アイリスフィールとイリヤスフィールの会話が終わり、イリヤスフィールに俺のことを受け入れさせようとする言葉を彼女が受け入れ、アイリスフィールに体を預けて眠りについた直後、近くで隠れていた俺は姿を再度見せて、眠るイリヤスフィールに近づく。
「これで、もう問題ないんだよな?」
「ええ。きっとこの子もあなたから受ける快楽を受け入れてくれるわ。……受け入れてくれないなら、その時はその時。もう、そのこと以外考えられないくらいに犯してあげればいいだけよ」
「それもそうだ」
アイリスフィールがイリヤスフィールを反転させてこちらを向かせる。今度は彼女が足を広げさせて俺に対して彼女の秘部を丸見えにする。犯す準備が整えられたところで、未だにコプコプと愛液を溢す女性器にギンギンに勃起した逸物を押し当て、強引にねじ込んだ。
「ーーーっ!!」
たったそれだけで、眠っていた彼女は強制的に叩き起こされる。
快楽による絶頂で強制的に起こされた彼女は、背後に自分の母親がいることもわからないまま、こちらにすがりついてくるようにして体を預けてくる。アイリスフィールの言葉で俺に全部預けてもいいんだと思ってしまったために、もう彼女がためらう理由はない。こちらに抱きついてくる彼女を押さえつけて、一突きごとに絶頂を迎えてしまうイリヤスフィールの肉体の中に、一切の躊躇も容赦もなくこちらが気持ちよくなるためだけの抽送を続ける。
狭く短い膣を強引に一番奥まで、それこそ子宮口をこじ開けるほどに乱暴に行われる抽送にもはや幾度絶頂を迎えているのかわからないイリヤスフィールを、俺専用の性玩具として扱う。
「うぅ、あぁぁ……っ!」
「ああ、そうだ……っ!」
彼女の腹が膨らむほどに精液を中に出して、彼女を快楽の坩堝の中に誘いながら、一つの思いつきを実行しようと考えた。植えつけられた恋心に従ってこちらに甘える少女の全てが、俺の子供を欲しいとねだっている。逸物で子宮を圧迫するように押し付けながらその最奥に射精して、気絶したイリヤスフィールの中から逸物を引き抜いた。
「あはっ」
目覚めた直後、愛しいと感じるあの人から頼みをされた。私に、蟲の母体となって欲しいという頼みごと。普通なら断るのが当然なのだろうが、好いた人のためになれるのならば受けるに決まっている。間髪入れずに了承した時の気持ちとしてはそんなもの。
今私の中でタネを植え付けようとしている蟲は、彼の使い魔として一時的に魂を移したこともある蟲らしい。彼の肉体を形作っていた蟲、というだけで今の私の体は疼いてしまうのだからどうしようもないのだろう。
しかもこれがお母様の孕んだ蟲らしく、比べるような発言までされてしまえば、彼への愛で満たされている私の思考がお母様よりも優秀な苗床になろうとするのは止められない。
一体何度産んだのだろうか。多分、両手両足の指の数では数え切れない数だと思う。そんな折に私のところにあの人がやってきて私のことを抱き上げる。たったそれだけで私の心臓はひどく高鳴って、彼の言葉を聞き逃さないようにしようとする。
「そろそろお前にも母親と一緒に苗床になってもらおうかな」
そんな言葉だけでポーッとする私の思考。どんどん彼への恋愛感情が強くなっているような気すらする。今だって、本来ならお母様にそんなことをさせていることに対して怒らないといけないはずなのに、お母様に会わせてもらえるという部分が強調されて彼への恋が強くなっていく。
「父親違いの兄弟の子供を産んで、今度はその子供にお前の母親を孕ませてもらう」
「はあい」
そんな言葉にすら甘ったるい声を返して、彼の手で別の部屋に連れて行かれる。
その部屋にいたお母様は私が連れてこられたことに対して驚いたような様子だったが、私が今幸せなのだということをわかってくれたからかすぐに頬を緩めておいでおいでと手を振る。お母様とまた話ができるなんて幸せすぎて涙が出てきそう。
「もう、イリヤまでここにきちゃったの?」
ぎゅっと抱きしめられただけで恥ずかしいことに声を上げてしまって。お母様は気にしていないけれど私は顔を赤くしてしまう。それでも頷けば、お母様は何かを言おうとして、けれどそれを言葉にするよりも先に秘部からムカデのような蟲が這い出てきて、それが体を全て脱出させるよりも先に今度は私の秘部に入り込んでくる。
「んっ……!」
「お姉ちゃんのことを気持ちよくして上げたいなんていい弟ね……んっ!」
その言葉から、このムカデもお母様が産んだ蟲なのだとわかる。今の私たちはムカデによって秘部が繋がれている間抜けな格好なのだろうけど、この子を通してお母様の鼓動も伝わってくる現状が、そしてそれが私の幸せだけではなく愛しいあの人の力になることがとても嬉しい。
お母様の産んだ子供……私からすれば弟にあたる蟲が今度は私を孕ませて、その間に今度はお母様が私の産んだ子供……お母様からすれば孫にあたる蟲がお母様を孕ませる。たまに私の産んだ蟲がそのまま私の中に戻ってきたり、お母様の産んだ蟲がお母様のお尻に入ろうとしていたり、子供を産む部屋以外も蟲たちは好んだりしているけれど、それでもあの人のための子供を産むことができているのが幸せだ。
「今度はどんな子かなぁ……」
私の産んだ子供がお母様を孕ませて生まれた、私からすれば弟であって孫にもあたる蟲。それがまた私のことを孕ませて、ともう解くことすら不可能なほどに絡まった家系図。それがさらに新しく絡まって、私のお腹が孕んだことを示すように膨らんでいる。
「イリヤも、聖杯戦争が終わったらあそこの子たちみたいに普通の人間も孕めるわ」
ワクワクしている私に、お母様は兄弟姉妹で互いのことを犯している私の弟妹たちを見せてくれる。そんな未来を夢見て、彼の子供を産めるなんてとても幸せだろうな、と思いながら私の意識は疲労によって安寧の中に落ちていくのだった。
ふぅ……ちょっと変則的だとは思うが母子丼の完成だ……長かった……書いたよ……切嗣……(天井に向けて拳を突き上げる)