日本の村に眠る淫習を訪ねて、柳沢研究室レポート 今に残る日本の村のエロ風習 ⭐︎各話読み切り 新作はイラスト付き 作:みなぽん
私は大王文化大学で民俗学の教鞭をとる傍らで日本に古くから残る因習を研究しています。
最近は科学が進んだ世の中で私の研究領域は現代のメルヘンとも取られるのか、女性を中心に私の講座をとってくれる生徒も増えてきました。
ことに私のゼミの姉川 美奈子君と南條 美和君は有能な助手として私の研究を助けてくれています。
今回は気楽なフィールドワークを兼ねて2人を連れて2泊3日でドライブをすることにしました。
歴史探訪の旅ですから高速道路は使いません。
ダラダラと一般道で名所旧跡を巡りながら、最初の宿泊は熱海と決めました。
熱海駅前の古びたデパートの地下でおいしい海鮮定食を食べます。汚い地下食堂街ですがうまい店が何件かあるのです。
「この値段でこのボリューム、お店は狭いけどこの定食がおいしいです。」
美奈子は大喜びです。
「この味のたたきの新鮮なこと、しかもこれメバルって言うんですか煮付けがすごくおいしいです。」
美和も目を丸くしました。
⭐︎旅館の若女将⭐︎
そして私たちは、熱海の山側にある小さな割烹旅館に宿を取りました。
小さいながらも露天風呂まであるなかなか風情のある和風旅館です。
「柳沢様ようこそいらっしゃいました。お部屋のご用意ができております。」
凛とした佇まいの歳の頃30歳ほどの若女将、城北 政子さんが案内してくれました。
腹ごなしに伊豆山神社に行きました。
いい夫婦の日には1日早いですが、この神社には夫婦にとって深い縁起があるのです。
鎌倉幕府は源頼朝が開いた事やその夫人の北条政子は有名ですが、この二人が愛を育んだ場所が、静岡県熱海市に有る伊豆山神社です。
元々北条氏の菩提寺で有るこの神社の手水鉢の水洗は紅白の龍神様で作られていたり、拝殿手前の庭には左右一対の梛の木が植えられています。
又境内には源頼朝と政子が座ったとされる腰掛け石も残されています。
この梛の葉を恋人同士が持つといずれ結ばれると言う言い伝えがあり、恋愛成就、祈願の神社として有名です。
又この神社の例大祭(神女舞・実朝の舞)では、今の中高生が古式ゆかしい衣装を纏い舞を奉納します。
私たちが行った日も中高生が舞の練習をしていました。
美奈子と美和が梛の葉をもって、私に握らせようとします。
「こら、2人ともどうせ握らせるならもっと若いイケメンにしなさい。」
私たちは由緒ある神社で楽しく過ごしました。
しかし私はその神社の片隅にある人を見つけました。
若女将の政子さんです。
凛とした彼女が腰掛け石で1人ぽつんと座っていたのです。
神社を見た後、私たちは熱海の商店街を散歩し、かまぼこを食べたりスマートボールをして遊びました。
そして夕方には宿に入りたっぷりと温泉でのんびりして、美味しいお夕食をいただきました。
非常に丁寧な作りのお料理でした。
しかし私は以前、泊まった時と料理の味が変わっていることに気づきました。
そんなことをふと気にかけながら、私はその日、眠りにつきました。
⭐︎深夜の艶事⭐︎
夜中の2時ごろでしょうか論文の着想が浮かんで目を覚まし、私は考えをまとめるために風呂へと行きました。温泉は13時で閉まっており、明かりが消えていました薄暗い中でも湯につかるだけなら問題ないと私はこっそり扉を開けて中に入りました。
そして私ははっとしました。薄暗がりの温泉の縁に白い女の裸が座っていました。
結い上げた髪から若女将の政子さんだとわかります。
そして彼女の小さな肩が震えていることに気づきました。
そして彼女の右手が小刻みに揺れています。
「ぁぁぁ、、源次さん、、ああ、、ひぃぃ、、ぁああ」
彼女の右手は彼女の白い太ももの間を盛んに触っているようです。
そして彼女の左手は彼女自身の胸のあたりにあって盛んにその豊満な膨らみを弄んでいました。
凛とした女盛りの女将の艶で姿、声をかけるタイミングを逸して私は見入ってしまいました。
かすかな温泉の音、空から差し込む青白い月の光、その下で熟れた女体が自らの身の内側から湧き上がる熱い性欲につき動かされ悩ましくくねっていました。
女将は盛んに源次と言う名を読んでいます。
そして彼のものにモノに見立てているのでしょうか。
彼女自身の指を割れ目にねじ込んで自ら腰を揺すり始めました。
「あああ、源次さん、、いい、ああ、奥にきてぇ、いい、いくぅ、、いぐっ!いぐぅ!」
彼女の結い上げた髪がほどけ黒髪が宙に舞い踊り、白い背中がそり帰りました。
私は自分の下半身が熱くたぎっていることに気づきました。
私のイチモツはまさに狂おしく垂直に勃起していました。
私は慌てて更衣室に引き返そうとしましたが、軽く物音をたててしまい若女将に見つかってしまいました。
「ああ、お客様、おみぐるしいところをお見せしました。どうかご勘弁下さい。」
女将の政子さんが私の足元に身を投げ出して頭を下げました。
「こちらの方こそ、入ってはいけない時間に風呂に入ろうとして、申し訳ないことをしてしまいました。おみぐるしいなんて、とんでもない!私の方こそ下半身が大変見苦しいことになっていることを許してほしい、、、。」
