※この作品はR-18です。

ぽけっともんすたー(隠語)   作:柴猫侍

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ナツメ

 

「う、う~ん……?」

 

 朦朧としていた意識が次第に覚醒していく。

 

 ここはどこだ?

 私は誰だ?

 

 ……などというありきたりな流れが脳裏を過ったものの、幸い自分が誰であるかははっきりとわかっていたバニラは、ここがどこであるのかを確かめるべく周囲を見渡す。

 

 幻想的なムードを作り出す桃色の灯りの灯る部屋。

 中央には巨大なベッドが堂々と鎮座しており、バニラはその中央で腰にタオルだけを巻いて座っていた。

 一人で使うには有り余るだろうサイズ。少し動けばベッドのバネで体が弾み、若干楽しい気分にはなるものの、依然として現状を把握することは叶わない。

 

「ん?」

 

 そんな時、物音が聞こえた。いや、一通りの思考を終え、その音を耳に拾う余裕が出来たと言うべきか。

 どちらにせよバニラは、部屋の奥からサァーと何者かがシャワーを浴びているような音が聞こえてきたのだ。

 

 一体誰なのだろう。

 首をコテンと傾げるバニラであったが、正体は向こうから姿を現した。

 

「あら、起きたのね」

「ナ、ナツメさん!?」

 

 バスタオルを体に巻いて現れた美女。

 彼女は、ヤマブキジムリーダー・ナツメだ。正真正銘のエスパーであり、最近ではイッシュ地方にある『ポケウッド』と呼ばれる映画施設にて女優としても活躍している、まさに才色兼備の女傑である。

 そんな彼女がシャワーに濡れた体を拭いつつ、ベッドに腰かけていたバニラの横へ座った。

 まだシャワーを浴びていた余韻の湯気が、二人の間に湿った空気を漂わせる。

 その空気には女性の甘い香りも混ざっており、ナツメの色香に当てられたバニラの逸物は、タオルにテントを張るようにそそり立ってしまう。

 

 興奮してしまうと体に出てしまうのが、男の悲しい性だ。

 だが、ナツメは寧ろそそり立つバニラの逸物を満足気に見下ろした後、そっと張り詰めたタオルへと手を当てた。

 タオル越しに熱が伝わってくる。少しばかり指を転がせば、クチュクチュと先走って漏れ出した汁が淫らな音を奏でる。

 

「ふふっ、バトルの準備は万端のようね」

「バ、バトル……?」

「そうよ。まさか忘れちゃった? これから私と貴方でジム戦をするのよ」

 

 そう囁くナツメは、唯一体を隠していたバスタオルを脱ぎ捨てる。

 一糸まとわぬ姿となったナツメ。その健康的な肢体は、健全な男子にとっては如何せん刺激が強すぎる。

 たわわに実った果実も、すらりと曲線を描くくびれも、程よく引き締まった柔らかいお尻も―――その全てがバニラの逸物を猛らせた。

 

「そ……そうでした! ナツメさん! ジム戦よろしくお願いします!」

 

 そしてバニラもまたタオルを脱ぎ捨てる。

 共に全裸となった二人を阻むものは何一つない。

 

 ただ、バニラの瞳は不自然なまでに虚ろであり、

 

「ええ……よろしくね♡」

 

 ナツメは期待と興奮を隠せぬ面持ちのまま、ペロリと舌なめずりをするのだった。

 

 

 

 *

 

 

 

 部屋に備えられたスピーカーから、落ち着いたメロディーが流れている。

 その曲の合間に響くのはリップノイズ。不規則な感覚で奏でられる肉と肉とが吸い合う音は、最初こそ軽快な音であったが、時間を経ていく間に激しいものへと変化していた。

 

 ひしりと互いの体を抱きしめ合いながら接吻を交わすバニラとナツメ。

 相手の口腔を蹂躙するかのような舌使いと共に、唾液を混ぜ合わせ、独り占めにせんと貪るように啜り合う彼等は、時折息をすることも忘れて求めあう。

 

「ぷはぁっ!」

「んっ……♡」

「んんっ!? んん~……!」

 

 呼吸困難になりかけ、口を離して息を吸おうとするバニラであったが、そんな彼の口をナツメが塞いだ。

 そのまま口腔はナツメの舌に余す所なく舐られる。

 歯や歯茎、そして舌を含めて全てにナツメの唾液が塗りたくられるような激しい舐りだ。

 

 呼吸もままならないバニラは、仕方なく鼻の方で息をするが、目の前のナツメの汗の混じった色香と据えた淫臭が一気に押し寄せてきた。

 これはイケない。接吻だけで既に限界に近かったバニラの逸物は、ナツメの匂いに中てられてギンギンにそびえ立ってしまう。

 

 流れる血潮の鼓動に合わせてビクビクと揺れる逸物だが、それを横目で眺めるナツメはご満悦そうだ。

 

