日本の村に眠る淫習を訪ねて、柳沢研究室レポート 今に残る日本の村のエロ風習 ⭐︎各話読み切り 新作はイラスト付き 作:みなぽん
私は大王文化大学で民俗学の教鞭を取るかたわらで日本の山村や漁村に残る因習を研究しています。
民俗学は古い学問ですが、時代の変化の激しさに変わらぬものに魅力を感じるのか最近は受講生が増えています。
また歴史にロマンをう感じる女の子の受講生も多いようです。中でも私のフィールドワークに熱心についてきてくれる女学生がふたりいます。
黒髪のセミロング、ストレートヘアで黒ぶちメガネの姉川 美奈子君、清楚で真面目な顔立ちですが胸は立派なディーカップです。そしてもう1人がモデル体型でショートヘアの南條 美和君、高校時代は。陸上部のエース、凛とした佇まいの女の子です。
今年の夏、浅草に住む郷土史研究家の飯島氏から江戸時代に無法者を退治した男装の美剣士 佐々木 累を偲ぶ祭りを開催するので
累役に美和を借りたいということでした。
江戸時代前期、旗本の青年武士やその師弟、奉公人で形成された傾奇(かぶき)者の集団・旗本奴(やっこ)今でいう半グレ集団をたたきのめした男装の女性剣士がいました。その名は佐々木累(ささき・るい)といいます。
父は下総国古河藩主・土井勝利に仕える剣術家佐々木武太夫で、累は一刀流や関口新心流を伝授されたといいます。
「先生、私があの歴史上の人物の佐々木累に?」
飯島氏からの依頼を伝えると、美和は琥珀色の瞳を丸くしました。夏の陽射しが強まる研究室で、美奈子君が熱心に資料をめくりながら口を添えます。
「累は男装の美剣士と呼ばれていたのよ。美和のスラッとした体型と、その凛とした目つきなら、旗本奴たちも裸足で逃げ出しそう」
「そんな……でも、浅草の人たちと一緒に祭りを作り上げていくっていうのは、フィールドワークとしてもすごく魅力ですね」
こうして私たちは、浅草の下町に息づく歴史の風を感じるため、浅草へと向かった。
浅草の裏路地に入ると、時間がゆっくりと流れているような錯覚に陥ります。飯島氏の自宅兼事務所を訪ねると、地域の有志たちがすでに集まって祭りの準備を進めていました。秩父屋台の彫刻を磨くおじさん、てっぺんの飾りを修補する大工の親方、そして差し入れのお茶を配る近所のおばさんたち。
「累様、お待ちしておりましたよ!」
飯島氏に紹介された瞬間、町内会の皆さんが美和を取り囲みました。美和は戸惑いながらも、すぐにその輪に溶け込んでいきました。彼女は旗本奴を恐れない累の強さも町人たちを守ろうとした累の優しさを持っているようでした。
美奈子君はというと、飯島氏の膨大な古文書のコレクションに目を輝かせていた。
「先生、これを見てください。累が道場を開いたときの契約書です。『女子に生まれしも、剣の道に背くことなし』とあります。すごいです……」
美奈子君の興奮をよそに、外では不穏な空気が漂い始めていました。
祭りまで一週間となった夕暮れ時、商店街の軒先に飾った提灯をチェックしていた私たちの前に、数人の男たちが現れました。リーダー格の金髪の男、金井達也は、あからさまに不敵な笑みを浮かべています。
「おいおい、お姐さんたち。こんなチンケな祭りやめて、俺たちのクラブのイベントに来いよ。もっと稼げるぜ?」
現代の旗本奴、いわゆる半グレです。彼らは地域の商店街からみかじめ料を巻き上げるなど、因習の悪い部分だけを現代に再生したような連中でした。
「ごめんなさい、私たちはこの祭りに参加するために来たの。お引き取りを」
美和は静かに、しかしはっきりと言い放ちました。男たちはニヤニヤと笑いながら去っていっきましたが、それからもしばらくの間、嫌がらせが続きました。準備中の屋台にゴミを投げつけたり、夜中に飯島氏の事務所に無言電話をかけたり。警察に相談しても証拠がつかめず、町内会の人々は不安を隠せませんでした。
美和はただ耐えていました。彼女は現代の法律を知っています。私たちに暴力で対抗すれば、祭りそのものが中止になってしまうことを理解していたのです。そんな美和の責任感を卑劣な奴らは、最悪の形で利用してきました。