私はバツが悪くて頭を下げました。
「フフフ、お客様は面白い方ですね。確かに大切なモノが元気よくイキリ立っておられますね。お付きの女の子たちに使って差し上げなくていいんですか?」
「あははは、彼女たちは教え子ですよ。しかもまだほんの小娘です。」
「それでは先生の分身は私が鎮めて差し上げなくてはいけませんね。」
彼女は流れるような長い黒髪を軽く手にとってかんざしで器用に束ねて見せました。
そして私の両太ももを握って、有無言わせずその場に座らせ、足を開かせました。
「あのぁ、女将さん、お気持ちは嬉しいが、、そのような申し訳ないことをさせては私は、、、あうっ!」
女の柔らかい唇の感触、その後でねっとりと暖かい口の中の感触がやってきました。
舌のざらざらした感触と口の中のぬめる感触。
私のペニスと彼女の舌がディープキスを交わしていました。
「んんぐう、大学の先生さんなのに、んんんぐう、おいひぃ、立派なモノをお持ちで、んんぐう、構わず私の口の中に吐き出してくださいませ、殿方の前でオナニーを見られた女は何をされても文句などを言う筋合いではございません。んんぐう、さぁ遠慮なく、、
お出しになって、、。」
彼女の丁寧なフェラチオと巧みな指遣い、吸い込むようにペニスを吸い、裏筋を舐め回し、亀頭を舐めます。
私は自ら腰をせり上げて若女将の口の中にビュルビュルと射精してしまいました。
いい年した男がしかも高校生ではあるまいし女性の裸を覗き見して興奮し、口に咥えられただけで腰の力が抜けるほど大量の精液を射精してしまったのです。
「んんんんん、濃い子種、、、美味しい、、」
彼女はゾクリとするような色っぽい顔で私の精液を飲み干しました。
⭐︎願う再会 腰掛け石で待つ⭐︎
「柳沢先生、私の部屋で少し晩酌して行きませんか?」
熱いひと時が過ぎて彼女は私の耳元で囁きました。
そして私は政子さんと二人っきりで熱燗を傾けながら少しお話しをしました。
「今日、伊豆山神社の腰掛け石のところに座っていましたね。」
「あら、いやだわ、見られてしまったんですの、11月22日のいい夫婦の日、、明日が来るのが待ちきれなくてつい言ってしまったんですよ。私、ある人と約束したんです。3年後の良い夫婦の日に再び会いましょうと、、、。」
「それが源次さんですね。」
「はい、8年前、フラリと熱海の街に流れてきて、うちの板前として雇ったのです。そして3年前に京都に帰りました。彼とは男と女の仲です、そして大望が叶ったその日には所帯を持とうと彼は言ってくれたのです。」
「大望ですか?なかなか気骨のある男性のようですね。よかったらお二人の話を聞かせてくれませんか。」
「源次さん、、朝頼 源次さんは京都の老舗料亭「清和源氏」の 御曹司でした。しかし大阪から進出してきた和食の平チェーンに価格競争に巻き込まれ、清和源氏は無残な敗北を遂げてしまったのです。京都府内に20件を構えた店も全て潰れて、借金の他は全てを失っていました。料理人としてのプライドも情熱もボロボロになって熱海の街まで彼は流れてきたんです。彼と出会ったのも伊豆山公園でした。スーパーの見切り品のお弁当をガツガツと食べている姿が哀れで声をかけたのが始まりです。そしてうちの板前になって、ぐんぐん頭角を現しました。そして彼は再び料理への情熱を取り戻し、打倒 平チェーンを目指して京都に帰っていったんです。」
「つまり、彼が平チェーンに勝っていれば明日、伊豆山神社に来ると言うのですね。」
「はい、もしかすると私の事など忘れてしまったかもしれません。もしかしたら平チェーンに勝てずに一人で泣いているかもしれません。でも私はずっと待っていようと思うんです。私にとっては源次さんがそばにいてくれることが大切なんです。勝つとか負けるとか成功するとかしないとか正直、どうでもいいんですよ。あの人と一緒だったらどんな苦労だって私には幸せなんです。」
こうして熱海の夜はあけました。
私たちは気になって境内でしばらく彼女の様子を眺めました。
11月22日はあいにくの雨、彼女は小さな体に傘を1つさして腰掛け椅子に座っていました。
「源次さんは来ませんね、、、こんな寒い中、政子さんがかわいそうです。」
「私ちょっと街まで行って政子さんに温かい飲み物とホカロンを買ってきます。」
美奈子がコンビニを探して石段を降りていきました。
そしてしばらくして美奈子から電話がありました。
「柳沢先生、コンビニで買い物したんですけど神社の石段の下のところで男の人が1人ウロウロしてたんです。境内に登って行こうかそのまま帰ろうか、さんざん悩んでいたようなんですが、熱海駅の方角に向かって歩き始めてしまいました。」
私は直感的に思いました。源次さんに違いありません。
「美和君!君の足なら追いつくはずです。今から追いかけて源次さんを止めてください!私も政子さんを連れて熱海駅に向かいます。」
「わかったよ先生、私の全力疾走、見せてあげる。」
彼女はその日、スカートを履いていたのですが見事なフォームで走り出しました。
すらりとしたモデル体型の美少女がスカートを翻し全力で走ってくる。
熱海の商店街で観光客の日本人や外国人もどよめきました。
熱海は急な坂の街です。それをまるで陸上トラックを走るかのような速度で駆け上っていったのです。