「ぷはっ♡ 挿入(い)れたくなったかしら……?」

「は、はい……」

「いいわよ。いらっしゃい」

 

 準備万端であったのはナツメも同じ。

 ベッドの真ん中で仰向けになったナツメは、一切の躊躇いもなく股座を観音開きに開いた。

 茂みは綺麗に剃り整えられている。

 しかし、何よりも目を惹くのは既にびしょ濡れの淫裂であった。タラリと一筋の雫が淫裂から零れ落ちた先には、ひくひくと物欲しそうにしている菊門が佇んでいる。

 

「どっちでも構わないわ……さ、早く」

 

 そう言って挑戦者(バニラ)を招くジムリーダー(ナツメ)。

 バニラは目の前にそびえ立つ壁を突破するべく、いざ戦いに臨む。

 ある程度手慣れた様子で逸物をナツメの淫裂にあてがった後は、そのまま腰を前に押し出し、膣内へと逸物を埋め込んでいく。

 その際ナツメは、逸物が膣内を押し広げていくにつれ、『ふぅー♡』と肺から漏れているように息を吐いた。

 これまた淫蕩に歪んだ女の顔を浮かべているものの、まだ余裕はありそうだ。

 

「止まってるだけじゃ勝負には勝てないわよ?」

「そんなこと分かってます!」

 

 本格的に二人のバトルが始まった。

 まずは先手を取ったバニラのみだれづきがナツメを襲う。まだまだテクニックこそ足りないものの、マサラタウン出身だけあって身体能力は秀でている為、手数だけならば十分繰り出していける。

 

「良い攻めね♡ でも、これはどう?」

「うっ!? 中がうねって……!」

 

 止まらず腰をヘコヘコとさせていたバニラであったが、突然彼の動きが止まる。

 逸物を襲う猛烈な快感に、達してはいけないと言う理性的な判断からの行動であったが、その甲斐なく、依然としてウネウネとナツメの膣内は逸物から精液を搾るかのように蠢いていた。

 

「『サイコウェーブ』よ。こんなの初めてでしょ?」

 

 得意げに言い放つナツメの両手は、仄かな緑色の光に包まれていた。

 忘れているかもしれないが、彼女は正真正銘のエスパーだ。スプーンなどは触れずにして曲げられる程の念力を扱えることができる。

 それを応用して、本来の膣であれば不可能な肉の動きを意図的に起こし、挿入されている逸物を思うがままに虐めていたのだ。

 

「う、くっ!」

「あら、もう出ちゃったの? こんな調子で大丈夫?」

「まだ……まだイケます!」

「そう。なら望むところよ♡」

 

 耐え切れず一度吐精してしまったバニラ。

 ビクビクと跳ねる逸物から吐き出される白濁液によりお腹が満たされた感覚を覚えるナツメは、じゅんわりと広がる熱い感覚を楽しむかのように腹部を手で撫でつつも、更なるバニラの奮闘を催促した。

 

 まだ勝負は始まったばかりである。

 しかし、今回は如何せんナツメに分があった。

 

「んんっ!」

「もう四度目ね。そろそろ限界になってきたんじゃない?」

「ま、まだです……!」

 

 打開策を見出せぬまま、バニラは四度目の吐精に至ってしまっていた。

 ナツメを絶頂させることは一度もできておらず、このままではバニラの体力が尽きてしまうだろう。

 敗北は濃厚。

 だが、テクニックも体もナツメは超一流。一筋縄でイク筈もない。

 

(一体どうすれば……!?)

 

 腰を振りながらバニラは必至に考える。

 刹那、不意に体のバランスが崩れ、彼はそのまま前のめりに―――ナツメに覆いかぶさるように倒れてしまう。

 その時、バニラの顔はナツメの胸へと埋もれてしまった。

 

「あんっ♡」

 

 可愛らしい嬌声が響く。

 無論、この部屋の中には二人だけしか居ないのだから、たった今バニラが喋られないことを考慮すれば、必然と答えは導かれる。

 

(ナツメさん……まさか、胸が弱いのかな?)

 

 ナツメの様子を窺ってみるも、その表情は先ほど同様平静を保ったものだった。流石は女優といったところだろう。

 ならば、もう一度だけ実力行使に出て反応を確かめるしかない。それこそが勝利への道筋だ。

 

「んーっ!」

「あっ、そこは……♡」

 

 ぷるんとそびえ立っていた双丘の頂上。

 硬く尖っている桃色の突起を口に含んだバニラは、赤子のようにそれを思いっきり吸った。

 するとナツメの顔からみるみるうちに余裕が消え失せていく。

 

 ビンゴだ―――とうとう弱点を見つけたバニラは、畳みかけるように吸っていた突起を『したでなめる』。更には軽く前歯で噛み付いた。

 

「っ、はああああん♡」

 

 コリッと乳頭から音が聞こえる。

 その瞬間、ナツメの顔は当初の能面顔負けの真顔の正反対―――淫蕩に溺れ快楽に歪んだ情けない雌の顔を浮かべていた。

 

「か、『かみつく』はダメッ♡ そこはよわいのォ♡♡」

「んっ……ぷはぁ! なるほど、ナツメさんはエスパータイプだから、あくタイプの技に弱いんだ!」

 

 バニラは(ナツメの所為で)混乱している!

