※この作品はR-18です。

インフィニット・ストラトス ~目覚める翼~   作:コンコルド

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ガールズトーク ~噂話にご注意を~

 ~IS学園 1205号室~

 

 千冬との話を終えたあと、一夏と箒の部屋にて、先日こんな事があった。

 

 それはイクサが、この世界に来た時の俺と同じ様に職員寮を借りていて、今日一夏と同室になる事が決まった為箒が鷹月静寐の部屋に移動する事になった。

 

 その際荷物を運び終えた箒が忘れ物が無いかを確認し、部屋をあとにしようとして、一夏に対してこう言い放った。

 

「今度のトーナメント戦、私が勝ったら、つ、つつ、付き合ってもらうッ!!」

 

 とまあ、ドカンと言ったのだ。

 

 だが、付き合ってもらうの部分が本人の自覚無しに大声が出てしまったのだ。当然、その廊下一帯はおろか、周りの部屋にも響く。当然我瑠騨とシャルロットの部屋にもだ。それを聴いたシャルロットは驚きながらも「篠ノ之さんって大胆なんだね」と言っていた。

 

 そして、これまた当然だが周りの女の子達はどこのスーパーコンピューターのネットワークかと疑いたくなる程の物凄い速さでの情報交換をしていた。

 

 そして、翌朝のホームルーム前の時間でいつの間にかこんな噂になっていた。

 

 『今度のトーナメントに優勝すると織斑君とつき合えるんだって!』

 

 

 

 ~IS学園 本校舎屋上~

 

「何か色々面倒になったなぁ」

 

「うっ・・・」

 

「今回は告白のしかたが間違いですね」

 

「ぐっ・・・」

 

「過ぎた事はどうにも出来ないし、どうやって事態を解決させるか考えようよ」

 

「う、うむ・・・」

 

「やっぱりストレートにキスとセックスで告白した方が早かったんじゃないの?」

 

「キ、セッ!!?!」

 

「「何言ってんの!!」」

 

 箒の告白がどんな事態を引き起こし、どう収拾するかを話し合っていた我瑠騨、イクサ、シャルル、メリッサ、箒。メリッサのどストレートな発言に箒は一撃沸騰、我瑠騨とイクサはツッコむ。シャルルは経験済みだが、箒程では無いが顔を赤くしてた。

 

「てか一夏相手には効果ねぇだろ?」

 

「やっぱりだめか」

 

「それよりも事態収拾が先です。一夏だけでなく僕達も景品扱いになってるんですから」

 

 イクサの言う通り、一夏の話が発展して我瑠騨、イクサ、そしてシャルルまでもが優勝したら付き合えるルールが出来上がっていた。それに伴い、学年はどうの男4人誰がとかはたまた全員とか色んな華が咲いているのだ。

 

「傍迷惑もいいところだっての。まあ仕方無いけどな」

 

「因みに我瑠騨の人気はドンケツだって」

 

「・・・メリッサ、地味に傷付く事言うな。原因は分かるけど」

 

「絶対にセックスで乱暴に扱うって評判になってるよ」

 

「・・・もう、泣き出しても、いいよね?」

 

「ごめん。今のは嘘」

 

 我瑠騨が珍しくいじられているのを見て、周りはくすくすと笑う。

 

 

 

 ~同時刻 1年1組教室~

 

 この教室は、現在の話題に一番に熱が入っていた。と言うのも、他クラスや他学年と違い、本人達と接する機会が多く、どこよりも情報量が多いというアドバンテージがあるからだ。

 

 ※ここからは台本形式で進行します。

 

相川

「ねね、例の噂聞いた?」

 

谷本

「聞いた聞いた!確か学年別トーナメントで優勝したら、織斑君と付き合えるって話だよね」

 

鷹月

「え?私は4人の誰かと付き合えるって聞いたわよ」

 

鏡

「私の場合は4人同時って」

 

岸原

「あ、それ私が撒いたガセネタ」

 

4人

「やっぱり・・・」

 

岸原

「何?気づいてたの?」

 

谷本

「どことなくあんたの仕業だって空気が漂ってたからね」

 

鷹月

「1人の男の人に複数の女ならよくあるからまだ分かる気がするけど」

 

岸原

「まあ、さっきのセリフ自体ウソなんだけどね」

 

4人

(ウザッ!!)

 

岸原

「んで、みんなは誰か1人だとしたら誰と付き合いたい?」

 

相川

「私は織斑君がいいな」

 

鏡

「因みに理由は?」

 

相川

「私より家事能力に長けているから」

 

鏡

「・・・そこ?」

 

相川

「他にもあるけど、今はそれだけで。癒子はどうなの?」

 

谷本

「私?私はフォルゲート君かな。頭が冴えてそうだし織斑君とはまた違った優しさがある感じがいいなぁって。ナギは?」

 

鏡

「私はデュノア君がいいな。穏やかで物事を中性的に見てくれるし、お互いが理解したくなるような所と、何よりも親心をくすぐる感じがたまんない!」

 

岸原

「それは肯ける。静寐は誰がいいの?」

 

鷹月

「私は高嶺君がいいな」

 

鏡

「え?高嶺君?」

 

鷹月

「そう、彼って自分で何でも出来そうだけど実際は何も出来ないんだって」

 

相川

「どういう事?」

 

鷹月

「この前本人が直接言ってたの。『俺に出来るのは暴力での解決だけ。言葉での解決がどうしても上手く出来ないし、学習するのにも人一倍時間が掛かるくらい馬鹿なんだ。周りの奴らがどんなに持ち上げてもいい結果はあまり出せないんだ。この前までの大きな事件みたいにな。おまけに勉強も苦手だ』って」

 

谷本

「なんだか、私達で勝手にハードル上げちゃってたんだね」

 

岸原

「確かに、今度ばかりは申し訳ないわ」

 

鷹月

「だから私、彼氏彼女になれなくても、せめて友達でもいいからこれからも仲良くして、勉強も分かり易い様に教えられたら良いなって思ってるの」

 

4人

「おお~~」

 

 

 

 こんな会話が華を咲かせていた。しかし話題の男子4人(1人は女子だけど)は知る由もないのである。

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