※この作品はR-18です。

日本の村に眠る淫習を訪ねて、柳沢研究室レポート 今に残る日本の村のエロ風習 ⭐︎各話読み切り 新作はイラスト付き   作:みなぽん

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日本の淫習を訪ねて 岐阜県 北部 奥山の秘儀「花嫁人形送り」

姉川美奈子 南條美和

 

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柳沢教授フィールドレポート

 

奥山の秘儀「花嫁人形送り」

 

 山は静かだった。

 霧の奥、杉の影の下に、古い祠がある。

 ここは岐阜県北部の小集落。

「……教授、この儀式、ちょっと雰囲気が違いますね」

 ゼミ長の姉川美奈子が小声で言う。

 隣で南條美和が腕を組んだ。

「優しい空気する」

 柳沢は頷いた。

「ここは“祈りの行き先”が、人そのものだからです」

 

 

 この村では、長く結婚できない男がいると、

 長老の勧めで花嫁人形を背負って山の祠へ行く。

 藁で編んだ花嫁。

 白布の衣。

 黒糸の長い髪。

 男は人形に語りかける。

 

 祠に着くと、米と酒を供え、

 人形を座らせて語る

 

その夜――

 婦人部の女性たちが、こっそり祠へ行く。

 人形と入れ替わり、男の隣に寝る

 暗闇の中で優しく声をかける。

 「寒かったでしょう」

 「よく頑張ったね」

 「一人じゃないよ」

男は夢現の状況、女は最愛の男性にするように口づけをする。

そして、人形と同じ白い衣装をはらりと脱いで裸になる。

そこから先は決まっている。女の体に触れたこともない。男は感激に涙を流しながら、

女の体を貪るのだ。

取材に訪れた柳沢教授と姉川美奈子は、その風習に引き込まれた。

「柳沢先生、村長として1つお願いしたいことがあるのですが、もし願いを聞いていただければ、この村に伝わる古文書を柳沢先生にお貸ししましょう。」

「それはどのようなお願いでしょうか?」

「そちらの美しいお嬢さん、姉川美奈子さんに花嫁人形をお願いしたいのです。」

「彼女も年頃の女性です。さすがにそれは」渋る柳沢を制して、彼女が言った。

「村長さん、その役是非お引き受けします。先生の研究のお役に立てるなら、それはとてもうれしいことです。」

 

心優しき花嫁人形 - 山奥の秘儀にて -

姉川美奈子は細い足跡を踏みしめながら急勾配の獣道を進んでいた。夕闇が深まりつつある林間の空気は冷たく、吐く息が白い靄となって立ち上る。風に揺れる枯葉の音だけが静寂を破っていた。

(大丈夫……これは単なる伝統行事……ただの儀式なの、そしてこれはフィールドワーク。柳沢先生の研究のお手伝い。)

雪傘の隙間から不安げな瞳が覗く。白無垢の衣装に身を包むと決めた時から、ずっと考え続けてきた言葉だ。だが今更逃げるわけにはいかない。目の前の曲がり角を抜けると──

「あ……」

小さな灯火の向こうに石造りの祠が見えた。その前にうずくまる黒い人影。

(あの人……)

