天気は快晴。からりとした中で吹き渡る風は、火照った体を心地よく冷ましてくれる。
ここはジョウト地方に存在する『ポケスロン』と呼ばれる競技を行う施設だ。
コガネシティの近くにあり―――つまり、カントーのヤマブキシティと繋がる新幹線も近いことから、連日会場は賑わっており、トレーナーとポケモンが力を合わせて優勝しようと励んでいた。
小さな子供から老人まで。ポケモンを愛する者達の熱は凄まじく、競技を終えて会場外に出たとしても、響きわたってくる歓声により、再び体が奮い立つような感覚をバニラは覚える。
「ふぅー、凄かったなぁ……」
「それはこっちのセリフや! なんや、バトルだけやなくてポケスロンもごっつええ感じやん! またうちと一緒に戦おうな!」
「はい、こちらこそ!」
汗を拭う為のタオルを受けとるバニラ。
彼は現在、ポケスロンの競技を終えたばかりでジャージ姿であった。
そんな彼に並び立つこれまたジャージ姿の少女は、コガネジムリーダーで『ダイナマイトプリティギャル』ことアカネだ。
カントーのみならず、ジョウトのジム巡りもしてポケモンバトルの腕を高めようと旅をしていたバニラは、紆余曲折あり、こうして彼女と仲良くポケスロンに興じていた。
ポケモンバトルともまた違う技術が要求されるこの競技。
常連のアカネとの慣れの差はあったものの、そこはカントージムを制覇したトレーナーだ。ポケモンと息を合わせ、白熱した接戦を繰り広げ、何とか優勝を勝ち取ることができた。
それからこうして互いの健闘を讃え合うべく、自動販売機の前に集まっている。
これから行うのは祝杯を上げること。端的に言えばジュースを飲むだけなのだが、いい汗を掻いた後の一杯は格別なのだ。
「ほら、これうちの奢りや!」
「えっ、いいんですか?」
「かまへんかまへん! ポケスロン後のモーモーミルクは最高やで?」
慣れた手つきでモーモーミルクの瓶の蓋を開けるアカネ。
ぐびぐびと喉を鳴らして飲む様はまさに豪快の一言だ。思わずバニラもごくりと生唾を飲む音を鳴らし、早速蓋を開けようと試みる。
が、
「……あれ?」
「なんや、開けるの下手やな~」
爪を立てて蓋を開けようとするバニラだが、一向に開く気配がない。
それを見かねたアカネが『貸してみい!』と威勢よく瓶を奪い取った。
「見てみ! このアカネちゃんの華麗な―――」
『危なーい!』
叫び声と共に飛来する物体がアカネの持っていた瓶に直撃した。
結果、瓶は砕け散り、中身のモーモーミルクはアカネにとどまらず目の前のバニラにまで降りかかる。
「……」
「……」
モーモーミルク塗れとなった二人。
頬を引きつらせる彼等は、しばらく無言のまま立ち尽くしていた。
*
瓶を壊した人から謝罪を受けた二人は、最初に体を拭くことが出来る場所を目指していた。
このままにすればモーモーミルクの所為で衣服から強烈な異臭を放つことになってしまう。事態は深刻だった。
そんな二人が目指したのは、会場近くの公衆トイレだ。
モーモーミルク臭い彼等でも、トイレの中ならある程度臭いを誤魔化しつつ、身支度を整えられるだろうという算段の上での行動。
着替えを携えて足早に公衆トイレへ向かう間、アカネは自分達の状況を面白おかしく喋る。
一方でバニラはと言えば、気が気ではないと言わんばかりに挙動不審であった。
その理由は、隣のアカネにある。
(む、胸が……)
大股で歩くアカネ。
つまり、体が大きく揺れる歩き方をしている為、たわわに実っている彼女の双丘がたゆんたゆんと揺れていた。
しかも、先ほどモーモーミルクを浴びた体だ。ジャージの前を開けている彼女の肌着は透けており、あまつさえ先の方がピンと立っているではないか。
下着は着けていないのか? 等の疑問は浮かぶものの、その光景の威力を前にすれば、男の思考力など瞬く間に消え失せる。
(っ、しまった!)