⭐️金井からの呼び出し 美和視点
祭りも数日後に迫ったある日、あの半グレの金井から私の元にメッセージが届きました。無事に祭りをやりたかったら、1日でいいから俺とデートしろ。断ったら、仲間を集めて町内で暴れる、と。
私は先生と美奈子に相談しました。美奈子君は怒りで震えていました。
「なんて卑怯なの!警察に言えばいいじゃない!」
先生は冷静に答えました。
「警察に言っても、相手は単なる遊びみたいな言い訳をするだろう。実際に暴れていない以上、捕まえることは難しい。どうしたものか……」
「私が行きます。町内会の皆さんにも話します」
「ダメだよ美和!」
「美和、それは危険すぎる」
二人の反対を押し切るように、私は決めました。累のように、誰かを守るために自分が犠牲になる道を選ぶことは、きっと美しいとは言えないでしょう。でも、ここで町内会の皆さんの祭りが台無しになれば、私はずっと後悔すると思うんです。
当日、指定されたカフェに行くと、金井は一人で待っていました。意外と緊張しているように見えました。私はできるだけ平静を装って、向かいの席に座りました。
「もし何か問題が起きたら、すぐに対応できますから」
金井は苦々しい表情になりました。
「チッ、そんなに構えるなよ。ちょっと遊んだら許してやるよ」
私は内心驚きました。もっと何か要求されると思っていたからです。でも、、彼も下手に動けないのでしょう。わずか半日の金井とのドライブ。嫌悪感が込み上げましたが、私は我慢しました。やがて日もくれた頃、私は強烈な眠気に襲われました。彼がサービスエリアで買ってきたコーヒーを飲んだあとのことです
意識が薄れていく中、最後に見えたのは、金井の歪んだ笑顔でした。
「馬鹿なやつだぜ。俺が大人しくすますわけないだろう」
気づいた時には、薄暗いホテルの部屋の中でした。両手首には手錠のようなもの。足枷はありませんが、体が重くて自由に動かせません。そこへ金井たちが現れ、下品な笑い声を響かせました。
「お目覚めか、お姫様。少し盛りすぎちゃったかな?」
どうやら私はホテルのベッドに手足を座られて転がされているようです。しかも一糸も纏わぬ姿で、
「へえ……いい体してんじゃねえか」
金井はベッドの縁に腰掛け、ゆっくりと視線を這わせた。その目は爬虫類のように湿っていて、値踏みするようなねっとりとした質感を持っていました。
私の視界はまだ少し霞んでいて、抵抗しようと体を動かしても、薬のせいか筋肉が言うことを聞かない。ただ、彼の視線が私の肌を撫で回す感触だけは、嫌悪感と共に鮮明に伝わってきました。
「あの気高そうな目つきもよ、今は潤んで別のモンみたいだな」
金井の視線は、汗で額に張り付いたショートヘアから首筋へ、そして鎖骨の窪みへと降りていく。私は唇を噛み締め、せめて顔を背けようとしたが、それすらも億劫でした。
「陸上部だったんだって? 確かに足腰の筋肉の付き方とか、無駄に柔らかくていいよな」
彼は私の腹のあたりで視線を止めると、指先一つ動かさずにただじっと見つめ続けました。その無言の時間が、直接的な暴力以上に私の心を削り取っていきます。モデルのように引き緰まったはずの肢体が、今はただの無防備な肉の塊として彼の前に晒されています。
「お前らがやろうとしてる祭りなんてよ、どうせお遊びだろ。昔の女剣士ごっこか? でもよぉ……」
金井はニタリと口角を上げました。
「男に逆らえばこうなっちまうんだよ。お前みたいな強気な女が、男の前に裸で転がされて何もできねえ……その姿こそが一番の見世物だぜ」
屈辱に震える私の姿を眺めながら、金井はまるで美術品を鑑賞するかのように、あるいは獲物を味わうかのように、私の全てをその目に焼き付けようとしていました。
「んっ……!」
金井の粗暴な手が、私の顎を強く掴んだ。逃げようと顔を背けても、万力のような力で押さえ込まれ、視線を合わせさせられます。その爬虫類のような瞳が、私の恐怖を吸い取ろうと至近距離で覗き込んでいました。