姉川美奈子は足を止めた。祭りの準備中に何度も遠目に見た若者。吉田という名前くらいしか知らない。だが直感的に理解できた。今日の相手は彼なのだ。

本来、布団の中で寝て待っている習わしのはずだが、彼は灯火を照らして外で待っていた。

石段を三つ上がると、古びた茅葺き屋根の下で震える青年。薄汚れた作業着に藁編みの花嫁人形を背負い、肩が微かに上下している。

「こんばんは……」

控えめな声をかけると、吉田は跳ねるように顔を上げた。丸眼鏡越しの目が大きく見開かれている。

「え……誰…?」

「花嫁人形の姉川美奈子です、私は大学で民俗学を専攻していて……」

彼女はゆっくりと近づきながら説明した。

「私が花嫁役なんて…役不足かもしれません…」

白無垢の袖を握りしめる指先が小刻みに震えていた。

「あの……ご迷惑じゃありませんでしたか?初対面の女性が突然こんな……」

「い、いいえ!そんなこと……!」

美奈子は慌てて首を振った。言葉につまる様子に美奈子は思わず微笑む。

「私は日本の伝統をリスペクトしています。それにあなたはとても誠実な方のようです。その方に喜んでいただけるならよかった。でもその様子だとすっかりお祭りの種明かしはできちゃってますね。」

囁くような告白に彼の耳まで真っ赤になった。

 

「すいません、本当は藁人形と話して眠って待っているんですよね。でも僕の初めての女の人だって…思うと、もう待ちきれなくて…僕は不細工だからずっと村の女の子たちに嫌われてて……」

「そうなんですか?」

「生まれつき目つきが悪いだけなのにいやらしい目で見てくるとか言われて……」

「わかります」

意外な共感に吉田が驚いた表情を見せる。

「私も大学で『キモい』って陰口叩かれてますよ。自分では普通に接してるつもりなのに……」

自嘲気味な笑みを浮かべると、彼も照れ臭そうに鼻を掻いた。

「あの……美奈子さんはとっても綺麗です。まるで女優さんみたいです。」

「おだてても何も出ませんよ❤️でも、夜が明けるまで、私はあなたの花嫁です。何でも言ってくださいね。」

「じゃあ……試してみたいです。お互いに少しずつ知り合う感じで……」

祠の灯りが二人の緊張を柔らかく照らしていた。

 

 

