私は祝福が欲しかった。
祝福はお知らせするもので、私には関係がないものだった。
しかし、今は私にも祝福が与えられていた。動けないけど、ずっとミカさんとこの快楽に浸っていられる。いつだっておちんぽを入れてもらえる。
永遠に続くものだと信じていた。けれど、終わりは突然で____
「……あれ?」
いつの間にか眠ってしまっていたようで、起きるといつも私に襲いかかってくる快楽が来ないどころか、声を出せる。身体を動かせる。
「私……どうなって……」
まずは状況を確認する。少し狭い部屋で窓は無く、牢屋のような印象がする部屋だ。服は下着すら身につけておらず、全裸の状態だった。今まで快楽のせいで気持ちいい事以外考えられなかったが、それも無くなった今冷静に何が起きたかを1つずつ思い出していく。
確か石化する前、ケテル様に呼ばれたんだった。その後、実験に協力して欲しいって言われて台座の上に立ったら……身体が石化していって。気付いた時には抵抗も出来ずに石像にされてしまって……何とかしようにも全身に快楽が襲いかかってきて何も考えられなくなって……
「そうだ……! ミカさん!」
石像になった私を助けようとしてミカさんも石像になってしまった。私が不甲斐ないせいで……
「とりあえずミカさんを探さないとっ……!」
「その必要は無いの」
私の独り言に声が帰ってきた。その声の方向を向くとケテル様がいつも着てる服に似ているが……大事な所は穴が空いて丸見えの、まるで痴女のような服を着た天使が立っていた。
「貴女もケテル様のオナホ奴隷に選ばれたの。光栄に思うの」
「オナホ奴隷……?」
石像だった時の記憶を必死に思い出すと、いつもケテル様の傍にいた少女と姿が一致した。名前は確か……
「あなたは……メタトロン……!」
「そう……私はケテル様のオナホ奴隷、メタトロン。オナホ奴隷は私とサンちゃんだけで十分なのに……ケテル様の命令なら仕方ないの」
「くっ……!」
とりあえずミカさんを助ける事だけを考えればまずは他の人に伝えなければならない。戦おうにも今、私の中の天使の力はほとんど無くなっている。
「逃げても無駄なの。この部屋は私以外に開けられないの」
私の思考を読むように話しかけてきた。実際に周りを見渡しても逃げられそうな場所はどこにもなかった。
「今の天使の力を無くした貴女なら強制契約も可能なの。大人しくするの」
メタトロンがそう言った直後、私の背後に魔法陣らしきものが現れ、それに身体が吸い寄せられ磔のような体勢で動けなくなる。
「やっ……これっ、動けないっ……!」
必死に力を入れてもビクともしない。私が必死の抵抗しているうちに、メタトロンは大きな判子を持って私に近付いてくる。
「メタトロンの名において強制契約するの……ガブリエルは永遠にケテル様のオナホ奴隷なの」
大きな判子が私の臍下にポンッと押されると、今まで感じた事の無い快楽が一気に襲いかかってきた。それは私の脳の許容量をはるかに超える快楽で____
「おほっ︎❤❤なにこれっ❤❤イ゛ク゛ッ︎❤❤イ゛ク゛イ゛ク゛ッ︎❤❤イ゛キ゛し゛ぬ゛う゛!!!❤❤❤」
今まで出した事の無いような声が、自然に口から出てくる。今の私は快楽を受けながら惨めに喘ぎ声を出すこと以外許されてなかった。
「強制契約は少し時間がかかるの。それまでに壊れちゃうかもしれないけど……ガブリエルなら大丈夫と信じてるの」
目の前の少女の声も上手く聞き取れないまま、既に限界を迎えていた私は意識をそのまま手放したのだった。
「……あれ?」
目を覚ますと、私はちゃんと服を着ていつもの仕事場に立っていた。まるで、今までの出来事が夢だったかのように。
「今までの出来事は……夢? ならミカさんは……」
「ガブリエル!」
背後で荒々しく名前を呼ばれ、振り向くとそこには言葉に表せないほどの剣幕のウリエルさんが立っていた。
「ガブリエル……お前が天界を裏切るなんて……信じていたのに」
「私が……? ミカさんを……?」
「これを見ろ!」
そこに映っていたのはミカさんの写真。だが、普通の写真ではない。石像になっていて、おちんぽが生えていて、情けない顔で射精している写真だった。
「お前がいなくなり、それを探しにいったミカエルがこのような姿で発見された……そしてこれが動かぬ証拠だ」
もう1枚の写真を取り出す。そこに映っていたのは__
「どうだ? これでもまだシラを切るか?」
光悦の表情を浮かべながらミカさんを石像に変えていく私だった。
「そんなっ……! こんなこと私がするわけっ……!」
驚きと、焦り、それになにかもやもやした感情が私の中で渦巻く。
「問答無用だ! ここでミカエルの仇を打つ!」
直後、容赦ない攻撃が襲いかかってくる。これは間違いなくウリエルさんの本気の攻撃だ。
