Quatro XX ~スパイ未満のオレの胃はもう限界かもしれない~ 作:滑落車博士
アンジェさんとプリンセスを動かすの難しいですね…。
「―――シャーロット様。今、何と…?」
舞踏会の喧騒が、レスターの耳には聞こえなくなる。
頭上で輝くシャンデリアの煌々とした明かりも、人々の囁き声も、全てが遠く感じられた。
口の中が乾く。心臓が早鐘のように打つ。思考だけが冴えていき、目の前のただ一人しか見えなくなる。
「もう一度だけ言うわ、クロフォード卿。……黙って見ていて頂戴」
その声色は、優しい口調にも関わらず、どこか冷たく響いた。
流れる金糸の如き長髪、誰もが目を奪われる白皙の微笑み。ただ、
「ただ、この場で黙っていれば。何も言わずにいれば。それで良いの」
眩暈がした。
許されるならば、この場で叫んでしまいたかった。
しかし、それはできないのだ。何よりも、己の主からの命令である故に。
「―――はっ。それが、主命であれば、仰せのままに」
レスター・リンジー=クロフォードは、それ以上何も言わず、沈黙のみを答えとした。
ーーーーーーーーーー
クイーンズ・メイフェア校に、転校生がやってきた。
アンジェ・ル・カレと名乗る少女は、インコグニア出身でありながら抜群の成績を修め、晴れてこの学校に特待生としての入学を認められた―――というのが、共和国スパイであるアンジェの
「それで、プリンセスの周囲で気を付けるのは、まず衛兵。次に、ベアトリス」
アンジェは、指を折って障害を数え上げていく。
ドロシーと共にメイフェア校に潜入した彼女は、『チェンジリング作戦』と呼称される秘密作戦の要員である。否、チェンジリング作戦の核心そのもの、と言って過言ではない。
王国の継承権第四位の王女と、共和国のスパイを
その『入れ替わり』という密命を帯びるのが、アンジェという少女である。
「プリンセスの傍にいる衛兵は
ドロシーは、横で思考するアンジェに補足をする。先に潜入していたドロシーの方が、校内の事情については詳しい。この場面だけを切り取れば、転入生に学校のことを教えてやっている先輩学生…に見えなくもない。衛兵の配置、プリンセスが茶会を開く庭園とその時刻。衛兵の編成と交代の頻度、警護が手薄になるタイミング、そういった情報を伝えていく。
「・・・校内でいきなり接触するのは、厳しいわね」
「ああ。衛兵がべったり張り付いていない時は、あのベアトリスって子がぴったりと側に控えてる。両方が離れて、周囲にも誰も居ないなんて時間は…登校から下校まで、ほぼ皆無だ」
王国とて無能ではない。王女の警備は、昼も夜も隙というものが無い。
・・・その割には学園全体の警備体制は若干ザルなのだが。共和国のスパイが複数名入り込んでいる現状を見るに、あえて弱い部分を晒しているようにさえ思える。
「隙を見せて、共和国の強硬派が『暴走』するのを誘っている―――のかしら」
プリンセスは、王女とはいえ王位継承権は第四位だ。
仮に暗殺されたとしても―――王家の屋台骨が揺らぐわけではない。むしろ、卑怯卑劣な手段を採った共和国を糾弾し、王国民に結束と打倒を呼びかけ、愛らしく優しかったプリンセスの無念を晴らせ、ヤツらに復讐をせよ―――と、盛んに
その点で、プリンセスの周囲に最低限の衛兵しか配置されいない状況は、そのものが悪辣な罠とも言えた。
「王女と接触するなら、学校外ね。校内で『荒事』をすれば感づかれる」
「同意だよ…。全く、少し前まではもっと警備もザルだったんだが、最近は校内の警備も厳しくなってきた」
うんざりとした表情で、ドロシーが首肯する。
タイミングを考えると、どこかでチェンジリング作戦が漏れてるのでは?と疑いたくなるくらいに的確に警戒の輪が広げられている。
「―――っと、来たぞ。アレがクロフォード卿だ」
ドロシーが呟く。視線の先には、女学生と歩きながら談笑している青年の姿がある。
女学生に囲まれて少し困ったように微笑む姿は、教壇や図書館で見せる姿と変わらない。ややもすれば、無邪気さにも似た表情で、生徒の言葉に笑ったり困ったり、ちょっと怒って見せたりしている。遠目に眺める限りは、育ちの良さが滲み出る好青年という印象しか与えない、そんな男だ。