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衣擦れの音が静寂を裂く。

美奈子が帯紐を解きはじめると、吉田の喉仏が大きく動いた。

「あ……あまり見ないで……」

「すいません!」

背中を向けた彼の肩越しに震える指先が見える。それでも彼女は続けメガネを外した。

メガネを外した彼女は美しかった。吉田は思わず緊張で震える。

「大丈夫ですから……その……手を触れてもいいですか?」

「はい……」

恐る恐る振り返った吉田の視線の先には──

白無垢の前がはだけられ、淡い月光に浮かぶ素肌があった。鎖骨から続く曲線、ほのかに汗ばんだ腹部の輪郭。美奈子自身も自分の姿に戸惑いながら両手で胸元を覆う。

「あんまり見ないでください。だらしない体で恥ずかしいです。…」

掠れた声に吉田の呼吸が荒くなる。

「僕も……こういうの初めですけど、とっても綺麗です。おっぱいもお尻も大きくて、ずっと夢見てきた女性の体そのものですよ。」

ズボンのベルトに手をかけた彼の動きがぎこちない。金属音が妙に響いた。

「ゆっくりでいいですよ……」

美奈子が一歩近づくと、露出した腿に触れるか触れないかの距離で立ち止まった。

「あ……温かい……」

無意識に出た呟きに顔を伏せる吉田。だが次の瞬間、躊躇いなく腰に腕を回してきた。

「きゃっ……!」

力強い抱擁に美奈子が小さく悲鳴をあげる。汗の匂いと洗剤の残り香が混ざり合い、二人の体が密着した。

「ごめんなさい……我慢できなくて……」

耳元で囁く声は震えていた。

「いいんです……」

美奈子もまた相手の背中に腕を回す。厚い胸板から伝わる鼓動が自分のそれと重なり合うようだった。

「不器用な人ですね、でも優しい……です」

互いの体温が溶け合う感覚に、どちらからともなく唇が触れ合った。最初は啄むような軽い接触。次第に深く、舌先が探るように絡み合う。

「んっ……」

甘い吐息が漏れると同時に、吉田の手がお尻へ滑り落ちた。柔らかな感触を確かめるように揉みしだく。

「ふぅっ……あんっ」

ビクッと体を震わせた美奈子が反射的に彼の首筋へしがみつく。そこには短く刈られた髪の生え際が露わになり、興奮で浮き上がる血管が青く透けていた。

「あぁ……もう我慢できません……」

吉田が腰を押し付けると、既に硬くなったものが太ももに当たる。美奈子もまた脚を開いて受け入れ態勢を取った。

「来て……下さい……」

差し出すように腰を突き出すと、彼の指が割れ目を探り当てた。

秘所のぬかるみを確かめるように指が蠢く。

「濡れてます……これってOKですよね?」

確認する間もなく彼が体を離す。ベルトの金具が床に落ちる音がやけに大きく響いた。

「すごい……大きい……」

現れた屹立に美奈子が目を見張る。長さだけでなく太さもある凶暴な形状だった。

「乱暴にしてしまったらごめんなさい。」

「はい……私、処女ではないですし……それに……」

言い淀む彼女の言葉を遮るように吉田が膝をついた。彼女を抱き上げると、祠の裏側に置かれた毛布の上へ降ろす。

「痛かったら言ってください」

額に汗を滲ませながら念を押す。美奈子がコクリと頷くと、彼は自らの肉茎を導いた。

「あっ……入って……」

入口を押し広げる圧迫感に思わず仰け反る。徐々に沈み込む度に苦悶の表情が浮かぶ。

「きっつい……でも凄く良い……」

根元まで収まったところで二人とも荒い息をついた。互いの境目から溢れ出す蜜液が結合部を濡らす。

「動きますよ……」

宣言と共に抽送が始まった。最初は探り探りの緩慢な動き。しかし次第に腰使いが激しくなる。

「んっ……あぁんっ」

美奈子の喘ぎ声が林間に木霊した。遠慮がちな声量だったが、それが却って卑猥さを増幅させる。

「もっと聞かせて……あなたの声……」

耳朶を噛みながら囁くと、吉田が一層奥深く突き上げた。

「ひゃっ……深いところ……当たってる……」

子宮口をノックされる感覚に頭が真っ白になる。彼女は無意識に彼の背中に爪を立てていた。

「イイっ……気持ちいいです……」

絶頂の波が押し寄せる中、吉田も限界を迎えていた。

「出します……どこに出したらいいですか?」

切羽詰まった問いかけに美奈子が潤んだ瞳で答える。

「一緒にイキたいです……私の中でもいいです。…」

言葉と同時に膣内が締まる。それに呼応するように大量の精液が放たれた。

「あぁっ……熱い……」

体内で脈打つ熱に合わせて彼女も腰を震わせる。二人の体液が混じり合い、毛布に染みを作った。

「まだ終わりませんよね……」

繋がったまま彼女が微笑む。その淫靡な表情に吉田の性欲が再燃する。

「もちろん……朝まで離しませんから」

美奈子は吉田の前で四つん這いになり、吉田のものをしゃぶった。彼のものは瞬く間に勃起を取り戻しそそり立った。

「感激です。美奈子さんみたいに綺麗な人が俺なんかのちんぽをしゃぶってくれるなんて!」

 

