彼が感動に浸っている時マカロフは今まで聞けていなかったことを切り出した
「おぉそういやお主の名前を聞いていなかったのだが覚えているかのぉ」
そうなのである、彼は今まで誰にも名乗っていなかったのである
「あ、すいません俺の名前は…」
だが冷静に考え名前を偽るのか今まで名乗っていた名前を使うのか少し悩んでしまい言いよどんだ彼だが、今までいた世界の数少ない繋がりである名前は残していたいと考えた彼は本来の自分のこの世界にしては珍しい名前をマカロフに名乗った
「俺は窪田天多(アマタ)ていう名前っていうんだ」
「ほぉ珍しい名前じゃの
どのあたりの生まれじゃ」
「まぁ東北の方角の端っこあたりですよ」
「またけったいな所からきたの…
まあそのあたりは別によい。それよりお主どこか行く宛とかはあるのかの」
「それが記憶が無いせいで無いのですが…
ここでお世話になれたりしませんかね
あはは…」
そういって自身に身分を証明するものもお金も何もないためあわよくばここで働いて物語を横で観察していたいと考え頭を掻きながら申し訳なさそうにマカロフに聞いたところ彼は笑顔で彼に優しく言葉を投げ返した。
「おおいいぞいいぞい
元よりその話をしようと思っておったのじゃよ
早速だが彼女ミラジェーンっていうのじゃが彼女に所属の手続きなどはやってもらってくれ
そしてこのギルドに入ったからにはワシの息子と同じじゃ何時でも話しかけてきてくれ」
そういった彼の顔には家内の人間に向けるような今まで向けられていた対外的なものとは違うどこか優しげな表情をしていた
「あと何があったのかは聞かぬが、何か話せるようになってからでよいからお主の本当のことを話しておくれよ
じゃあミラよ後は頼むぞ」
「はいマスター」
そう言葉を残して彼は扉から出て行った
(まじかよ…ばれてんじゃんどうしよ…)
「じゃあマスターから説明があった通り私がミラジェーンっていうのよろしくね
それより大丈夫?顔色悪いわよ?」
「あ、あl!大丈夫ですよ!もう大丈夫です!それより案内とかいろいろお願いいします!」
マカロフに自分が嘘を浮いていることがばれていたことが少し彼の心をしめつけていたため彼の顔に濃く表れてしまっていたようだ
そんな心のうちを隠すように彼はなるべく明るい表情でミラに手続きをうながした
「そう?きつくなったら何時でも言ってね?
そうね、まずは所属おめでとう!これから同じ仲間としてよろしくね!
あと所属する手続きなんだけど…ちょっと待っててね…」
そういって彼女は入り口の近くのベットに置いていたハンコのようなものを持って戻ってきた
「それは?」
「これはね各ギルドに一つ与えられるマークを体につけるための魔道具といったところかしらね
これで今からあなたの体のどこかに印をつけてほしいのだけど、どこがいい?」
彼は初めて見た魔道具と今から自分の冒険の一歩が始まるのだと思い二重で興奮していたが何とか抑え込み見やすい位置がいいだろうと思い手の甲を差し出した
「右手の甲でおねがいしいます」
「わかったわ。それ!」
そういって彼女は天多の手の甲にフェアリーテイルの印を刻み込んだ
「はい!これでおしまい!」
「なあミラ!あいつ起きたのか!」
「ちょっとナツ!彼は病み上がりなのよ!もう少し静かに!」
ミラが終了したことを伝えたと同時に扉を乱暴に開けはなったピンク髪の男と金髪の女性が入ってきた。
「おお!うちに入ったのか!
俺はナツっていうんだ!よろしくな!」
「私はルーシィっていうの!よろしくね!それより大丈夫?尋常じゃないくらい痛がってたけど…」
「え、えぇ大丈夫です。あの時は助けていただいてありがとうございました。
私は窪田天多といいます。よろしくお願いいします」
そういって彼はナツのぐいぐい来る姿勢に少し引きながらもベットの上で頭を下げた
「困った時はおたがいさまよ!」
そういった彼女は元気に答えてくれたがそこに横槍をさしてきた人物がいた
ナツである
「そんなことより、おい!天多!俺と戦え!」
「え…(そういえばナツってバトルジャンキーな性格だった…無理だろ…)」
いきなりの戦え宣言に原作を思い出し冷や汗をかいている
(この流れ絶対断れないじゃん…)
そんなことを考えている彼を目の前の彼をおいてナツは扉を乱暴に開け放ち今から新人と戦うことを宣伝しにいった
「ごめんね」病み上がりなのに…」
「あはは…逃げれないですか…」
「絶対会うたびにいどんでくるわよ」
「ですよね…」
そんなブルーな雰囲気を無視して扉の向こうではどちらが勝つのか賭けが開始されていた
「勘弁してくれよ…まじで…やむ…」
そうしている間に賭けはまとまったようででかでかと黒板のような物に書き出された
ナツ VS 天多
ちなみにナツと天多には8:2で圧倒的にナツにかける人物が多かったとか