~IS学園 本校舎屋上~
いつもの面子が、いつもの様に揃っての昼食。各自手作りの弁当や売店食を持ち寄っていた。
~ここからは台本形式でお送りします~
鈴
「そう言えばさ」
我瑠騨
「んん?」
鈴
「今度のトーナメントさ、なんかタッグマッチ形式でやるらしいわよ?」
箒
「タッグマッチ形式?」
イクサ
「理由はいくつか耳にしたものがあります」
箒
「確か、今年の1年は代表候補生が多すぎるとか聞いたが」
メリッサ
「私は男性パイロットが4人もいるからとか聞いたわ」
一夏
「俺達がいるから?なんで?」
メリッサ
「さあ?ただ、年頃の女の子は男の子と接点を持ちたがるのよ。私もそうだし。あ、理由は聞かないであげて。スリーサイズ聞かれるのと同じかそれ以上に恥ずかしいことだから」
一夏
「え、あ、おう」
セシリア
「そう言えば、タッグの条件として専用機持ち同士のタッグは禁止と聞きましたわ」
我瑠騨
「戦力差が激しくなるからな。それ以外は?」
シャルル
「掲示板を見たんだけど、学年別でクラス混同で抽選をおこなうそうだよ」
箒
「ああ、あれか。確か一般生徒が先に抽選されて、各学年の余りが専用機持ちと同数になったら、そこから専用機持ちと一般生徒が1人ずつ抽選されてタッグを組むとあったな」
鈴
「つまり、箒とメリッサは運が良ければあたし達の誰かとタッグを組める可能性があるって事ね」
メリッサ
「あ、私は専用機持ちだよ」
我瑠騨
「マジか!?」
メリッサ
「うん、調整途中だからまだ見せてないけど、機体名は〝ウィングダイバー〟なんだけど、EDF4って知ってる?」
我瑠騨
「あれね」
イクサ
「あれですね」
鈴
「あれって何よ?」
メリッサ
「この3人の中でしか通じない話なの。いずれにしてもトーナメントでお披露目するから楽しみにしててね」
鈴
「むぅ~」
そんなこんなで平和な昼食の時間が過ぎて---
フェン
「フェヒーヤキヤイ!!」
セシリア
「何故!?」
---過ぎていくのかな?
~トーナメント前日 1年1組教室~
「むむ~、私は誰と組むのでしょう?」
と、言うのはのほほんさんこと布仏本音が呟いた。
トーナメント編成が発表される今日、放課後に学年別の掲示板に発表されるため、その確認に生徒達が足を運んでいた。
「ホント、今回は驚きだよね」
谷本が言うと、一緒に歩く相川や鷹月が頷く。
「しかも、運が良い人は専用機持ちと組めるから、ある意味楽しみであり、不安でもあるわね」
「まあ、最悪でも相性の悪い同士の組み合わせでなければいいかな」
そう言って掲示班の前に着いた。掲示板前は山田先生が立っており、生徒達は先生の誘導で片側から流れるように掲示板を見ていた。
「えーっと・・・」
まず目に飛び込んできたのは、専用機持ちとのペア編成だ。
「織斑君と清香がペアだ!!」
「よっしゃー!!」
「いいなぁ、私は誰と・・・」
「静寐は高嶺君とペアになってるよ!」
「ほんとだ!」
「フォルゲート君のペアは・・・私だ!」
「良かったじゃん癒子!」
「デュノア君のペアは・・・あ!ナギだよ!」
「やった!」
やいのやいのと騒いでいるが、他の専用機持ちも決まっている。
セシリアは布仏本音、鈴はルームメイトでもあるティナ・ハミルトン、ラウラは岸原と組む事になった。
---余談だが、ラウラがセシリアと鈴をフルボッコにする事態は生起してない---