「レスター・リンジー=クロフォード伯爵。王宮内に出入りしている伯爵で、この学校の教師であり図書館の主でもある。・・・正直、コイツは読めない。状況証拠から言えば『黒』 だけど尻尾の一つも出しゃしない。裏でノルマンディー公とも繋がってる…と思うんだが…」
ドロシーの言葉は、歯切れが悪い。
ドロシーはレスターをスパイではないかと疑っている…が、充分な証拠がない。コントロールもドロシーに情報を与えていない。コントロールはレスターが二重スパイであることを承知しているが、必要な要員以外にはその情報は伏せている。レスターについての正確な
「ーーー教師としては優秀、生徒からも好かれてる…が、アイツが来てから学内の警備体制が厳重になった」
げんなりとした声で呟くドロシーの心配は実のところ杞憂なのだが、現場では全てが『灰色』である。要警戒対象に分類される以上、この時点でのドロシーの警戒は正しい判断であった。
「あの年で、伯爵家の当主?」
「ああ…。先代はロンドン革命の時に殺されてる。両親とも王宮付きだったとかで、最後まで国王陛下を守ろうとしてた…ってさ。その親の忠勤が認められて、あの年で若い貴族の中では出世頭になってる」
「・・・そう」
アンジェは、感情の無い声で呟いた。
クロフォード伯爵夫人は王室子息の教育係、伯爵も文官として国王の側仕えをしていた筈だ。ロンドン革命のあの日も、二人とも王宮内にいたのだろう。そして、革命を叫び雪崩れ込む人々に殺されたのだろう。―――それは、アンジェにとって予想のできることだった。
「現時点では不確定要素の塊。チェンジリング作戦を進めるなら、こいつについては裏をとらなくちゃならないな…
―――って、おい!」
突然、アンジェは立ち上がると、一人で歩き始めてしまった。
その先には、並木道を歩くクロフォードと生徒の姿がある。
「なら、確認すればいい。それだけよ」
「確認するって…ああ、もう!」
アンジェは言葉少なに言い捨てると、そのまま歩いて行ってしまった。『
まったくあいつは…! と内心でボヤきつつ、ドロシーもその後を追うのだった。
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その日は、日差しが眩しかった。
「じゃーねー、せんせー! また明日ーっ!」
「うん、また明日」
軽い雑談をしていた女生徒と、並木道の途中で別れた。
レスターは図書館へ、女生徒は寮へと向かっていく。
メイフェア校は上流階級の子女が多いとはいっても、全ての子がお淑やかで大人しい気質という訳ではない。当然だが、元気いっぱいの子もいれば、友達とお喋りして笑い合うのが好きな子もいる。今しがた別れた子はまさにそういったタイプの子だった。帰り道で少し一緒に歩いていただけなのに、くるくると回って見せたり、鈴のように笑って表情をコロコロと変えたり、快活な娘だった。
お嬢様と呼ぶには少々お転婆めいているが、裏表の無い明るさというのは話していても気持ちの良いものだ。―――裏の世界に関わるようになって、そう強く思う。
―――あの子もひょっとしたらスパイじゃないか…などと益体のない思考が脳裏をよぎってしまう。そんな物騒な思考をしてしまう臆病な自分を自嘲して、顔には出さずに歩く。
日差しにあてられたか、若い学生と話して疲れたか。妙に頭がぼんやりとしていた。
「っ…。ーーーあ、あのっ!」
後ろから、急に大声で呼び止められた。
レスターは、何の気なしに振り返ってーーー。
眩暈がした。
「あのっ・・・あ、アンジェですっ!」
並木道を追いかけてきたと思しき少女は、開口一番に名乗った。
眼鏡の奥の瞳は澄んだ青色で、綺麗な色をしている。
「ーーーーキミは」
一瞬、眩暈がしたような気がした。
日差しの所為ではない。なにか強烈な
今まで出会ったことのない人間だというのに、無意識のどこかが活発に警鐘を鳴らしている。恐ろしく大切な情報が目に入っている筈なのに、それが何を意味しているのかが理解らない違和感。
同時に、記憶に深く刻まれた情報が混濁していく
背丈、顔の輪郭、瞳の色。既に情報は出揃っていて常日頃からそれが『誰か』を判別しているのに、その『答え』を見失う。完全に同じモノを認識していたはずなのに、目の前にいる人物の名前を呼ぼうとして混乱する。
レスターは、自分自身に混乱していた。
…自分は、目の前の少女を何と呼ぼうとしたのだろう?