美奈子は、その行為を続けながら、

「さっき、不細工と言われたって嘆いてましたけど、私は素敵だと思いますよ。その目は優しさに満ちていますし、身体つきも鍛えられて逞しいです」

「本当にそう思いますか? みんなから不細工だと思われてるのに」

「はい、本当です。もし私が村の娘だったら、あなたみたいな人に惹かれていたと思います」

彼女は熱心にフェラチオを続けた。吉田は悦びを感じつつも、複雑な感情を抱いていた。

「でも、こんなことをしてくれるなんて、本当に信じられない。俺なんて……」

「あなたはとっても優しい素敵な男性です。今日は私はあなたの花嫁です。いっぱい好きなようにしてください。」

彼女は彼のものをさらに深く咥え込み、情熱的な愛撫を続けた。吉田はその言葉と行動に心を奪われていく。そして彼は彼女の口の中にドビュッドビュッと射精した。

「ふふふ、いっぱい出してくれましたね。濃くておいしいです❤️」

彼女は涙になりながらも、全てを飲み干してくれた。吉田は深く感動する。

「美奈子さん……こんなに優しいなんて…僕は幸せです。…」

「私が優しいかどうかはわかりませんが、この村の女性は皆、優しい人たちだったんだとと思っています。だから、私もせめて誠実にこの役目を果たしたい。」

彼女は吉田の身体を強く抱きしめ、唇を交わした。彼の心は完全に解放され、彼女に対する感謝と愛情でいっぱいになった。

「ありがとうございます、美奈子さん」

二人はしばらく静かに抱き合い、お互いの存在を感じ取った。その後、再び吉田は美奈子を抱き寄せ、行為を再開させた。

「あんっ……ああんっ……いい、いいっ! おかしくなりそう!」

吉田は彼女の言葉に一層力を込めて動き続けた。美奈子は彼の熱いリズムに応じ、再び絶頂に向かって昇り詰めていった。

「ああっ、イク、イッちゃう! イク~ッ!!」

吉田も同時に彼女の中に射精し、二人は快楽の極致で一つとなった。彼女の内部に流し込まれる感覚に吉田は至福を覚え、美奈子もその温もりに幸福を感じた。

「あぁっ、中に出されてるのがわかる……暖かい……」

二人はゆっくりと体を離れ、余韻に浸りながら横たわった。

静かな夜の森の中で、彼らの愛の時間は終焉を迎えた。

 

夜明け前の冷気が祠を包む中、美奈子はゆっくりと身を起こした。散らばった白無垢を拾い集め、素肌の上にまとわせると衣擦れの音だけが湿った空気に吸い込まれていく。足跡を残さないように注意深く立ち上がり、祠の入り口で一度だけ振り返った。

 

吉田は静かな寝息を立てていた。汗で額に張り付いた前髪。疲れきった安らかな寝顔には少年のような幼さが残る。彼女は息を殺し、唇だけを動かした。

 

《さようなら》

 

言葉にならない想いを胸に宿し、美奈子は踵を返した。林間の薄闇に溶け込んでいく背中に、朝靄が優しくマントのように纏いつく。

 

一方、眠りの底で吉田は何かを感じていた。

温もりが失われていく喪失感。

耳の奥で風が囁くような声。

―――行ってしまう……

無意識に伸ばした指先が宙を掴んだその時、

 

「あ……」

瞼を開いた世界には誰もいなかった。

 

残されていたのは毛布に染みた微かな芳香と、

剥き出しになった己の下半身。

そして……

「……?」

掌に感じた涙の粒。

 

記憶が奔流のように甦る。

柔らかな乳房の感触。

絡みつくしなやかな脚。

吐息と共にくぐもった嬌声。

何より、名も知らぬ少女の純粋な慈愛。

 

「美奈子さん……」

乾いた喉から零れた名前に応える者はいない。

ただ朝露が草を叩く音だけが返事をした。

 

立ち上がろうとした膝が震えた。

全身の疲労を超える魂の充溢。

生まれて初めて女性に触れられた喜び。

初めて愛された実感。

そして――

永遠の別れを告げられた寂寥。

 

「うっ……」

堪えきれぬ嗚咽が漏れた。

顔を覆った掌から溢れる涙が熱い。

冷たい早朝の空気の中で頬だけが火照る。

 

祠の柱に拳を打ち付けた。

鈍い痛みとともに声が出た。

「ありがとうございました……」

一度は呑み込んだ感謝が堰を切る。

「本当に……ありがとうございました……!」

 

叫びは深い谷底へと落ちていった。

その声を聞いたのは朝霧だけ。

返事代わりに梢の先で初雁が一声鳴いた。

 

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