太陽が照らす街を俺とライネスは手を繋いで歩いていた。
「まさかキミとこうして街を回れるなんてね。しかもこの街を……」
「俺も思わなかったよ。あー、そっかこの街って」
「キミが考えた通り、前エルメロイのケイネスが亡くなった街だ。カルデアにもいるアサシンによって命を散らした。まぁ、私としては彼に対して深い思いはない。ただ、彼の跡を継がせて今奔走している義兄を思うと……少し楽しいかもしれない」
口に手を当てクスクスと笑うライネス。その仕草は流石は貴族と言ったもので上品な仕草だ。
マスターになる前はしがない学生でしかなかった自分が、今はこうして貴族の少女と街を歩く。不思議なものだ。
「そんな事は置いておいて今は逢引きを楽しもうではないか。私は英国を出たことがなくてね。実はワクワクしてるんだ。キミはこの街に詳しいのかい?」
「いや、前回の特異点で来たのが初めてだ。しかもあの時は夜。この街については全くと言って良いほど……いや、ライネスと出会ったのもこの街か。そう思うとこの街に俺は縁があるんだな」
炎に包まれた特異点だった街冬木。そこで俺は運命と言って良い出会いをした。初めて感じる命の危機、状況のせいかあまり強くは感じなかったがそれでも死が隣にいた。
カルデアで出会った後輩も傍にいたのだが、それでも一般人だった俺には中々に厳しかった。
偶然手に入れたモノで英霊召喚を行い彼女―ライネスと出会った。俺でも知っている英霊の疑似サーヴァントを名乗る彼女は親しみやすかった。だって英霊だというのに現代を生きる少女を依り代としているのだ。
英霊と言えば過去の人物と漠然と考えていた俺にとってはまさに運命。しかも、魔術の師匠にもなってくれた。
「そうだね。あの時は言わなかったが、あの時のキミは顔が引き攣っていたよ。まぁ、無理はないがね。私でもそうなるだろうし」
「……あはは、あの頃は今よりも未熟だったし死も近かったからな。でも、ライネスと出会えたってだけで良い思い出さ」
「私もそうだ。でも、思い出はこれからも作っていくんだろう?ほら、この街で新しく……ね」
「ああ、そうだ。金もあるわけではないから物を買うのは難しいけどゆっくり見て回ろか」
カルデアではクオンタムポイント―通称QPを使って売買しているので問題はなかったが現代で通用する貨幣は少なかった。
俺がカルデアに持っていたぐらいしかなく、持っていても宝の持ち腐れと自室の金庫にしまっていたものだ。
バイトして貯めていた貯金も、人理焼却中の今では引き下ろせない。残念ながら現代でもこの街は過去なので金は引き下ろせないのだ。
「ふむ、これがチェーン店のハンバーガー。初めて食べたが不思議なものだ。ケチャップで味を濃くしているし……」
ブツブツとハンバーガーを食べながら喋るライネス。
昼食をと入ったのは世界に多数の店舗がある某ファストフード店だ。
財布事情もそうだが、彼女自身の興味が強く此処にした。
久々に歩いた喧騒のある街は俺を癒してくれた。殺伐とした世界で戦っていた分、平和という物を身近に感じ溜まっていたモノが洗われている気分になる。
それに人生初の彼女とのデートだ。心が浮き浮きと弾むし。思わず横目で彼女を見る。
優雅にハンバーガーを食べるその姿は可笑しな感じだ。如何にもお嬢様って感じな食べ方なのに手に持っているのは庶民的に人気なハンバーガー。
「ん?私の顔に何かついている?食べ方には気を付けているのだけど」
「あぁ、いや違うよ。お嬢様のライネスがハンバーガーを食べてるのが可笑しくてね」
「むっ、それは失礼だな。私とて状況に合わせて生きている。ソレに今の私はアーチボルト家のライネスではない。キミのサーヴァントで師匠で彼女のライネスだ。なればキミに合わせるのが普通だろうに。全くキミと言う奴は……」
ごめんごめんと謝りながらポテトをつまむ。久々の味に口元が緩む。