美和は改札に入ろうとしている源次さんの片腕を捕まえました。
ぜえぜえと息を切らして彼女は絞り出すように言いました。
「源次さんでしょ、、政子さん待ってるよ、、男だったら惚れた女を泣かしちゃだめだよ、、、」
そしてわずかに遅れて私たちの車も熱海駅につきました。
車の扉を開けて駆け出す政子さん。
駅前でたくさんの人目もありましたが彼女は構わず源次さんに抱きつきました。
「源次さん、もう平グループの事なんてどうでもいいじゃないの、一所懸命!この町で私たちの宿で、お客様に喜んでいただけるものを作っていけばいいじゃない、私はあなたが勝利者じゃなくていいの。ナンバーワンじゃなくていい!強い男でもお金持ちでなくてもいいの
あなたのままでそばにいて、お願い!もうどこにも行かないで!」
凛とした彼女がまるで幼児のように源次さんにすがりつきました。
そして、彼女の言葉に今までビクビクとしていた源次さんはほっとしたような顔になり彼女をぎゅっと抱きしめました。
「京都に戻って、店を始めたけど、平グループとは端から土俵が違っていたんだ。彼らは値段で勝負する。俺は味で勝負する。結局、前と同じ展開だ。にっちもさっちもいかなくなって新しく始めた小さな店も潰れた。勝ってくると言ってこの街を出てきた。成功しなかったら政子に合わせる顔がないじゃないか、、。今日も来るつもりはなかったんだ。でも負け犬のこんな惨めな俺をもしかしたら政子が待っていてくれるんじゃないかって、、ついつい来てしまった。でも神社の石段に登る勇気がなかったんだ」
2人がきつく抱き合った。お互いが子供のように泣きながら抱きしめ合っていました。
「あのーーー盛り上がっているところなんですが、駅前で人目もありますし、まずは伊豆山神社まで私が送っていきましょうか。」
私は2人を神社に連れて行きました。
梛の葉を手に持ち腰かけ石に座る二人。
冷たい秋の雨もいつしか上がり、熱海の海に明るい日差しが降り注いでいました。
そして私たちは熱海の街を後にしました。
⭐︎静岡の女武者走り⭐︎
熱海から東海道を進み浜松に入ります。ドライブインでうなぎパイを買っておやつにしながら
そこから北側にハンドルを切ります。
ここから先は昔、武田信玄と徳川家康が何度か衝突を繰り返した地域です
11月23日、この村で「女武者走り」のお祭りが行われます。
これは地元に400年以上続いているお祭りです。
複数の女性が町の見延城をゴールに走るものです。
そして城の門の中に一番最初に駆けいってお殿様に扮した町長さんに「武田のお味方の援軍はまもなく御参陣!皆様、御奮起あれ!!」
と伝えることができた人が優勝となります。
そして優勝した子には、賞品と金一封が出ます。今年はなんと100万円です。
走る距離は峠の頂上から城までのわずか20キロです。しかし武者走りと言うだけあって周りの男の人が敵方の役でありとあらゆる妨害をするのです。
もちろん競技に参加する女の子に触ることも多少の性的な嫌がらせも許されています。
過去には女の子がいたずらされると言う事件もあったそうです。
そんな今時、珍しく荒っぽいお祭りです。おそらく研究の価値は高いと思います。
地元の実行委員会に連絡をしたら、私には特別VIP席を用意してくれました。
そして助手の2人には参加エントリーをさせてくれたのです。
今回の話、「武者走り」と言う文字にがっぷり食いついたのは南條 美和君でした。
彼女はモデルのようなすらりとしたスタイルの美しい少女ですが、高校時代、陸上部のエースでした。
走るのは今でも得意中の得意です。美奈子君は多額の賞金が出ると言うところにつられていましたが、どうやら走ることに自信がないようでした。
「先生、この祭りの起源って一体どんなものなんですか?」
美奈子が興味深げに尋ねます。
「歴女の美奈子君なら見延城の戦いは知っているかな。武田との国境に徳川家に臣従する小さな大名がたくさんいたんだ。
これもそんな小さな大名領での話だよ。なかなか悲しいお話であるんだ。ちょっと概要を話してみようか、」
私はゼミ生たちに「武者走り」の生い立ちを話しました。
「武田信玄は徳川方の砦、見延城を包囲しました。圧倒的な大群、城の若き城主、見延 為房は窮状を三河に伝えるための伝令を放つことにしました。15日たっても伝令が戻らない時は城を枕に討ち死にと決めました。とはいうものの武田に包囲された城のなかから脱出は決死の覚悟がいります。並み居る武者の中でも志願する勇気のあるものはいませんでした。しかしなんと城主のそばに使える女武者五人がその伝令を買ってでたのです。
5人の女武者は夜陰に紛れて敵中央を突破します。途中で見破られて敵の槍玉に上がるもの、よってたかって手籠めにされ、挙句に絞め殺されるもの、その多くが討ち取られますが、ただ1人、鈴という娘が三河まで片道5日を走り抜き徳川に急を知らせたのです。
そして徳川の軍勢が見延城に急行します。敵の軍勢を排除しながらの進軍です。
日にちは刻一刻と過ぎていきます。
そこで一足先に土地勘のある竹沢 鈴 が再び命がけの伝令に志願したのです。
しかし城までまで僅かと言うところで捉えられ、磔台に縛り上げられ見延城の面々の前にさらされます。