「よぉ、累様よ。その気高い口で、俺にどう縋ってくれるんだ?」
言うが早いか、金井の顔が迫り、厚く乾いた唇が私のそれを無理やり塞ぎます
「うぐっ、んんーっ!!」
息をする暇も与えない、暴力的な口付け。舌が歯列を強引に割り込み、口腔内を蹂躙します。タバコの焦げたような味と、男の生臭い息が鼻をつき、胃液が逆流しそうになる。私は必死に顔を振って逃れようとしましたが、薬のせいで痺れた体は金井の体重を押しのけることすらできず、ただベッドのシーツを擦るだけでした。私の口内を犯し、唾液を注ぎ込み、強引に飲ませるその行為は、愛撫などではなく、私を「モノ」として扱う所有の儀式だったのでs
唇が離れた瞬間、銀色の糸が私の口角から引かれる。酸素を求えて喘ぐ私の耳元に、金井が低く笑いかけました。
「どうだ? 男の味は。令和の佐々木累も、口を塞がれりゃただの女だな」
その時、ベッドの左右から他の男たちの手が伸びてきました。彼らはずっと私の無防備な肢体を舐めるように見つめていたのです。小太りの男が左側に、痩せぎすの男が右側に、飢えた獣のように迫ってきます
「へへっ、こっちも随分と硬うなってますぜ、金井の兄貴」
小太りの男が、私の胸のふくらみをその汚い手で鷲掴みにしました。鍛えられ、引き締まったはずの胸肉が、男の手の中で無惨に形を変えます
「い、やっ……!」
「おお、意外と柔けえな。引き締まってっからよ、ちょっと硬いかと思ったが……いい弾力だ」
男の親指と人差し指が、突き出た先端の蕾を挟み込みました
「ひゃうっ!」
電流が走ったような鋭い快感が、痺れた神経を逆撫でし、背筋を反らせてしまいました。男は私の過剰な反応を楽しむように、摘んだ乳首を上下に弾き、左右に捻り上げます
「おいおい、見ろよ。『男装の美剣士』様のここよ、ぷっくりと赤くなって勃っちまってるぜ」
「凛とした面構えしてる割に、体は淫乱なんじゃねえのか? ほら、もっと強くしてやるよ」
痩せぎすの男も加勢し、反対側の乳首を口に含みました。粗糙な舌が乳輪をなぞり、先端を吸い上げる。チュッ、チュッという水音が、静まり返った部屋に卑猥に響き渡ります
「あぁっ、やめ、そこ……っ!」
頭では拒絶しているのに、薬の影響か、あるいは与えられた過剰な刺激のせいか、乳首は男たちの指や舌に逆らえず硬く充血し、痛いほどに熟れていく。口を塞がれていない方から、甘く粘着質な喘ぎが漏れ出てしまいます。
それがさらに、私の自尊心を粉々に砕いていきました。
「聞けよ金井の兄貴。声出して喜んでやがるぜ」
男たちは顔を見合わせて下卑た笑いを浮かべます。私の屈辱的な声と、赤く腫れあがった乳首が、彼らにとって最高のスパイスになっているのです。
その間にも、下半身への侵食は容赦なく進んでいました。
「さて、お次はご開帳だ」
小太りの男の片手が、私の太股を掴み、無理やり左右に開かせました。陸上部で鍛えられた脚の筋肉も、今はただ男に秘部を晒げるための飾りに過ぎなません。痩せぎすの男が、開かされた股間に顔を埋めてきます。
「うわ、すげえ匂いだ。見た目は清楚でも、ここはすげえ熱持ってんな」
男の熱い吐息が、何の防備もない割れ目に吹きかけられます。それだけで、ビクンと体が跳ねまし。
「ひぃっ……!」
ズズッ、と鼻を鳴らしながら、男の舌が秘裂を下から上へと舐め上げました。粗い舌の表面が、薄い皮を被った敏感な豆を擦り、割れ目の奥のひだをなぞります
「あああっ! だめ、そこは……っ!」
「いやぁ、もうビショビショだぜ。口じゃ嫌がってるのに、ここは俺の舌を啜ろうとしてやがる」
事実だった。男のねっとりとした舌が秘部を割り開き、膣口に押し込まれるたび、閉じようとした内壁が、意思に反してその異物を締め付け、愛液を滲み出させていました。男は溢れ出る蜜を啜り上げるように吸い、舌を蠕動させて奥を掘り進みます
「んんっ、くぅっ……!」