カルデアでの食事は健康を第一に作られ美味しい。だけど偶にはこうしてファストフードのような体に悪い食べ物も摂りたくなるのだ。
「そうだ、カップルと言うのはこういうことをするんだろう?ほら、あーんだ」
指先で摘まんだポテトを突き付けてくる。
こんがりと焼けているソレはカリカリと口の中を楽しませる。確かにカップルだが、手を繋ぐだけでもかなりの勇気を持った俺に
食べろと?ま、まぁサーヴァント同士の戦いの余波を受け止めるよりは簡単だな。
せめてもの抵抗としてニヤニヤと意地悪そうに此方を見つめるライネスの瞳を見ながら食べることにした。
「んふふ、どうだい私手ずからのポテトの味は?美味しい、そうかそれは良かった。ん?ちょっと待て何で私にも……わ、分かったよキミのも食べればいいんだな。弟子のキミに出来て師である私が出来ないはずがないだろう。……あーん」
しかしとポテトを突き出した。
ブツブツと独り言を呟きながらそっぽを向いて食べてくれる。さっきの俺と同じように顔を赤くする彼女は愛くるしい。
そんなこんなでイチャイチャと俺らなりに食事を楽しみ、再び喧騒の街へ。
人混みの多い街の中は自分と言う人間が一般人であることを何処までも教えてくる。
昼食を摂る前と同じように彼女と色々な店を覗く。普段は見ないであろうアクセサリーなどの店にも入り、アレは誰に合うやアレは合わないだろ等の他愛のない話をする。
楽しい時間はあっという間に終わり、アスファルトの大地を照らしていた太陽は既に身を地平線に隠した。
街灯や店のライトが代わりに照らす街を俺らは言うと……ラブホテルにいた。
「ほほう、ここがカップルご用達のラブホテル……休憩所だけあって、設備は充実しているんだね。ほらベッドは回るみたいだ」
ベッド付近にあるボタンを押して、クルクルと回るベッドで遊ぶライネス。
ピンク色の部屋は眩しく、彼女といる事実だけで俺を赤面させる。
「おや、顔を赤くしてどうしたんだい?まさか風邪を引いたんじゃあ……あぁ、そっちの方か。ほら、こっちにきたまえ」
ポンポンと自身の座るベッドの隣を叩く。
意外にも柔らかいのか、ベッドは彼女の手の形に簡単に沈み込む。
「ほらほら、普段は冷静に指示を出すキミだけど女の子と二人になると興奮しちゃうんだね。私は構わないよ。キミの彼女さ。ほら、その辛いものを吐き出しちゃおう」
小悪魔めいた表情を浮かべると彼に一瞬で近づく。彼とのスキンシップで滅多にサーヴァントとしての力を使う事がないが彼は奥手で草食系男子だ。
性欲はあるが、自分からセックスをしたいとライネスに頼み込むことはない。ライネスは自身が肉食系だと自覚しており、彼を誘惑しては精を発散させている。
「ん、おっきい。キミのおちんちんはこんなに大きくなってるのにキミは強情だ。私とするのは嫌なのかね。だとすれば悲しいのだが」
「そ、そんなわけはない!お、俺が臆病だから……ごめん」
「謝る必要はないさ。私とキミは師弟関係にはあるものの対等だ。セックスしたくなったら頼んでいいんだ。私もキミに求められてると嬉しいからさ」
「うん……じゃ、じゃあ頼む」
「任せたまえ」
ズボンのチャックをジジジと降ろされる。白く長い指を突っ込まれ、下着にその姿を隠している一物を取り出す。
ボロンという音が聞こえそうな勢いで彼女の前に姿を現した。
「あぁタマタマもこんなに重くして。全くキミという男は……一人でしないのかい?キミぐらいの歳の男は自慰に耽るものだと本で書いているのを見たけど」
「ら、ライネス以外でするのはい、嫌だから」
「~~~っ!き、キミは本当に私を何処まで幸せにしてくれるんだ。まだ濡れてないはずなのに子宮がきゅんきゅんしちゃう」
俺が甘えてる時に頭を撫でてくれるように亀頭を優しく撫でる。
快楽を与えるものではなく、性感を高めることが目的のソレは俺をじれったい気持ちにさせる。
フェザータッチという物だろうか。何時の間にこのようなテクニックを?