武田の武将はあらかじめ捉えた鈴に言い含めます。
「徳川のお味方の援軍はあらず!降伏より他無し」
と叫べばお前の命は助けてやると言われていました。
城の面々が見ている正面に引きずり出された彼女、一説には鈴は殿様に恋心を抱いていたとも、恋人であったちも言われています。
堀と城壁を隔てて見つめ合う為房と鈴。
そして彼女は叫びました。「徳川のお味方の援軍はまもなく御参陣!皆様、御奮起あれ!!」
怒り狂った武田勢は鈴の小さな体に何10本も槍を突き刺しました。
彼女の小さな体がズタズタにつき刺された白い襦袢が真っ赤に染まりました
城兵たちの前で鈴を無残に槍で突き殺されたのです。
でもその言葉と壮絶な死に様に励まされ、奮い立たされた見延城の城兵は、援軍が来るまで見事に持ちこたえました。まあ、そんなような話です。
「うう、私は絶対に峠を出た瞬間に捕まるタイプですね。しかも美和と私じゃウサギとカメじゃないですか、」
美奈子はそんなことを言いながらも彼女なりの策を練っているようです。
「私は正面突破、とにかくかけてかけて駆け抜けるよ。柳沢先生は私と美奈子の勝った方にご褒美くれるかな?」美和がいたずらっぽく笑いました。
地元の女の子たちも100万円と言う賞金額にみんな必死です。
地元の評判では有力候補は4人の女の子だそうです。
ひとりめは高校2年生の鳥居 鈴さん、陸上部の選手です。
そしてもう1人は遠藤 七生さん、陸上自衛隊の陸曹で抜群のレンジャー技術の持ち主です。
3人目は保母の真鍋十和子さん、たゆんとしたボディと優しい人柄で男性の人気ナンバーワンです。
そして最後が大倉 花梨さん金融業で財を成した大倉家の一人娘です。
ワル仲間の半グレたちを引き連れて優勝を狙います。
鳥居さんは私たちが泊まった民宿の娘さんでした。
彼女は初恋の町長さんの息子の真一郎君にアピールしたくてこの大会に出たそうです。
真一くんが今回、若殿の身延 為房役を担当しています。
恋する乙女の行動力とは大したものです。
この因習のそもそもの事の起こりも乙女の強い願いでした。
レースの模様はゴール兼本会場である身延城からドローンと競技者に付けたライブカメラで見ることができます。
⭐︎いざ開戦!⭐︎
出場者は全員、城を見下ろす峠の上に集まったようです。
競技者は全員、目印となる赤いハチマキと戦国時代の胴丸をイメージしたゼッケンを胸に付けています。
「それでは今年も「女武者走り」を始めます。競技者の皆さんもそれを阻む武田勢の役の皆様もくれぐれも怪我のないようによろしくお願いします。」
町長が鎧甲に身を包んで挨拶します。隣では凛々しい若武者姿の真一郎君がいます。
そして皆さんが一斉にスタートしました。総勢はなんと40名、40人の女性が走ってくる姿はなかなか壮観です。
沿道にはカメラ小僧もたくさんいます。
中にはけしからんことに美奈子のゼッケンの下で揺れる乳房を動画で撮影している不埒者もいます。
美和は1団の中でもひときわ目を引く美しいフォームで走っています。
彼女の脚線美を取ろうと男たちが寝そべり、ローアングルをかまします。
全くどこに行っても不心得者がいるようです。
しばらく峠道を進むと城に向かう道は分岐していきます。
優勝候補の4人と美奈子と美和はあえて険しい林道を選びました。
多くの競技者たちは舗装された国道を進みます。
「うぉおおおおおおおおおお!」
国道の左右から街の青年団の男たちが彼女たちを包囲するように飛び出ます。
それは鹿の群れに突入する狼のようでした。
青年団の男たちは彼女たちからゼッケンを剥ぎ取るように見せかけてブラジャーの下に手を入れたり短パンをズリおろしたり、狼藉を働きました。
本部のカメラから見ても、大小の美しい乳房がポロリポロリと画面に移りました。
中には秘密の花園まで映り込んでしまい画面に修正が入る始末。田舎の祭りとはいえおおらかなものです。
こうして無事に国道の待ち伏せを突破できたのはわずか10人足らずでした。
結局この10人も街に入る前に青年団の待ち伏せを受けて結局ポロリポロリと脱落していきました。
レースは序盤から優勝候補の4人と美奈子と三和に絞られたのです。
険しい山道を1番先頭で走って行ったのは陸上自衛隊の遠藤七生さんでした。
それに50メートル遅れて美和と鳥居鈴さん、中盤に大倉 花梨 そして最後尾に美奈子と真鍋十和子さんがのんびりついていきます。
家しかし先頭を行く遠藤七生さんは薮から出てきた住人の半グレに藪の奥に引きずりこまれました。
「へへへへ、大倉のお嬢様のご命令なんだね悪く思うなよ。」
ライブカメラがついていると言うのに早速、黒幕の名前を暴露する馬鹿な半グレ達。
本部テントの者たちが警察官を差し向けようと思ったその時、想定外の光景がうつりました。
「なんだお前ら、薮で女を待ち伏せるなんて精力有り余ってるね❤️大いに結構!君たちは自衛隊に向いているわ」
遠藤陸曹は10人の半グレをわずか5分足らずで叩きのめしました。
「いきのいいハムスターを飼っているわね、❤️お姉さんが味見してあげるわ。」
遠藤陸曹は自ら短パンを脱ぎ捨てます。
