※この作品はR-18です。

ワイ提督、艦娘を妊娠させて捨てた結果wwwww   作:三酔人

7 / 7
すみません。
本当にすみません。
長いことダンマリ決め込んでしまってすみませんでした。
全然面白くないかもです。
しかしながら、どうやら私には時間が残っていないようなので、中途半端になるんですが、出来ている分だけでもあげます。書いたものが無駄になるのは悔やんでも悔やみきれない思いがしたんです。
ちょっと、いやかなり大げさかも知れないんですが、生きていた証をここに刻み込む思いです。

今まで応援や感想のコメント本当にありがとうございました。
本当に嬉しかったです。
人との付き合い、それがどんなに細いものでも薄いものでも、とても大事ですね。
もうちょっと早く気付きたかったです。


永遠の劫罰とは何であろう

「川内君……君が私の子を妊娠しているという事にして欲しい」

 

「え? 本気?」

 

「それともう一つ。私と既に婚姻しているという事にして欲しいんだ。役所に届け出を出しているという意味で」

 

「ふーん、なるほどねぇ。あんた、本気なんだね……あたしとの約束守ってくれるんだ……分かった。良いよ」

 

「ありがとう。その方が綾波も私と別れる踏ん切りが付いて、すっぱりと前に進めると思うんだ……」

 

「あたし達、遅かれ早かれそうなる運命だったんだよ! いっぱい赤ちゃん産んであげるね! ずっと一緒に居ようね?」

 

「あ、ああ……」

 

 

タクシーを降りて、綾波のアパートに向かう途中、ワイに彼女面で寄り掛かる川内と打ち合わせをしたんや。

絶望特盛りの綾波を味わいたいんやwwwww 分かるやろ? 

絶望している綾波を想像するだけで、ワイのゴリラチ○ポポにニトロが供給されてるのが分かる、もう爆発寸前や! 辛抱たまらんわいwwwww

綾波捨てた後は、鎮守府帰る前に、ラブホで川内とガッツリ生交尾キメたるw はよう汁まみれになろうやwww

そうこうする内にアパートに到着やw ワイは、これから受け取るゴッツい報酬に期待してゴクリと生唾を飲み込んで、逸る気持ちを抑えながら震える指でインターホンを押したんやw

 

 

『どちらさまでしょうか?』

 

「私だ……」

 

『あなた、おかえりなさい。今開けますね』

 

ん? どういうことや。ちょっとおかしいで。

インターホン越しの綾波の声に、ワイは少なからず違和感を覚えたんや。

綾波の声に、今から別れ話を受ける感じの重さ、いや緊張感が無い。

2時間程前に電話で別れをほのめかした事実が無かったかのような感じや。むしろ機嫌の良さに弾んだ声や。

端的に言うと、綾波が鎮守府に居た頃に、ワイの私室で生交尾キメる一時間前の機嫌の良さや。

鍵が開いた音がしたので、困惑しながら開けたんや。

そしたら、笑顔の綾波が抱き着いてきた。

 

「あなた、おかえりなさい。やっと引っ越して来てくれたんですね。お腹の子もきっと喜んでますよ。今日はお祝いにたくさんご飯作りましたからね。あなたの好きな肉じゃがもありますよ。あ、川内先輩じゃないですか? お久しぶりです。お祝いに来てくれたんですね。ありがとうございます。私達の新居にようこそ」

 

は? 何言っとるんや、こいつ? は?

綾波はワイらを笑顔で迎えて、「奥にどうぞ、すぐに行きますから」と言って、川内のブーツとワイの靴を揃えていた。

ワイと川内は些か困惑しながら、リビングに入ったんや。

 

「お茶をお持ちしますね。待ってて下さいね」

 

リビングに入ってから、笑顔の綾波はそう言うと、そのまま台所に行ったんや。

執務室での経緯を知ってる川内は、そんな綾波を訝しみながら台所に向かう後ろ姿を目で追っていた。

 

「あの子、壊れちゃったんじゃない? 今日は帰った方が良さそう……」

 

24時間365日年中無休で強気営業してるブラックガイジ(川内)が、らしくもない弱気になっとる。

ふ、ふざけんなや! ワイは壊れた綾波を見に来たんじゃないで、絶望に打ちひしがれる美しい綾波を見に来たんや!

