佐倉慈先生と共依存したい。 作:朝潮
第16話
おっとり系の慈には似合わないもさっとした桜色の毛をかき分けて、目的の場所を探り当てる。
ぴったりと閉じたその場所は、未だ誰の侵入も許していないと主張しているかのようだった。
櫂は
(…きた…っ)
つん、と慈のひんやりとした下腹部に押し当てられる、弾力のある亀頭の感触。
櫂のそこはとても滾っているのに、暖かさを感じることができないのが残念だ。
「こ、このまま押し込んで、良いですか…?」
「うん…良いよ。」
慈は、内心怖くて仕方がないのを隠しながら櫂へと微笑んだ。
そんな慈に、櫂はもう我慢する事ができなかった。
慈が驚かないように、ゆっくり、ゆっくりと押し込んでいく。
ずず…
櫂の肉棒は、腰の動きに合わせて慈の中を突き進む。
合わせて訪れた激痛に、慈は歯を食いしばって耐える。
もし痛いといってしまえば、優しい櫂はきっと止めてしまう。
そう思って、慈はこの激痛を心の中に押し留める。
(冷たい…)
櫂は、慈の中がひんやり冷たいことに驚いた。
もう、慈の暖かさを感じることはできないのだろうか。
皮膚が冷たいのだから体の中まで冷たくてもおかしくはないのだが、それがどうしても悲しかった。
(すごく、きつい…!)
それと同時に、櫂は慈の激しすぎる締め付けを感じていた。
異物の挿入を拒むかのようにぎゅうぎゅうに締め付ける慈のお♡んこ。
それを、櫂は無理矢理腰を押し込めて突き入れた。
ちゅるん、と慈のお♡んこは櫂の頭を咥え込む。
慈の中を感じ、櫂はこれ以上ないほどの幸福を味わった。
「はぁ…はぁ…先っぽ、入りました…」
「うん…櫂くんのが入ってるのわかるよ…」
慈が、櫂にもっと入れるように促す。
これだけでこんなに幸せなのに、全て入れてしまったらどうなってしまうんだろうか。
櫂は期待に震えた。
ずずずっ…
カリ首を超え、なおもゆっくりと、だが着実に進む櫂は、先の方に何か引っ掛かりを覚えた。
そして、それはきっと処女の膜だ、と思い至る。
(佐倉先生は処女だったんだ…!)
慈の清廉な見た目に、もしかするとそうではないか、という淡い期待を抱いていたのは事実。
が、この年まで貞操感の強い女性などそうそう居ない。
そう諦めていた櫂も、その妄想が本当だと知り自分が慈の初めての男になれる事を心の底から喜んだ。
「ここからすこし、痛いかもしれません…」
櫂は、膜を破る前に慈に忠告をした。
慈は既に下腹部が熱く、今もなおキリキリと痛んでいた。
この上まだ痛いのか、と戦々恐々としてしまう。
ずっ…ずずずっ…
櫂が、腰を突き入れる。
慈の奥の奥から流れてきている愛液が櫂の肉棒の挿入を手助けする。
引っかかっていた膜は、ゆっくりと、しかし確実に裂けていく。
めりめり…
櫂は、聞こえるはずのない処女喪失の音のようなものを幻聴した。
自分が、愛している女の初めてを奪っている。
慈が、自分のお♡んちんで、股を引き裂かれている。
痛みを感じているはずの慈には申し訳なかったが、その事が、たまらなく嬉しかった。
「うっ…うぅ…うぁ…」
慈は、まるで股が裂けているような感覚を覚えた。
痛いのは痛い。が、あの子達を置いてきてしまった時と比べると、こんなもの屁でもない。
慈は、櫂に心配をかけないよう絶対に「痛い」と言わない事を徹底した。
しかし、櫂に顔色から無理をしているのが伝わってしまう。
「先生…大丈夫ですか…?」
「大丈夫…だから、もっと奥まで…」
慈は櫂に心配されないよう、やせ我慢を貫いた。
そんな慈を櫂はとても愛しく思い、どうせなら一息に、と腰を突き入れる。
ずずずっ!
