現実社会の恐怖 エッチな百物語 どこから読んでも各話読み切り 作:みなぽん
「今までいろいろな美容整形外科を回ったけどレーザー治療にリフトアップ、ヒアルロン酸にホルモン注射」
どれもこれも効果はいまひとつね。女は治療院の医師に悪態をついた。
椅子に短いスカートにむっちりとした足を組む。メロンほどもある巨乳がゆさりと揺れた、SEXアピールの塊のような女
ブランド服に身を包んだ彼女は30代前半にみえる。
「これはこれは 馬取 絵留座様、(ばとりえるざ)当医院では最高の治療をさせていただいておりますよ、、。」
趣味の悪いキラキラネームの女だ。
医師は揉み手で答える。医師の名は浦戸 帝人、美容整形業界で急成長の若手医師だ。
「浦戸先生は何かとっておきの治療法をお持ちなんですの?」
「それは1000万ほどご用意いただければ、、、、」
「はん、安いものね、中身次第では払ってもいいわよ」彼女は大手企業の経営者の娘だ。
容姿は悪くないが、わがままな性格が災いしていまだもって結婚相手もいない。
「ところでどんな治療なのかしら、、」
「これは内緒なんですけどね、輸血治療ですよ。もうニューヨークあたりだと当たり前にやってることですけどね、うちのは一味違うんです。アメリカは成人の若者の血を使います。当医院では小中学生の女の子の血を使うんですよ。血液のアンチエイジング効果は奥様もよくご存知のところです。それが小さな女の子の血液ともなればその効果は絶大なんですよ。」
「わかった手配してちょうだい、でも私はブスの血はいやだから、採血するこの顔がちゃんと見せてね!」女がすらすらと小切手を切った。
馬取 エルザ、彼女にはとんでもない秘密の趣味があった。
それは少年の童貞を食い荒らす事だった。彼女は夜の闇にまみれて少年たちをハンティングするのだ。
年上の美しい女として汚れのない少年の筆おろしをするのは最高だった。
しかも狡猾な彼女は親しみやすい近所のお姉さんのような服装で甘い罠を仕掛けた。しかし最近、ショッキングな出来事があった。
物陰に誘い込んだ少年から「おばさんいい歳してやめてよ!」と手を振り払われて逃げられたのだ。
若作りをすれば20代で通ると思っていたが彼女もすでに42歳、アンチエイジングで体の張りは保っていたが、随所に老化が目立つようになっていたのだ。彼女は輸血治療の日を心待ちにした。
浦戸美容外科。
「はい、こちらにご両親の承諾のサインお願いします。売血は禁じられてますので、あくまでお子さんの血液検査と言うことでおこないます。一塊の採血は500ミリリットルです。」身なりの貧しい夫婦が2人の女の子を連れて病院を訪ねていた。
子供達を外の待合室で待たせて両親は医師と話をした。
「先生、お約束のお金はもらえるのでしょうか。」
「1回の輸血で10万円、目標額は100万円でしたかね、1番上の中学生のお姉ちゃんと小学5年生の次女、2人合計で10回でどうですかね。これを3日おきに1ヵ月繰り返しますから、、、、。」浦戸はこともなげにいった。
親たちは少し後ろめたい顔をしたが現金の入る喜びを隠せなかった。そして待合室にいる2人の女の子に声をかけた。
森田 美恵と佳恵の姉妹。服装が貧しくシャツからのぞく腕は年の割にはガリガリに細かった。食事も満足に食べられていないようだ。
「美恵、佳恵、今日からこの先生のところで血液検査をしてもらうからね。2人は直さなきゃいけない大変な病気があるんだ。」
「わかったよお母さん」長女が少し事情を察しているようだ。「佳恵がんばるね!」妹は何も知らずに無邪気に笑った。
両親の言うことを疑うことを知らない女の子たちは浦戸医師の手で採血された。
採血の日に彼女たちは病院で馬取エルザという女に出会った。その女は上機嫌で彼女たちの顔を見ると1000円ずつお小遣いをくれた。それが姉妹の密かな楽しみとなった。これでおいしい外食ができるのだ。
