現実社会の恐怖 エッチな百物語 どこから読んでも各話読み切り 作:みなぽん
「心音先生、この峠道で佳奈は死んだんです。温泉宿から三人でハイキングに出かけて、あの子、突然震え出して立てなくなって、だから友達の幸美に佳奈を見てもらって私、携帯の電波が通じるところまで降りて救急を呼んだんだけど、救急隊の人を連れて戻ったときにはあの子はもう死んでたんです。」
女子大生の古谷美嘉は峠の頂上の路石に花束を置いて涙した。
今回の依頼人は古谷美嘉と冨樫幸美、女子大の2年生の2人組だ。
「炎天下の山道で熱中症になったんじゃないのかしら?あなたはそれを妖怪の仕業だって言うの?」心音と呼ばれた娘は、周囲を見渡してそう言った。緑に囲まれた峠道だが、夏場にはちょうど直上と開けた谷を太陽が通過するので嫌になるほど暑い。
彼女の名は月読 心音 (つくよみここね)ショートボブの髪型、知性を湛えたアーモンド型の瞳は穏やかに細められ、どこか眠ってるようにも笑っているようにも見える。
幼い少女のような小柄な体型ではあるが胸元の豊かな実り彼女が大人の女性であることを表している。時に幼い少女のようにも見えるが、男を知り尽くした女のようにも見えるそんな女だ。
心理学者の彼女は「怪奇現象や不可思議な事を心理学の視点から全てが現実であるを立証する研究」をしているのだ。人間は恐怖を感じた存在を偶像化することで得体の知れなさを克服する心理作用があり。世界中に存在する妖怪や悪魔は人間のそうした精神作用の結果であるというのが彼女の自説だ。
「でも心音先生、この峠は中山道でも、昔からヒダル神が出るって有名なところなんですよ!幸美はオカルトマニアだから、私に教えてくれたんです。でも佳奈がこんなことになるなんて」
「ヒダル神(饑神)は、人間に空腹感をもたらす悪霊ね。これに憑かれると、突然の激しい空腹感、飢餓感、疲労を覚え、手足が痺れたり体の自由を奪われ、死にいたるという話よね。これに憑かれる場所は山道、峠、四辻、行き倒れのあった場所などが多いこれも特徴だったわね。」心音があらかじめ調べた資料に目を通した。
確かにここは難所のようで峠の山頂には15体ほどの地蔵が並んでいる。かつて、行き倒れになった者たちを供養したものだろう。
「ああ、可哀想な佳奈……あんなに可愛かったのに。高木先輩と付き合い始めたばっかりなのに、なんで死ななきゃいけなかったんだろう?」
美嘉は泣き崩れてしまった。
「もう済んだ事はしょうがないよ、佳奈のやつ見た目を気にしてめっちゃダイエットしてたじゃん、それで体おかしくしたんだよ」幸美が慰めるように言った。
写真を見ると佳奈という娘の顔には無理なダイエットの兆候が伺えた。年頃の娘によくあることだ。どう見ても事故、怪異を持ち出す必要は全くないと思われた。
しかし心音はその動画に映る佳奈と高木、2人を見つめる幸美にある違和感を感じていた。」
「この写真を見てわかったんだけど、高木さんに幸美さんも好意を持っているようだけど。」心音は初対面の彼女に自信ありげに質問した。
「なんでそんなこと言うんですか!何の証拠があって」幸美は同時に心音の顔を見た。その目には敵意が宿っているように感じられた。
しかし心音は怯まなかった。
「そう。動画も高木さんに注目してね。彼は時々。幸美さんを見るのよ、佳奈さんは高木さんだけを見ていて気づかないけど、この人は幸美さんのことも意識してる。しかも態度は佳奈さんに対するものよりも親密だわ。足元の悪いとこ歩く時なんて、高木さんは佳奈ちゃんの手を引くけど、和美さんには腰を抱いているの」
「でもそれってたまたまじゃ?」幸美は心音に反論した。
「そうかしら?彼女の前で、他の女の腰を抱くなんて普通するかしら?」心音は幸美の顔を探るように見返した。
「彼は幸美さんにも好意があったのは間違いないわ。」
「心音先生ってば私を犯人にしたがってるみたい。マジで気分悪いんですけど、どう見たって自然死じゃないですか、私が呪いでもかけたって言いたいの!」
「そうはいってないわ。」心音はきっぱりと言った。
「でしょ私にそんな超能力みたいな力はないですよ」
「でもダイエットで体が弱った子を殺す程度のことができたでしょうね。あなたの持ってる薬で!あなたのこのお臍のアザ!インシュリンの皮下注射よね!あなたは1型糖尿病を持ってるわよね」