こんがり小麦色に焼けてプリッと引き締まったお尻、りゅう弾砲の砲弾のようにボリューミーな乳房、圧倒的な肉食系ボディーの彼女は泣き叫ぶ男達のズボンを片っ端から剥ぎ取りました。
「ひぃぃぃ、この女、ターミネーターかよ、、すげえ馬鹿力、、あああ!」
前戯もすっ飛ばしてリーダー格の男に股がります。
そして様子を見ている他の男たちを目の前に呼び寄せて、彼らのおちんちんの1本をくちびるで含み、左右の手で1本ずつペニスを握りました。
「遠慮はいらないから、ガンガン腰振ってくれよな。最近、演習続きでお姉さん溜まってるんだ!」
彼女は男の上で弾むように腰を振ります。
「あああああ、そんな激しく腰振ったら、俺すぐ出ちゃう、ああああーーーーー!」
半グレのリーダーが情けない声で射精しました。
「お姉さんのしごき方すごく気持ちがいいっす!射精るぅ!」
彼女の手の中でビュービューと精液を噴き上げて小麦色の肌を白く染めるおとこ達、
「ああ、お姉さんの口の中最高で出していいですか、俺、精液出してもいいんですか」
「んんんんく、臭くて太くて、美味しいおちんぽしてるわよ、あなた、出していいわ、ビュービューお姉ちゃんの口に出しなさい」
七生さんの口に射精する半グレ。
「みんなだらしないわよ、ほら、次の4人交代よ。今日は1人3回犯るまで帰りしてあげないからね。それと帰る前に自衛隊に入隊届を書いてもらうわ!わかってるわね。」
彼女はニヤリと笑いました。
彼女はレースそっちのけで男たちを犯していました。
「いやこれで今年の人材確保はうまくいきそうです。町長さんご協力ありがとうございます。」本部席のテントで自衛隊の幕僚の偉い人が大笑いしていました。
もしかしたら遠藤さんはそのために差し向けられたのかもしれません。
半グレ達が前走の3人を仕留めていると確信した大倉 花梨は後ろを振り返りました。
彼女の後にはノコノコと美奈子と真鍋十和子がやってきます。
「あらあら、大倉さん待っていてくれたんですか。優しい方ですねぇ」
十和子が純粋な笑顔で大倉に話しかけます。
「あれれ、大倉さん、こんなところで何してるんですか。」
美奈子は疑わしそうに彼女を見ました。
大倉 花梨はこのトロそうな2人を蔑むように笑いました。
「ねえ、あんたたち、これは命令だから、1回しか言わないわ。あなたたちはここでレースを棄権しなさい。この道の先で、私の手下たちが、他の連中は全員、ぶっつぶしてるはずだから」
「それはどういう事、、、?」十和子が聞いた。
「察しが悪いわね、、あの遠藤とかいう女も鳥居旅館のガキも、美和とかいういけ好かない女もみんなまとめて、私の手下のちんぽで今頃はセクロス真っ最中さ!」
花梨は顔を歪ませて笑います。
美奈子が悠然と言い返しました。
彼女は笑っているような目をしていますがあの顔はめちゃくちゃ怒っている顔です。
「本当にあなたみたいなクズってどこにもいるんですね。でも御心配なく、本部にいる柳沢先生から、連絡は受けています。この先でトラブルがあったけどみんなご無事だそうです。ただ、あなたの可愛い半グレちゃん達は自衛隊のお姉さまに精力を抜き取られているみたいですよ(^ ^)」
しっかりと策を巡らすたぬきのような女。
「大倉 花梨ちゃん、、街のお祭りのルールを守れない悪い子は青年団のお兄ちゃんたちがお仕置きよ」
十和子も笑顔の下に刃を隠してにっこり微笑みます。彼女は美奈子以上にタヌキでした。
十和子の後ろから峠道を土煙をあげて青年団の男達が消防団の車でやってきました。
トラックから降りるのは屈強な男男男男男男男男、、
「おう、こんなところに徳川の伝令が!我が武田の陣中でじっくり吟味してくれるわ!!!」
彼らは芝居掛かった言い方でそういうと。大倉花梨の両手両足を掴んで、トラックの荷台に乗せて青年団の集会所に連れていった。
花梨は畳の擦り切れた青年団の集会所に連れて来られました。
昼まで男たちはすでに全員ふんどし一つで待っています。
しかも全員、隆々とした大黒柱を立ててふんどしの布地にテントを作っています。
犯る気満々とはこの事です。
⭐︎青年団の制裁⭐︎
茶色の巻き毛、長いまつげ、ゴージャスな雰囲気のお嬢様、上品にしていれば憧れる男たちを多いでしょう。
しかし濃いめのメイク、夜の蝶のように花梨の顔の下に、生意気な小娘の地金がのぞきます。
エステで磨き上げたナイスバディーを誇るように彼女は言いました。
「あんたたち、うちのパパを怒らせたら大変なことになるわよ!あんた達、ド百姓の汚い手で触っていい身体じゃないのよ私は!」
彼女は手足をばたつかせて半泣きで金切声を上げました。
「うるせえ口だな、黙ってちんぽくわえてろよ!」
青年団長の大石さんが黒くて太いものを花梨の口の中にねじ込みます。
「おーい童貞のやつから順にやらせてやるぞ、汚い企みをした女だ。何をしたって街のみんなも許してくれるさ」
花梨の前に男たちが行儀よく車座で並びました。
「何で輪になって座ってんのよ。頭が悪いんじゃないのあんたら!」
彼女hs男たちに左右の足を押さえつけられて大きく開かれます。
「お姉ちゃんひどい人なんだってね、遊び人のアバズレマンコに俺の童貞をあげるね。」
18歳の村田 慶次がトップバッター 緊張気味にのしかかりずぶりと前戯無し挿入!
