佐倉慈先生と共依存したい。 作:朝潮
今回は少ないですが、リハビリがてらということで。
慈はもう温度を感じなくなってしまっている。
それに伴い汗をかくこともなくなっているため、そこまで汚れているということはないのだが…
櫂は、慈が気持ちよさそうに体を預けてくれている慈に、いつものお礼にと精一杯奉仕した。
「…」
「…」
しばらく、無言の時間が続く。
肌と布の擦れる音だけが聞こえていた。
慈は、じっとりと濡れるタオルに心地良さすら感じていた。
櫂は、慈の腕へとタオルを滑らせる。
怪力を繰り出せるとは思えない、白く細い腕だ。
半分侵食されてしまっていても、弾力はしっかりと残っている。
ちょうど、噛みつきやすい形をしている。甘噛みしたい。
緩やかなカーブを描く、背中の一本線。
背筋の筋の通りに、タオルを上下させる。
突然スーッと指を滑らして驚かせたい。
手に収まりきらない、おおきなおっぱい。
あまりにも大きく、一度に拭くことができないので、何度も往復させる。
その度にぽよんぽよんと震える。もっちり揉み込みたい。
くびれのラインが綺麗なおなか。
おなかフェチな櫂の、理想の形。
キュッとひきしまった中に、なだらかに出ている腹筋。
下腹部へと続く鼠蹊部のライン。
傷つけてしまわないよう、優しく撫でるように。
歴史的価値のある彫像を扱うように、慈の体を丹念に拭う。
櫂にとっては、慈はどんな芸術作品にも負けていない。
「あの子たち。子供だけになって、どのくらいの時間が経ったのかしら。」
「長くて1ヶ月くらい、ですかね?本人たちに聞いても時間感覚なんてもうないでしょうけど。」
「…そうよね。そんな長い間、ずっと助けを待ってたのね…」
あそこには、大人だけではなく子供の死体も残っていた。
きっと、飢餓に耐えきれなかったのだろう。
先に「彼ら」の仲間となるのと、長い時間をかけて苦しみの果てに餓死すること。
どちらが幸せだったんだろう。
「数人でも助けられたのは、幸運でした。」
「…そう、なのかな…」
櫂の言葉に、慈はいつもの悪い癖が出てしまう。
「私、全員助けてあげられなかった…やっぱり、生きられなかった子達には、恨まれているのかな…」
慈の瞳から、涙が溢れ落ちた。
人を助けたはずなのに、自己嫌悪に陥ってしまう。
慈は、そんな人間だった。
「そんなわけありませんよ。」
櫂は、ポロポロと涙を零す慈を抱きしめた。
そして、子供をあやすようにトントンと叩く。
「感謝しているに決まってます。友達を救ってくれてありがとう、って。」
「そうかな…」
「そうですよ。「彼ら」だって、意識が残っていればきっと友達を殺したりしたくないはずです。」
「ほんとう?」
「はい。」
櫂の胸に顔を埋め、弱音をこぼす。
生徒の前では、立派に大人を演じ続ける慈。
弱い部分は、全て櫂へと向いていた。
「…櫂くん…」
「はい。」
きゅっ、と、慈の冷たい手が櫂の服を掴む。
機は、その手を上から包み込んだ。
先生だって、人間だ。つらいときは、泣きたいときだってある。
櫂は、慈が落ち着くまでずっと隣で慰め続けた。
今回の件、文字に起こすと完全にヘラっていたので…
ボツにして封印することにします。
他作品含め、元の調子取り戻すのにしばらくかかるかも…
フナ(遺伝子組み換えでない)さん。寒河江椛さん。ブリッツさん。himazin144さん。
最高評価、コメントありがとうございました。
キサラギキョウコさん。スモーキーさん。Dレイさん。緑茶アイスさん。
柿鰹さん。レイヴン@ここたまさん。ALL_ACTさん。アオアルトさん。和揺 蕗時さん。ギンヌンさん。
高評価ありがとうございます。
あんまり書きすぎたらマンネリになっちゃう気がして小出しにしてるんですけど…みんなは、先生とのえっち、続き読みたい?
-
読みたい(もう1話くらいえっちする)
-
このくらいで良い/話の先が読みたい