さらに、バニラも現在ジャージ姿。
激しい動きに耐えられるよう伸縮性に富んだ生地だが、今はそれが裏目に出てしまう。
アカネのあられもない姿に、バニラのポケットモンスターは興奮してしまっており、見事なテントが股間に張られていた。
うまく誤魔化せないかとポケットに手を突っ込んであれこれ試しているものの、中々良いポジションを見つけることができず、寧ろ怪しい挙動をしてしまう。
「ん? さっきからなにしとんねん」
「い、いえ! なにも……」
「ふ~ん……ならええんやけど」
とうとう怪しまれたバニラは、『あ、あそこですよ!』と苦し紛れに公衆トイレを指さしつつ、逃げるように小走りする。
あっという間に公衆トイレの目の前に着いたバニラは、一息吐いてから中へ足を踏み入れた。
手を洗う為に設置されている洗面台はすぐ傍だ。ここで軽く汚れた個所を拭いてから、トイレの個室で着替える―――そんな段取りをしていたバニラであったが、
「捕まえたで!」
「へ!? ちょ……こっち男子トイレ……!」
背後より抱き着いてきたアカネに拘束され、体を拭くより前に個室へと連行されてしまった。
半ば押し込む形でバニラを個室へと放り込み、アカネもまたするりと中へと入る。
そして鍵をかければ、あっという間に二人きりの空間が出来上がった。
むせ返るような汗とモーモーミルクの臭いに混じり、アカネからムンムンと漂う女の香りに、否応なしにバニラの逸物は一層怒張してしまう。
見事なまでのテントを見下ろすアカネは、ペロリと舌なめずりをし、バニラに詰め寄る。
「なんやねん、こんなおっ
「ち、違います! っていうか、早くここから出ないと……」
「なんや、けったいなやっちゃなぁ。こない場所に男と女二人きりで
逃げ場などほとんどない個室にて、アカネはバニラに密着するように体を押し付けた。
柔らかい胸の感触がジャージ越しに伝わってくる。同時に、アカネの顔も目の前まで迫っており、見つめ合った二人は吸い込まれるように唇を重ねた。
しばし、静かな公衆トイレに艶やかなリップノイズが響きわたる。
いつ他の人が来るかもわからないというスリルの下で楽しむ口付けに、いつも以上の興奮を覚えてしまうようだった。
「ん……ちゅ……」
「れろ……ぷはぁ……♡ ふふん、始めから素直になっとけばええねん♡」
一通り満足に唇を貪ったアカネは、狭苦しい個室の中、壁やドアに当たらないよう体をくねらせながらジャージと肌着を脱ぐ。
そのしなやかな動きが一層彼女の豊満な胸とメリハリのある柔らかい肢体を強調し、バニラのズボンの中では、痛い程に逸物が脈を打っていた。
だが、まだそれを弄るつもりはないようであり、アカネは徐に自分の胸を掌で押し上げる。
掌に収まりきらない重量感のある果実。中身はただの脂肪であるというのに、何故もこう興奮してしまうのだろうか―――バニラはそう考えつつも、目の前で小刻みに揺れている双子の果実に釘付けになっていた。
そんなバニラの様子にご満悦なアカネは、わざと手を上下に動かし、たぷんたぷんと揺らして胸を強調する。
「どや? 男はこういうん好きなんやろ?」
「ボ、ボクは……」
「ええてええて、恥かしがらんでも。まあホンマに嫌いゆーんならしかたないわ……好きっちゅーてくれるんなら、気持ちええことしたろ思っとったんやけど……」
「気持ちいいこと……?」
「なんや、気になるんか? そ、気持ちええことや♡」
「気持ち……いいこと……」
「減るもんやあらへんし、素直に『ウン』言うたらどうや? このダイナマイトプリティギャルのアカネちゃんに気持ちいいことされるチャンスなんて、この先一生あらへんと思うで~?」
どや? と極めつけに胸を押し上げるアカネ。