「ちょっ、待ってください! 私はこんなことっ」
「裏切り者の話なんて信じられないに決まってるでしょう!」
「そんな……! ウリエルさん!」
対話を求めようとしても全く取り合ってもらえない。なんだか様子が変だ。
「ごめんなさい……ウリエルさんっ!」
私は攻撃の間の一瞬の隙をつき、電撃を繰り出す。それは見事にウリエルさんに直撃した。
「うぐっ……!」
「今のうちにっ……」
ウリエルさんが電撃で痺れて動けない隙に必死に逃げた。脱兎のごとく、疲れ果ててしまうまで逃げた。そして数十分後、追ってこないことを確認してから一息つき、今の場所を確認すると__
「ここは……ミカさんの……」
いつもミカさんと一緒に来ていた公園。今こんな状況で2人でいれたらどんなにいいか、と思った矢先
「おーい、ガブくーん」
不意にいつも聞いている声がする。嘘だ、そんなはずは無い……そう思いながらも声の主を見た。
「どうしたんだい、ガブくん。こんな所で」
「ミカさんっ……どうしてっ……」
「ガブくんがここに呼んだんだろ〜? 全く、どうしちゃったんだい?」
ミカさんは不思議そうな顔をしながら首をかしげる。もう私には何が何だかよく分からなかったが、それでもミカさんと会えて心が安らいだ。
「ミカさん、ここは危険です……っ、早く逃げて……」
「ど、どうしたんだい!? 何があったかボクに話してくれよ」
「実は……」
ミカさんに今までの事を話す。ミカさんの石像の事、そしてウリエルさんに追われている事……
「ふーん……何やら陰謀めいたものを感じるねぇ」
「ミカさん、私は一体これからどうしたら」
「こうなったら……諦めて逃げるしかないかもね〜。もうウリくんに電撃を浴びせちゃった時点でアウトっぽいし」
「そんな……」
「それに、ねっ」
気持ちし、下を向いていた私をミカさんはやや乱暴に押し倒してくる。
「本当は、裏切る事が気持ち良かったんだろう?」
「えっ……?」
ミカさんは今まで見た事のないような妖艶な表情を浮かべる。
「ボクには分かるんだ。ガブくんは裏切る事で快楽を貪る変態さんなんだって」
「そ……そんな事ありません! そんな天使どこにもいませんよ!」
「いるだろう? ボクの目の前に」
ミカさんは手を私の顎に添えてクイッと向き合うようにさせた。
「じゃあガブくんが変態だって事をここで証明してあげよう」
すると躊躇いもなくズボンを脱ぎ、下着まで脱いでしまった。するとそこには……
「ふふ、ボクのおちんぽは大きいだろう? けどね、女の子の中で射精すると全身石化しちゃう呪いのおちんぽなんだ」
ミカさんは私の顔の前にずいっとおちんぽを持ってくる。太くて長く、独特な臭いを放つおちんぽだ。
「選ばせてあげるよ、ボクを射精させて石化させるか、それともこのまま何もしないか」
「ミカさん……」
息をごくりと飲み込む。私の頭の中で変な思考がノイズのように走る。
「それにガブくん、"思い出してよ"。これまでもガブくんはずっと天使のみんなを裏切ってきたじゃないか」
……そうだ。"思い出した"。私は何度も何度も天界を裏切ってきた。何故こんな事を今まで忘れてたのか……
「ボクはずっと見てきた。ガブくんが裏切る度に見せたあの光悦な表情を」
「嘘っ……そんなわけっ……」
その時、私に快楽がぶるっ、と流れる。記憶を流れる私の裏切るシーンが流れる度に、それは何度も身体を巡っていく。
「ボクを堕とすのが気持ちよかったんだろう? 大天使を裏切る事がとても気持ちよかったんだろう?」
「そ、そんな事はっ」
無い。その2文字が口から出てこない。否定出来なかった。
「さあ、ガブくん。ボク達を選ぶか……快楽を選ぶか。もう分かってるだろう?」
その言葉を選んだら二度と戻ってこれないだろう、とは感じていた。でももうダメだった。
「はいっ……︎❤❤私は……みんなを裏切る事で快楽を貪る雌豚ですっ……︎❤❤」
宣言した途端に全ての"記憶"が戻ってくる。私は"今までケテル様に仕え、天使を裏切る事で快楽を貪る雌豚"だった。
「ようやく思い出したみたいだね……ガブくん」
「ええ……すっかり思い出しました︎。私はガブリエル……ケテル様のオナホ奴隷にして裏切りの大天使︎❤」
ミカさんを逆に押し倒して馬乗りになる。そしてすぐに私の恥部をミカさんのおちんぽに擦り付ける。
「ふふ、ようやくガブくんらしくなってきたねっ」
「ええ︎……︎ミカさんが全部思い出させてくれましたから︎。それに」
私は腰を上げおちんぽに跨り、奥まで入れ切るとそこからゆっくり腰を動かし始める。
「んひぃ︎❤❤❤」
「ミカさんを今から石化させちゃうと思うと……ゾクゾクしてたまりません︎❤」
私は乱暴に腰を振る。ミカさんの精液を搾り取ろうとキツキツにおちんぽを締めあげる。
