映画を見終わって有栖に何か欲しい物はないかと聞くと、ないとのことなので、俺達は夕飯の買い物をして寮に戻った。
「遼くんに1つ聞きたいことがあるのですが、よろしいですか?」
「何?」
二人でのんびりとイチャイチャしている状態で、有栖から質問が入る。
「あなたはどういった経緯でホワイトルームに入られたのですか?」
やっぱりそれは気になるよね。
でもホワイトルームのことを知っている有栖になら話しても問題はないかな。
「俺の初めての記憶は白い無機質な空間だった」
「それって……」
「うん。俺は生まれた時からホワイトルームにいたんだよ」
もちろん生まれた時の記憶なんてないが、ある男に聞かされたことだ。
ホワイトルームを運営している男と俺の親は親戚同士で、そのおかげで俺はホワイトルームで過ごすことになってしまった。
「俺は生まれてから15年間、ホワイトルームから出たことがなかった」
「そう、なのですね……」
有栖の顔が曇る。
普通の子供は外で遊びたくなるものだ。
でもホワイトルームにいる子供は何もかも管理されるため、外に出ることが許されない。
だから有栖は俺のことを可哀想だと思ったのだろう。
「でもどうやって外に出れたのですか? 遼くんは間違いなくホワイトルームの最高傑作。そんな人を逃すことなんてないはずです」
「ある人にこの学校を勧められた。ここならホワイトルームの人から逃げられると。それで逃げる手助けをしてもらった」
この学校にいれば、あの男も簡単には手を出せない。
それがこの学校に来た理由でもある。
外部との連絡が一切できたいために、あの人が今どうしているかはわからないが、あの男はあの人のことを許さないだろう。
「わかりました。私は遼くんをホワイトルームから全力で守ることを誓います。私のお父様はここの理事長ですので、私から口添えしときます。すでに遼くんがこの学校にいることを知っている可能性は高いですが」
「ありがとう。有栖にそう言ってもらえると安心できるよ」
俺は有栖を抱き締める。
ホワイトルームはまだ実験段階。50年、100年後を見据えて今は教育をしている。
そんな中、成功作である俺を逃さないと、あの男がこの学校に接触してくることは簡単に想像できる。
だから有栖が味方になってくれるのは心強い。
「この学校に入れて良かった。有栖とこうしていられて幸せだ」
ホワイトルームにいた時は、こんなこと思うことはなかった。
あそこは人のことを道具として扱うように教えられ、そんな感情とは無縁だ。
「そう言ってもらえて私も幸せで……んん」
俺は有栖にキスをする。
キスをしながらベッドに押し倒して、いっぱい舌を絡めて胸を揉む。
「ずっと有栖のここに俺の精液があるようにしたい」
キスだけで濡れたのか、腟内に指が抵抗なく入った。
「ひゃん。全ては遼くんの思いのままに」
お互いに服を全て脱いで、いつでも準備万端な状態になる。
俺は有栖の腟口に肉棒を当てがう。
入り口を探すふりをして、少し焦らしている。
有栖は甘い声を漏らしつつ、早く入れてほしそうな顔をしていて、我慢ができなそうだ。
「入れてほしい?」
「んん……はい」
もう入れてもいいが、それだと面白味なないなら、少し調教してみよう。
「何をどこに入れてほしいの?」
「えっと、それは……」
言うのが恥ずかしいようだ。
「言わないと入れてあげないよ」
嘘だ。有栖が黙っていても俺が我慢できなくなり、きっと入れてしまう。
それは有栖もわかっているだろうが、俺の命令に逆らうことができないので、言うことになるだろう。
有栖は一呼吸して。
「遼くん専用の濡れ濡れおまんこに、遼くんのおちんちんを入れて、ずっと精液がある状態にしてくださ……はあん」
思った以上のことを言ってきて我慢できなくなり、言い終わる前に挿入してしまった。
「いっぱいご褒美あげるね」
「あん、ありがとう、ございます……ひゃん」
俺は無我夢中に腰を振る。
その度に有栖は大きな声で喘いで、俺をどんどんと興奮させていく。
興奮が最高潮になりもう有栖の中に射精したいとしか考えられなくなる。
有栖はすでに何回か絶頂を迎えており、喘ぎ声すら呂律が回っていない。
「ひゃあ、ああん……ひい、あん……イく……」
また絶頂に達して、肉棒という蓋があるのにも関わらず膣内からは愛液が溢れ出してシーツを濡らしていく。
「らめです……また、イひます……ああぁぁー」
有栖は身体を大きく震わせて、舌を出しながらまた絶頂に達した。
そこから有栖は10秒に1回のペースで絶頂を迎える。
有栖はもう何も考えられていないだろう。もしくは俺とセックスしたいとしか考えていないのかもしれない。
「出すよ」
「ひゃい、たくさん、らして……くだしゃい」
睾丸にある精液を全部出し尽くす勢いで腰を振っていく。
「出る」
「ひゃん、イく……ああん、ああぁぁーー」
有栖の腟内に大量の精液が出されていく。
昨日からたくさん出しているのも関わらず、蛇口から水がでているみたいに勢いが収まらず、腟内だけでなく子宮にも精液が及んだ。
「精液出されながら、イってましゅ」
出されているのも気持ちがいいのか、有栖は身体を小刻みに震えさせて、もう何回目かわからない絶頂を迎えた。
「遼くん、愛してます」