彼女たちはエルサを優しいお姉さんだと思ったが、ある日、彼女の正体を知った。2人の血がたっぷりと詰まった袋を撫でて舌なめずりしている姿を忘れ物を取りに帰った姉の美恵が見つけたからだ。
理由はどうあれあの女のために2人の血は採取され売られているらしい。彼女は腹を立てたもののすぐに諦めた。不実な両親の下で生きていく子供なりの処世術だ。そして彼女はいつも我慢して乗り越えてきたのだ。しかしその我慢を超える出来事が起きた。
その悲劇は6回目の搾血の時に起きた。妹の佳恵が採血の後の塾帰り交通事故で大怪我をしたのだ。
血を抜かれすぎた彼女は自転車で貧血で倒れてそこを車が跳ねた、右腕を骨折。
姉の美恵は悲しんだが佳恵の保険金と慰謝料が入ることを密かに喜ぶ父母がいた。
その姿を姉の美恵は冷めたい怒りの表情で見つめていた。
森田姉妹の血でエルザは輸血治療を受けた。効果はてきめんだった。回復力の早い子供たちがの血液が彼女を内側から作り替えていくのだ。エルザは30代に見えるようになり2週間目には20代中盤と言ってもおかしくないほどに若返った。
そして容姿に自信を取り戻した彼女は再びハンティングへと出かけた。
今日は夜の公園ベンチで夜食を食べている塾帰りの少年に目をつけた。
彼の前で体調悪くしたふりをして、暗闇に誘い込むのだ。
「お姉さん大丈夫ですか、、、。」通勤帰りに体調悪くした様子のきれいなお姉さんに少年が声をかける。
「寝不足で疲れちゃったのかもしれないわね、公園の奥で少し休めばよくなるわ、悪い男の人が寄ってくると怖いから、君、お姉さんを守っていてくれる。」エルザはそう言って公園の緑地の奥にあるベンチと彼を誘った。
ベンチに並んで座る2人。
「うん!僕がお姉ちゃんを守ってあげるから安心してよ。」少年は疑いもなく答えた。
「あなた優しいのね、お姉さん、君のこと好きになっちゃった」
少年の身体に柔らかい胸を押し付ける、首筋をなで、ズボンの上から、幼いぺニスをなでる
「お姉さん、やめてください、恥ずかしいです。」
「いいから見せなさい!お姉さんが可愛がってあげるわ!私の裸も見せてあげるから!」
そう言うと彼女はブラウスの前をはだけてたっぷりとした巨乳を少年の前に晒した。
「ああ、女の人のおっぱい、でも僕も脱ぐなんて恥ずかしいです。」
少年は緊張で震えている。このリアクション、チェリーボーイはやめられない
「シャツもパンツも脱いで全裸になりなさい!」公園の木陰で裸になることを強制した。
「わかったよう、、、」
少年はブリーフを脱ぎ、全裸になると勃起した未熟なペニスを手で隠した。
「お姉さん脱ぎました」
「その手をどけるのよ、私の体で興奮し勃起ちんぽをお姉さんに見せてごらんなさい」
見ず知らずの女の前で自分のぺニスを晒す。少年の心臓がどくどくと早鐘を打つようにたかなった。
「いいわ、あなたのおちんちんとってもかわいいわよ、それにいい身体してるわ」
エルザが少年のペニスを掴んだ。竿と玉を巧みに揉み優しくしごきあげると少年の性は敏感に反応してしまう。
「お姉さん、僕のおちんちんお姉さんの手の中で溶けちゃう」
少年のペニスはどんどん勃起した。エルザはしゃがみ、突然、少年のペニスが温かいものに包み込まれた。
見下ろすと少年のペニスをエルザがしゃぶっていた。
「や、僕のおちんちんがお姉さんの口の中に、お願いそんなことやめてください!ああぁ!射精しちゃう!」
「さぁ君のプリプリのザーメンをお姉ちゃんに飲ますのよ!出しなさい!いってき残らず絞り出してあげるわ。」
「ダメぇ射精しちゃう、白いの出しちゃう、や、やめて・・・やめて、こんなところで出すの恥ずかしいよ」
「可愛いわ!女の口に出すのが怖いのかしら、ほら出してごらんなさい気持ちいいわよ」
「あうぅうう、ひぃいいい射精る!射精る!」ビュルビュルビュー
