日本の村に眠る淫習を訪ねて、柳沢研究室レポート 今に残る日本の村のエロ風習 ⭐︎各話読み切り 新作はイラスト付き 作:みなぽん
人々の優しさが紡ぐ涅槃逢瀬
日本の淫習を訪ねて 長崎県五島列島 三井楽の「涅槃逢瀬 」今は亡き愛する人にあいたくて
死んだ人にまた会いたい。禁断の風習か
人々の優しさが紡ぐ涅槃逢瀬
私は大王大学で民俗学の教鞭をとる傍ら日本に残る古い因習を研究しています。
学生たちが夏休みの今、私は姉川 美奈子君と南條 美和君頼んで、たまりにたまった研究資料の整理をしていました。
研究資料の整理も進み、ゼミ室でつかの間のティータイムです。
外はうだるような猛暑。アスファルトの道はフライパンのように熱くなっているでしょう。
外に買い物に行く気にもなれずゼミ室の麦茶と以前に贈り物でいただいた果物のシャーベットや冷凍チーズケーキなど冷蔵庫の棚卸しを兼ねてちょっとしたスイーツパーティーをしました。
おいしいお菓子を片手に夏ともなれば出てくるのは怪談話です。
「先生が今まで研究した中でちょっと怖かった因習の話とかないんですか?」
美和が興味津々で聞いてきます。
美奈子は怖いらしくて部屋の隅で丸くなってチーズケーキをかじっています。
それでも聞き耳を立てているようです。
私は美奈子君と美和君の2人にせがまれて私が若い頃のフィールドワークで見た因習の
話をしました。
私は怪談話は専門外ですがこんな因習を研究したことがあるんです。
長崎県五島列島に三井楽(みいらく)というところがあります。
ここは平安朝の昔から死者に会えると伝えられたところなのです。
下五島の福江市から、西、三井楽の向うは、茫漠とした東支那海が広がっていています。
11世紀の「かげろふ日記」には「どこかにみみらくというところがあって、
そこに行けば死者に会うことができるそうだ。ただ、近くにその姿が見えるので、
近づこうとすると消えてしまう。遠ざかるとまた現れる。そんな不思議なところだそうだ」
とあります。その後12世紀藤原俊頼の散木奇歌集にも
「みいらくがわが日の本の島ならば、今日も御影にあはましものを」
と和歌が残されているのです。
そこに「涅槃逢瀬」という因習があるんですよ。
それがズバリなくなった人に会えるという因習なのです。
村の小さなお堂で真夜中のほんのひとときですが亡くなった人と会うことができるのです。
御使と言われる僧侶が尼さんとともに儀式を執り行います。
誰もが涅槃逢瀬ができるわけではなく周辺3ケ村の村人のみです。
私が取材したのはもう20年も前になるでしょうか、
あの頃もまだその因習は細々とやっていました。
私が取材させてもらったのは郡司 康夫さんという20代くらいの漁師の人でした。
「今日、整理してもらった緑の箱の中にテープレコーダーが入っています。
テープは確か32 か33番ですね。」
そう言うと美奈子がねずみ色の整理棚の中から32番のテープを出してきました。
そして今は珍しくなったカセットレコーダーにそれを入れます。
少しテープ特有の雑音が入った後で潮枯れた若い漁師の声が語り始めました。
俺、郡司康夫です。年齢は26歳です。涅槃逢瀬の事を話せばいいんですよね。
俺、仕事は漁師してます。俺には高校時代から水谷 綾香って彼女がいたんですよ。
ちょっと濃いめの眉が優しくて瞳が大きくて、それで、あいつまっすぐ見つめてくるから、まじドキドキです。
でも恥ずかしがり屋でキスしたのはもう19歳くらいになってからだったかなぁ、そんな純な子だったんですよ。俺ら島のもんは大学なんか行きませんよ、どこでもそうです。
俺は中型の漁船で雇われで漁師やってました。彼女は海女さんです。
まぁ最近は素潜りで貝を取って稼ぐなんていうのは漁としてはやりませんよ。
もっぱら観光用の海女さんですわ。素潜りをする海女を見て、採れたての海の幸の
バーベキューをするんです。
そんで海が荒れたりお客の来ない日は養殖筏の世話とかしてますよ。
お互い収入もそんなに多くないんで、結婚は25を超えてからかなぁなんて思ってました。
でもねぇ結局、結婚できなかったんですよ。
ある夏の日にね、綾香は死んじまったんですよ。
その日は観光海女のバーベキューやりたいってお客が来てたんです。
その日は天気は良かったんだけど、少し海が荒れててね、ちょっと危ない状態だった。
俺は綾香にやめろって言ったんですよ。
