※この作品はR-18です。

インフィニット・ストラトス ~目覚める翼~   作:コンコルド

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体調を崩してしまい、遅れました。
申し訳ありませんです。


武家屋敷? ~群れるは女生徒 ノロけるは天然教師~

 ~IS学園・アリーナに向かう途中の廊下~

 

「ものども!であえであえぇい!!!」

 

「絶対に逃すなーー!!」

 

「「「「うわああああ!!?」」」」

 

 シャルル(シャルロット)の転入を嗅ぎつけた女子生徒達が群れを成して追っかけてきた。

 

 それに伴い、男性陣(1名別枠)は全力で逃走中。

 

「ギャーギャーギャー!!」

 

「うっさいフェン!今構ってらんねーの!!」

 

 ガブリュ!

 

「いってぇ!?噛むな!顎下の肉噛むな!!」

 

「ムー!ムー!」

 

 走っているため、肩に乗せていたフェンを上着の胸元に突っ込んで落とさない様にしていたのだが、イライラを我慢できずに我瑠騨に八つ当たりをしてきた。

 

「これ、なんか〝ジダイゲキ〟ってやつで見たことがある気がするんだけど!」

 

「ああ、時代劇じゃあお約束のパターンだ!」

 

「ここって学園でしたよね!?」

 

「今はただの武家屋敷同然じゃあ!!」

 

 シャルル、一夏、イクサ、我瑠騨は何だかんだで会話は出来ていた。そこまで息は上がっていないが、結構キツい。

 

「よし!追い詰めた!」

 

「はい追いつめられましたねチクショー!!」

 

 先回りしていた十数名の女生徒に進路を塞がれた。

 

「くっ・・・仕方無い。かくなる上は---」

 

 我瑠騨は自身の右側にフォールドホールを形成。そして---

 

「そぉい!」

 

「「うわあ!?」」

 

 シャルルとイクサを放り投げ---

 

「んじゃ、後はよろ~」

 

「って置いていくなよ!?」

 

 一夏を残し、フォールドイン。

 

「ジョーダンだよ」

 

「うげぇ!?」

 

 と見せかけて首根っこ掴んで引っ張り込んだ。

 

 

 

 ~第3アリーナ 更衣室~

 

「うぇ~、なんとかなった~」

 

「ああ、助かったぜ。サンキュー我瑠騨」

 

「おう。んじゃ、とっとと着替えるぞ。時間も時間だしな」

 

「あ、そうだ。一夏とイクサ、お前ら2人に話があんだけどさ---」

 

《シャルロット、俺が注意逸らすからその内に着替えろ》

 

《え?あ、うん、分かった》

 

 着替えながら、シャルロットの着替えの為に2人の注意を逸らすために、気にしていた事を話題に出す。

 

「今回の3組に入ったって転入生の事だが、素性が分かるまでは接触は回避しておけ。仮に向こうから接触してきた時には、変に自身やその周りの事は話すな。何かの罠に使われたりする可能性があるからな」

 

「え?なんでだ?」

 

「万一の場合に、人質として攫われたり、非人道的な扱いを受けるから。といった所ですか?」

 

「そう、イクサの言う通りだ。お前に強く分からせるパターンとしては〝また千冬に同じ様な心配をかける〟か〝お前自身が千冬の立場になる〟事を回避する為だ。ここまで言えば、嫌でも理解出来ただろう?」

 

「・・・ああ、すごく分かり易いぜ」

 

 一夏の気に障ると分かっていた。だが、だからこそ理解し易いと思い、敢えて過去に触れた。

 

「あの、大事な話の所悪いんだけど---もう時間ないよ?」

 

「「「・・・おぉぅ」」」

 

 

 

 ~IS学園・グラウンド~

 

「凰、オルコット、前に出ろ」

 

 グラウンドでのISの実働訓練。今回は初歩のおさらいだ。

 

 そこで鈴とセシリアに手本を見せるように前に出される。

 

 ちなみにこの授業の間、フェンは通常態(最初にあった時の姿)に戻っている。久しく戻ったからかご機嫌である。また、この後にIS学園周辺の上空に限るが、空を飛んで良いと言うと益々嬉しそうにした。

 

 今は全員が整列している中、フェンは少し離れた位置で今か今かと許可が下りるのを待っていた。

 

「はあ・・・なんであたしが・・・」

 

「こういうのは、見世物みたいで嫌ですわ・・・」

 

 各々に愚痴りながら前に出る。すると千冬が何かこそこそと話しかけている。

 

「ここは代表候補生の出番ですわね!」

 

「実力の違いを見せてあげるわ!」

 

 ・・・多分、一夏絡みで何か吹き込んだな。2人のだるそうな顔が一気にシャキッとした。

 

「カルカ、カルカ」

 

「ん?なに?飛びたいならもう少し待ちなさい」

 

「クィー」

 

 フェンが呼び掛けてきて、てっきりしびれを切らしたのかと思ったら、上空を指差した。

 

 ・・・確かこの時に起きた出来事と言えば・・・

 

「きゃあああ!?ど、どいて下さい~~!!」

 

 そうだ、真耶がリヴァイブで墜ちてくるんだった。

 

「そーいんたいひー」

 

 やる気のない声で俺がそう言うと、みんな全力逃避しだした。

 

 そして、一夏めがけて一直線で突っ込んだ。俺の真横にいた一夏に。

 

(---っておい!なんでいんだよ?!)

 

 同然俺も巻き込まれた。一夏は白式を展開し、受け止めようとする。しかし同然無理。着地と同時に砂埃が舞い、視界が一気に悪くなる。

 

「フェンフェンフェーン!!」

 

 フェンが翼羽ばたかせ、風で砂埃を晴らす。するとそこに映った光景。それは---

 

「あ、あの~織斑君?」

 

「い、いや、これは・・・」

 

「・・・」

 

 真耶を一夏が押し倒す様な形で上になり、胸を鷲掴みしていた、

 

 そして、地面に突っ伏しながら2人の下敷きになっている俺。

 

「いけません。先生と生徒がこんな・・・あ、でも、もしそうなるとしたら、私は織斑先生の義妹ということに---」

 

「ノロけてねぇで、さっさとどけゃぁあいっ!!」

 

「うぉああ!?」

 

「きゃああ!?」

 

 ガルダ・イーグルに変身し、その時に生えた翼で2人を吹き飛ばす。

 

「よっと」

 

「うぼぁ!?」

 

 真耶は空中で姿勢を立て直し着地。一夏は何やってんのかニュートンの法則に従って落下。滑稽だ。

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