「佳奈ちゃんは日常的なダイエットでかなりの低血糖だったはずよ。その彼女に、あなたは?インシュリン皮下注射を打った。極細の針を自動で打ち込むシリンジだから虫に刺されたほどの痛みも彼女は感じなかったはずよ。でも、きつい峠越えで体力を消耗し、栄養不足で低血糖の彼女にはヒダル神以上の効果があったはず。強烈なハンガーノック症状が襲ったことでしょうね。体内のグリコーゲン(糖質)を使い切ってしまうことで起きる深刻な低血糖状態であり倦怠感・脱力・眠気などの症状が現れ運動の継続が難しくなり、重症化すると死に至るまさにヒダル神と同じ症状ね」
「幸美、本当なの!私たち3人、女子校の頃から仲良くやってきたじゃん!なんで佳奈を!」美嘉は驚いたように叫んだ。
「本当にやんなっちゃうな!月読心音とかいうインチキ研究者を呼んで、適当にヒダル神のせいのとか言ってもらって、一見落着ってつもりだったのにね。とんだやぶ蛇だわ」突然、幸美の顔が豹変した。
「そうよ、私と高木先輩は付き合っていたわ、持病のある私を高木先輩は大事にしてくれた。結構、長い付き合いだったのよ。それなのに佳奈はそれを知っていて、私から高木先輩を奪ったのよ!美嘉は佳奈が人畜無害なほわほわした子だと思ってるでしょう。とんでもないやつなのよ!あの女は」
あの子は私の友人を装って悩み相談だって高木先輩にモーションをかけてきた。
先輩は優しい人だからそう言うのほっとけないのよ。私はあの女が高木先輩を誘惑するのを隠れて見たの。あの女、ゼミ室で泣きじゃくるふりをして、先輩に抱きついて
「先輩、私、信じていた彼に捨てられて、もう死にたいって」言ったのよ。
先輩はオロオロして彼女を抱きしめて慰めていた。あの女は抱きしめられながら、先輩の二の腕におっぱい押し付けて潤んだ目で見上げていたわ。
そして、虫も殺さない顔でズボンの上から先輩のものを触ったのよ。
「先輩、私じゃダメですか?幸美ちゃんって結構面倒な子じゃないですか。私は尽くすタイプですよ、ねっ❤️今日だけ先輩の恋人にしてください」
美嘉がいつも羨ましそうに私たちを見てたの知ってたわ。でも、まさか高校時代からの友人を裏切るなんて思ってもみなかった。
そして高木先輩は、彼女の誘惑に負けたの震える手で、彼女を抱きしめて、キスをしていたわ。悔しいけど私ってかわいい女じゃないから。本気の佳奈の前では勝負にならなかったのかも。先輩と舌を絡める佳奈の姿に私は制止に入る勇気さえなかった。
そしてあいつは、先輩の前で、大胆に服をはだけて、おっぱいを見せたわ。着痩せする身体でFカップ、先輩の目つきが変わるのがわかった。病弱な私は女としての凹凸に欠けるから。
「私、先輩ならいいってずっと思ってたんです。」
そしてあいつは先輩のズボンを下ろし始めたわ。先輩は抵抗したけど、あいつの誘惑に勝てなかったのね。先輩は、あいつのおっぱいにしゃぶりついた。
「うふふ、体だけなら、幸美ちゃんより魅力的でしょ❤️」
先輩も佳奈ちゃんの体に夢中になったわ。私は何もできず、ただ震えていた。
あいつはいつの間にか、勝ち誇ったような顔をして、先輩の頭をつかんで、脱ぎたてのパンティーを頭にかぶせた。
「佳奈のおまんこ舐めてください❤️」意地汚く自分からぐいぐいと腰を押し付ける。アイドルみたいな顔をして、ほんとにふざけた女だった。「ああ、先輩❤️気持ちいい」あ先輩が発情した獣みたいにあいつに飛びかかり割れ目を舐めていた。
「ああ、佳奈ちゃん、君がこんなことなんて思わなかった❤️」
「ああ、気持ちいい!そこもっとぺろぺろして!」
「先輩、私のこと好き?」
「ああ、好きだよ」
「嬉しい❤️」あいつ先輩はあいつに押し倒されて、顔面騎乗位であいつのクリトリスをしゃぶらされていたわ。
私もう何もできなかったの。ただ見ているだけしかできなかったの。
「先輩❤️私のおまんこを舐めて先走り汁ダラダラですね。いいんですよ。突っ込んでも。病弱で貧乳で性格の悪い幸美なんて捨てて私の彼氏になってくださいよ❤️」
そして2人はセックスを始めたわ。先輩が腰を振っていたわ。あいつが上になって腰をくねらせていたの。乳を揺らして腰をくねらせてまるでAVみたいにね。
「ああ、佳奈ちゃん、俺!俺!」先輩が、まるで少年みたいに翻弄されてた。そしてあいつの中で先輩は果てた。
「ああ、佳奈ちゃん!」どびゅううどびゅうう、、、
「ああん先輩❤️気持ちよかった。」あいつは先輩にキスをしたわ。まるで恋人みたいにね。そして勝ち誇ったように笑ったのよ。
私は絶望したの。悔しいとかそんなレベルじゃないわ!あの女が憎かった。殺してやりたいと思ったわ!