でも、子ども連れの客で子供達が海女をすごい楽しみにしてるって聞いて、
綾香はお人好しだから海に潜ったんです。
そんでサザエとかアワビとか、いろいろとってバーベキュー。
お客さん大喜びだったんだけど、何度目か潜った時にあいつ海の底から上がって
こーなかったんです。
海流で沖にでも持っていかれたのか、イタチ鮫にでも出くわしたのか、とにかく
最後までわからなかった。死体も上がらなかったんです。
もうそれから俺は2年間ぐらい廃人ですよ。漁にも出ないで酒浸りです。
周りの大人の連中が見かねたんでしょうね。
あれは確かにお盆の頃だったかなぁ。突然に村の網元が俺の家に訪ねてきて
「康夫、涅槃逢瀬やるぞって!」いうんです。
なんだかわからないのうちに寺に連れていかれて、坊さんにいろいろ聞かれましたよ。
落ち込んでる理由、綾香との関係。
そんで途中から涅槃酒って言うまずい酒飲まされましてね。
ちょっと頭がぼんやりしちゃうような、それでいて少し楽しくなってくるような。
中身のわからないやばい酒なんです。
「このものに涅槃逢瀬の慈悲を、、」とか坊さんが言っていたのを覚えてます。
そしてぐでんぐでんの俺はお堂に1人置き去りになりました。
坊さんに綾香のことを散々聞かれて、もう心はぐちゃぐちゃでした。
「綾香、幽霊でもいいから会いに来てくれよ、寂しいよ、お前がいない世の中なんて
もう生きていたくないよ、」
なんだか無性に寂しくてめちゃくちゃ涙が出て、俺は1人で泣いてましたよ。
深夜になった頃ですかね。周囲は真っ暗闇です。潮騒の音だけが聞こえてました。
すると突然ギィーーーーーーってお堂の扉が開いて、何かが入ってきたんですよ。
全身、白装束です。俺は正直びびりましたよ。
部屋の中はろうそくの灯り1つです。そしてその灯りに照らし出された顔を見て俺はびっくりしました。
優しそうな太い眉、そして大きな黒い瞳。ちょっとふっくらしたほっぺた。
人の良さそうなあいつの顔がありました。
生前と違うのは目尻に赤い朱色の化粧してました。あと頬紅も塗ってましたね。
「康夫さん、ヤー君、、私の事わかる。綾香だよ顔色が白くなってしまったから、紅さしてるんだ、ごめんね」
「そんなことよりもお前、元気なのかよ?体大丈夫か?」
「ヤー君、死んだ子に元気も何もないよぉ あははは」
肩の力の抜けたような笑い方、そういえばあいつはよくそういう笑い方してました。
俺のあだ名だって知ってるじゃないですか、どこから見ても間違いなく綾香なんですよね。
「綾香、寂しかったよ。俺、寂しかったよ」俺、あいつの膝に抱きついて泣きました。
あいつは昔みたいに優しく俺の頭を撫でてくれました。
「ねえ、ヤー君、私、このろうそくが消えるまでしかいられないんだ。」
綾香が言いました。
確か坊さんもひととき時しか会えないっていってました。
大体見た感じでロウソクは持って2時間て感じでしたね。
「もし俺が無理矢理抱きしめて、お前を帰れなくしたらどうなるんだ?」
「そんなことしたら綾香はチリなって二度と転生できないんだって、ヤー君も地獄に
落とされちゃうよ、だから絶対だめ!」
いろいろとあいつの今の事、気になりましたけどあの世の事は聞いちゃいけないってんで
結局、聞くのはやめましたよ。
「ねえ、ヤー君、私と叶えたかった夢ない?」
綾香が優しく聞いてきました。
俺あいつに会えただけでもう満足だったけど、ダメ元で言いましたよ。
俺たちずっとプラトニックな関係だったんで
「なあ、綾香、俺1度でいいからお前とセックスしたい!」
もう清水の舞台から飛び降りる気分でした。
「ヤー君(//∇//)、、死んだ子に、それいう?、、もう❤️ わかった、いいよ、しても」
しかも、あいつ、意外にもオッケーしてくれたんです。
俺はもうドキドキであいつを優しく抱きしめてキスをしました。
そしてあいつの肌の匂いをかぎました。
もしかしたら屍臭とかするのかなってちょっとビクビクしてたんですけど、
肌も温かくて、あいつらしい優しい匂いがしましたね。
そしてだんだんたまらなくなってあいつの帯を解いて、
白装束を脱がしたんです。
あいつの真っ白な肌が白装束の下にありました。
そして、綺麗な足の間に一筋の朱色のすじがあったんす
俺は童貞野郎でしたからめちゃ動転して、テンパりまくりです。
「ヤー君 可愛い(//∇//)」
