~IS学園 第3アリーナ Bピット~
試合後、鷹月は使用した打鉄を我瑠騨に手伝ってもらいながら格納していた。
「ふぅ、まずまずの出だしだな。お疲れ鷹月」
「うん、お疲れ様、高嶺君」
「お帰り我瑠騨、鷹月さん」
ふと、後ろから声がかけられたら。すると一夏が相川と一緒にいた。
「静寐、お疲れさま。頑張ったね!」
「うん。でもかなりカッコわるかったかも」
「心配ないって、私も間違いなくやらかすだろうし」
「「「それはそれで心配」」」
そんな会話をしているうちに、一夏達の試合の出場アナウンスが流れた。
「おっと、もう時間か。頑張れよ一夏、相川」
「おう!」
「オッケー!」
そして一夏は白式、相川はラファール・リヴァイヴを纏って出場した。
「負けたら頭にクレーターつくるぞ~」
「さらっと死刑宣告された!?」
~第3アリーナ 場内~
両チームともカタパルトでピットから射出されてフィールドに降り立つ。相手チームは打鉄2機で構えている。
「さてと、相川さん、俺は格闘しか出来ないから後方支援を頼む」
「わかった。でもまだ素人なんだからあまり期待しないでよね?」
「はは・・・まあとにかく、お互い頑張っていこうぜ!」
「了解!」
『それでは、試合開始!』
ブザーが鳴り、一夏は雪片、相川はガルムを展開して戦闘態勢に移る。
「いくぜぇ!!」
相変わらず分かりやすい動きで突進。雪片を振り下ろす。これについてはかわされたが、相手側もまだISに乗り慣れていない為、その動きはぎこちなく、そして危なっかしくもある。
次に相手が近接ブレードで攻撃を仕掛ける。しかし訓練時間の長い一夏はこれを難なく捌く。
すると、隙の出来た相手に突然衝撃が襲った。相川が
「よし!当たっ---きゃあ!!」
攻撃の成功に油断し、もう一方の相手の焔備の弾丸ををもろに喰らってしまった。
「相川さん!ぐっ!?」
一夏も油断をしてしまい、相手の斬撃を許してしまった。
「こうなったら、零落白夜、発動!」
一夏の掛け声に合わせて、白式が金色のオーラを放ちだした。
「はああっ!!」
直後に
零落白夜の特性が存分に発揮され、相手のシールドエネルギーがあっと言う間に底をついた。
「このままぁっ!!」
再び
「くっ!?」
しまった!と言わん顔をする一夏だが、直後に相手が何かの衝撃でよろけた。
その後ろには相川がレイン・オブ・サタデイを腰だめで構えていた。
「今だよっ!!」
「うおおおおっ!!!」
相手を押し飛ばして袈裟斬り。これも零落白夜の効果でエネルギーを根刮ぎかっさらった。同時に白式もエネルギー切れとなるが相川が辛うじて無事だった事から試合は織斑・相川の勝ちとなった。