でも、高木先輩はずっと私を大事にしてくれた人だから、彼が悲しむようなことをしたくなかった。だから先輩と佳奈の交際は見て見ぬふりで自分は静かに振られる道を選んだの。
でもね佳奈はそんな甘い子じゃなかった。私はある日、彼女に呼ばれた先輩と3人で話をしたいと言うから、私は彼女のマンションに行くことにしたの。先輩が望むなら気持ちよく別れてあげるつもりだった。
高木先輩を待つ間、あいつが出してきたお茶を飲んだわ。睡眠薬を盛られて私は眠ってしまった。
そして、朦朧とした頭で目を覚ますと高木先輩はいなくて佳奈のやつのセックスフレンドの男たちが2人いた。あの娘、大学では猫かぶってるけど、外では結構遊んでたみたい。
「この子がセックスやり放題の地味子ちゃん!」茶髪の知性のない男が言った。「ひひひ乳ねえじゃん、でも一度でいいから、こういうくそ真面目な女とやってみたかったんだよなぁ」長身の顔だけいい男が言った。ひと目見ればわかる。心の腐った、最低の連中だ。眠っている間に、私の服は脱がされていたの。
「高木先輩は私のセコレクションにするからさ!家も金持ちだし、真面目だし、あーゆーのちゃんとキープしとかないとね」佳奈は笑って、男たちに囲まれて見える私の姿を動画で撮っていた。
「やめて!」私は叫んだけど、男に押し倒された。
「おとなしくしてれば、気持ちよくさせてやるからよ!」「高木にはやらせてたんだろ!でも、こんな痩せっぽちのつまらねぇ、女よくあいつも恋人にしたよな」男達は罵倒する。体も、心も徹底的に踏みにじるつもりだ。
男たちに触られて体が反応するのがわかる。女の快楽を引き出すのだけは巧みな男たち。
でも絶対に感じちゃダメだと歯を食いしばった。そして私の乳房を吸い始めたの。気持ち悪いと思ったわ。乳首や胸を吸われ
「ああ、お願い、私は身を引くつもりだから、ひどい事はやめて!」私は抵抗した。
「ぐちゃぐちゃうるさい女だね。達也!翔斗!そいつに薬、キメちゃいなよ。」男たちに押さえつけられて毒々しい色をした錠剤を飲まされた。口に広がる感覚から、すぐに麻薬だとわかった。頭がぼっとして、体が熱い。
「へっ!小さいけど、キレーなおっぱいしてるじゃねぇかよ」男に乳首を甘噛みされて私は思わず声を漏らした。
「やっぱ感じてんじゃねえか!この淫乱が」今度は反対の乳首を口に含んで強く吸った。
「ああっ!ダメェ、あっ❤️あああああああああ!!!」敏感な部分を刺激され思わず声が出てしまった。
そして男の手は私の下着の中に滑り込んだわ。指であそこをいじられた。
「濡れてきたぜこの女!」
「ああん❤️」自分でも信じられないくらい甘い声が出てしまった。
「達也!俺にもやらせてくれよ!」もう一人の男が私の足の間に割って入り、ズボンを下ろしていた。そして半立ちになったそれを私の顔に押しつけてきた。
「ほらしゃぶってみろよ、嫌なら無理やりねじ込むぜ」私は仕方なくそれを口に含んだ。しょっぱい味と独特の臭いがしたけど我慢して舐め続けたわ。
「うお!こいつ舌使い上手だぜ」男は調子に乗って腰を動かし
「おい、こいつのまんこも舐めてやれよ」とけしかけた。
「あああ!ああ、もうダメだ!」男は私の髪をつかんで強引に自分のものを喉の奥まで押し込んできた。息ができないくらい苦しくて気持ち悪いと思った。
「出すぞ!」ドピュウゥ!!大量の精液が口の中に出されたわ。
私はそれを吐き出したけど、すぐに別の男に顔をつかまれて無理やり飲まされてしまったの。