「いぎぃ、、なにすんのよ、この!クソガキ」
「あれ、こいつのまんこ全然気持ちよくないよ!」
「慶次!お前前戯もしらねぇのか!濡らさなきゃダメなんだよ!」
青年団からヤジが飛びます
「給湯室のオリーブオイルをちんぽ塗ったらいけるんじゃね?、一応エキストラバージンオイルっていうくらいだから」
大石先輩は慶次のものにオイルを塗りこんで、再び彼女の中に挿入させました。
「これ、いけるいけるよ、先輩、ヤリマンの肉オナホ最高だわ!」
「そいつはよかったな、よし、俺はこいつのおっぱいのオイル攻めはいりまーす。」
彼女はおっぱいにもオイルをぬられ乳首を弄ばれました。
オイルのせいで男が腰を振るたびに彼女の性器からパチュンパチュンといやらしい音が漏れます。
オイルまみれの手でクリと乳首を弄びました。
「コイツ乳首おったててるぜ!セックス専用女だな。」
「あああ、やめろよ、この百姓!ざけんな!マジふざけんな!」花梨が叫びます。
彼女のワレメを汚い男の欲望が汚していきます。花梨の口から、
「あ、あ、イヤ、うぅ くっ 」と少し甘い声が漏れていました。
「お、こいつのまんこいい感じにほぐれてきたぜ。」とご満悦の男たち、
しかし花梨の反応の鈍さが男たちの機嫌を損ねます。
「おい!ヤリマン のクソ女黙ってねぇでもっと、あんあんとかあえいで見せろよ、これはお前が掟を破ったお仕置きだからな、神妙にしろよ。早く終わらせてほしかったらおまんこ気持ちいいとかいやらしいこと言うんだよ、お嬢様のくせにまじで使えねぇなお前。」
と町役場の木梨さんがいいます。
「ほら、あん、あん、いえよ!おまんこ気持ちいーだろ、」
青年団長の大石さんが睨みます。
彼女も演技で、ぎこちない喘ぎ声を口かもらし淫語を叫びます。
それを見てもう1人の男、「わかってきたじゃねーか、その可愛い手で俺のちんぽしごけよ」
と自らのものを握らせました。
花梨の手コキで男はあっけなく限界をむかえ、彼女の顔に男は汚いペニスを押し付けて「口の中でださせろ!」と命じました。
頭を押さえつけられて容赦なく口の中に生臭いザーメンを射精される彼女。
オイルを塗ったペニスで腰を振っていた童貞君もその姿を見て興奮したのか花梨の性器に射精します。
「花梨のアバズレまっんっこっに初めての種付けぇぇぇ 」と叫びながら腰を振る男、笑う男達。子宮に精液を流し込まれました。
花梨の「クソガキ、やめろ!イヤーーーーぁぁぁーーーーーー出てる、出てる、、いゃーーー」という悲しい叫び。
「次は俺が行くぜ。見本みしてやる!」日焼けした大石さんの巨漢が彼女を組み敷き、うねるように腰を振りました。
「あん、あ、いい、いや、あ、あ、いい、ああ、ひぅう」と明らかに艶と媚びを含んだメスの声うぃあげる花梨。
「花梨どうだよ!気持ちいいんだろ、俺のちんぽ」
クリトリスをつまみ、ちんぽをさし入れながら男が耳元で聞いてくる大石。
「こんな奥までくわえこんじゃってちょっと自分から腰動かしちゃってるよね。」木梨さんが笑います。
「うぉおおおお、花梨の生イキまんこに生イキーーーーーーーーー!」
大石さんがビュービューと中だししました。
「おいおい大石団長、情けないぞ。ベテランの業前みせてやるよ」
お土産物屋の森岡のおじさんが立ち上がりました。
「君のこのかわいい敏感なおまんこにおじさんの大きなおちんちん入れてあげるね。」
男は私に肉棒を握らせてその感触を確かめさせます。
「何よ!優しい声で気持ち悪いわよ!ふざけないで」花梨はキっと睨みつけます。
「ほらおじさんのおちんちん握ってごらん」
まるで熱を含んだ肉の棒、男のものが硬く屹立していました。
「これが今から君の下のお口に入ってくるんだ。まずは上の口でおじさんとキスだ。」
森岡は挿入の前に花梨の唇を奪いました。
「マジキモい!死んでよおじさん!」反抗的な花梨。
しかし、その男のペニスの形、長さ、腰の突き入れ方、最悪なことにこの男は花梨とSEXの相性が抜群だったようです。
快楽が湧き上がって、口からはいやらしい喘ぎ声が出て、腰を自分からふってしまっていました。
男が腰をグラインドするたびに響くいやらしい音
「花梨ちゃん、おまんこヤバイよ、おじさんとっても気持ちいいよ、おじさんと気持ちよくなろうね。おじさんが無責任種付けしてあげるからね」腰を揺らし、突き上げ、えぐり、花梨に無様に嬌声を上げさせる森岡さん。
