色んな人を犯すにはとても苦労する 作:KAREN Ω
これまでタイトルで分かる方は分かったと思いますがこの話は少しだけ候補を色々用意してます
ここはVRMMORPGの1つGGOことガンゲイル・オンラインの中心地であるSBCグロッケンにあるプレイヤーホームの一室。ここには男女合計3人の姿があった。1人目はGGOの古参プレイヤーの1人で日本サーバーに数丁しかないとされる対物ライフルの1つであるヘカートIIの所持者であるシノン、2人目は主人公の幼馴染であり、明るく何処か過保護な面もあるがGGOではトッププレイヤーの1人として数えられる程の人であるクレハ、3人目はこのメンバーの中で唯一の男子プレイヤーであり、つい先日行われたバレットオブバレッツにおいて個人成績第6位という結果を残しGGOの世界において名を知られる存在となったRiN。
「それにしても、最近何処歩いてても声掛けられるしやっぱりバレットオブバレッツで成績上位になったからなのかな?」
「あんたはもうGGOのトッププレイヤーとしての自覚を持った方がいいわ……まだ初めてそんなに経ってないのにBoBで上位に行けるほどこのGGOは甘くないもの」
「そうね、クレハの言った通りだわ。貴方はもうGGOのトッププレイヤーの1人よ」
「俺より上手い人なんて他に幾らでもいそうなのにな……」
「そりゃいるわよ。ただそれでも引けを取らないくらいすごいってことよ」
「そうなの?」
「ええ、GGOは他のVRMMORPGと違って日本で唯一RMTーリアルマネー換金ーが認められているゲームだからね。トッププレイヤーの大半はおそらくそんな感じの人達よ」
「へぇー…」
「私が持ってるヘカートIIも前にそのRMTを使ってるって思う人から買いたいって人がいたけどね」
「シノンが持ってるヘカートIIって対物ライフルでしょ?日本サーバーには数えられる程の個数しか無いからね、そりゃあリアルマネーを使ってでも欲しい人はいるでしょ」
「へぇ、シノンのってそんなに貴重なものなんだ……」
「あんたに銃のことを説明しても分からなそうね……」
「それはそうだ。僕がこのゲームを始める前はこんな殺伐とした世界観のゲームだときかされてもなかったからね」
「そうでもしないと、あんたはやらないでしょ?」
「まぁ、そうだけど……ね」
「ふふっRiNとクレハは仲がいいのね、少し羨ましいわ」
「なっ、そんなんでもないわよ。ってシノン私達の現実のこと知っててそれ言ってるの?」
「ええ、もちろん。家が隣同士で親同士が仲がいい。まるでどこかのアニメを現実にしたみたいな関係ね」
「言わなくても分かってるわよ……」
「それで何で羨ましいんだ?」
「私ってそんなに友達もいなかったし、ましてや一緒にゲームをやる子なんていなかったもの。だから貴方達を少し羨ましいって思うのよ」
「なんか……その…ごめん」
「いえ、いいのよ。それに貴方達を見てると今こことは違うゲームの世界にいる人達のことも大切にしたいって思えるしね」
「そっか、シノンにもそういう人いるんだ」
「ええ、私がBoBを同時優勝した時にいたあのkiritoよ」
「ええっ!?あのガンマンのやつをクリアした!?」
「そうよ…弾道線を予測なんて無理よ」
「そんなこと出来るなんてすごいね。そのkiritoっていう人」
「案外君のことを話したりしたら興味を持っちゃうかもしれないけどね」
この会話から数週間後シノン、クレハ、RiNの3人は再びGGO内にあるホームにいた。
「久しぶりね、2人とも。早速だけどいいかしら?」
「この前言ってたこと?」
「あ、あのkiritoっていう人のこと?」
「ええ、それで何か会いたいって言ってたからダメならいいのだけど」
「どうするの?」
「うーんまぁ会ってみるのもいいかも、クレハも来る?」
「え?あ、うん」
「それじゃあ決まりね。後でまた連絡するから」
こうして彼らと彼女達は会うことになる。しかし彼ら全員はまだ知らない。