考えを表情に出していたのかクスクスと上品に笑われてしまった。
「本で読んだと言っただろう?キミを満足させるために私も勉強しているのさ。この間までは興味はなかったが、キミと出会ってからは積極的に勉強をしているよ……そう性の勉強をね」
サワサワと亀頭を触れる手とは別の手で陰嚢を持ち上げられる。
溜まった精液が詰まっている陰嚢はタプタプと彼女の手の上で踊る。
「今までは手コキしかしてこなかったからね。今日はフェラチオというものをしようと思うんだ」
「ふぇ、フェラ……」
思わず彼女の唇を注視してしまう。
あの小さいながらも熱く、絡めるのが上手い舌が俺の一物に……
「ふふっ、想像だけで興奮してくれたようだ。ほら、今からこれを食べてあげよう。あーん」
小さい口を大きく開き、少しづつ口へと収めていく。
想像通り彼女の口の中は熱かった。足湯に足を突っ込んだ時のような感覚が一物から伝わってくる。じんわりと身体に熱が広がる。
興奮で熱くなっていた身体の熱とは別種の熱。
喉奥まで入ったのか、亀頭の先が柔らかい肉に当たる。彼女の鼻息が陰毛に当たり擽ったい。
「す、凄い……ライネスの口の中気持ちイイよ」
「んっ♡じゅずずずず♡れろれろ♡じゅるるるる♡」
彼女の口の中を出たり入ったりとする一物。先走りと唾液で次第に肉竿は濡れていく。
喉奥に当たって苦しいのか大きな瞳の端にはうっすらと涙が浮かんでいる。それでも辛いの一言も言わずに俺の目を見ながらも口淫をしてくれる。
口淫で忙しいだろうに、陰嚢も開いた手でモミモミと筋肉をほぐす様に弄ってくる。おかげで口淫による激しい快楽と陰嚢からくる甘い痺れのような快楽が全身を突き抜ける。
舌が肉竿を何度も舐め、舐めていない部分が無いのではないかと思うほどだ。
「じゅずずずず♡キミのおちんちんは大きすぎて私の口に全部入らないよ♡んっ♡じゅる……れろぉ……んぐんぐ……ぷはっ♡ほらほら口だけじゃなく手でもシコシコしてあげよう」
ライネスの口から出た一物は唾液と先走りでテラテラと光っていていやらしい。
手が汚れることを気にもせずに輪っかを作った指で扱かれる。ちゅこちゅこと音が立ち、一物に付着している体液が泡立つ。
「んぐっ……カリ首やばっ」
「んふふ、そうかそうか。ではもっとしてあげよう。私は軍師だからな相手の弱点を突くのは得意なんだよ♡」
指で作った輪っかがカリ首の出っ張った肉を削ぐように何度も擦る。
甘い痺れではなく、頭に直接快楽を与えられているような刺激が下半身から流れる。
「もうビクビクしてきたぞ?出したいのかい?仕方ないのない弟子だ。師匠の手でこんなに震わせてしまって……ほら、いけいけいけ♡私の口に出したいか?いいぞ♡あむっ……じゅるるる♡ほぉら……いっぱい舐めてあげるよ♡」
「ちょ、亀頭をそんなに喉で締められたら……ぐっ」
びゅるるるる♡びゅるるる♡びゅぶぶぶ♡
咥えた彼女の口に勢いよく精を放つ。間が悪いのか良いのか亀頭が喉奥に当たった状態で射精した。
吐き出された精液が喉奥にびしゃびしゃとかかる。苦しいだろうに目を瞑りながら受け止めてくれている。
ごくっごくっと嚥下する音が聞こえる程に精液を胃に収めていく。口元から少し垂れているが、それでも大部分は彼女が飲んだ。
「んぐんぐ……ぷはぁ……キミのザーメン全部とは言えないが殆ど飲んだよ。ほら、あー。見えるかい私のなにも残っていない口の中を」
「うん、綺麗なピンク色だけが見えるよ」
「んふふ、美味しいとは言えないがキミのであれば喜んで飲むよ。ごちそうさま♡」
何も残っていない口内を見せ挑発するかのように小さな舌をチロチロと覗かせる。
小悪魔めいたその仕草は彼女に何処までも似合っていた。
あぁ、俺はそんな彼女だから惚れてしまったのだろう。精を放ち冷静になった頭で彼女の顔を見てそう思ってしまった。
まさかの日間ランキング2位。正直驚きです。
皆さん好きなんですねぇ……ありがとうございます。
性交に口淫、授乳手コキと取り合えず書いてきましたが、後は何か書くべきか。
ライネスちゃんと続けて書くのも良いけど、他の鯖で話し考えてみようかな……
持ってない鯖多いからアレだけど……アビーとかエレちゃんとか北斎ちゃんとか欲しかったな……