これほどまでに深い谷間は匹敵するのは、今までの女性の中で恐らくカンナだけだろう。元四天王に匹敵するたわわに実った果実。若々しくハリもツヤもある、極上という一言が似合う代物を前にして、十代前半の少年が我慢できるだろうか。いや、できない。
理性に反して頭は自然と頷いていた。
バニラがハッとするも、時すでに遅し。
溌剌とした少女という印象が強かったジム戦とは一変、狙いを定めた雄とようやく番になれるという期待と興奮を隠せていない雌の顔をしたアカネが、汗とモーモーミルク臭い胸の谷間を開いた。
「ほれ♡ 好きに舐めたりしゃぶったらええ♡ ただし、乱暴にだけはせんといてな♡」
「は……はい」
誘惑するアカネに理性崩壊一歩手前のバニラが、手始めに開かれた谷間へ顔を突っ込んだ。
顔の両サイドに伝わる柔らかい感触と、谷間に籠っていた凝縮された雌の臭いが鼻を刺す。何度も言うように、汗とモーモーミルクが混じったお世辞にも良い臭いとは言えないものだ。
だが、不思議と体はその臭いを求める。
次第に息遣いが荒くなるバニラに対し、アカネは谷間に吹き抜ける息にこそばゆさを覚えているのか、甘い吐息を出しながら体をくねらせていた。
「んっ……」
「ひゃん♡」
そして、耐え切れなくなったバニラがとうとう舌を出し、アカネの柔肌を舐り始める。
流石にこれにはアカネも我慢しきれず、甲高い嬌声を上げてしまった。
だが、だからといってバニラが止まることはない。
「アカネさんの……しょっぱくて……甘くて……美味しいです……」
「んっ♡ そか……なら……ええんや♡」
谷間から始まり、鎖骨、首筋、そして直接胸へと戻る軌道を描いて、文字通りアカネの味を余すところなく堪能するバニラ。
時には、その柔らかい肉の感触をもっと味わいたいと強く吸い付き、結果としてアカネに数日は消えないであろうキスマークも刻み付ける。
『明日どないすんねん……♡』と愚痴を吐くアカネだが、心底嫌がっている様子はなく、バニラから与えられる静かな刺激に顔を蕩けさせていた。
「はぁ……あぁん♡♡」
とうとうバニラはたわわに実った果実の先端にたどり着く。
これまで比較的緩やかだった刺激が、硬く尖った先端にたどり着くや否や、アカネの息遣いも途端に荒くなる。
「ええで……気ィ済むまで吸って♡♡」
まるで赤ん坊のように一心不乱に胸を吸うバニラに、アカネは自分で股座を弄りつつ、上と下の両方から押し寄せる快感を享受していた―――が、
「!」
人の気配。
数人分の足音が近づいて来る。
気が付いたアカネは息を殺すも、胸を吸うことに集中しているバニラはその限りではなく、引き続き彼女に鋭い快楽を与え続ける。
「っ~~~♡」
声を殺すアカネ。
気付かれれば、男子トイレで未成年の少年と淫らな行為を行う女として、ジムリーダーの権利をはく奪され、無論ラジオの仕事からも下ろされ、真面に町に出歩くこともできなくなるだろう。
そうなれば、無駄に育った体を売ることで生計を立てていくような人生を歩んでいくかもしれない。
想像するだけで―――興奮する。
「っ♡ っっ♡ っ、っ、っ~~~♡」
『なんか個室うるさくない?』
『ふんばってんじゃないの?』
『そっか、はははっ!』
―――ガリッ。
「っっっっっ♡♡♡」
なんとか耐え忍んでいたアカネであったが、ビンビンに勃っていた乳首を噛まれ、目を白黒させ、脚をガクガクと震えさせて絶頂に達した。あまつさえ衣服越しに潮を吹いた為、下半身に穿いていたジャージもパンツも濡れてしまい、床のタイルには小さな水たまりが張ってしまう。
幸い用を足した男達は気付かず去っていったものの、ジャージもパンツもびしょ濡れだ。到底着て帰ることはできないだろう。
「っ……はぁ♡ はぁ♡ ……やってくれたな♡ これやとノーパンで帰るハメになるやん♡」
汗とモーモーミルクのみならず、アカネが潮を吹いたことで一層濃厚な香りが充満してきた個室。