「青臭くて最高よ、まだ出せるわよね!私が吸い出してあげるわ!」ちゅぷうううう
エルザは少年の若鮎のようなペニスをしゃぶり続けた。逃げようとしても彼女は顔をおしつけてペニスを咥えつづける。
若い少年のペニスはあっという間に勃起を取り戻した。
「ほらおちんちんもっと気持ちよくしてほしかったら、お姉さんのおまんこを舐めなさい。」
公園の森の中で全裸の少年を跪かせてクンニを強制した。滑る女の柔らかい肉、独特の匂い、 女は少年の顔に容赦なくおまんこ押し付けた。
「あああ、小さな男の子の顔におまんこを押し付けるのって最高!」エルザは自ら淫らに腰を振りまくった。
「あああ、。ひどいよ、お姉さん、こんなことをするために僕を呼んだんだ、、」少年の瞳から涙が溢れる。
「ふん、私のおまんこ舐めながらちんぽこ立ている子が1人前のことを言うんじゃないわよ!やりたいでしょ!女とおまんこしたいんでしょ!正直に言いなさい。正直に言えたら私のおまんこで天国に連れて行ってあげるわよ。」
「お姉さん僕はまだいいよ、、、。」少年がすっかりおびえきってためらった。
「今更そんなこと言ってもだめよ。お姉さんがあなたのおちんちんをおまんこで食べてあげる。」
彼女の腕が正面の首を押さえつけ、片方の膝を上げさせてスタンドでレイプするように腰をおしつけた。
パックリと開いた陰唇を押し付けて少年の勃起したペニスを飲み込んでいく。まるで少年が彼女にレイプされているようだった。
「あ″あ″あ″ あ″あ″あ″ あ″あ″あ″、あったかい肉の中に入っていく、おちんちん食べられちゃう、あああ、いやぁおちんちんが溶けちゃうよこわいよ、お姉さんやめてよ、ちんちん変な感じで力が抜けちゃう、、。」
少年は初めての女の性器の感触に戸惑った。今まで感じたことのない淫らな快楽が少年の幼いぺニスを翻弄した。
彼の中に何かを奪われていく恐怖と、腰の奥から湧き上がるような重い本能がペニスの先へと競り昇ってくるのを感じた。
「あ″あ″あ″、い″い″ぐぅぅ、おしっこでちゃう、もらしちゃうよぉ」彼は意識せずに腰を振り、幼いペニスの先端から激しく吐き出すように粘ついた精液を射精した。射精と同時にむずがゆいような快楽の脳天を突き抜けた。
「女の子みたいに片足を上げて、子犬みたいに腰を振って私の中に射精しているわ。」
彼女は少年の唇に容赦のないディープキスをした。少年の唇を奪いながら彼女はおまんこヒクヒクさせて絶頂した。
エルザは続いて少年を地べたに寝かし、激しく騎乗位で腰を振って精液を絞りとった。
「もうお姉ちゃんやめてよ。」立って逃げようとする少年のペニスを口で咥えこんで絶頂まで追い込んだ
アナルに指を入れ精嚢をこすりながらのディープスロート。
「ああああ、もうやらぁ、射精ゆるぢてぇ、あああ、精液、射精るぅうう!」ドビュウウウウウドビュウウウウウ
彼女の口の中どばどばと青臭い少年の精液が放たれた。彼女は自分で少年の指をおまんこにいれて
腰を振って絶頂をした。
「あああああひぃいいいいぐーーーーーーー!フェラチオだけで興奮しちゃう。可愛い男の子の青臭い精汁は最高だわ、まさに若返りの秘訣ね」彼女は満足げにねばつく液体を飲み干した
少年は腰から崩れ落ちるように気を失っなった。
魔法使いの店 「カルドロン」
「魔法使いのお姉さん、私と妹は吸血鬼に目をつけられているんです。」美恵が黒い魔法使いのローブをまとった女に話をしている。
6坪ほどの店内は所狭しと怪しげな魔法道具が売られている。占い3000円、エーテルカット5000円、呪い応相談。
中学から高校にかけて女の子というのは非現実的なものに興味を持つものだ。
中学生の森田 美恵が救いを求めたのは学校の先生でも警察でもなく魔法使いのお姉さんだった。
「黒野 美沙」とヘキサゴンを描いたネームカードを少女に手渡した
