佐倉慈先生と共依存したい。 作:朝潮
第44話
夜が終わり、明るくなって来た早朝。
2人は、慈の愛車であるミニクーパーへと戻って来ていた。
小学校で生存していた生徒たちは、水分を取らせてから寝かせている。
今回、生徒たちは残して物資調達へと行くつもりだ。それでなくとも小さな車なのだ。
衰弱している生徒たちを押し込み、連れ回すのは良くないと判断した。
「先生。ご飯飲みますよ。」
「はいはい。」
櫂は朝食として持って来た、ゼリー飲料を口へ含む。
そして、そのまま櫂は慈の口へと吸い付いた。
「はぁむ…♡ん…んっ♡…んずずずっ…♡」
「ちゅ♡…ちゅぶぶっ♡…じゅる…んぶっ…」
口の中で相手の唾液を混ぜ込み、嚥下する。
すると生暖かいドロドロした味のないゼリーは、最高の美食となる。
これが、2人が唯一食べ物を美味しいと感じることのできる食べ方だった。
口の中からゼリーが全て無くなってからも、2人は口付けを続ける。
それは、どう見ても食事というよりは激しい口づけ。
食事よりも接吻の方が中心となっているのは誰の目にも明らかだった。
互いに、貪るように口をもぐもぐと動かす。
「はむ…ちゅ♡…んちゅ…んっ…ぷはっ!…ぁ…」
櫂は、未だ口内を舐め回す慈の方をつかみ、優しく引き離す。
この食べ方は、意外なことに慈の方が夢中になっていた。
櫂が離れた瞬間、この世の地獄を見たかのような悲しい顔になった。
慈は櫂へと伸ばしかけた手に気付き、少し頬を染めた。
櫂は再びゼリー飲料を口へと絞り出し、慈を迎えた。
櫂の口から、慈の口へ。そしてまた櫂の口へ。
「んちゅ…♡んぷっ!んぶっ!…ちゅる…じゅるる…♡」
「んぅ…んっ♡ちゅ…♡はぐ…はむ…はぶっ…ちゅずっ…」
舌を使い、互いに絡め合い。2人の繋がった口内で、唾液とゼリーをくちゅくちゅ混ぜ合わせる。
生暖かかったゼリーは、少しずつ櫂たちの体温へと近づいて行く。
そして、温度が全く一緒になった頃、2人はゆっくりとゼリーを喉の奥へ流し込む。
こく、こく、と小さく喉が動く。
2人で食事をしているだけで、幸せな気分になる。
口の中からゼリーがなくなれば、今度は唾液を飲み込む。
情熱的なキスを続けて、呼吸の苦しくなった櫂が離す。
口と口との間に、つう、と銀の橋が伝う。
今度離れた慈の顔は、とろんと夢見心地だった。
「先生。…ここで一回していきませんか。」
「…なにを?」
慈は、櫂の言わんとする事をなんとなく察していた。
が、わざと惚ける。
櫂は、隣に座る慈の耳へと口を寄せる。
「えっちな事です。」
「…♡」
櫂に囁かれ、慈も興奮してしまう。
食事によって慈もえっちな気分になって来ていた。
くちゅ…
櫂が慈の下着に手を伸ばすと、ほんのりと湿っている。
「佐倉先生のここ、期待してるみたいですね。」
「ちょっと…やだ…♡」
櫂はクロッチの部分へと指を置いたまま、こすこすと上下に擦る。
それだけで愛液がじわじわと溢れてくる。
慈は、完全にスイッチが入ってしまう。
「ぁっ♡ぁっ♡櫂くん…♡」
(そのまま指入れて欲しい…♡くちゅくちゅ♡ってして欲しい…♡)
慈は、櫂の指が自分の膣の中へ差し入れられるのを想像した。
挿入ってきた櫂くん指は、そのまま気持ち良いところをかき回されるのだ。
私が、やめてってお願いしてもやめてくれなくて。