どういうことや……?! ここまで来た以上、何も見ずに帰るやなんて! そんなの収まりが付かんやないか!

 

「いや、理由がどうあれ、今日別れるよ。そうじゃないと、綾波は勿論の事、私と君も、新しいスタートを切れない……断腸の思いだが……致し方ない……どんなことがあっても君との約束は守る」

 

「あんた……本気なんだね……あたしを選んだって事だよね? ……あたし信じるてるよ? ずっと一緒だからね! 赤ちゃんいっぱい作ろうね!」

 

アホな方向で解釈して勝手に盛り上がってる夜戦ガイジは放っといて、ワイはどうしたものかと考えていた。

これは一筋縄では行かんぞ……どうすれば良いんや……。

 

「ね? 綾波の前でさ、執務室でしてくれたキス見せてやろうよw それで別れ話すぐに終わるでしょ? あたし早く二人きりになりたいな?」

 

ッ!! それや! 流石、夜戦ガイジや! 最前線で現場動かしてるガイジは一味違うで!

なんでワイはそんな簡単な事をど忘れしてたんや! 

よっしゃ、それで寝惚けてる綾波を叩き起こそう! 逝くで!!!

綾波ぃ絶望してくれよぉwwwwwww

 

「ゃぁッ! チュッ……ちょっ……いきチュッ……ンッンッ……なり! ……んちゅッ……ぁッ……」

 

「んぁッ……チュ……ぁんッ……チュッ……ンッ……ンフッ……ィァッ……チュッ……」

 

ワイは川内にいきなりベロチューを見舞ってやったw

こうなったら出血大サービス、総決算セールや。

驚いた川内は初めこそ抵抗していたんやが、すぐにメスになったwww

こいつ才能あるで、隠し撮りでAV女優に育ててやるのもええなw

ワイは綾波が茶を持ってくるまで、渾身のベロチューを川内に見舞ったんやwwwww

突如、いや計算通りか、ガラスの割れる音が聞こえたんやw

絶望型駆逐艦綾波の進水式の始まりやでwwwww いわんや絶望の海へwwwww

 

「なに……してるんですか……え? ……どうして……? あなた……?」

 

綾波の奴、やっとお目覚めのようやなw

 

「すまない……君に別れを告げに来たんだ……今までありがとう……」

 

「え? ……何を! 別れるって……え? なんで……?」

 

「実は川内君のお腹の中に私の子供を宿しているみたいなんだ……すまない……責任を取りたいんだ……」

 

「え? 川内先輩のお腹の中に……どうして……赤ちゃん……? わたしは……お腹に……どうして……?」

 

 

夜戦ガイジを横目で見ると、慈愛の籠もった表情で下腹部を撫でてるw こいつ、ほんとノリが良いよなwww

なんやかんやでワイらいいコンビやないか? ガッツリ汁まみれにしてやるからなwww

それはさておき、よっしゃ、あともう一押しやなw 

ジェットコースターがゆっくり下り始める寸前の、上死点部分やなwwwww

よっしゃ綾波、地獄に堕ちるんや!

 

「それで……君のお腹の子は中絶して欲しい……すまない……許してくれ……」

 

「……え? なにを……ふっ……ふざけないでッ! ふざけないで下さいッ! イヤですッ! 絶対に中絶しないッ! 私にあなたの子を殺せと言ってるんですかッ!」

 

あー、こいつ中絶って言葉におもっくそ反応したなw これやw こいつの弱点やwww

パターン入ったなwwwww おっしゃw

 

「ふざけてなどいない……中絶を……今なら間に合うから……中絶を勧めたんだ……頼む! ……中絶して下さい!」

 

「中絶なんてッ! しませんッ! 絶対にしませんッ! ふざけないでッ下さいッ!」

 

ワイが意識して中絶って言葉を綾波にぶつける度に綾波の体は痙攣するんやwwwww

しかも、ちょっと過呼吸気味になってるwww これはおもろいw こりゃ傑作やwww 

これは死ぬかも分からんなwww 

ちょっと待てよ? ワイが「中絶」って5連チャンで言ったら、5回痙攣するんかな? 

よっしゃ、やってみよwwwww

そうこうする内に綾波の目から涙が溢れ出したwww

それを見て吹き出しそうになるのを必死に堪えてたら、ワイも涙目になった。

爆笑しないように必死に腹に力を入れながら、迫真の演技で土下座したったwwwww 

逝くで! 中絶5連チャンや!