彼女は漆黒の髪を長く後ろに垂らして青いリボンで巻いている。胸にはヘキサゴンと魔法の宝具を下げている。
両眼は普段は眠った猫のような糸目だが、瞳をあけると見違えるような美少女に見えた。ただ彼女の目は極めて特徴的である。
右目はこげ茶色の優しい瞳、しかし左目は見るからに作り物とわかるアイスブルーの義眼だ。魔力を得る見返りに悪魔に左目をさしたしたのだと彼女は言った。
「美恵ちゃんは浦戸先生という悪い吸血鬼のおじさんに血を抜かれて、馬取 絵留座とかいう女ががあなたたちの血を飲んでいると言うのね」相談に訪れた美恵の話を彼女は本気で聞いてくれた。
「今度、病院で7回目の献血があるの、私も貧血でもう血を抜かれるのは嫌なの、、でも怪我をした妹の分も含めてあと8回も行かなきゃいけない、、、彼女は小さな体をふるわせて泣いた。」
「美恵ちゃん、あなたと佳恵ちゃんを悪い吸血鬼や悪い親御さんから守ってあげる魔法かけてあげましょうか?」
「美沙さんそんなすごい魔法が使えるの?」美恵は目を輝かせた。
「フフフ、道理をねじ曲げ、心を欺き、運命を変えるのが魔法使いです。でもその報酬は安くはありませんよ」
報酬と聞いて美恵の顔が曇る。「私そんなお金は持っていません。」
「魔法使いにlはね、あなたの未来を売ることもできるのよ。今回の報酬は今から12年後のあなたのバージンで契約しましょう。」
「え、それはどういう事ですか?」
「この魔法の羊皮紙にサインをしてください。私が12年後、指定する人と美恵ちゃんははセックスをしてください。
それまでバージンは守ること。もちろんこの羊皮紙をあなたの恋人が買い戻すことも可能です。
そうですね、美恵ちゃんの恋人になる男性には特別に100万円でこの羊皮紙を売ってあげてもいいわ。あなたのロストバージン契約証をね、どうする?12年後の未来を代価にして今を買うつもりはーないかしら。」
まだ子供の彼女には12年先はわからない。しかし今、助けを求めなければ12年先に自分が生きていないことだけは実感としてあった。
「美沙さん、その契約にサインをします。お願いします」
「うふふふふ、喜んで」
美沙は美恵の手に優しく羽ペンを握らせた。
「よく覚悟をしましたね。それではあなたにこれを授けましょうソロモン王の鍵の護符、ペンタクルオブマーキュリーのペンダント。隠された偽りを暴き真実を照らす魔法のペンダントです。あと1回だけあの吸血鬼たちのもとにに行ってください。そしてその悪辣な者たちの姿をマーキュリーのペンダントともに正面から見てきてください。」
彼女はそういうと真っ赤なひし形のジュエルを差し出した。
美恵は護符のペンダントを手に入れて勇気を持って再び浦戸美容外科を訪ねた、
搾血されるところ、浦戸医師や両親、そして搾血の後で馬取 絵留座の姿、そして彼女は採血でもこっそりと病院に残って、美恵の血をうれしそうに輸血してもらう絵留座の姿も眺めた。
宝石の中の精霊がこの悪党たちの隠している真実を見抜いてくれることを彼女は願った。
そして搾血を乗り切った彼女は魔法ショップのカルドロンに黒野美沙を訪ね、ジュエルを返却した。
美恵が帰り、美沙が店の奥へと消えた。ジュエルは模造らしく、ドライバーの先で1点を押すと中からが五円玉ほどの隠しカメラが顔を出した。スマホで遠隔操作と録画ができる重さ7グラムの盗撮カメラだ。秋葉原でこうしたものはわずか一万円円で手に入る。
ジュエルは隣の浅草橋の問屋街で手に入れたものだ。彼女の魔法グッズはすべてこうした自作品だ。
「精霊さんはちゃんとお仕事しているかしら」美沙がノート型PCで画像を確認しながらいたずらっぽく笑った。
「今日も採血するからね、妹の佳恵ちゃんの分も頑張ろうね」猫なで声ではなす浦戸医師の姿。
「これで今週もパチンコにいけるな!母ちゃん」下卑た声で浦戸から金を受け取る両親の姿。
「早く私に若さを注入してちょうだい!」わがままな声で輸血をせっつく馬取 絵留座の姿。