「だ、だめっ、しゃせーしちゃうっ︎❤」
「ふふ、もう遅いですよ︎❤アヘ顔の惨めな石像になっちゃってください︎❤」
とどめとばかりにばちゅん︎❤と音が鳴り響くほどおちんぽに子宮を打ち付ける。
「ああああああっ︎❤でりゅ︎❤しゃせーしちゃうっ︎❤」
ミカさんの敗北おちんぽは勢いよく射精してしまう。それと同時にみるみるミカさんの身体は石化していく。
ミカさんが石像になっていく。アヘ顔を晒し、無様に射精し続ける石像に。そして背徳感が、裏切りの行為が快感となり思わずアクメを決めてしまう。
「ああ……ミカさんの絶望した顔……それだけで感じちゃうのにっ……︎❤私の手で石化させちゃえるなんて……︎❤」
完成した無様な石像に愛液をぶっかけていく。それと共に大切な何かが壊れていく気がしたがもはやどうでもよかった。
そして長い絶頂と共に私のやるべき事、そして私の存在理由をどんどん思い出していく。そして、全てが塗り替えられて所で__
私の"夢"は終わった。
〜〜〜
「ガブリエル! 助けに来たわ!」
静かで暗い牢屋の扉が乱雑に開かれる。私はこの牢屋で裸体のまま手足を鎖に繋がれていた。なんだか久しぶりに誰かの声を聞いたような感じがした。
「ウリエル……さん」
「無事でいてくれて本当に良かった……!」
外で戦闘でもしたのだろうか、服は少し傷つき、息も少々上がっている。しかし私を助けるには問題ない程の消耗のようで、私に繋がれた鎖を易易と切り裂いていく。
「これで大丈夫……一人で立てるかしら?」
「はい……大丈夫です」
私を拘束していたものから解き放たれると、私はゆっくりと立ち上がり、ウリエルさんに抱きつく。
「私、本当に嬉しいです……ウリエルさんが助けに来てくれて」
「当然よ……! だって親友じゃない!」
助けに来てくれて嬉しいのは本音だ。心から嬉しいと思っている。けど、それは多分ウリエルさんの想像とは違って____
「えへへ……ありがとうございます、ウリエルさん。大好きですよ」
私は手に隠し持っていた薬をウリエルさんの首筋に打ち込む。
「えっ……ガブリエル……?」
直後、ウリエルさんの力が抜けていくのを確認して抱き着いていた腕を離す。ウリエルさんはまだ状況を理解出来ないようだ。
「ガブリエル……一体何を……」
「今ウリエルさんに打ったのはケテル様特性の薬です。普通の天使だったら3日はまともに動けません」
「ケテル……様? まさかあなたまで……」
ウリエルさんの表情がみるみる絶望に染まっていく。私好みの表情だ。
「いいですよ、ウリエルさん……もっとその顔を見せてください、ふふっ」
「目を覚まして、ガブリエル!」
「目を覚ます? ふふ、これが本来の私ですよ。私、裏切るのがとーっても大好きなんです」
私が嬉々として話していると、それと共に牢屋の外から足音が近付いてくる。
「おや、もう終わりましたか」
「ケテル様!」
足音の主はケテル様だった。私はすぐにケテル様の前で跪く。
「しっかりやってくれたようですね。ご褒美です」
「えへへっ、ケテル様のおちんぽ……︎❤」
ケテル様がズボンを脱ぎ、立派なおちんぽを露出させると、私は躊躇なく咥え、丁寧に舐め始める。
「ケテル……あなた一体ガブリエルに何をしたの!」
「おや、メタトロンと戦ったはずなのにその程度の傷で済んでいるとは……流石私の見込んだウリエルさんです」
「質問に答えなさい……!」
ケテル様は私の頭を撫でると、私の口をおちんぽから離させ、私に四つん這いになるように指示する。
「これが答えですよ、ガブリエルの意思で私に従ってくれているのです」
四つん這いとなった私にケテル様のおちんぽが後ろから挿入される。ケテル様のおちんぽは太くて大きくて、思わず声が出てしまう。
「ケテル様のおちんぽ……❤すごい気持ちいいです……︎❤」
「ふふ、あなたの膣も締まりが良くて気持ちいいですよ」
ウリエルさんの絶望した顔と、ケテル様の私の奥を突くおちんぽが相まって、まるで天国のような気持ちよさだった。
「出しますよっ……!」
「ケテル様……︎❤ケテル様……︎❤」
ケテル様の子種が私の中に出されると共に、私も大きな絶頂を迎えた。それから上手く喋られるようになるまで幾分か時間が必要になるほどだった。
「あら……薬が効いて気絶しちゃったみたいですね、ウリエルさん」
私が楽しんでいる間にウリエルさんは薬が回ったらしく、そのまま地べたに横たわっていた。
「メタトロンの所へ持って行ってください。その後……またご褒美をあげましょう」
「ありがとうございます、ケテル様︎❤」
気を失ったウリエルさんを持ち上げながら、これからに期待を馳せる。
そう、私の裏切りの快楽は始まったばかりなのだから。
色々不具合があったので再投稿です。