 

「許してくれ! 中絶ならまだ間に合う! 中絶費用はもちろん出す! 中絶出来る病院を紹介するから! 頼む! 今、中絶しないと君の体が持たないんだ! 明日にでも中絶をッ! お願いします!」

 

ちょっと口語的に苦しかったかなw 案の定、綾波の体は中絶5連チャンで5回震えたんやwwwww

これ、中絶10倍拳使ったらどうなるんかなw 10回震えるんかなwww 死ぬんかなwww

まぁ、そんなことは今はどうでもええ。

綾波は涙をボロボロ流して震えながら、ワイを化物でも見るような目で見下ろしてた。

これが、もしかして絶望してる表情か……w

 

「ッ! 中絶ッ?! 中絶なんて絶対にしません!! なんでそんな酷い事言うんですか!! あなたの赤ちゃん絶対に産みますッ! あなたと私でずっと一緒に育てるんですッ! 絶対に別れないですッ!」

 

綾波の奴、必死やなw 過呼吸が更に酷くなってきたなwww 本当に死んだりしてwwwww

もうあれか、自分で何言ってるか分からんぐらい動揺しとるっちゅーところかw

ちょっと角度を変えてみるかwww

 

「……すまない……君と一緒に育てる事は出来ない……別れて欲しい……別れて下さい……」

 

「ッ! 絶対に別れないッ! 別れませんッ! ずっと一緒にいてくれるって約束してくれたじゃないですか?! 嘘だったんですか?! あなたにお願いされた事、全部してあげたじゃないですかッ?! 私を捨てないって何度も約束してくれたじゃないですかッ?! 全部嘘だったんですか?!」

 

「君との関係は全部嘘になった……そういうことだ。すまない……許してくれ……」

 

「許さないッ! ……絶対に許しませんッ! 絶対に別れないですッ!」

 

なんか、膠着状態に入ったみたいやな……。 ワイはなんかがっかりしてきた。

絶望の表情が見たかったのに、現実はそんなに甘うないなぁ……。

 

「あんたさぁ……見苦しいよ。誠意込めてさぁ、別れたいって言ってる人にさぁ、自分の都合で縋るのやめたら? ガキじゃないんだからさぁw そんなに中絶したくないんだったら、あんた一人で育てれば良いじゃんw」

 

一向に絶望する様子の無い綾波に、ワイは失望して、面倒臭いし帰ろうかなって思ってると、唐突に、ニヤついてる川内が割り込んできた。全力で煽りに逝くスタイルか……流石やで! ナイスガイジ!

 

「ッ! 川内先輩は黙ってて下さいッ! あッ! あなた……もしかして……川内先輩ですか? 脅されてるんですか? 脅されてるんですね? 川内先輩ですよね?」

 

「川内君は関係ない……君と別れたいだけなんだ……君を好きでは無くなった……もうこれ以上話すことはない……もう帰るよ」

 

「あなたに無くても私にはありますッ! 私とあなたの赤ちゃんはどうするんですか?! 捨てるんですか?!」

 

「中絶すれば良いじゃないか。何度も言わせないでくれ。しつこいぞ」

 

ワイは同じようなやり取りに疲れてきたんや。もうね、ホント面倒臭くなってきたんや。

綾波は涙ボロボロ流して、一向に絶望する様子は無いし、なんかね、ホント疲れた。

正味、帰りたいんや。

 

「川内君、帰ろうか……。また後日来るy」

 

「待って! 捨てないでッ! 捨てないでくださいッ! 捨てないで! お願いだからッ! あなたの言うことちゃんと何でも聞きますから! 私の悪いところ何でも直しますから! 捨てないで! おねがいッ! 赤ちゃんを……捨てないでください! わたしたちを……見捨てないでくださいッ! おねがいッ!」

 

ワイが土下座から立ち上がって、川内に帰ることを伝えたら、綾波が涙を流しながらワイの体に縋り付いてきた。

 

「もう君に会うことは無い……堕ろさないのであれば一人で育ててくれ。君のお腹の中にいる子は絶対に認知しない。もう2度と連絡はしないでくれ……今までありがとう……さようなら……」

 

滂沱の涙を流しながら必死の表情で縋り付く綾波の手を払いながら、ワイがそう言った瞬間、

綾波はストンと床に跪いて、無表情で床を凝視してるw

あれ? もしかして絶望か? キタコレ!