そう言うとあいつは自分からキスをしてきたんです。
そして俺の頭に手を置いて自分の乳房に押し付けてきました。
「綾香のこと好きにしていいんよ」彼女は優しく言いました。
あいつのおっぱいは柔らかくてあったかくて、
俺はガキみたいに夢中になって揉みましたよ。
そしてあいつの乳首に吸いついてちゅうちゅうしちゃいました。
「ヤー君!ガッつかないで優しくして!」
あいつは優しい声で俺を叱りました。
「おい!綾香、お前さぁ、天国でセックスとかしてるの?なんかすごい慣れてる
感じするんだけど?」
こんなバカな質問、普通しないですよね、 でもあいつはちゃんと答えてくれましたよ。
「私の体は生身に見えるけど霊体なんだ、だから処女とか関係ないんだよ(^ ^)」
でもそれにしては乳首とか可愛くボッキして、あいつの割れ目を撫でるとちゃんと
濡れてたんです。
霊体って凄いんだなって俺は思いました。
俺はあいつの両方の乳房を赤ん坊みたいちゅうちゅう吸って、
犬みたいに勃起ちんぽをあいつの柔らかい体に押しつけていましたよ。
そしてついににたまらなくなってあいつの両足を押さえつけて、綾香の割れ目にキスしたんです。そして割れ目を押し広げて俺はベロベロおまんこ舐めました。
だって中学生の頃から夢にまで見たあいつの裸ですよ。
綾香をおかずに何回オナニーしたと思ってるんですか、少なくとも3000回はしてる!
体の隅々まで舐めまわすにに決まってんじゃないですか。
「あああ、ヤー君(//∇//)ああぃぃ、ああ、激しい、あん、ああ、いやぁ、、ああひぅうう、
ああん❤️あひぃ、、」
彼女のかわいいお尻が痙攣するみたいに揺れて、おまんこはぐっちょりで、
もう、あの日の綾香はめっちゃエロくて最高でした。
「ヤー君、綾香のおまんこに入れてぇ、お願い、あなたの思い出を私の体に刻んで、」
そう言うと綾香は自分から俺のちんぽ触って自分の割れ目にあてがったんです。
そんなおねだりされたら耐えられるわけないじゃないですか。俺はすぐにツッコミました。
あいつの肉のトンネルの中は柔らかくて、あったかくて、最高にきもちよくて!
奥まで入れた瞬間に俺、大量にどびゅうって射精しちゃいました。
それでもまだまだ、ガチガチに勃起しまくりですよ。
綾香の中出しまんこにガンガンピストンしました!
「ああ、ヤー君、好き、大好きだよぉ、ああ、いい、ひぅぅぅ、いぐぅ、イク❤️」
あいつも両足を絡めてきておまんこの中でちんぽを締め付けて、俺、奥までえぐるように
ちんぽを入れて射精しました。
「やぁぁ、奥に出てる、ああああーーーーーいぐぅ、いぐぅぅぅ!」もうドピュドピュです。
あいつが一生懸命に俺にキスしてきて、耳元で好き好きいうんです。
俺もめちゃくちゃ大声で
「綾香愛してる!綾香あいしてるぞ!」って叫びました。
そうしたらまたちんぽこ全快のギンギンですよー!
今度は俺はあいつを膝の上に乗せて抱き潰すぐらいにぎゅって抱きながらおちんぽ入れました。「綾香ーー愛してる!好きだぁ、、でる、、うぅうういくぅ!」ドピュウドピュ
そんでいってき残らず、あいつが天国で妊娠するくらい出してやったんです。
もう2人ともぐったりするくらいにセックスしまくりました。
横を見たらもうろうそくはちびっちゃくなってて最後の時間を惜しむように俺らは
抱き合ってキスしました。
そんであいつは最後にいいました。
「ごめんね、本当にごめんね、この世であなたに寄り添ってあげられなくて、、
私、天国で元気にしてるから、あなた地上でいい人見つけて幸せになってね❤️」
といったんです。そして白い小瓶に入った酒を俺に渡しました。
どうやら飲まなきゃいけないものらしくて、飲んだらものすごい眠気が来て、
俺は寝てしまいました。
朝起きて、気がついたときにはあいつはもうどこにもいませんでした。
そん時はすごく寂しかったです。でもなんか今までの胸のつかえがとれたようで
新しい一歩を歩み出そうと思ったんです
ピーーーーーガチャ、そこで彼の証言は止まりました。
美奈子はチーズケーキをくわえたまま涙を流しています。
美和は「泣いてなんかいないんだからね、ちょっと汗をかいただけ」と
クーラーの効いた部屋で下手な嘘をついていました。
私は麦茶を1口すすると彼女たちにいいました。
「君たち、私が研究するという事はこれは心霊現象などでは断じてない。