バニラにむしゃぶりつかれた胸は真っ赤に染まり、ポケスロンで掻いたものとは違う汗に濡れていた。
「もう……我慢できへん!」
「わっ!?」
散々胸を弄られたアカネは、暴発寸前の逸物を封じ込めていたズボンを引き摺り下して対面する。
汗と小便、そして先走り汁が混ざった据えた臭いが鼻を刺す。
「はぁ……♡ これや、これ♡ そんじゃ、いただくで♡」
「ぁあ!」
何をするかと思えば、アカネはその豊満な胸で逸物を挟み込み、激しく上下に動かし始めた。カンナの時と同じ行為。しかし、今回違ったのはアカネが胸で扱きつつ、逸物を口でしゃぶり始めたことだろうか。
「あっ、アカネさん……それ、不味いです……!」
「んんん~~~♡」
バニラの弱弱しい抵抗をものともせず、口淫と共にパイズリを並行するアカネ。
汗ばんで程よく滑る胸での締め付けと、一切の手加減のない吸引と舌での刺激は、瞬く間にバニラを天にも昇る気分にさせ、
「っ、ああああああああ!!!」
「んぶぅっ!? んっ、んん♡♡」
アカネの口へ容赦なく解き放たれる精液。
喉の奥を打ち付ける激しい吐精に、アカネは一瞬咳き込みそうになるものの、寧ろ尿道に残るものも残さないと言わんばかりに一層激しく胸で扱きつつ、ゴキュゴキュと喉を鳴らして口の中に溜まった白濁液を飲み干す。
「んっ……げぷっ♡ はぁ……中々濃厚なモーモーミルクやったで♡♡」
「モ、モーモーミルクじゃありませんから……」
「はぁ……こういうのはノリでええねん」
不満げにツッコむアカネが精液臭い口を閉じ、徐に便器に手をついて、お尻を突き出す体勢をとる。
すでにズボンもパンツも下ろされており、あるのは潮臭いアカネの秘所だけ。
物欲しそうに開いたり閉じたりを繰り返す穴を前に、バニラは既に彼女の体液で潤された筈の喉をゴクリと鳴らした。
お互い既に準備万端。
「ほーら♡ もっとうちにいっぱいミルク注いでくれてええんやで♡」
「っ……アカネさん!」
「あぁ♡ キタキタキタキタ♡♡ やっぱこれや♡♡ ごっついちんぽぶっ刺されんのサイコーやわぁ♡♡♡」
最早人気を気にせず、ただただ互いの欲望を満たすことに必死になる二人。
個室の中、絶えず肉を打ち付け合う音とアカネの喘ぎ声が響きわたる。既に様々なものが混ざった臭いは嗅げたものではない。しかし、快楽に酔っている彼等にとっては、その混沌とした淫臭でさえ、互いの性的興奮を高めるエッセンスになるのだ。
「アカネさん! アカネさん!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛♡♡♡ うちのおっぱい掴んでもミルクは出えへんてぇ♡♡♡」
激しいピストン運動の中、アカネの腰を抱きしめるような体勢を取っていたバニラの手が、徐に彼女の前後に揺れていた胸を掴んだ。
指の間から肉がはみ出る程に強く握られ声を上げるアカネであるが、その痛みでさえ、今の彼女にとっては快楽足り得る。股間から断続的に吹かれている潮が何よりの証拠だ。
そして二人はラストスパートに入る。
バニラの打ち付けが一層苛烈なものとなり、アカネに至っては女のものとは思えない獣のような声を上げ、口からは腹の減ったケンタロスのようにとめどない涎を垂らしていた。
そして、
「っ、ああああああ!!!」
「んあああああああああああああ♡♡♡♡♡」
バニラの絶頂と共に膣内へ流し込まれる精液の熱により、アカネもまた絶頂を迎え、豪快な潮を吹いた。
最早彼等の居る個室は阿鼻叫喚に等しい光景だ。
だが、淫蕩に溺れる彼等にとっては些細なこと。
「はぁ……あ゛ぁ……こ、こないうちン中に
その時はその時でまた楽しめるだろうと楽観的に考えるアカネは、『もう一回しようや♡』とバニラを誘い、延長戦に入るのだった。