 

「……赤ちゃん……私の……ずっと一緒……赤ちゃん……にくじゃ……が……おいしい……ですか……私と……幸せに……」

 

なんか独り言呟いてるwww うーん、でも、なんか思ってたのと違うんだよなぁ。

絶望というよりは、壊れたって感じなんだよなぁ。漫画や映画で見る絶望の表情とは全然違うんだよなぁ。

床を凝視しながら独り言呟いてる綾波を見ながら、ワイは総括してみたんや。

今回はまぁ、及第点っちゅーところやな。初めての試みにしては、ボチボチっちゅーところにしとこか。

もしかしたら、個人差もあるのかも知れん。赤城と翔鶴ではまた一味違うかも知れん。

しゃあない、切り替えて逝くでw

 

「あーあ、壊れちゃったねwww もう行こうよw 鎮守府に帰る前にさ、ね? ホテル寄って行こ? あ、ちょっと待ってw 忘れ物してたwww」

 

茫然自失の綾波の方に近づいて、しゃがんで何かしてる。

綾波はされるがままで体が揺れとる。

何しとるんやこいつ……。

川内の奴、ようやく終わったのか立ち上がった。

 

「聞こえてるのか分からないけどさw 必要が無くなったあんたの指輪、あたしが貰っとくからw まぁアンタは腹の中にいるクソガキをさ、一人で育てなよw それと、もう二度とあたしの夫に連絡しないでねw はやくホテル行こ!」

 

笑顔の川内がそう言いながら、ワイに寄り掛かってきた。

よっしゃw 憂さ晴らしにこいつにデタラメするかwww

壊れた綾波はそのままにして、ワイらはそのまま玄関に向かったんや。

川内が履き慣れないのかブーツをもたもたしながら履いている間、これからの事を考えてたんや。

 

「私とこの子を捨てるんですか? そんなこと許さないです……」

 

「うぉッ! ぐぅッ!」

 

ワイの背後から、ゾッとするような冷たい、綾波の声がしたんや。

と、同時にワイの腰に激痛が走った。

なんか腰が抜けるような感じでワイは倒れてしまったんや。何が起きたのか分からん。

痛みの走る部分を触ったら、ヌメッとした感じがしたんで指を確認したら、血が付いとる!

それと同時に、ワイの顔にパタタと何かが降ってきた。

 

「あぐぁッ! がッ! ぉホッ! ふぉッ! ほッ! ぁはッ! はッ!」

 

音のする方を見ると、左目を抑えながら、首から血を噴き出して倒れ込む寸前の川内がおった。

右手に包丁を持ち大量の返り血を浴びた綾波は、倒れた川内を無表情で見下ろしている。

 

「赤ちゃんは私が産みます。川内先輩のは必要ありません……」

 

そう言って、倒れ伏した川内を滅多刺しにしてる。

 

ヒィッ! 殺される! そう予感した恐慌状態のワイは、リビングの方向に匍匐前進で逃げたんや!

 

「くっそ! 足が動かん! なんやこれ! くっそ! ふざけんな! なんやこれ!」

 

腕だけで前に進もうと思うんやが、自分の血液でヌルヌル滑って前に進まん。

やばい! はよ逃げな! 綾波の奴、ホンマにおかしくなりよった! なんやねんこいつ!

痛みに喘ぎながら、リビングに付いたんや。

せや! 作戦室本室の連中に通報せな!

ワイは携帯を取り出そうとポケットに手を伸ばしたんやが、見付からん。

あれ? ちょっと待て、どこ行った?

 

「探してるのはこれですか……あなた……」

 

「あぁッ! がッ! あッ! あッ!」

 

綾波の声がすぐ近くでしたんや、と同時に背中に激痛が走った。

 

「逃しませんよ。絶対に」

 

「あッ! ま、まってくれ! ぅあッ! あッ! ぁギッ!」

 

綾波は容赦なくワイの背中を何度も刺してくる! あかん、ダメやこれ!

