男は公園の大きな木の木陰に寝っ転がっていた
「んん…どこだここ…そういえば!」
彼は急にどこかも知らない場所に飛ばされてしまったこと
今までの日常が急に崩れ去ってしまったことを今理解してしまった
「くそ!どこなんだよここは!
いきなり飛ばしやがって説明もなしかよ!」
そんな急なことにイラつきながらも叫ぶことしかできない自分自身に無気力さを抱えながらもとあることを思い出した
「そうだ!能力だ!今はこれに縋りつくしかないけど特に何も変化ないんだけど…」
そんなことを言っている時、急に殴られたような頭痛が襲ってきた。
「いってえ!くっそ!なんなんだよ!さっきからよぉ!」
普段から痛みという感情から遠くにいた現代社会の日本学生であった彼に急に襲ってくるこの痛みには耐えきれず頭痛を少しでも抑えようと地面にみっともなく転げまわっていた
「ちょ、ちょっと大丈夫!?ナツ!」
「おい大丈夫かよ!?」
そんな姿の彼を発見し急いで駆け寄ってくる人物が二人いた。
そんな中誰かが来たことだけはわかった彼は気を失ってしまった。
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「っつぅ…どこだココ…」
気をうしなってしまう前にいた広々とした公園ではなくベットが6個が3づつ向かい合いながら白を基準とした清潔感が漂っているところから医務室と思われる部屋の一番窓側に眠っていたようだった
「それより何だったんだあの頭痛…
そんなことより能力が!あれ?わかる…何ができるのかはっきりわかるようになっている…
じゃああの痛みは頭の処理が追い付かなくて気絶したってか?脆弱すぎんだろ」
未知の知識が頭の中に入っただけで気絶してしまった自身にあきれながらも新しく手に入った未知なる能力がもとより自分自身についていた手足のように扱えそうである自信が今の彼にはあった
そんなある種の感動を噛みしめているところに一つしかないドアから客人が水をもって現れた
「あら?目が覚めたの?なら少しまっててね今マスターを呼んでくるから」
そういって彼女は水の入ったコップを脇にある机に置いてまた扉から出て行った
「マスター?しかもあの見た目まさかこの世界フェアリーテイルか!?」
現在どんな世界に飛ばされてしまったのか把握し今呼びに出て行ったのはミラジェーン、彼女が呼びに行ったマスターと呼ばれる人物はおそらくマカロフだろうとあたりを付けたが彼は悩んでいた
(この世界に飛ばされたのはいいがどうする!記憶喪失でいたほうが色々動きやすいよな…その設定で進んでいくか)
ギィ…
少し年季の入った扉から入ってきた背の低いやさしそうな雰囲気の人物と後ろで微笑んでいる彼女が入ってきた
「おおやっと目が覚めたか」
「ええ助けていただいてありがとうございました」
「いいんじゃよいいんじゃよ
それよりココがどこかわかるかの」
「(きた!)
いえ…それが記憶のほうが少し飛んでおりまして言語などはわかるのですがそれ以外がなくなってしまったようで…」
「そうか…それはすまんの
ここはフェアリーテイル!愛しいギルドじゃよ」
そう言い切った彼の顔には我が子の顔を思い出すような優しく 力強い表情が印象深く 彼の心の中に沈み込み強く心の中に思い立った。
彼の家族になりたいと…