その姿がしっかりとカメラに収められていた。
「輸血美容を子供の血を使ってやるなんて、悪魔な商売を思いついたものね。もっとも私も悪魔だけどね」
美沙はクスクスと笑った。彼女は悪い奴らを陥れる瞬間、ぞくぞくとした性的快感を感じてしまうのだ。
盗撮カメラの映像を見ながら、彼女の細い指はスカートの中で自分の花園をしきりに撫でていた。恍惚の表情、、
黒い魔法使いのローブの下では自らに乳首を指でつまんで勃起させている。
「あああ、いい、どうやって、あの、悪人達を、地獄におとしてやろうかしら?はぁはぁはぁ、いいい、いっちゃう、おまんこ気持ちいいの、美沙はいけない子なの、私の恥ずかしいオナニー、、ああんひふぅ、いくうう!」
下腹部にじんわりとした熱がたまり、ぶわぁと弾ける感覚、きゅんきゅんきゅんと内側に快感が収縮してくる感覚、めくるめく絶頂感の中で突っ伏す彼女。荒い息でぐったりする彼女の頭の中で解決策が閃いた。
美沙は魔法書「ゴエティア」を取り出す。ソロモン王が使役したという72人の悪魔を呼び出して様々な願望をかなえる手順を記したもので、そのために必要な魔法円、印章のデザインと制作法、必要な呪文などを収録している、そこに彼女の父であった黒野阿久真氏が
独自の解釈と加筆を施したもので、あちこちに付箋やら名刺やらメッセージが書き込んである、広辞苑のような太い紙束となっている。
このゴエティアは父が見つめに残した知恵と人脈の結晶であった。
「今回はこれがいいかしら」グシオン 隠された秘密を暴く、猿の姿をした魔界の公爵と書いてある。その悪魔のページに「猿田 具志夫 週刊 文秋記者」と名刺が貼ってあった。彼女は早速、彼に連絡を取った。
そして翌週の「週刊文秋」次のような見出しが中吊り広告に踊った。
「独占スクープ!未成年の血を美容医療に使う吸血医師の闇 浦戸美容外科の実態」
「子供たちの血を売る両親のあきれた私生活」
「非道な吸血美容 の常連 馬取フォールディングスの馬取会長 孫娘 馬取 絵留座 42歳 現代の「バートリ・エルジェーベト」の乱行」
そこには美恵の撮った映像から音声や画像が紹介されていた。そしてワイドショーではモザイク入りでその映像まで流された。
世間はそのニュースに大いに沸き立った。
エピローグ
浦戸医師は医師免許を剥奪され、現在拘置所で判決を待っている。その他にも余罪があり重い罪を問われることだろう。
馬取絵留座は年齢も顔も面白半分にマスコミでさらされた。親が金を積んで弁護士を立ててかろうじて懲役は免れたものの拘置所から
出た彼女は年相応、それ以上に老けて見えた。またその様子もマスコミに面白おかしくスクープされて世間の溜飲を下げた。
彼女は退院後、両親の手で山奥の病院に入院させられることとなった。その後、彼女を見たものはいない。
森田の両親についても世間では厳罰を望む声があったが執行猶予がついた有罪判決となった。ただし親権は放棄させられ森田姉妹は黒野美沙の仲介で子供のいない愛情ある夫婦のもとに引き取られていった。
「美沙姉さん!男の子にもてる魔法ってありますか?」カルドロンの店内に美恵と佳恵の明るい声が響く。
美恵は高校生になっていたガリガリだった体も年相応にふっくらと肉もつき日増しに女の子らしい色気をたたえてきた。
佳恵も今はすっかり元気になった。おてんばすぎて美恵が手を焼くほどだ。
「これ、パパとママから美沙姉さんにお土産です。」佳恵が選んだのだろうか「北海道名物ジンギスカンキャラメル」
彼女たちは黒野美沙が魔女なのでゲテモノが好きだと勘違いしているらしい。彼女は苦笑して受け取った。
「美沙姉さん!美沙姉さんの持ってる私のロストバージンの証文。大事に持っていてね!そのうち玉の輿のかっこいい彼氏を連れて
買い戻しにきますから。」眩しい笑顔で美恵は笑った。