「どうした累様? 男に食われて感じちまうのか? 旗本奴を切り伏せた剣士のオマンコが、今はチンピラの口の中で溶けてるぜ」
クンニをする男の顔が蜜で光り、顔を離すと、銀色の糸が愛液と一緒に引きっ張られる。その光景と、下半身を襲う痺れるような快感に、私は首を激しく振って抵抗したが、手錠がジャラジャラと音を立てるだけでした。
「ほら、見てみろよ。自分の穴がどうなってるか」
金井が私の顔を強引に起こさせ、股間に視線を向けさせられます。赤く充血し、口のように開いてヒクヒクと震える私の秘部と、そこにへばりつく男の唾液と愛液が、痛いほど鮮明に見えました。
「……あ……あぁ……」
言葉が出ない。絶望と恥辱で視界が滲みます。男装の美剣士、佐々木累。町人を守る強い女。そんな幻想は、彼らの指先と舌によって、ドロドロとした肉の塊に成り下がってしまいました。
「悔しそうな顔してんなぁ。でもよ、その泣き濡れた目も、俺の顔にまたがってる割れ目も、どっちも最高にそそるぜ」
金井は私の耳元でそう囁き、再び私の唇を塞ぎます。乳首を弄り回され、秘部を食い荒らされながら、私は声にならない悲鳴を男の口の中に吐き出し続けることしかできなかったのです。
あの薄暗いホテルの一室での出来事は、今でも私の肌の奥に焼き付いて離れません。あれは、私がこれまで築き上げてきた自尊心や誇りが、泥濘のように崩れ去っていく、最も屈辱的な体験でした。
男たちの粗野な指と舌が、私の体中を這い回りました。耳元で囁かれるのは、剣士の誇りを踏みにじるような罵倒の言葉ばかりです。
「おいおい、何が男装の美剣士だよ。チンピラに裸にされて、乳首こんなに硬くしちゃってよ。お前、ただのドスケベなメスじゃねえか」
「ほら見ろよ。口じゃ嫌がってるのに、腰が勝手に動いちまってるぜ。旗本奴を斬った刀の手で、今はシーツを掴んでイキそうな顔してやがる」
彼らの言葉の一つ一つが、鋭い刃物となって私の心を切り裂いていきます。私は必死に首を振り、声を殺そうとしました。こんな連中の前で、このような行為で、決して感じてなどいないと、自分に言い聞かせようとしました。
しかし、薬のせいなのか、それとも彼らの容赦ない攻めに私の体が堕落してしまったのか、下半身を襲う痺れるような快感は、次第に津波のように膨らみ、私の意志という堤防を押し流そうとしていました。
「いやっ、こんな……っ、私、私は……っ!」
「ああ? 何だよ聞こえねえな。『気持ちいいです』って言ってみろよ、累様よ!」
小太りの男が、私の最も敏感な場所を執拗に吸い上げながら、低音で唸りました。その瞬間、背筋を駆け上った電流のような快楽に、私はもう耐えることができなかったのです。
「あ、ああっ、あああああっ!!」
私の口から、悲鳴ともつかない甘い嬌声が迸りました。同時に、私の体は弓なりに反り返り、指先や足先まで痙攣させながら、男たちの前で無様に達してしまったのです。
意識が白く弾け飛ぶ中、私の耳に飛び込んできたのは、彼らの下卑た爆笑でした。
「ギャハハハハ! 見ろよ、マジでイッちまったぞ!」
「すっげえ顔! さっきまでの強気な面構えはどこ行ったんだよ。ヨダレ垂らしてメスの顔になりやがって!」
「おいおい、俺の手がドロドロだぜ。剣士様のオマンコ、こんなに絞めてイキやがった」
彼らは腹を抱えて笑い、私の失禁したかのように濡れそぼった股間を指差し、涙が出るほど笑いました。私はまだ痙攣の余韻で体をピクピクと震わせながら、恥辱に赤面し、逃げ場のない現実に涙を流すことしかできませんでした。あの日、佐々木累という凛とした女剣士は死に、ただ男たちに蹂躙され、嘲笑されるだけの弱い女が残ったのです。
「ぐっちょり濡らしやがって、俺のものでかき回してやるぜ!」金井の大きな体が私の上にのし掛かります。抵抗する力は残っていません。
「いやだ……」と首を振る私に構わず彼は私の両足をがっしりと掴み大きく開かせました。
「見ろよお前のガニ股。剣士様の足が俺の腰に絡むのが楽しみだな」
「お願い……やめて……」
「今更かよ」
