽巡の、軽巡らしくない胸部装甲を、力いっぱい、握り込む。
「お、おっぱいまで……!? ん、んぁっ!?
――ああああああああああーーーーーーっっ!!」
ブリッジするよう背を
「っ!」
その子宮めがけて、提督はたかぶるに任せて、白濁を放った。
そしてそれが自慰でなく、愛する異性との肉交でなら、なおのこと、と提督はつねづね思っていた。
まさにそういう悦楽と、その余韻にひたっていた提督は、手の違和感にすぐには気付けなかった。
中出し絶頂の歓喜に振るえ、ひくつく牝器。
その内部に自分という牡を刻みこむべく、離れる直前にもう一度、強く大きく突きこむことを、おのが義務と課していた提督。
そのための支点にと、乳房をつかみなおしたところで、手の甲が濡れているのに気付いた。
左手はなんともない、右手だけ。
Fカップ巨乳をつかむ手を、その頂点からの白い液体が、つたっていた。
「気付いているか能代。母乳、出てるぞ?」
数日前の報告で出るようになったとは聞いていた提督だが、実際にこの目で彼女のを見るのははじめてである。
――じゅぶっ!
中出し射精後に抜き去る直前の、追い打ちの一撃。
他の女たちにいつもしてるように、ただ今回はより強めに突いてみた。
しかし能代は、絶頂失神で果てたまま。
返事がないので仕方なく、
揉めば揉んだだけ、マムマがこぼれる。
扶桑のを味わい、数人分をたいらげた直後なのに、言いしれぬ飢餓感におそわれた提督は、結合を解いた。
白濁まみれの女性器を一瞥し、左乳房にしゃぶりつく。
揉むのをとめ、乳肌のを舐めとってから、乳首をふくむ。
安心感ある味わいが口内にひろがり。
(
夢中で吸い飲む。
男性特有、というかおそらくはオス全般であろう、射精直後の疲労感が、雲散霧消していくのを、しっかり感覚する提督。
目をつむって味覚に集中していたので、その手が首筋にふれるまで、能代が回復したのを知らなかった。
「――もー……提督も、阿賀野姉ぇと似てるところがあるんですね……」
提督の髪をやさしくなでてくる。
「そうかな?」
「だって、こんなに甘えてくるなんて、思ってませんでしたから」
「――男ってのは」
提督は一度、乳首から口をはなした。
「男ってのは、たいてい、そんなもんさ。
どんなに荒々しく、どんなに猛々しい男でもみんな、子供っぽいところはある。
普段をそれを見せないだけ、隠しているだけ。
けど、心をゆるせる女の前でなら、そんな外聞とか体面とかも関係無くなるんだよ」
くす、と能代はほほえむ。
「おっぱい吸いながら言っても、格好良くありませんよ?」
「おっぱいの前でなら、男は誰でも少年さ」
提督は言い捨てて、再度乳首に熱中する。
「――提督」
「ん?」
「その、……もう片方も……」
見れば、能代の陥没していた右乳首も、いつの間にか顔を出している。
顔だけでなく、乳も出している。
すぐさま吸いつく男。
思いっきり絞り揉みして吸い飲んだので、あっという間に出なくなる。
左の方も、どうやら枯渇してしまったようだ。
「能代のは、はじめて飲むからな。もっと味わいたいんだが……」
不満げに舌先で乳首をはじく。
「でしたら、提督。
その……もう一度、抱いていただけませんか?
お腹の奥で提督を感じられれば、また出そうな……」
同じ体勢で、ふたりはまたひとつになった。
残念ながら、2度目の交わりでは、母乳は出なかった。
それでも能代がねだるので、提督はやり方を変えてみる。
能代にコップを複数、ちゃぶ台の上に持ってこさせる間、提督は座椅子を用意する。
コップのならぶ前、座椅子にて、背面座位で
思うままにFカップを揉み拉きながら、次女牝器を突き上げる提督。
膣奥の特異点で巨砲身を
舌先をからめながらの同時的エクスタシーは、乳袋を張り詰めさせ。
能代の子宮を、提督の精液が満たしたとき、両乳から噴き出る母乳が、ちゃぶ台一面に飛び散るのだった。