「ふぅううっ…!」
歯を噛み締め、喉の奥からうめき声が漏れる。
それは側から聞いてもとても痛そうなものに聞こえた。
「ぜ、ぜんぶ…挿入ったね…♡」
「先生…」
櫂は慈の事を気遣うが、慈は決して弱音を吐くことはなかった。
(自分で決めたことだ。最後までやり通そう。
この子の想いを、全て受け止めよう。
悪いのは私たち大人だ。勝手なことに巻き込んで。
この子は生徒なんだ。私が守るべき存在だ。
この痛みに誓おう。この子は、私が絶対に守る。)
慈は瞳に涙を溜めながら、櫂と繋がれた事を嬉しく思った。
「動きますね…」
「うん…きて…」
初めて繋がることのできた二人は、初々しく体を動かす。
櫂が腰を持ち上げて肉棒を引き抜き、再びゆっくりと慈の中へと戻っていく。
ずっ…ずずっ…
「はぁう…っ…ううっ…」
慈は、まだ膣壁に擦れるような痛みを感じていた。
これまで何も入れた事がなかった場所に、いきなりこんなに太いもの(櫂のサイズは平均的なもの)を挿入してしまったのだ。
痛いのも当たり前だろう。
「先生…手、握ってください。痛いの、和らぐかもしれないので…」
櫂は、辛そうな慈をみて、少しでも負担を減らしてあげようと画策した。
ドラマか何かでやっていた出産の痛みに耐えるときは手を握っているシーンを思い出し、危うげな記憶を元に慈へと提案した。
慈は、手に添えられた櫂の手をそっと握りしめた。
拘束紐のせいで手がつながっているため、若干苦しい姿勢となったが、慈は櫂の思いやりが嬉しかった。
「本当だ…ちょっと、痛くなくなったかも。ありがとう、櫂くん。」
慈は笑い、櫂にお礼を告げた。
櫂は櫂で、自分の提案した事で慈が喜んでくれた事がとても嬉しかった。
慈は、何度自分のことを喜ばせてくれるのだろうか。
櫂は、慈を自分に巡り合わせた幸運に感謝した。
「少しずつ、動かしていきますね。」
「うん、お願い…」
慈のお♡んこからは、破瓜の血液がタラタラと流れ落ちていた。
それを、櫂はとても不憫に思った。
どうにかして、慈の痛みを和らげてあげたかった。
ずちゅっ…ずちゅっ…
慈が痛む刺激に慣れてきた頃。
櫂は慈に確認を取り、ゆっくりとスピードを上げていった。
慈はまだまだ痛かったが、初めての櫂の記憶を気持ちよかった、で終わらせてあげたかった。
少し無理をして、膣壁を擦る櫂を受け止める。
そんな様子の慈に、櫂は慈は気持ち良くないのだと直感した。
「先生…乳首、触ってあげます。」
「へっ?ちょっ…い、今は…ひゃうっ!?」
櫂は慈の痛みを紛らわすため、一生懸命に乳首を摘んだ。
そして、痛くならないように優しくぎゅう、ぎゅうと押しつぶす。
「っ!っはぁっ!ちょ、ちょっと、まって…っ!」
下から痛みが、上から快楽が。
同時に与えられる感覚に、慈はもうわけがわからなかった。
この頃には死人のように冷たかった慈のお♡んこが、櫂の熱く滾る肉棒によりじんわりと暖かくなってきていた。
「はっ…はぁっ…!先生…出ちゃいそうです…っ」
「はぁっ!はぅうっ!そ、そうね、出ちゃうわよね…」
組んず解れつ、互いに初心者ながらも、なんとか頑張っていた2人。
そんな中、櫂が慈の体の中で射精感を覚えた。
それを聞いた慈は焦る。
このまま膣内に出してしまうとまずい。
もし赤ちゃんができてしまったら、自分だけではどうしようもない。
そもそも、妊娠してしまった自分を見て、あの子達はどう思うだろうか…
「うぁっ!急にきつく…!」
そんな事を想像してしまった慈は、思わず体を強張らせてしまった。
それに連動して、慈の女性器がキュンキュン締まった。
「お願い、櫂くん。…外に出して?」
「…うぅ…嫌だ…お願い…中に射精させてください…っ」
快楽も絶頂に達しようとしている櫂が懇願する。
慈は、お願いをする生徒に、そして櫂に弱かった。
(…そうだ。私はどうして初めに、外に出してもらうと決めておかなかったの…)
「駄目…赤ちゃんできたら、どうするの…っ?」
「育てます!頑張って2人分働きます!だから…っ!」
「そんな単純なことじゃないのよ。わかってるの…?」
「でも…でも、僕…佐倉先生に、子供産んでほしいです…」
「…っ」
(なんてことを言うの、この子は…)
櫂と慈は、教師と生徒。
その事を必死に意識する慈。
櫂のエッチな言葉に、興奮してしまう自分を心の底から嫌悪した。
「佐倉先生…!先生…!せんせい…!うっ…」
「だ、だめ…っ!」
びゅっ!びゅびゅーっ♡びゅるるっ♡
「で、てる…なかに、いっぱい…」
いけないことなのに。絶対に、許してはいけなかったのに。
温度を感じることはできないはずなのに、体はとても冷たいはずなのに。
慈の体は、なぜかぽかぽか暖かかった。
評価本当にありがとう…!
感謝してもしきれません。
特大の感謝をあなたに。