金井の凶器が私の入り口にあてがわれます。そして一気に貫かれました。
「あぐっ!!」
身体が真っ二つに引き裂かれるような激痛と共に金井の巨根が私の体を貫きました。私は声も出せず口を大きく開けて喘ぎます。
「おおっきい……ひぃ……!」
「どうだ俺のデカチンは。お前の狭い穴にはスペシャルだろ」
彼は私の反応を楽しむようにゆっくりと腰を動かします。突かれるたびに私の体が揺れ手錠がジャラジャラと鳴ります。
「あっあっあっ……!」
「何だよさっきまで嫌がってたのに声出してんじゃねえか。体は正直だな」
「ちがっ……うっ……んっ……!」
激痛は次第に痺れるような感覚に変わり奥の壁を擦られるたびに体が跳ねてしまいます。
「ここか? お前のいいところは」
「いやっそこは……ああっ!」
金井は私の弱点を的確に捉え執拗に攻め立てました。
「くっ……ああ……だめ……!」
「ダメじゃねえだろ。もっと感じろよ」
彼のピストン運動が激しさを増します。私の口からは拒絶の言葉とは裏腹に甘い喘ぎが漏れ続けました。
「あっあっあっ! だめぇ……イッちゃ……ああっ!」
「イケよ俺の肉便器」
「いやぁぁぁ! あああっ!!」
私はまた彼らの前で屈辱的な絶頂を迎えました。男たちは大爆笑しました。
「ぎゃははは! またイッちまった! すげえ潮吹きだ!」
「ほら見てみろ自分の淫らな姿を」
金井は私の顔を強引に起こさせ私の股間を指差しました。私の秘部は赤く充血し愛液を滴らせてヒクヒクと蠢いていました。
「あ……あぁ……」
言葉が出ません。男装の美剣士佐々木累。町人を守る強い女。そんな幻想は彼らの巨根と指先によってドロドロとした肉の塊に成り下がってしまいました。
「悔しそうな顔してんなぁ。でもよその泣き濡れた目も俺の顔にまたがってる割れ目もどっちも最高にそそるぜ」
金井はそう囁き再び激しく腰を打ち付け始めました。
「さあ次は俺らの番だ」
他の男たちも交代で私の体を犯し続けました。私はただ彼らの欲望の捌け口として弄ばれ何度も絶頂へと追いやられました。
「もう……許して……」
私の涙ながらの懇願も彼らには届きません。ただ笑い声だけが部屋に響き渡っていました。
「ぎゃはは! 剣士様が泣いて頼むぞ! ますます燃えてくるぜ!」
私は意識が遠のく中でただひとつ思いました。どんなに体を擁護されたとしても、心だけは負けないと。
そして夜が明けるころ解放されました。
帰り道途中何度か嘔吐しようやく家に辿り着いたときは既に夜になっていました。シャワーを浴びても体には彼らの痕跡が残っているようで洗い流せませんでした。
佐々木累の祭り 柳沢視点
祭り当日。浅草寺の裏手に設けられた特設会場は、初夏の陽射しと下町の熱気に包まれていました。
美和は黒ちりめんの羽織に「四つ目結」の紋付きを身に着け、腰には大小を差した格装で堂々と行列の先頭を歩いていた。手にした木刀の柄を握るその指先は白く、夜の闇に刻まれた屈辱の記憶を必死に押し殺しているのが私にもわかりました。しかし、その背筋は蝶のように伸び、凛とした眼差しはまさに古文書に記された佐々木累そのものでした。彼女は悲しみを乗り越え、自らの足でこの場所に立っているのです
行列がクライマックスに近づいたその時でした。
「祭りだ! 景気づけに踊ってやるよ!」
怒号と共に、あの半グレたちが乱入してきたのだ。数は十人近く。彼らは手に手に鉄パイプやボトルを持ち、屋台を蹴り倒し、お祭り広場を蹂躙し始めた。町内会の人々が悲鳴を上げ、子供たちが泣き叫びます
「おい、累ちゃんだって? だったら俺たちと手合わせしてみな!」
金髪の金井が、あの下卑た笑いを浮かべて美和に向かって鉄パイプを振り上げました。美奈子君が悲鳴を上げ、私が止める間もありませんでした。薄暗いホテルでの記憶が美和の脳裏をよぎったのか、一瞬、彼女の肩が揺れた。しかし、次の瞬間、美和の静かな忍耐が弾けました。
「佐々木累が貴様らごときに引くと思うか!」