 

 ナツメがエスパータイプで、あくタイプの技に弱いと分かったバニラは一転攻勢に出る。

 

 まずは『ひっくりかえす』でナツメを四つん這いにさせ、『しっぺがえし』と言わんばかりにナツメの膣へ怒張した逸物で『じごくづき』を繰り出す。

 まだ性行為に慣れていない彼にとっては、どうやら正常位よりも後背位の方が動きやすかったようだ。一変、先ほどとは打って変わって容赦のないピストンがナツメを襲う。

 

「んっ♡ ふぅ♡ はぁ♡ ヤ、ヤるわね……♡ でも、私はこんなものじゃ……!」

「ナツメさん……ボク知ってるんですよ……」

「へ?」

「女の人って……こ(・)っ(・)ち(・)も気持ちいいんですよ……ねっ!」

「んんっ!!?」

 

 ナツメは菊門に奔る感覚に体を弓なりに強張らせる。

 

「ま、まさかお尻に……?」

 

 嫌な汗をダラダラと流すナツメが恐る恐る振り返れば、自分の菊門に張形が突き立てられている光景を目の当たりにした。

 ナツメもそれなりに情事の経験はある方だが、それでもまだ後ろの穴は未開拓。

 

「ふ、ふふっ……まさかそう来るとは思ってなかったわ。でも―――」

 

 私の勝利は揺るがない。

 そう言い放とうとしたナツメであったが、バニラによって張形が出し入れされ始めた瞬間、目を見開いた。

 

「あぁ、ダメェ♡♡ これ気持ちいいのォ♡♡ こんにゃに気持ちいいの知らなかったああああああ゛♡♡♡」

 

 前後のどちらからも襲い掛かる快感の波に、最早ナツメは超能力で抗うだけ集中することができなくなった。

 片方だけであればまだ抵抗できたかもしれない。

 しかし、若干の忌避感で避けてきたために経験したことのなかった後ろの穴を好き勝手弄ばれる快感は、前の穴を容赦なく蹂躙する『メガホーン』が生み出す快感と合わさることで、一切の抵抗を許さぬ怒涛の快楽でナツメの体を『かなしばり』よろしく拘束するのだった。

 

 加減も知らぬバニラの『ダブルニードル』がナツメを襲う。

 

「はああああんっ♡♡ ま、待って♡♡ イク♡♡ イっちゃう♡♡ お尻でイっちゃうのおおおお♡♡」

「よし……これで一回!!」

「イ、ぐううううううううううううう゛う゛う゛♡♡♡♡」

 

 バチュン! と勢いよく腰が打ち据えられたと同時にナツメは絶頂に達した。

 白目を剥き、舌を突き出し、下半身に三つある内で唯一塞がっていない穴からは壊れた蛇口のように水―――否、潮が噴き出す。

 

「あ、へぇ……♡」

 

 普段クールなものほど、乱れる時はとことん乱れるのだろうか。

 そこにミステリアスなエスパー美女と謳われる女傑の姿はなく、少年の逸物に負けてしまった淫らで情けない女が、未だ目の前が白黒になる中、体をビクビクと痙攣させているだけであった。

 

「まだまだ!」

「あひぃ♡♡ 待ってェ♡♡ イ、イったばかりらかりゃあ♡♡」

 

 しかし、バニラの攻めは止まらない。なにせ、手持ちのポケモン(?)はまだナツメの方が多いのだ。

 相手の態勢が崩れている内に畳みかける。これもまたポケモンバトルの戦略の一つだ。

 

「ナツメさんっ! ナツメさぁーん!」

「しゃ、催眠とかなきゃ、イき殺されりゅううううう♡♡♡♡」

 

 自業自得とまでは言わないが、バニラに催眠術をかけてホテルに連れ込んだナツメは、彼が寝落ちしてしまうまで徹底的に攻められ、最後には精液塗れのまま気絶するのだった。

 

 

 

 *

 

 

 

「たまには……いいかもね」

 

 そして彼女はまた性懲りもなく男の挑戦者に催眠術を懸けて食べる行為を、秘密裏に行うのだった。

 

(……ボク、昨日ジム戦で勝った後から記憶が曖昧だなぁ)

 

 そんな夜のジム戦に勝った挑戦者は、今の所バニラだけとのことだ。

 

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