※この作品はR-18です。

佐倉慈先生と共依存したい。   作:朝潮

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もうだめ♡
第29話


 

 

 

慈は、櫂のズボンから取り出した肉棒を手に取った。

血管が浮き出てヒクヒク動き、見ようによっては怒っているようにも見える。

 

「はぁむ…かぷ…」

 

慈は、そんなものを迷うことなく口に入れた。

汚いとか、気持ち悪いだとか。

櫂の肉棒には、そんな印象を受けることはなかった。

 

口の中に咥えこまれると、慈の体温によって櫂に寒気が走る。

冷たい口の中は、それでもとても気持ち良いものだった。

冷たいのに溶けてしまいそうなほどの快感を感じる。

対して慈は、汗のせいか、はたまた尿なのか。自らの舌に塩っぽさを覚えた。

 

(これ、美味しい…すごく、美味しい…)

 

そして、その味をとても美味しく感じていた。

これまで生きてきた中で一度も食べたことのないような、極上のスイーツのようだ。

すぐにでも、全てを飲み込んでむしゃぶりつきたくなる。

食べ物の味を感じられなくなってから、二度目のご馳走。

一度目は、目を覚ました櫂とキスをした時。

 

(気のせいじゃなかった…私はもう、きっと…)

 

「彼ら」の仲間になっている。…少なくとも、味覚は。

人間の唾液を、汗を、尿を。まともな人間が高級料理のように美味しいと感じてたまるものか。

 

「ちゅ…ちゅるる…」

 

慈は櫂に、はしたないと思われるのが嫌だった。

本当はもっと強く吸ったり舐め回したりして、久々に感じる美味しいという味覚を味わいたかった。

しかし、そんなエッチな人とは思われたくない。櫂に見捨てられたくない。

 

「んっ…んっ…ちゅぷ…」

 

出来るだけ音を出さないようにしようとするも、どうしても小さな音が聞こえてしまう。

慈はゆっくりにしてみたり、口をすぼめたりと色々試してみる。

櫂は変化する刺激に、心地よさを感じていた。

 

「先生…気持ち良いです…」

 

そんな慈がどうしようもなく可愛くて、櫂は頭に手を伸ばす。

そして、ゆっくりと撫で始める。

 

慈は櫂の突然の行動にびくりと震えたが、そのままされるがままになっている。

その内心は、とても幸せな気持ちでいっぱいだった。

撫でられるのは、こんなに幸せな事なのか、と思う。

 

「ちゅっ…ちゅぱっ…ちゅるる…」

 

自分を慰めるかのような櫂の手の動きに、慈は思わず奉仕したくなってしまう。

ついつい口に力が入り、少しずつ強くなってしまう。

吸い込んだり、唇を押し付けたり、舌で頭の部分を触ったり。

知識がないなりに慈は頑張って櫂に奉仕を続けた。

 

「先生…」

 

ニュルニュルと自由自在に動き回る舌に、櫂は射精寸前。

ヒクヒクと肉棒を痙攣させ、数億の子供を排出する準備に入っていた。

慈は肉棒のその動きを愛らしく思い、限界が近いことを悟った。

 

「ぶちゅっ!ちゅるっ!ちゅぷぷっ!」

 

ラストスパートとばかりに、慈は少し激しめに吸い付き、顔まで前後に動かして肉棒を煽る。

ちゅうちゅうと吸い付いたまま強制的に出し入れされる肉棒。

こんな攻撃に、初心者の櫂が長く耐えられるはずもなく。

 

びゅー♡びゅびゅびゅ♡びゅるるっ♡

 

一気に大量の欲望が、慈の口の中に吐き出された。

 

(すごい…こんな美味しいもの、食べたことない…)

 

これまで食べていたものが残飯か何かだと思ってしまう。

それほどまでに、食べると幸せになる櫂の精液。

一滴も零すまいと口をすぼませて全てを口に含んだ。

 

慈は時間をかけて口の中で味わい、ゆっくりと喉の奥へ流し込む。

とても濃ゆい、プリプリとしたものが喉に絡みつく。

 

「ん…んはぁ…」

 

櫂の精子を限界まで味わい尽くし、全てを飲み干した慈。

その顔は、とても幸せそうに、気持ち良さそうに緩んでいた。

 

「先生…飲んでくれたんですね。」

 

櫂の言葉に、慈は我に返った。

そして、何も言われていないのに勝手に全て飲み込んでしまったことを思い出す。

 

(私はなんてはしたないの…

教え子の射精を口で手伝ったばかりか、それを自ら喜んで飲み込んでしまうなんて…

これではっきりわかった。わたしは、エッチな女なんだ…)

 

そしてなにやら自己嫌悪しつつ、そのことに自ら興奮するというとても器用なことをやってみせた。

現に、慈はそんなエッチな自分を意識し始めてから下着が濡れていくのを感じていた。

慈には、自らを貶して興奮するMの才能があるのかもしれない。

 

「…いやらしい先生って思わない?」

「思いません。嬉しかったです。」

「…ありがとう。」

 

慈は、櫂が否定したことに少しがっかりした。

…これじゃ、本当に変態みたいじゃないか。

 

「さあ、これで眠れるわね。」

 

慈は、自分の下腹部がきゅんと疼いていることを感じていた。

 

(早く、ここから立ち去らないと…)

 

またあの、深い口づけをしたくて。濃いものを受け取りたくて。

櫂を襲いたくなってしまう。

だから、今のうちに逃げなければ。

 

「先生…まだ、おさまってません…」

 

だが、それは櫂が許さなかった。

櫂のおちんちんはまた復活していた。

 

慈の心臓がドキドキと高鳴った。

ああ、言っちゃ駄目…それを言ったら、きっと止まれない…

 

「下…で…」

「なんですか?」

 

櫂が様子のおかしい慈を不審がって問い返す。

 

「…じっとしていて。」

 

慈は、ゆっくりと櫂に覆いかぶさる。

そして、ずっとしたかったキスを交わす。

 

「ちゅ…ちゅっ…♡」

 

(…甘い。やっぱり、櫂くんの、いや、人間の体液を飲むと美味しいんだ…)

 

軽いキスと、舐めるようなキス。それを交互に繰り返す。

慈は、不意打ちでキスをされて真っ赤になっているその様子を見て、心臓が掴まれたような感覚に陥った。

可愛い。胸がキュンキュンした。こんな感覚、初めてだ。

 

慈は、ガチガチになった肉棒を手で掴み取る。

そして、さわさわと肉棒を手で撫で付ける。

自分の肩と同じ跡の残る、櫂のおちんちん。

慈は、こんなにも変わってしまった櫂の肉棒を愛おしいとも思った。

 

「…ぁっ…あ…先生…気持ち良いです…」

 

慈の奉仕に、櫂が喘ぐ。

もうできない。我慢できない。

櫂くんが欲しい。中に欲しい。

 

慈は荷物の中からゴムの入った箱を引っ張り出すと、袋を破いて捨てた。

そして、昔の昔に習った、コンドームの装着方法を思い出す。

 

「今度は、こっちで、鎮めてあげるね…」

 

慈は思った。

私は、なんてエッチな女なんだろう。

 

 

 




前回の続きです。

慈、さくらんぼ
ごめん、正直名前の響きだけで決めた…ごめんめぐねえ…
でももぐねえにはいつまでもチェリーであって欲しい…

美紀、ぶどう
渋い時もあったり甘かったり、色々な表情を見せてくれる。
最初のりーさんとの口論は不安だったなあ…
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