タツマキちゃんで怪人増やそう計画! 作:アーマードエロゴリラ
最近本家の更新続いてて嬉しい。
「……まぁまぁ、良い体になったじゃないか」
怪人協会のアジトの、深い深い地の底で。
嗚咽の混じったような、少女の悲鳴が響いていた。水の跳ねる音が、この巨大な空間に響き渡っていた。
「そろそろ、か」
怪人協会の参謀――ギョロギョロは、満足そうにそう呟いた。そんな彼女の視線の先には、赤黒い肉と戯れる少女が一人。
緑の髪は、粘液に塗れて奇妙な色を映す。
触手に巻き取られた手足は虚空を掴み、その指の間まで粘液を塗りたくられている。
子どものように細身の体は、今や大量の触手に汚されており――――いや、子どものようとは、言えないかもしれない。少なくとも彼女の腹は、子どものそれではなかった。
「……かはっ……」
喉を穿つ触手から解放されて、彼女は小さな吐息を放つ。
そんな彼女の腹は、今やはち切れんばかりに膨らんでいた。柔らかな肌が引き伸ばされて、時折ぼこぼことその形を変えている。
まるで、その中で何かが蠢いているかのように、彼女の腹は脈動していた。どくん、どくんと、不気味な胎動を彼女の体に伝えていた。
触手に手足を持ち上げられ、宙に吊り下げられて。
しかしお腹の重みで、どうしても彼女の重心は腹にかかる。彼女が顔を
「うぅ……ううぅぅぅ……」
過度な凌辱の果てに、彼女はギョロギョロを見ても獣のように唸ることしか出来なかった。それを見ては、ギョロギョロはまたもや子猫のようだと思う。牙を抜かれた憐れな子猫のようだと。
「……いや、これから親猫になるのか。見た目は子どもなのになぁ、変な話だよ全く」
「うーっ……はぁ、はぁーっ……」
「けれどまぁ、安心した。無事着床して、しっかり子も育っている。もしかしたら、初潮すら迎えていないんじゃないかって、一時は心配したんだよ?」
「はうっ……う、うぁ……馬鹿に、しないで……っ!!」
「今はこの通り、立派な妊婦だ。母乳も出るようになった。
「ひっ……や、やめなさ……あっ! も、揉むなぁ……」
ギョロギョロが彼女の乳房を荒く掴むと、可愛らしい乳首の先から白い液が滲み出る。揉むというほどの大きさもない乳房だったが、タツマキが成人女性であることには変わりはない。母親としての機能は、彼女にも確かに備えられていた。
「超能力者の母乳……変な影響が出てないと良いが。まぁ、キミの血を半分受け継いだ子どもたちなんだ。大丈夫だろう」
ギョロギョロがぱっと手を放すと、今度はオロチの触手が顔を出した。まるで水かきのついた掌のようなそれが、彼女の乳房に肉迫する。中央に口の付いたそれが、彼女の乳首をしゃぶり上げた。
「あっ……」
そのまま、ぐちゅぐちゅと母乳を絞り始める。乳首を噛むように刺激され、薄い胸を荒く揉みしだかれて、少女は小さな悲鳴を上げた。
「やめっ、この……放せ、放しなさいよ……くはっ!」
懸命に逃れようとするが、その
「うっ……ふあっ! あっ、いやぁ……っ!」
それが刺激になったのか、腸をほじる触手が再び動き出す。奥へ、奥へと彼女の柔毛に絡み始めた。
同時に、秘部を埋める数本の触手もうねる。うねり、子宮口をノックした。
「だ、だめ! だめっ、そこはぁ……っ!!」
必死に身をよじり、オロチの凌辱から逃れようとするタツマキ。
けれど、相変わらず触手に絡めとられているためにそれは叶わない。叶わないはずだったが、それでも彼女は必死に抵抗した。
抵抗するも、無駄だった。
「あっ……あぁ――――っ!!」