こいつが刺す度に体から力が抜けて逝く感じがする……。

 

「私と一緒にこの子を育てるんです……約束しましたよね……」

 

「うぉッ! ぅぎッ! あッ! あぇッ! うぉッ!」

 

や、やめて、許して! こいつに刺される度に力が……。

 

「捨てないって約束しましたよね……ずっと一緒ですよ……」

 

「うッ! ぅあッ! あッ! ぁッ! ぁぅ! ぁ! ふッ! ふ……は……ぁ……ぁ」

 

だめや……ワイはここで……死ぬかも知れん……長門を……待機させとけば……ワンチャンあった……?

ワイは……ただ……元カノを……。

 

 

 

 

 

 

その日、鳳翔の経営する居酒屋で武蔵と飲んでいた長門は、提督から支給された海軍専用の携帯用電話機に届いた大淀からの緊急電に顔をしかめた。

 

「なにッ! そんな……あり得ない! 落ち着け大淀!」

 

血相を変えた長門の電話への返答に、武蔵は酒の手を止めた。

電話を切った長門は直後、調理中の鳳翔に声を掛けた。

 

「鳳翔! すまないが、赤城、加賀を連れて作戦室本室に向かってくれ大事だ!」

「ッ! 分かりました。赤城さん、加賀さん、作戦室へ良いですか? 翔鶴さん瑞鶴さん、後をお願いします」

 

血相を変えた長門の様子に、ざわついた酒場は静まりかえった。

 

「なにごとデスカー? 長門ぉーどうしたんデスカー?」

 

「あッ! 金剛も武蔵も私に付いて来てくれ。大変な事になったようだ」

 

切迫した表情の長門に、酒場は一転緊張感に満ちた場所に変わった。

 

「全員、これから酒を飲むのは控えてくれ! 大変な事が起きたみたいだ! 酔いを冷ましてからでいい! 作戦室本室に集合してくれ!」

 

そう言って、長門と武蔵、金剛、鳳翔に赤城、加賀は酒場を後にした。

 

「提督が出先でお亡くなりになられたようだ……! 大淀が警察署で身元を確認したらしい! 加えて、川内と最近除隊した綾波の死体が近くにあったようだ……!」

 

「そんなッ! どうして……そんなッ……」

 

作戦室本室に居る全員は長門の報告に絶句した。

 

「川内が関わってるとなると……すまないが……川内組の連中を出来るだけ早く取り押さえてくれ……特に神通と那珂は取り押さえ次第、拘束して営倉に連行。それ以外の連中は拘束して講堂に連行してくれ……これは司令官権限を代理して作戦室本室室長、戦艦長門の責任に基づいて命令する。後で必ず命令書を渡す! 鳳翔、頼む!」

 

「ッ! 致し方ないですね……! 分かりました。赤城さん加賀さん、空母の皆さんを動かして、長門さんの命令に従って下さい」

 

「赤城了解しました! これより直ちに、人員を組織して命令に応えます。付きましては、陸上用艤装戊号着用――提督を会議等で護衛する際の最低限の装備――の許可を下さい」

 

青褪めた表情の長門に向かって、いつになく緊張した表情の赤城は許可を求める。

 

「ッ! 分かった! 許可する!」

 

そこからは迅速であった。川内組以外のメンバーで戦艦、空母(軽空母を含む)、重巡、軽巡そして駆逐艦を12人一組で組織して、川内組を構成してる艦娘の部屋へ向かい、拘束した。

 

「何ですかこれは! 私達をッ! 川内姉さんの派閥と知っての狼藉ですか! 許しませんよ!」

 

「那珂ちゃんを! 艦隊一のアイドル那珂ちゃんにこういう事するなんて! 許されないよ! 川内ちゃんが帰ってきたら大変な事になるよ! 良いの!?」

 

「馬鹿めと言って差し上げますわ! 川内さんが帰ってくる事は無いですよ! 貴女達はもう終わりです! これは!?」

 

「そのまま! そのまま!」、長門が、神通と那珂の相部屋を強襲した時、那珂と神通は、長波改二と浦風丁改から報告ついでに貰った提督の土下座写真及び川内と提督の接吻写真を眺めながら会話していた。

 

「那珂ちゃん、アイドルだから路線変更する気無いんだけど、提督になら抱かれても良いかなって思ってるんだよねぇwww キャハッwwwww」

 

「那珂、女性がそんなはしたない事言うもんじゃないですよ……」

 