「ああああ、いいいい、おじさん、、あああ、だめぇ」
「ほら自分で腰使っちゃって乳首だってこんなにいやらしくたっちゃってるよ。ほら言ってごらん!花梨はエッチな子です。おじさん、花梨のおまんこにお仕置きしてくださいって!」
体だけでなく心でも服従を迫ってくる森岡さん。
「うおぉ、森岡のおっさんハンパねぇな」業前に感動する青年団員達。
花梨もスイッチが入ってしまって男が言うままにいやらしい言葉を口にします。
「花梨はエッチな子なの、ヤリマンビッチで悪いこといっぱいしたの!おじさんのおちんちんでお仕置きして、おじさんのものにして、おまんこ気持ちいい、森岡のおじさん!おちんちんずぼずぼして!」
気ぐらいの高い花梨お嬢様がおじさんに抱かれ乳首を吸われてペニスを打ち込まれて腰を振っているこの異常な状態、因習を破った愚かな娘は男達に絶頂へと追い込まれていきます。
「おじさんのおちんちんいいよぅ、いやいっちゃう!いっちゃうぅ、花梨、イクイク、。いぐぅ!」
自分から腰を振り、男の首に手を回し、男の太い腰に足を絡めました。
その姿におじさんが興奮して花梨の唇を奪いながらペニスを奥まで打ち込んで大量の精液を射精しました。
「花梨ちゃんオマンコ孕ませ精液を射精するぅ!」ビュルビュル
子宮の中に打ち付けられる熱い精液のほとばしりに花梨は絶頂を迎えました。
「いくーーーーーいぐーーーーおじさんの精液でいっちゃうよぅ 」
おじさんがその姿を愛しいと感じたのかぎゅっと花梨を抱きしめてきました。
「おい!めっちゃラブラブじゃん、俺にもそやらせろよ!」と床屋の源田さんが言ってきました。
花梨は四つん這いにさせられ男のものをくわえさせられました。
「こいつのフェラテクまじすげえ、ちんぽ溶けるわ。」源田の獣じみた喘ぎ声が響きます。
肉屋の二瓶が後から花梨のクリトリスを弄びながらいいます。
「あれ、花梨ちゃん一生懸命しゃぶっちゃって、火がついちゃった。おいしそうにおちんちんしゃぶるね、」
男のペニスをしゃぶらされて、花梨にオマンコは愛液を滴らせて男をもとめていました。
たまらず腰をもじもじさせる。
「今、おちんちんあげるからね」
そう言うと二瓶はお尻の肉を鷲掴みにして押し開くようにペニスを後から挿入してきました。
太いペニスをバックから深々と差し込まれ、花梨は無様な喘ぎ声をあげました。
するとフェラチオさせていた源田が髪の毛をつかみ、「怠けてんじゃねーよちゃんとくわえろよこのヤリマン!」
と命じてきました。花梨は彼のペニスに懸命に奉仕しました。
「いやーまじこいつのフェラはんぱねーよ、今からたっぷり出してるからなあ飲み込めよ。」
というと口の中で大量に射精されました。。
精液の匂いに当てられてぼーっとなっている花梨を源田が後から攻めます。
激しく尻を震わせていやらしい声を上げて花梨は絶頂に追い込まれました。
「あーーーいいいぃーーーおしおきしてぇ、ーあん、あん、花梨のいけないお尻を叩いて、おじさん」
腰を振りながら花梨のお尻をパシッっと叩きます。
「こいつケツ叩かれたんびにおまんこしまるぜ、マジ受ける。」
などと罵倒されながら私は男に尻を突き出した状態で花梨は絶頂しました。
「おじさん、悪い子の花梨でごめんなさい、ごめんなさい、いぐ、いぐ、いぐぅうう」
花梨がイくのと同時に、二瓶も大量の精液を吐き出しました。
「大倉んとこの花梨嬢ちゃん!これに懲りたら二度と町の掟をコケにするような真似せんことだな!」
ぐったりと倒れふす花梨、、大石団長は仁王立ちで見下ろしました。
私たちは本部席で青年団の集会室の様子を見ていました。
どこの村でもそうですが村の掟を破った者への制裁と言うものはどこでも激しいものです。
でも驚いたのは花梨さんの父親である大倉生平氏が「うちの娘のしつけが悪くて、青年団の皆さんにお世話をかけして申し訳ない」と
町長さんに深々と頭を下げていたことでした。
⭐︎ラストスパート⭐︎
さて、そのような間にもレースは進んでいます。
数々の妨害を押しのけて先頭を走るのは美和と鈴さん、学校は違いますが陸上部のエースと元エース同士の対決です。スパートをかけたり追い抜いたり駆け引きの応酬です。
「美和さん早いですね。でも私、真一郎君に私に振り向いてもらうためだから、絶対負けられないの。」
「ふふふ高校生の純愛、可愛いなぁ、私も本部席で大切な人が私のことを見てるのよ。だから負けてあげられないんだ。」
