※この作品はR-18です。

佐倉慈先生と共依存したい。   作:朝潮

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第42話

 

 

 

「気持ちよさそうに眠ってますね。」

「そうね…間に合って、よかったわね。」

「はい。」

 

あれだけ騒がしかった子供達は、すやすやと気持ちよさそうに寝ていた。

櫂も、ずっと瑠璃の背もたれになっているわけにもいかず、ある程度してから起こさないように床に横たえる。

床に直接寝かせておくのはかわいそうだが、こんな場所に布団があるはずもなく。

 

「この子たち、ずっとここに置いておくわけにはいきませんよね。」

「でも、美優ちゃん、ここから離れたくはなさそうね。晶くんが戻ってくるなら話は別だけど…」

 

慈は一度話を止める。

本当に晶が生きていたとして、仲間がいなくなっていたらどう思うだろう。

慈には、まだ見ぬ生徒をどうしても見捨てることができなかった。

そんな様子を察した櫂は、ここへと残る事を提案する。

 

「何日かここで様子を見て、無理だと思ったら学校へ誘いましょう。」

「それだと、由紀ちゃん達に心配をかけちゃわないかしら…」

「…そうですね。一度帰って、説明しますか?」

「電話がないのは、不便なものね…」

 

鞣河から巡ヶ丘まで大して距離があるわけではないが、それでもこの世界で移動するのは大変だ。

 

「手ぶらで帰るよりかは、明日朝一でモールにだけでも寄って、服や食べ物を持って帰りましょう。」

「…わかりました。その後一度学校へ戻り、生存者の報告。そして事情を説明して、もう一度ここへ戻って晶くんを待つ。という事で良いですか?」

「少し遠回りになってしまうけど…櫂くんはそれで良い?」

「はい。僕も、この子達を見捨てるつもりはないので。」

 

だが、それでもずっとこの場所にとどまっているわけにはいかない。

慈の生徒は、この子達だけではないのだ。

 

「あと一週間待って、それでも来なければ諦めてもらいましょう。」

 

目安は、一週間。

それでも帰って来なければ、書き置きを残して巡ヶ丘へと連れ帰る。

 

 

 

「先生。汗を拭きましょう。」

 

一通り話が終わった後。

櫂は、ペットボトルに入った水をタオルに垂らし、濡れタオルへと変えた。

貴重な飲料水をこんなことに使えるのも珍しい。

 

「…そんなこと言って、えっちなこと、するつもりでしょ?」

「…」

 

櫂は図星を突かれ、何も言えなくなってしまった。

慈には、体を拭くことに漬け込んでいちゃいちゃしようとしている事などお見通しだった。

 

「でも、体は拭きたいですよね?」

「それはそうだけど…」

 

職員用のシャワーが日常になっていた慈にとって、1日でも体を洗えないのは苦痛だ。

正直、今日のうちに確かに体を拭いておくだけでもしておきたい。

 

「じゃあ、服脱いでください。僕が拭いてあげます。」

「…せめて、別の部屋でやらない?この子達が、起きちゃう…」

「起こしちゃうような事、するつもりなんですか?」

「…ばか…」

 

慈が珍しく、拗ねたように唇を尖らせる。

櫂は心臓を撃ち抜かれた。

 

 

 

「脱いだわよ…」

 

教室を移り、ワンピースを脱いで綺麗な下着姿になった慈。

左腕に巻かれた包帯がなければ、下着雑誌のモデルのようだ。

いつ見ても、抜群のスタイルをしている。

 

「先生、全部脱ぐんですよ。」

「体を拭くんでしょ?」

「はい。だから、全部脱ぐんです。」

「…」

 

慈は不本意ながらも、背中に手を回してブラジャーを外す。

ぼよん!と、わがままなおっぱいがブラジャーからこぼれ落ちた。

そんな、男にとっては凶器とも呼べる夕張メロンに、櫂の視線は釘付けだ。

慈のその胸は、おおきな焼きマシュマロのような柔らかさと弾力を持つ。

 

「…そんなに見られていると、恥ずかしいから…」

「何度も見ているんですから、今更ですよ?」

 

何度見ても慣れない櫂が言うことでもないが。

櫂は、慈の裸体を見る度に芸術品のようだと心の中で称賛していた。

 

「でも、やっぱり恥ずかしいんだもん…」

 

今日初めての、もん、いただきました。

櫂の前では、子供っぽい口調も見せる慈。

それは、気持ちを許しているからなのだろうか。

 

櫂が慈の言動に1人悶えていると、慈は腰に手をかけ、ショーツを下ろす。

腰から始まる綺麗な鼠蹊部のライン。そしてその奥から、桃色の毛が現れる。

これが桃源郷か…

1時間でも慈の裸体を観察したい櫂だったが、そんな気持ちをぐっとこらえてタオルを持って慈へと近づく。

 

「拭くので、少し体を楽にしてください。」

「…櫂くん。何だか、目がえっちだよ。変な場所触るつもりじゃない?」

 

 

【挿絵表示】

 

 

「そのつもりですが、それも飽くまでも汗を拭くためで…」

「隣に、小学生がいるんだからね?いつもとは、違うんだよ?」

「大丈夫です、ぐっすり寝てますよ。そう簡単に起きません。」

「それ、大丈夫じゃないよ…」

 

呆れ顔の慈に、櫂はタオルを背中に当て、優しく擦る。

 

しゅっ、しゅっ…

 

慈の白い肌を、濡れタオルが上下する。

櫂は、真面目に慈の体を隅々まで拭い取った。

 

 




挿絵の方はえいじゃー様という絵師様に挿絵を依頼させていただきました。
この場をお借りして多大なる感謝を。大好きです。

冬だるまさん。ヤーパムさん。ポリダンプさん。
高評価ありがとうございます!

皆さんのおかげで評価の9に色が着きました!
嬉しい…
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