「へへへ、次は俺の番だ」今度は翔斗と呼ばれた男が私の足をつかんで大きく開かせた
「俺のでちんぽでいかせてやるぜ」
「ちょっと!待って!」私は声を上げた。もうおかしくなりそうだったわ。
しかし男は容赦なく私の中に挿入してきたの。太くて固いそれが、私の膣壁を押し広げて入ってくるのを感じたわ。奥まで突かれるたびに快感が走ったのよ! そして最初はゆっくりとした動きだったのに徐々に激しくなっていき最後は一番深くまで叩きつけられて絶頂を迎えたわ。今まで経験したことのないような強烈な感覚だった。頭が真っ白になって何も考えられないくらいよ。これがキメセクなのね❤️
「ああ、いい、、おかしくなりそう、、あああっイクッ❤️」私は絶頂に達してしまったわ。
でも男たちはそれで終わりじゃなかった。今度は達也にバックで犯されたわ。
そして翔斗は私の顔の前に自分のものを突きつけてきた。
「しゃぶれよ」と言って無理やり口の中に押し込んできたのよ。苦しいけど、同時に興奮もしたわ!
「おい、そろそろ出すぞ!」
「全部飲め!」ドピュウゥ!!大量の精子が口の中に出されたわ! 私はそれを吐き出すこともできずに飲み込んだの。そして最後に達也は私の膣の中にも射精して、私は意識を失った。
次に目を覚ました時にはもう朝になっていた。隣には佳奈がいた。
「おはよう幸ちゃん❤️昨日は楽しかったね」と彼女は笑った。
私は怒りで震えたけど何も言えなかった。
「ねえ、私の正体ばらしたら、あんたの子の楽しい動画、ネットにさらすからね!美嘉の前では、今までと変わらない仲良し3人組でよろしくね!あんた持病持ちのくせに優しい彼氏がいて真面目で優秀で、正直嫌いだったのよ。いい気味だわ」
「佳奈、あんたは最低よ!」
「ふーん、別にあんたに嫌われてもいいけどね!ついでに美嘉も同じ目に合わせてやろうか。あの子いい年して、ほんと純粋で腹立つんだよね。いつまでも仲良し3人組のつもりでさ」
「えっ?」私は驚いたわ。彼女があんなに歪んでると思わなかった。
「とりあえず、今まで通りのキャラで行くからよろしくね。私の悪口言ったら承知しないからね。」
「わかったわよ」私は答えた。それが1ヵ月前のことよ。そして美嘉が温泉旅行の話を持ってきて、ヒダル神の話で出てくる地名だなって思ったら、佳奈のやつ殺してやろうと思ったのよ。」
「じゃあやっぱりあなたが殺したのね」心音は聞いた。
「うーん、インシュリンを打つって殺すことを考えたのも事実だけど、私は何もしなかった。あいつは峠道で勝手に気持ち悪くなってへたり込んで、勝手に死んだだけ。私がしたのは美嘉が助けを求めに、麓に降りている間に「彼女に何もしなかった」だけよ。リュックのスポーツドリンクを飲ませてあげたら助かったかもしれないけど、私は彼女の見ている前でそれを捨てた。一緒に入ってた。チョコレートを食べさせてあげれば助かったかもしれないけど、私は彼女の前で見せつけるようにそれを食べた。ただそれだけのことよ。」
「うーんつまりはヒダル神の祟りを受けたってことね、助ける方法を知っていて、助けなかったのは正直、罪に問えば取えるけど、この世には妖怪のたたりで殺される悪い奴がいてもいいかもね」心音は笑った。
そして、彼女は、いつものエッセイで峠のひだる神を低血糖からくるハンガーノック症状と解説し、その事例として佳奈の死を不幸な事故として紹介したのであった。
和美はその後、高木先輩とよりを戻し以前にも増して幸せな日々を送っている。