美和の声が、祭囃子をかき消すほどに響き渡った。彼女は腰の木刀を一閃させました。すると、男の鉄パイプが軽々と弾き飛ばされたのだ。男が呆然としている隙に、美和はその長い脚から繰り出される回し蹴りで男の腹を蹴り抜きました。高校時代、陸上部で培った爆発的な瞬発力です。
「な、なんだこの女!」
半グレたちが一斉に襲いかかってきましたが、美和はまるで水を得た魚のようでした。彼女の動きは、まさに一刀流の「切り返し」のように鋭く、関口新心流の「転」のように身軽でした。一人の男がボトルを振り下ろすと、美和は最小限の体捌きでかわし、その勢いを利用して男の腕を逆に極め、地面に叩きつけました。汚辱にまみれた夜の記憶など、今の彼女には何の足枷にもなっていません。まるで佐々木累が乗り移ったかのようでした。。剣士としての誇りが、彼女の肢体に烈火のような力を宿していました。
「累様!」
誰かが叫びました。その声に応えるように、美和は男の背中を押さえ込み、冷ややかに言い放ちました。
「江戸の街を騒がせた旗本奴も、現代にのさばる半グレも、累の敵ではない。二度とこの街に足を踏み入れるな」
その凛とした姿に、半グレたちは完全に気圧されていました。リーダー格の金井がよろよろと立ち上がり、屈辱に染まった顔を引きつらせながら、仲間たちを引き連れて逃げ去っていきました。
静寂が戻った広場に、最初は小さく、そしてやがて大きな拍手が湧き起りました。町内会の人々が歓喜の声を上げ、美和の手を握りしめます。。
「累様が、帰ってきた!」
美和は黒ちりめんの羽織を翻し、少しだけ照れくさそうに微笑みました。その横で、美奈子君が目に涙を浮かべて拍手を送っていました。
民俗学は古い学問です、しかし古い因習の中に眠る人々の生きる力は決して朽ちることはないのです。現代の半グレを打ち倒した美和の姿に、私は確信しました。佐々木累の魂は時代を超えて凛とした女性たちの中に受け継がれていくのだと。傷つき、汚されようとも、立ち上がる強さこそが、人間の最も美しい因習なのだと。
美和と柳沢
祭りの喧騒がようやく収まり、夕暮れの浅草寺境内に灯籠の火が灯り始めた頃、私は美和の控え室を訪ねました。
社務所の裏手に設けられた簡素な部屋だった。祭りで使われた黒ちりめんの羽織が衣紋掛けにかけられ、大小の木刀が床の間に置かれています、美和は祭りの衣装のまま、鏡の前に座っていました。ノーメイクの顔に夕日が差し込み、その横顔はどこか透き通るように白く見えました。
ドアを開ける私に気づくと、美和は静かに振り返りました。その瞳は祭りの間ずっと見せていた凛とした光を宿したまま、けれどどこか揺らいでいました。
「先生……」
「お疲れ様。見事だったよ。町内会の人たちがみんな喜んでいた」
私は努めて穏やかに言いました。しかし美和は微笑まず、ただじっと私を見つめていました。
「先生は……気づいていましたか」
「何を?」
「私が……怖かったことを」
その一言で、私は全てを悟りました。半グレたちが乱入してきた時、美和が一瞬見せた躊躇い。あれは武術的な迷いではなく、あの夜の記憶がよぎった恐怖だったのです。
「……気づいていた」
私は正直に答えました。美和は静かに目を伏せ、その肩が小さく震えました。
「金井に呼び出されたあの夜のこと……先生には話していませんでしたが、ただデートだけだと思って行ったのです。でも……」
言葉が途切れ、長い沈黙が流れました。窗外から祭りの片付けをする人々の声が遠く聞こえます。
「……身体に刻まれたものが、消えないのです」
美和の声は震えていました。凛とした剣士の仮面が、初めて剥がれ落ちた瞬間でした。
「あの男たちの手が……唇が……声が、今でも肌に残っています。シャワーを何度浴びても消えない。祭りの間も、木刀を握る手にあの男の体温が蘇るのです」
初めて美和の目から涙がこぼれ落ちました。祭りという戦場を耐え抜いた強さの裏で、彼女はずっと一人でこの傷を抱えていたのです。
「私……累様のようにはなれなかったのです。あの夜、私は何もできずにただ……犯されて、感じて、泣いて……」
