「いってぇ」
天多は先のナツとの模擬戦にて負傷した首元の火傷の治療をミラに手伝ってもらいながら
先の戦闘を振り返り自身の課題点を見つけ出そうとしていた。
「ほら男の子なんだから、もう少し我慢してね」
そんなことを考えていることを知ってか知らずかミラは天多の首元に火傷に効くクリームのような薬を塗りこみながら優しく話しかけていた
「負けちゃったけど初めてだったんでしょ?戦闘じたい」
「そうですけど…なにもできませんでした…」
「そんなことないわよ!あのナツの攻撃を二回も避けていたじゃない!
初めての戦闘であそこまでできないわよ!自信もって!」
「そういうものなんですかね…」
天多を励ますようにミラは天多の肩に手を置き天多の顔を覗き込んでいた
「それにね皆の反応を見ていて分かったかもしれないけど
貴方の魔法ってかなり珍しいのよ?あんな魔法見たこと無いもの!」
「それは、ありがとうございます」
苦笑いで返しつつも彼の心は未だに落ち込んだままだった
珍しい魔法であり場所の転移も可能なら機動力を削ぐために敵から一番に狙われる可能性があり元々の戦闘力の低さがさらに拍車をかけさせていた。
「ミラさん質問なんですけどこの世界で戦争とかギルド間で抗争とかって頻繁に起きたりしませんか?」
(確か原作では何回かギルドで戦ってたし最初らへんに幽鬼の支配者と戦ってたよな…
時系列を判別する目印になるもの…ナツたちの動向を聞くしかないか…)
「そうねぇ…基本的にギルドで争いあうのは法律とかで禁止されているんだけど
魔法とかで悪さをする闇ギルドっていうのがあってこの前も鉄の森っていう闇ギルドが集団殺人を行う寸前だったんだけどナツたちが止めてくれたの!」
「へぇ凄かったんですね」
「そうなのよ!最強チームも結成されたしね!グレイには不評だったけど」
最後の言葉が出るまでは興奮して話していたがグレイに不評だったのを思い出したのかすこしむくれて拗ねていた
(この人かわいいな…魔法は悪魔纏うけど)
そんなことを思っている中元々の議題に戻った
格闘術ができないということは何かしら道具を使うしかないのだが何も思いつかず誰かに相談するしかないのだが…
(あれ…ミラさんって確か元S級だよな?なら何かいい解決方法知っているかも)
「ミラさん、話変わっちゃうんですけど自分のさっきの戦いで自分全く戦えてなかったじゃないですか」
「またそんなに自分を落として…だめだよ?でも確かに戦闘慣れはしてない動きだったわね」
「そうなんですよね…だから何か自分に合った武器とかって無いのかなって思って」
「ん~そうねえ武器かあ確かにそれなら近づかなくてもいいかもね」
「ええ、おすすめとかありませんか?」
「なら銃とかどうかしら?
これなら近づかなくてもいいし練習次第でもっと強くなれるかもよ!」
「なるほど銃ですかいい案なんですがそんなものかえるお金が…」
「なら銃の専門家に聞いてみましょ!
ねえ!ビスカ!アルザック!」
「なんだ?」
「どうしたの?」
ミラの声に反応してやってきたのはまるで西部劇の中からやってきたような服装お男女のが現れた
「君はさっきナツと戦ってた新人君じゃないか!俺はアルザック!気軽にアルとでもよんでくれ」
「あ、よろしくお願いいします。アルさん」
「やっぱり入りたてで緊張しているのかしら?