アンジェ、と。聞き覚えのある名前を名乗ったというのに。
「―――。―――もしかして、キミが転校生かな?」
無理矢理に継いだ言葉は、そんな問いとなった。
学内では見たことがない顔だ。登下校時に生徒を一通り観察してきたが、その中に少女が存在していた記憶がない。もし少女が存在していたのなら、レスターもこれほどまでに強烈な違和を感じていないだろう。
……たしか、職員会議で話が出ていたな。インコグニアから成績優秀な生徒が転校してくる、と。頭の中の冷静な部分が、半ば無意識に推論を導き出す。
「はいっ。昨日、転校してきて、今日が初登校でしたっ」
アンジェと名乗った少女のはにかんだ笑顔は可愛らしく、表情は純朴そのもの。
「レスター。レスター・リンジー=クロフォードだ。
……一応、『校内の相談窓口』なんて呼ばれているよ」
「知ってます! クラスメイトが、『困ったら相談に行くといい』って言ってました!」
明るい声だ。都会人が聞けば「可愛い子ぶってる」と思ってしまうような、邪気の無い声色。
田舎と都会の違いを感じさせるように、どこか初対面だというのに距離感の近い話し方。
そんな近しい話し方をする人間を知らないのに、未知の既視感で思考がざわめいていく。
「
「はい…。まだ先生の授業は受けてなかったです。修辞学と外国語の授業は時間割に入ってたと思うんですけど」
話しながら、図書館への道を連れ立って歩く。
メイフェア校の図書館は立派だが、学生寮とは校舎を挟んで反対側の敷地にある。先程まで同道していた女生徒のように、並木道の途中までは学生と同じ道を歩くのだが、寮に帰る生徒とは途中で道が分かれるのだ。ゆえに、放課後は学生寮までの道は帰路につく生徒で賑やかになるが、反面、図書館までの小道は人もまばらで静かなものだ。
「図書館に用事かい? それとも、何か相談でも?」
「両方…でしょうか。あたし、まだ校内のこととかわかってなくて…」
些細な会話で間を継ぎながら、図書館の前まで歩いていく。
…レスターの脳内は、平静を装うだけで精一杯だった。
ありえない予感。あってはならない現実。
けれど、それが唯一解であるのなら…どれほど心の中で願っていた答えだろう。同時に、そんな事実は絶対に認められない、あってはならない妄想だと反論する己もいる。
(確認を、しなくては…)
恐ろしい難題だ。自分が二重スパイであることがバレたら死ぬ―――
敬愛する姫の生死に直結する予感、自分の過失によって主君に累が及ぶ、という恐怖だ。
レスター・リンジー=クロフォードは自分自身の命を理想に
だが、今、レスターの横を歩いている少女―――アンジェの正体が、レスターの『妄想』と寸分違わず一致してしまったら…。少なからず、プリンセスに影響が出る。
この少女と、プリンセスと、どちらもが無事の未来は、レスターには見えなかった。
「―――見えてきたね。あの建物が、学校の図書館だ…立派な物だろう? ロンドン革命でも火に焼かれなかったから、古い蔵書も無事に守られた。王国で最も古い図書館の一つだよ」
「わぁ…っ!」
『学校の図書館』という名前よりも重厚な建物が、木々の間から見えてくる。
三百年の歴史と数万を超える蔵書。五様式の塔に翼廊までを備えた豪奢な建物は、あのロンドン革命の災禍からも所蔵品を守り抜いた。多くの書物が焼かれ、芸術品や歴史的な文物が失われた時代にあって、この建物は傷一つつくことなく変わらぬ姿を保っていた。
「キミは―――どんな本を読むのかな」
レスターは、恐る恐る探りを入れる。
「いや、どことなく本が好きそうな印象がしたからね。・・・最近は、ここの学生にはジョセフ・マーロウ氏の推理小説が人気でね。知っているかい? 『藍色の研究』とか…巷で人気の名探偵が活躍するシリーズで、ボクも好きなんだ。最新刊は『空き家の冒険』…という
「うーん…。読書は好きなんですけど…」
アンジェは、言葉を濁しながら苦笑する。
「・・・やっぱり、インコグニアの実家だとロンドンの流行とかにはあんまり縁が無くて…。
…面白い小説なんですか?」
「勿論。当代一だと太鼓判を押せるとも。興味があったら、借りていくといい。・・・そうだね。
レスターは、言葉を継いだ。
「キミが作品のトリックや秘密を口外するのを気にする人でなければ、どういう話なのかを説明してもいいのだけれど…。ほら、熱心な推理小説の愛好家には、作品の核心となる謎が暴かれるのを嫌うというか、秘密を秘密のままにしたい人も多いからね…。密室トリックの中身だとか、誰が真犯人だとか、事件の黒幕は誰だ、とか…」
「・・・
「―――そうだね、その通り。『まだらの帯』事件では、密室と双子のトリックが秀逸だった…。…って、ごめんね、未読者の前で種を話してはダメだよね」
レスターは苦笑して謝り、アンジェは大丈夫ですよ、と優しく微笑む。