「美和……」
「先生、お願いがあります」
美和は涙で濡れた顔を上げ、真っ直ぐに私を見つめました。その琥珀色の瞳は、怯えと決意が同居する、これまで見たことのない色をしていました。
「あの男たちの記憶を……上書きしてほしいのです」
「上書き……?」
「私の身体に刻まれたあの男たちの痕跡を、先生の温もりで消してほしいのです。そうしなければ……私は一生あの夜から逃れられない気がする」
私は言葉を失いました。民俗学者として、私は数多くの因習を見てきました。しかし目の前で傷ついた女性が、自らの尊厳を取り戻すために求めているものが何であるか、即座に答えることはできませんでした。
「私は……先生を信頼しています。あの男たちとは違う。先生の手なら……怖くない気がするのです」
美和は立ち上がり、黒ちりめんの羽織を静かに脱ぎました。祭りの白い襦袢の上に、彼女の細い肩が露わになります。
「おかしなことを言っているのは分かっています。でも……先生にお願いしたいのです。私に……自分の身体を取り戻させてほしい」
私は美和の前に歩み寄り、その震える肩をそっと抱きしめました。
「分かった。でも……もし途中で嫌になったら、すぐに言ってくれ」
「はい……」
美和は小さく頷き、私の胸に顔を埋めました。
私は美和の襦袢の紐を丁寧に解きました。あの男たちが乱暴に引きちぎったのとは対照的に、一つひとつ丁寧に。現れた肌には、まだ薄くあの夜の痕跡が残っていました。手首の擦過傷、鎖骨の吻痕、胸の鬱血。
「ここは……」
私の指が胸の痕に触れると、美和がビクリと身を震わせました。
「大丈夫。私が消す」
私はその痕にそっと唇を寄せ、優しくキスをしました。美和の体が強張り、そしてゆっくりと力を抜いていきます。
「んっ……」
あの男たちの粗暴な接触とは全く違う、温かく柔らかな感触。美和の肌が、少しずつ私の唇に応えるように熱を帯びてきました。
「先生……嬉しいです。優しいのが……嬉しい」
その言葉が胸を刺しました。彼女がどれほどの屈辱の中で、優しさを奪われていたか。
私は鎖骨の窪みに唇を滑らせ、首筋から耳の裏へとゆっくり移動しました。その間、美和の呼吸は次第に深くなり、強張っていた肩が解けていきます。
「あの男たちは……いきなり爪を立ててきた。痛かった……でも先生は……」
「痛くしない。約束する」
私は美和の胸のふくらみに手を添えました。あの夜、汚い手で鷲掴みにされた場所。私は掌で包み込むように優しく支え、親指で先端の蕾をさするように触れました。
「んっ……あっ……」
美和の声が少し高くなりました。しかしあの時の悲鳴のような声ではない。もっと柔らかく、安心を含んだ吐息です。
「ここ……あの男に弄られた場所です。でも先生に触られると……違うのです。温かいのです」
「そうか。よかった」
私は先端に唇を寄せ、優しく吸い上げました。舌でゆっくりと円を描きながら、丁寧に愛撫します。美和の指が私の髪に触れ、そっと握りました。あの夜、シーツを掴んで絶望に震えていた指です。今は私の髪を梳るように、求めるように。
「先生……もっと……もっと触ってください。あの男たちの感触を消してください」
私は反対側の胸も同じように愛撫しました。指先で柔らかく揉み、舌で転がし、吸い上げる。美和の呼吸が次第に荒くなり、腰が微かに揺れ始めました。
「あっ……んっ……先生……」
「美和……いいんだよ。感じてもいいんだよ。ここには誰もいない。あいつらもいない」
その言葉に、美和の目からまた涙がこぼれました。けれどそれは悲しみの涙ではなく、安堵の涙のようでした。
「私……感じてしまってもいいのですか? あの時は……感じたことを嘲笑されて……」
「誰も嘲笑わない。私は美和の全てを受け入れる」
私は美和の身体を丁寧に愛撫しながら、少しずつ下へと降りていきました。引き締まった腹、陸上部で鍛えられた太股、その間に隠された秘所。あの夜、汚された場所。
「ここは……」
私の指が触れた瞬間、美和の体が強く反応しました。