私はビスカ。アルといつもコンビを組んで仕事をしているわ
私のほうはビスカとでも呼んでね」
「よろしくお願いいします。ビスカさん」
そういってそれぞれに自己紹介と握手を行いアルが本題をミラに聞いた
「それで俺たちを呼んでどうしたんだ?」
「そう!天多の武器で何がいいか考えていたら近距離では戦い慣れてないから
銃とかの遠距離がいいんじゃないのかってなって専門家さんをよんだの」
「専門家といわれるほどかはわからないが確かに僕たちの魔法は銃関係だから適任かもね
わかった!いいよ!彼に銃を教えるよ。ビスカもいいかい?」
「ええ大丈夫よ」
「ありがとうございます!」
(ありがたいが早くくっつけよ)
先ほどからビスカとアルは夫婦のようにお互いを理解している片鱗を見せてはいるがお互いに奥手なため未だに付き合ってすらないのである。
(まぁどうせくっつくだろうし、いざとなったら貰った恩の分は働きますか)
将来何か二人に降りかかれば助けようと心に決めた天多であった。
「そういえば忘れていたわ
彼今日一文無しでギルドにはいったから何も待ってないの
お金が手に入るまで何か貸してあげることはできないかしら?」
「なら私が渡すわ」
そういってビスカの手に光が集まっていき一丁の銃が形成された
「私の魔法は換装って言ってスタックしている武器とかを何時でも取り出せるの
それでアルの魔法は銃弾魔法って言っていろんな効果の銃弾を作れるのよ」
「へぇ凄い強そうな魔法なんですね」
「それはそうよ。だって二人だけでいろんな難所をくぐりぬけれてきたんだもの
強くなくっちゃできないことだわ」
そういって二人は目をそらし頬を赤らめた
そんな空気に耐え切れなかったのか天多はどのような物があるのかきいてみた
「そ、それでどんな銃があるんです?」
「あ、そうね!ごめんなさい。
初心者なら普通のハンドガンからがいいんじゃないしら?こんなのとか」
そういってビスカの手から現れたのは真っ黒のリボルバー式の銃だった
「初心者ならオートマ式もいいんだけど弾詰まりとかをすぐに直したり急なハプニングとかを考えたらリボルバーの方がいいかもね
そして何よりロマンが足りないわ」
そのセリフにどこかの泥棒一味の黒い服を連想さしたが確かに整備とかを考えた場合リボルバーの方が解体しやすく初心者でもどこが悪いのかわかるかもしれない
「使い方は後後教えるわ。
それに貴方の希望では遠くから戦いたいのよね?」
来たと天多は思った確かにハンドガンは拳銃のためある程度の距離で戦うことができるがさすがに遠距離は厳しいものがあったのだ
「だから同時にライフルと念のためショットガンの使い方もレクチャーするからビシバシいくわよ」
「ビスカがこんなに乗り気なんだ僕からもこれをあげるよ
新しい銃仲間と新人の歓迎をこめたプレゼントだよ」
そういったアルの手から渡されたのは少し大きめの腰につけるような3つ口があるポーチである
「これは以前たまたま露店で買ったんだけど、このポーチ事態に魔法がかけられていてね
中が見た目より大きくなっているんだ。だから君のような換装や一つの銃で足りない人には必需品のようなものさ」
「え!そんな凄いものもらえませんよ!」
飛んできたものがあまりに高価なものそうだったので遠慮を示した天多だがそれを読んでいたのかビスカがさえぎった。
「別に大丈夫よ。
私は魔法の特性上そんなものはいらないしアルに至っては一丁で足りるし何よりいつもそばには私がいるわ」
「そんなに言っていただけるなら…ありがとうございます!」
そういってかれの腰元には武器が入ったポーチが下げられそれぞれに銃弾と拳銃
ライフル、ショットガンが入っていた
この世界では重さも変えることができるのかうれしい誤算でずっしりくると思ったポーチの重さはなくポーチは軽いままで、まだまだ荷物を入れられそうであった。
「じゃあ今から一か月ビシバシいくわよ!」
「お手柔らかにお願いします。あはは」
「仕方ないさ、数少ない拳銃使いが増えるんだもの誰だって燃えてしまうものさ。
もちろん俺もだ!頑張ってついてこいな!」
「天多頑張って!」
「うぅ~頑張ります!」
そういって天多はミラからの励みやアルとビスカの期待を背負いながら2人と共に出ていくのであった。
まさか感想がもらえるとは思わず大変舞い上がっておりました(笑)
ぜひこれからも宜しくお願いいたします!!
そしてすません!あしたと明後日投稿できるかわからないです!本当にすいません!