2人は闘志を燃やしてレースを続けます。
そしてかなりおくれて、美奈子と十和子さん、豊満ボディーの2人はとっくに走るのは諦めてのんびりと歩いてきます。
時折、露店の饅頭を買い食いしたり、甘酒屋に引っかかったり、飲んだり食べたり笑ったりお遊びの応酬です。
「ねえ、十和子さん、私達は絶対にあの2人には追いつかないね、、三等賞は米俵2つでしたね。十和子さんに勝ちははゆづりますから、米俵を1つ分けてください。」
「いいわよ、美奈子ちゃんも4等の日本酒一升瓶二本、1本ずつ分けっこでいいわよね」
2人はずるい談合を巡らしてレースを続けます。
鈴と美和は城の石段に続く目抜き通りまできました。城まではあと1キロです。
「ラストスパート!美和さん勝負です。」鈴さんが速度をあげて走り出します。
「負けないわ!鈴さん」美和も追いかけます。
「女武者を通すな!出会え!出会え!」
武田軍勢役の男達が立ちふさがります。
「きゃーーーー!」
男の腕が全力で走る鈴を捉えました。ラクビーのように男達が群がりよります。
「真一郎さんのもとに、、、、いくん、、、だ、、、」
男達をはねのけて、歯をくいしばり振り払う鈴、、。
しかし小さな鈴さんの身体は今にも力尽きそうです。
「お願い行かせて、、!」
涙を流しながら前に進みます。
「強情な小娘だ!押し潰せ!」
男達が叫びました!どさくさに紛れて悪戯する男達。
鈴の小さな身体は押し潰され、小さなお尻を鷲掴みにされ、未成熟な乳房を揉まれ、短パンに手を突っ込まれます。
「いやーーーー!真一郎さん、いやーーーーーーーーー!」
「徳川のお味方の援軍はあらず!降伏より他無しと叫べば命は助けてやるぞ」
男達はノリノリです。
ゴールの手前で後ろを振り返る美和。観客は大声援で彼女を迎えます。
後ろには哀れな鈴の姿、、、、。唇を噛み締めて俯く美和。そして、、
⭐︎女武者の最後の疾走⭐︎
「小さな女の子に男が寄ってたかって何してるのよ!」
美和がゴール手前で振り返り、沿道に差してあった祭りの旗竿をもって駆け戻りました。
「どきなさいよ!この子を行かせてあげて!」
美和が勇敢に旗竿を振り回して男達を追い払い、鈴から引き離しました。
「行きなさい!鈴さん!今回はあなたの初恋に免じて勝ちを譲ってあげる!」
石段の前で彼女は仁王立ちして男達を睨みます。
鈴さんはもうぼろぼろで、よろめきながら石段を登っていきます。
膝と唇から血を流し、服は破れ、髪は埃にまみれています。
まさに戦国時代の鈴を彷彿とさせるものでした。
途中で鈴さんは倒れます。
片足がつったのです。苦痛に顔をゆがませながら、膝と腕で這い上ります。
群衆が固唾をのんで見守る中、ついに彼女はゴールしました。
町長と真一郎君の待つ本部席、いわゆる本陣の前に立ち、、、彼女が最後の力を振り絞って叫びました。
「徳川のお味方の援軍はまもなく御参陣!皆様、御奮起あれ!!」
身延城に湧き上がる大歓声!
ほっとした顔でよろめく鈴さんを真一郎さんが駆け寄ってぎゅっと抱きしめました。
凛々しい若武者の姿をした真一郎さんが傷だらけの鈴さんを支える姿は美しい絵のようでした。
きっと、戦国時代の鈴さんも無事にお殿様に会えたらこんなシーンがあったかもしれません。
「真一郎さん 」
輝くような乙女の笑顔、その時の彼女の嬉しそうな顔ときたらこちらまで嬉しくなりました。
彼女にとっては優勝も豪華な賞金もこの瞬間以上の価値はなかったことでしょう。
⭐︎エピローグ⭐︎
こうして祭りは終わりました。我がゼミのツートップは豪華な賞品をせしめ、私の車の中はそれでいっぱいになりました。
そして私たちは2泊3日の小旅行を終えて帰路につきました。
「女武者走り」かつてこの地で存在した歴史は少女たちの悲劇でありました。
しかし心優しい村人たちは何代にもわたって、戦国に散った鈴と言う少女の叶わなかった願いを叶えてあげるかのように、祭りという形でこの悲劇の幸福な結末を描いてきたのです。
それは形を変えた供養であったのかもしれません。
天高く晴れ渡る秋の空、冬支度に向かう里山の山河、、私はしみじみとした思いでハンドルを握りました。
車の後部座席では私のかわいい助手たちが愛くるしい寝顔で眠っていました。
日本の淫習を訪ねて 静岡県 秋の小旅行 「腰掛石の伝説 」「 女武者走り 」恋する女たちの祈りと祭り