「大丈夫。怖くない」
「はい……先生なら……怖くない」
私はゆっくりと指を滑らせ、優しく内外を愛撫しました。あの男たちが無理やり押し広げた場所を、今は優しく丁寧に解きほぐすように。
「あっ……ああっ……」
美和の声が、次第に甘く潤いを帯びていきました。あの夜、男たちの前で無理やり引き出された声とは全く違う。自らの意思で、信頼する相手に触れられて漏れる声。
「先生……入れてください。私の中に。あの男たちのを消して……先生のを刻んでください」
私は美和の脚を優しく開き、ゆっくりと体を重ねました。先端が入口に触れた瞬間、美和の体が少し強張りました。
「大丈夫。ゆっくりだから」
「はい……信じています」
私は少しずつ進みました。あの夜、金井が一気に貫いたのとは対照的に。美和の内壁が私を受け入れ、包み込むように締め付けます。
「んっ……あっ……先生……温かい……」
「美和の中も……温かいよ」
「あの男たちは……痛かった。冷たかった。でも先生は……温かい……」
涙が私の頬にも伝わってきました。美和のものか、私のものか、もう区別がつきませんでした。
私はゆっくりと腰を動かしました。深く、優しく、互いの体温が溶け合うように。美和の脚が私の腰に絡み、今は自らの意思で私を求めています。
「あっ……ああっ……先生……私…」
「何も言わなくていい。ただ感じて」
「はい……んっ……あっあっ……」
美和の声が高くなり、体がしなやかに反り返りました。あの夜、男たちの前で無様に絶頂したのとは違う。信頼する相手に包まれて迎える、穏やかで熱い高み。
「先生……私…イキそうです……」
「いいんだよ。一緒に」
「あの夜は……泣きながらイカされた。でも今は……先生と一緒に……」
「ああ。一緒に」
「ああっ……あああっ……先生……!」
美和の体が大きく震え、私の背中に爪を立てました。しかしそれは痛みではなく、必死にしがみつく求愛のようでした。私も美和の中で深く達し、互いの体温と感情が溶け合いました。
事後、美和は私の胸に顔を埋めたまま、静かに泣いていました。
「先生……ありがとうございます。あの男たちの冷たい手が……少しずつ消えていく気がします」
「ゆっくりでいい。時間はいくらでもある」
「私……強くなれますか。累様のように」
「もう十分強いよ。傷ついてもなお立ち上がれる人間が、一番強いんだ」
美和は涙を拭い、初めて穏やかに微笑みました。その笑顔は、あの夜の屈辱に染まった表情とは全く違う、柔らかく透明なものでした。
夕闇が窓に深まり、遠くから祭りの片付けの音が聞こえていました。私は美和の肩を抱き、二人で長い沈黙の中に座っていました。言葉は必要なかった。ただ互いの体温を感じながら、傷が少しずつ癒えていくのを待てばよかったのです。
民俗学者として、私は多くの因習を研究してきました。しかし今夜初めて、因習の最も深い意味を理解した気がします。人は傷つき、汚され、それでもなお誰かを信じて、温もりを求める。その原始的な営みこそが、最も古く、最も強い因習なのだと。
翌朝、美和は黒ぶちメガネの美奈子君と共に、いつもの凛とした佇まいで研究室に現れました。その瞳の奥には、まだ薄い傷の影が見えました。けれどそれは、弱さではなく、乗り越えた強さの証でした。
「先生、次のフィールドワークはどこに行きますか」
美和がいつもの声で尋ねました。私は窓の外に広がる初夏の空を見上げながら答えました。
「そうだな。東北の山村に行ってみようか。そこに古い刀鍛冶の因習が残っているそうだ」
「刀鍛冶……いいですね。楽しみです」
美和の琥珀色の瞳が、久しぶりにまばゆい光を宿しました。その姿は、まさに傷を負った剣が再び研ぎ澄まされていくようでした。私は民俗学ノートを開き、新たなフィールドワークの準備に取りかかりました。
窓から初夏の風が吹き込み、美和のショートヘアを揺らしました。その風は浅草の下町と同じく、古い因習と新しい命が交差する匂いがしました。私は静かに筆を走らせ始めました。