ずっと気持ち良いのが続いて、頭がおかしくなるくらいに気持ちよくなって…
指でそこ…ぐちゅぐちゅ〜♡ってかき回して欲しいよ…♡絶対気持ち良いよ♡
「はぁ…はぁ…」
体の奥からは、期待で愛液がどんどん溢れてくる。
櫂は、濡れて来た慈の下着を脱がせる。
慈はこれで前戯は終わりだと悟った。
(やだ…♡いっぱい触って欲しっ♡指でいじめてっ♡)
それでも、慈は言えなかった。
自分からおねだりなんて、慈にはハードルが高かった。
「いっぱい溢れて来てますよ。」
櫂のいう通り、期待に濡れる慈の奥からはとめどなく液が流れ落ちる。
それが、てらてらと櫂の手を濡らしている。
「ゴム、しなきゃ…」
ズボンをずらした櫂は、慈の腰へと手を当てた。
慈は、そのまま挿入しようとする櫂を嗜め、車の中からコンドームを取り出す。
これだけは譲れない。年長者の勤めだ。
勃起した櫂のおちんちんに、コンドームを被せる。
くるくると装着すると窮屈そうながらもゴムの中へと収まった。
「佐倉先生…挿入れますね…」
「うん…きて、櫂くん…」
そして、慈の体へと自らの肉棒を押し付けた。
櫂に触られただけで、お腹の底がきゅんきゅんと悦ぶ。
愛液が垂れ、慈の体が勝手にセックスの準備を始めていた。
「あっ、あっ、あっ♡」
押し当てられた櫂が、ずぷぷ、と挿入ってくる。
閉じられている慈の体を押し広げて、奥へ奥へ。
慈が出した愛液で、櫂は抵抗なく最奥へと辿り着いた。
慈は、挿入ってきた櫂をきゅうう、と締め付ける。
「そ、そこ…っ♡櫂くんが、奥まで来てるの、わかるよ…♡」
櫂のが、慈の子宮口へこつん、と当たる感覚。
前回と違い、その押し上げられる感覚が気持ち良い。
腰の奥から、ずん!と気持ち良いのが溢れてくる。
「櫂くん…そこ、気持ち良い…♡」
「先生のなかも…きゅんきゅんしてて、気持ち良いです…」
昨日の夜、お預けした分、2人はぐちゅぐちゅと腰をぶつけ合う。
慈は、下の口で櫂をぱっくりと咥えこんで擦り付ける。
櫂の体を抱いて固定する。そして気持ち良い奥に当てて、ぐりぐりと腰を振る。
「あっ♡あっ♡あ〜♡」
櫂は、エッチなスイッチの入ってしまった慈にされるがままだ。
腰を擦り付けて、一番の気持ち良いを探求する。
もう少しで、絶頂へと達してしまいそうだ。
「佐倉先生…っ!刺激、強すぎて…」
「うん…出していいよ…♡いっぱい、射精して♡」
達しそうなのは櫂も同じだったようだ。
快楽を求める慈の動きに、櫂も気持ちよくなっていた。
「も、イきます…っ…ぅ、ぁ…」
「んっ♡私も…一緒に…♡」
びゅ♡びゅぶっ♡びゅるるるっ♡びゅびゅびゅっ♡
慈に誘われるがままに、櫂は慈の中で勢いよく果てた。
櫂は慈の手を探し出して、強く握りしめる。
同時に、慈も体がじんわりと暖かくなるような甘い絶頂を味わった。
射精が終わってからも慈の中で、どくどく、と続く痙攣。
慈は、膣の中で櫂が暴れているのを感じ取っていた。
(櫂くん、櫂くん。ビクビクしてて、可愛い…♡)
慈は絶頂直後のふわふわと浮いているような意識の中、櫂のことだけを考えていた。
腕の中で、快感に震える櫂を抱きしめる。
今だけはずっと、こうしていたかった。
脳蛆さん。misamisamisaさん。ライマさん。やつさん。ポリダンプさん。
高評価ありがとうございました!
ポリダンプさんは何度紹介することになるんだろう。