※この作品はR-18です。

臓硯憑依もの   作:ぴんころ

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第十五話

 アサシンによって気絶させられたイリヤスフィールの魂を移し替える作業は終了した。

 自分の時、アイリスフィールの時、とすでに二回実行した作業ではあったので難易度が高くともそこまで苦労するようなものではなかった。

 しばらくの間は聖杯戦争について考える必要はない。ランサーとバーサーカーが脱落したことで残る間桐以外の勢力はアーチャーのみ。ライダーに関しては桜の心臓に植え付けた蟲を爆発させて殺せばどうとでもなることを考えれば、それこそアーチャーを倒してしまえばそれで終了なのだ。

 そして遠坂凛は今現在残りのサーヴァントの状況を知らない。バーサーカーとアサシンが倒れたことは知ることができたとしても、それ以上を知ることは不可能。

 

「ねえ、あなた」

 

「どうした、アイリ?」

 

 イリヤスフィールの魂を人形に移し替えたところでアイリから声をかけられる。

 

「イリヤには気持ちいいことだけ教えてあげて欲しいの」

 

「何……?」

 

「私の時みたいに、蟲に犯されるんじゃなくて、あなたの手で快楽だけあげて欲しい」

 

「別に、それぐらいならいいさ」

 

 イリヤスフィールを含めてアインツベルンの女を手に入れることは最初から確定していた。アイリスフィールの時には『第五次聖杯戦争の用意をしなければならない』という前提があったために蟲の苗床にする必要性に駆られていたが、今はそんなことは別に残っていない。

 彼女が俺のものになるのであればそれで問題はないのだ。

 

 

◆

 

 

 部屋に入れば、緩やかに胸元を上下させている裸のイリヤスフィールの姿が。

 今は魂の移し替えをしたばかりで、深い眠りについているのだろう。俺やアイリスフィールの時もそうだった。

 そんな彼女が眠っているこの部屋は俺の部屋であり、近くの棚にある霊薬の数々の中から一つだけ取り出す。これはキャスターが作ったものであり、簡単に言えば媚薬。後ついでに惚れ薬。使う予定だったのは俺が作った方の媚薬だったのだが、アイリスフィールから頼まれた以上は少しでも気持ちよくなれるようにしてやったほうがいいだろう。別に大したものではなく、魔術の一種である『支配』で恋愛感情を強制的に呼び起こしてしまうだけのものなのだが、シンプルながらも俺自身の血液……束縛や吸収に対して強い適性を持つ俺の血も加わっているので彼女の気持ちを俺に対する恋愛で束縛してしまうことができる。

 少女の体を抱き起こして、口を指で開かせて液体を飲ませる。喉がこくりこくりと動いてその液体を飲み込んでいる様が目撃できたところで、イリヤスフィールは身じろぎとともに目を覚ます。

 

「っ!? あなた、一体何を……っ!」

 

 すぐに口を離したがもうすでに遅い。かなりの量……それも原液で摂取してしまったために、イリヤスフィールの真白の肌は朱が差している。息は荒々しく変わり、身悶えしながらベッドにその体を擦り付けている。足は内股で、ガクガクと震えている彼女は、誰がどう見ても発情していると言わざるを得ない状態だった。

 

「何よ、これ……っ!」

 

 そんなことを言っているイリヤスフィールのことを後ろから抱きかかえるようにして股の間に座らせる。

 そうして彼女の股の間、秘部にまで触れればすでに湿っていて、この媚薬の影響が多大なものなのだということを教えてくれる。こちらを振り返る彼女の瞳は熱に浮かれたような、憎らしい相手を見るような、恋い焦がれた相手を見るような、それらすべてが入り混じった色をしている。

 惚れ薬としての一点はまだ改良の余地があるのか、と冷静に考える思考とは別に、秘部に対しての愛撫は止まることはなく。さらには空いた手は彼女の慎ましやかな胸をいじり始め、この部屋にはイリヤスフィールの喘ぎ声と水音だけが響いている。

 

「んんっ!」

 

 こちらを向いたイリヤスフィールの瞳が快楽に濡れ始めたのを確認して少女の唇を奪う。抵抗はなく、むしろ彼女の口内に侵入した舌を彼女の方から絡ませにくる。その最中何度か限界に達したのか彼女は体を跳ねさせ、絶頂を迎えたことを全身で表現するのだが、そんなことは俺からすれば関係はない。むしろ準備が整っていくだけのことなので続行する。

 

 そうして數十分、一息ついた頃には彼女はこれ以上なく情欲をそそる姿になっていた。

 

 アインツベルン城で出会った当初のアインツベルンのマスターとしての姿はもう存在しない。その表情は快楽にとろけきっており、嫌悪も快楽に塗りつぶされて、結果として彼女の中に残っているのは薬の効果で強制的に貼り付けられた思慕の情と、快楽を懇願する浅ましい雌としての姿のみ。アインツベルンの……聖女と呼ばれたユスティーツァの同型機、それを堕としたという事実に対して感じる征服欲、支配欲、それもこれが最後かと思うと寂しく感じる部分がないわけではないが、今は彼女の体が俺の情欲を受け入れても壊れないほどにほぐれたという事実だけが重要で。

 

「はぁ……はぁ……」

 

 妖精のような少女が快楽に溺れている姿を見たことで、どうしようもないほどにいきり立った逸物をズボンの中から取り出す。

 そしてイリヤスフィールと向かい合うような体勢になってから、彼女の足を広げさせ邪魔にならないようにさせてから愛液で濡れた秘所に一気に逸物を突き入れた。




今回はここまでー。シーン解放は次回……
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