ではどうして彼は綾香さんに出会うことができたのだろうか?優秀な君たちなら
わかると思うよ」
「最初に飲んだお酒で幻覚を見ていた?」美和がいいます。
「酩酊状態にある。ろうそくの灯り1つの部屋、そう事実誤認が起こりやすい環境にはあるだろう」
「網元とお坊さんが、、綾香さんの替え玉を用意した。誰かに変装とかさせたんじゃないですか」と美奈子。
「確かに、性的行為にまで応えることは幽霊ではできないよね」
2人はまさに興味津々と言う表情です。若者が探究心を持つのは良いことです。
私は彼女たちに答えました。
「それでは私の調査結果から種明かしをしよう。あの村の人みんなが康夫くんを心配していたんだ。彼はみんなに愛されていたからね。実際の涅槃逢瀬は実際はもう少し地味なもののようだよ、お酒を飲ませて厚化粧でごまかした旅芸人や神主がイタコのような口寄せをする。
いわば死者になりかわって語るわけだね。
だから過去の文献の記録では涅槃逢瀬では生者は死者に直接触れることができないことになっているんだ。つまりこんなリアルな涅槃逢瀬は珍しいと言うことだ。
ではどうしてそれが可能になったのか、これが今回の最大の謎だ。
それを可能にするウルトラcがあったんだよ。
実は綾香さんにはね2つ下の妹がいたんだよ。名前は愛香ちゃんだ。
幼い頃に東京で割烹料理店をしている親戚のうちに養子としてもらわれていったので、
康夫君はその存在を知らない。
彼女のほうはお姉さんと文通して康夫君の事をずいぶん知っていたみたいだ。
それに中学時代ぐらいまでは帰郷の折に何度か一緒に遊んだこともあるようだ。
愛香りちゃんはおてんばな子で髪の毛をショートカットにしていたから、当時は
髪の長い綾香ちゃんに似て見えることがなかっただろう。
実はこの時の涅槃逢瀬はその愛香ちゃんからの申し出であったらしいよ。
彼女は幼い頃から康夫君に恋心を抱いていたらしい。」
「愛する彼のためでもたった1晩だけ、しかも、他の女性の名で抱かれるのはどんな気持ちだったでしょうか?きっと未練とかすごくあって、辛くなくなると思うです。」と美奈子君。
「でも私だったら本気で好きな人なら一度は抱かれたい。それが身代わりだっていいじゃん」
と美和君
「2人はその辺のところが少し引っかかっているようだね、それでは今日は暑気払いということでいいところに連れて行ってあげよう」
そういうと私は彼女たちにゼミ室の戸締りをさせて、私のプリウスで、ある店に連れて行きました。
小体な品のよい割烹。屋号は「三井楽 」五島列島の旨い刺身を食べさせる店です。
「よぉ!柳沢先生、来る頃だと思ってたよ。いいカツオが入ったんだよ。タタキにするから
食べて行きなよ。」笑顔が眩しいイキのいい板前が話しかけてきます。
「大将!それじゃあカツオもらうよ。あとうちのゼミ生たちにうまい魚を腹いっぱい
食べさせてやってくれ。」
「おおう、きれいな姉ちゃんたちにはとびきりサービスするぜ!」
カウンターの向こうでウィンクする大将。
「コラ!ヤー君!若い子に色目使っちゃだめよ❤️」
店の奥から太い眉が優しげな黒い瞳の大きな女将が出てきました。
「よせやい、愛香、俺は今も昔もお前ひとすじだぜ!」
「パパ、綾香の事は好きじゃないの?」
店の奥から高校生くらいのお嬢さんも出てきました。
その時の美奈子君と美和君の顔ときたら、もう小学生の子供みたいに
無邪気で嬉しそうな顔をしていました。
「先生これは一体どういうことです。」美奈子がこっそり尋ねます。
「私の若気の至りだよ、郡司 康夫君にね、、後日、東京のある割烹で綾香さんのそっくりさんを見つけたよって手紙に書いたんだ。その結果、彼が何をしてどうなったかは、、ふふふ今、君らが見ている通りだよ。」
「先生ったら若い頃はいたずら好きだったんですね」美和がクスッと笑った。
「みいらくがわが日の本の島ならば、今日も御影にあはましものを」
この歌は愛するものをなくした人々に共通する思いかもしれません。
しかし現実は二度と会うことができません。
涅槃逢瀬はその叶わぬ願いを叶える奇跡の因習です。
そして、その奇跡を起こすのは人の力なのです。
愛するものをなくして悲しむ人たちがいれば、彼らを愛して悲しみの淵から救いたいと願う人もいるのです。
恋人の愛、夫婦の愛、親子の愛、友人の愛、
愛と言う名の糸を幾重にも折り重ねながら人々は人生を紡いでいくのです。