「そんなこと言ってぇwww 神通ちゃんも提督の事好きなんでしょ? そうだ! 神通ちゃんも提督に甘えようよw 今の提督なら、好きに出来るよw キャハッwww」

 

「そんなこと……でも……」

 

下世話な会話をしている最中の強襲であった。取り押さえている最中、妙高は神通達が眺めていた携帯の画像に気づく。

 

「長門さん、これは……!」

 

「なんだこれは! 貴様らぁ、やはり関わっていたか! 許さんぞ! 妙高、こいつらを直ちに営倉へ!」

 

「了解。貴女達何をしたか分かってるの!?」

 

 

困惑した表情の神通改二と那珂改二は、拘束の上、営倉に連行された。

 

 

 

「な? すごいだろ? 提督は私達の言いなりなんだよw もうね、本当に興奮したよw 川内姐さんかっこよかったなぁwwwww」

 

「うぉ! マジかよw あたいも見たかったなぁw これって、これからアタイ達が提督を自由に出来るって事だよな? あたい、提督に抱かれたいんだよなぁwwwww」

 

「よっし! 川内姐さんにお願いしてみようぜw 土下座したらなんとかなるかも知れんよwwwww」

 

大部屋の隅っこで頬を腫らして泣きながら下着姿で正座している綾波型姉妹全員と彼女達を見下ろしながら木刀を持って監視している清霜を放っといて、ほぼ全ての夕雲型姉妹が集まり談笑している一角で、下世話な会話をしながら携帯画像を見て盛り上がっている長波改二と朝霜改であった。そこに、金剛改二を旗艦とする艦隊が強襲した。

 

「貴女達、神妙にするネ! そのまま! そのままダヨ!」

 

「金剛姉さまッ! これは……!」

 

長波と朝霜が眺めていた画像に榛名改二がいち早く気付いたのである。

 

「貴女達ッ! なんですかこれはッ! 長門に報告しなくチャ!」

 

普段怒りを見せる事の無い金剛が鬼になった瞬間であった。

 

「全員の身柄を拘束シマース! 全員手を後ろに回して地面に伏せて! 抵抗するなら容赦しないヨッ! 携帯電話等の情報機器を押収するネ! 榛名早く!」

 

「貴女達、榛名は大丈夫じゃないみたいです……神妙にして下さいね……」

 

夕雲型姉妹の幾人かは、初め抵抗する気でいたが、鬼気迫る様子の榛名と全く笑顔の無い金剛を見て、抵抗をやめ大人しく講堂に連行された。

 

 

 

「陽炎姉さん、これはどういう事ですか!? 私はこんな話聞いてないです! サプライズパーティーをするからって言われて協力したのに! これは提督に対する謀反と変わりませんよ!」

 

「不知火気にしないで良いってw 大丈夫だからwww」

 

「陽炎姉さん……これが発覚したら大事になりますよ! 長門さんがこんな画像見たら……」

 

「不知火はホント大袈裟だなぁwww 大丈夫だってw 川内姐さんがケツ持ってくれるってwww あたしたちは川内姐さんの命令に従っただけなんだからwwwww ほんと不知火は臆病チャンなんだからwww」

 

「陽炎姉さん……」

 

「そ、れ、に、不知火も提督の事大好きなんでしょ? これからは私達も提督にたくさん甘えられるじゃんw 良いことづくめだよw ね? そうでしょ?」

 

「それは……しかし……」

 

雪風を除いたほぼ全ての陽炎型姉妹が集まった大部屋で談笑している最中の一航戦の強襲であった。

 

 

「貴女達! そのままッ! 動かないで! 浦風さんッ! 今隠した物を出して下さい! 加賀に渡して! 妙な動きをした者は撃ちます!」

 

「赤城さんッ! これは!」

 

「ん? 加賀さん、どうしました? なッ! これは!」

 

普段滅多に感情を表に出すことの無い加賀の動揺した表情に些か驚きながら、赤城は加賀が差し出した携帯の画面を眺めた。そこには、切迫した表情を浮かべながら土下座をしている提督の画像があった。更に、画像を検索してみると、川内と提督の接吻写真である。

 

「貴女達……! 私達は派閥は違えど、背中を預けられる仲間だと信じてきました……! 残念です!」

 

作戦中敵にしか見せることのない、厳しい表情の赤城を見て、血気盛んな陽炎型の大半は抵抗を断念した。




中途半端で本当にすみません。
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