「この間の最新刊は、久しぶりの新刊でね。…その前には、『名探偵最後の事件』があったんだけど…そこで、主役の名探偵が、なんと敵役の悪者と相打ちになって、滝壺に落ちて死んでしまっていたんだよ」
「し、死んじゃったんですか…? でも、じゃあ、続編は出せないですよね…?」
「うん。助手役の人物による過去回想という形式で、何編かの短編は出ていたのだけれど―――
新作長編は、主人公が死んでしまったから、出ていなかったんだよ」
だけど、と。
「今回の最新刊で、なんと『
死んだと思っていたのはトリックで、実は生きていて戻ってきたんだ。
「そんなことが、あったんですね…」
「うん。ボクも、名探偵の復活は嬉しかったよ―――作中では、何年もの時間が経っていたのだけれど…あれ、滝壺の事件からは何年後だったかな…」
「―――。きっと、十年ぶりじゃないですか」
「そうだったかな。いや、そうだった。十年だ。名探偵がいなくなって、寂しく思っていたボクみたいな読者は、久しぶりに生きて戻ってきた名探偵を歓迎して出迎えた訳だよ」
そんな雑談の遣り取りで、疑惑を確信へと変えていく。
レスターはギリギリの精神で図書館に辿り着くと、自らの図書司書室へアンジェを招き入れた。
「ここがボクの部屋…というか、司書室だね。
今は『相談室』なんて呼ぶ生徒もいて、時々悩みを持った子が相談に来たりしているんだ」
問われもしない事項を、口が勝手に喋りだす。
誤魔化すように、言い訳をするように。
当たり障りの無い話題で時間を稼ぐ。
図書司書室は広くない。今、この部屋にいるのは二人だけだ。
隣の小部屋には、今日はステファニーは来ていない…筈だ。
レスターは無言で小部屋に繋がる扉を開ける。閉架には誰もいない。
共和国側のスパイで此処に出入りしているのはステファニーだけだ。彼女がいなければ、おそらく共和国側のスパイには話が漏れることはない。
次、窓の外を見る。監視の有無は判らない。目視範囲では誰もいないように見える…カーテンを閉めるか、否か。
王国側のスパイは、学校内のあらゆる場所に潜んでいる。そうしたのはレスター本人だ。どこの高台から遠見で監視されているかも判らない。
・・・今日は日差しが強い。手で眩しさを堪えるようにしつつ、レスターはカーテンを閉めた。
その様子を、アンジェは戸惑うように眺めていた。
眼鏡の奥で、
「それで、相談は何かな…。この部屋の中で聞いた内容については、生徒からの相談ならボクは誰にも言わないから安心してくれ。
少なくとも、ボクはキミにどんな相談をされても、それを言い触らしたりはしない。
―――信じてくれるかな?」
「はいっ! …といっても、大した話じゃないんですけど…」
アンジェの言葉は、レスターの動きに中断させられた。
レスターが、アンジェの前で跪いていたからだ。
ーーーーーーーーーー
「ーーー転校してきて、やっぱり、困ったことも多いのかな」
目の前で、その男は喋り続けた。
跪いたままで、だ。
それは、酷く奇妙な光景だった。
左脚を前に出し、右膝を床につける。
頭を垂れて、顔を伏せる。騎士の礼だ。
田舎出身の女学生の前に、伯爵が傅いている。
逡巡は一瞬。
『インコグニア出身のアンジェ・ル・カレ』ならば、慌てふためいて動揺し、『えっ、ど、どうしたんですか!?』と叫んでしまうだろう。
…けれど。
「そう…ですね。ちょっと、アルビオン
「うん。…この学校にも色々な生徒がいるからね。門戸を広げているから、世界各地の出身の子がいるけれど…。どうしても王国民の子が多いから、少し
歪な会話だ。
まるで何もなかったかのように、男は喋る。
「ーーー最近は、少しづつ変えようとしているんだけどね。ボクが相談室を開いているのも、学食に新しくコックを雇ったのも…自慢じゃないけど、ボクがやってみたことだ」
「それは、学校のため…ですか?
それとも先生自身のため?」
「いや…。強いて言うなら、みんなのためだった。
けど、今日キミに会って思ったよ。
きっと、
どこかチグハグな会話。
一聴すると意味が通るのに、どこか噛み合っていない。
「先生は、
クラスでも、わたしを快く思わない人も多いみたいで…」
「…勿論。教師に着任したのは少し前…
「それが、本当なら…少し、
いいですか…? と、しゃがみこんで、伯爵と目を合わせる。
・・・彼は、泣いていた。
声に出さず、平静を装いながら。僅かに震えて泣いている。
「ーーー先生にしか、相談できないことがあるんです」
互いに何も伝えないまま、意図だけを渡していく。
「実は今夜、舞踏会に行かなくちゃいけないんですけど…」
ーーーーーーーーーー
・・・色々書いていて考えているんですが、プリンセス周辺の警備の薄さとか第五話の一件とかを考えていると、プリンセスがうっかり殺されたら『諸君らが愛してくれたプリンセス・シャーロットは死んだ!何故だ!』とノルマンディー公が国葬の会場で演説するんじゃないかなーみたいな妄想をします。プリンセス周辺、殺意がちょっと高すぎる。