※この作品はR-18です。

インフィニット・ストラトス ~目覚める翼~   作:コンコルド

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タッグマッチトーナメント ~デュノア・鏡ペア一回戦~

 ~IS学園 第3アリーナ~

 

 我瑠騨、一夏に続いてシャルルの出番がまわってきた。場内のスタート地点に立つシャルルとラファール・リヴァイヴの鏡。だが、案の定鏡は緊張していた。

 

「うう~」

 

「鏡さん、大丈夫?」

 

「少し、緊張してる・・・」

 

「まあ、あんなにたくさんの人がいたら色々と変に気を配っちゃうからね。相川さんと谷本さんも同じ事言ってたって訊いたし、普通なんじゃないかな?」

 

「デュノアさんは何ともないの?」

 

「うーん、あまり気にしないでいるからそれ程緊張してないかな」

 

「そうなんだ。よし!私も気にしないでみる!」

 

「ふふ、頑張ってね」

 

 ここでちょうど、試合開始のブザーが鳴り響いた。

 

 相手の編成は打鉄2機。両方焔備を構えて乱射してきた。

 

「わわわ!!」

 

「おっと」

 

 慌てる鏡と落ち着いてるシャルル。正反対の行動にどことなく微笑んでしまうところがある。

 

「ちゃんと狙わないと当たらないよ!」

 

 シャルルはガルムを呼び出し、直後に間髪なしの照準&トリガー。相手の1機が直撃する。

 

「ええっと、確か・・・よし、出来た!」

 

 鏡もガルムを展開し、構えてみる。

 

「・・・どうすれば撃てるの?」

 

 ---狙い方が分からないオチだった。

 

 流石に会場全体がポカーンとしてしまった。

 

 戦闘中のシャルルはあはは・・・と苦笑い。

 

 ガシャン!!と相手タッグは移動中に腑抜けた事になり、うっかり互いに激突してた。

 

「鏡さん、引き金は引ける?」

 

「えっと、こう?」

 

「ちょっ!?今引いちゃだ---」

 

 引き金を考えなしに引くもんで当然発砲。弾丸がシャルルの目の前を飛んでいった。

 

「うわあ!!」

 

「ご、ごめんデュノア君、大丈夫?」

 

「大丈夫だけど結構怖いんだよ!?」

 

 会場内はまるでギャグマンガのワンシーンの様に混沌と化していた。

 

「ああもうっ!こうなったら一気に片づけるよ!」

 

 気持ちを切り替え、仕切り直したシャルルだったが、明らかに気が立っていた。

 

 まずマシンガンのヴェントを両手で持ち、正確な射撃で1人目のシールドエネルギーを大幅に削る。

 

 続けてショットガンのレイン・オブ・サタデイに切り換えてこれまた両手乱射。2人目のシールドエネルギーを近距離で根刮ぎえぐり取る。

 

 最後にガルムを再び展開し、最初の1人のシールドエネルギーを奪う。

 

『試合終了。勝者、デュノア・鏡ペア!』

 

 今回の試合については、誰も物申す事は無かった。と言うよりは〝出来ない〟とでも言うべきか。

 

 この後の事について、試合後に合流した我瑠騨曰わく---

 

 やっべぇ、顔にでてないけどムッチャクチャ怒ってるんですけど・・・

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