どぴゅっと、熱い液体が噴射される。
射精ではない。されど、同じように熱い粘液が、彼女の膣を、そして子宮内を染めていく。
「良い感覚だろう? もちろんそれは精液ではないが、栄養たっぷりのまさに栄養剤だ。僅か三週間足らずでキミのお腹がここまで大きくなったのも、これのおかげさ」
「あっ……あぁ……熱い……っ」
「十ヶ月も待つなんて馬鹿馬鹿しい。成長促進剤でも打って、多く産み出してもらわないと」
ずる、と触手が抜け落ちる。同時に半透明の粘液が零れ、ぽたぽたと床を濡らした。いつしか床には染みが溢れ、それが彼女を襲った凌辱の激しさを物語っていた。
もちゅ、もちゅと彼女の母乳を吸い出す触手。
栄養剤を放ち、子宮に圧をかける触手。
肛門や喉へと入り込み、彼女を単に
三週間に渡って、オロチに屈服させられるままに凌辱されたタツマキには、もはや戦慄の二文字はない。いや、むしろ彼女は、戦慄させられる側へと堕ちていた。
「……あ……」
虚ろな目で、虚空を見つめるタツマキ。抵抗する気力もなく、されるがままに触手を秘部に呑み込まされる。
乳房からも断続的に母乳を絞られ、甘ったるい匂いが充満していた。
「超能力者故か……? 不思議な香りだ。一般人とは異なるな。それはそうと、あんまり飲み過ぎると子どもたちの分がなくなっちゃいますよ、オロチ様」
「……っはぁ……っ!」
「それにあんまり秘裂を弄ると――――」
「――――あっ……!?」
「あ、あちゃぁー……」
「あっ、えっ……何、これ……水、水が……っ……」
「……破水しちゃいますよ、って言おうとしたのに。遅かったかぁ」
精液や栄養剤とは違う、粘度の薄い透明な液体が、彼女の秘部から溢れ出す。それがこのホールに薄い雨を降らせたと思いきや――――タツマキが、恐ろしいまでの悲鳴を上げた。
「あっ、あっあっ……あああぁぁ!! 痛いぃぃっ、お、おなっ、お腹が……っっ!!」
「……ま、いいや。産んでくれるならそれに越したことはない」
「さっ、裂けちゃうううぅぅぅ……っっ!! あがぁっ、うぅぅぅ……っ!!」
「いよいよ、いよいよだ。いよいよ誕生の瞬間だ!」
タツマキの腹が、より激しく脈動した。ぼこり、ぼこりと肉が凹凸を描き出し、その度に少女は悲鳴を上げる。
膣から溢れる水も、いよいよ勢いを増した頃だった。
ずるりと、人肌色の何かが顔を出す。
「がっ……ひぎっ…………っっ!!」
か細い悲鳴は、声にならない叫びとなって。それと共に、少しずつ何かが姿を現した。
まるでミミズだ。成人男性の二の腕ほどある、巨大なミミズ。まるで人間のような皮膚で、人肌のような色をしているが――――零れ落ちたのは、太く短い、巨大なミミズだった。
「ほぉ……こんな形となって出てくるのか……これは興味深いな」
「ひっ、ひっ……あっ、やだっ、まだっ……いやっ、いやああぁぁっ!!」
「そう取り乱すな。人の子よりは細いから、産みやすいだろう? さぁ、次だ次。息を整えろ」
「ふぐっ……いや、もう、産みたくない……っ」
そうは言っても、腹の子にそれは通じない。どくんと、胎内が再び跳ねる。
それと同時に、先程産まれ出たミミズは、タツマキの体に巻き付いた。巻き付いて、その張った腹へと登り出る。
「ひっ……何、これ……」
「これとは酷い親だな。キミの子だよ。今し方キミが産んだんだ」
「……嘘、こんなの嘘よ……っ、こんな化け物を、私が……っ」
「嘘なものか。その証拠に、これを見ろ」
ギョロギョロが、何かを掬い上げる。
ミミズと繋がった、一本の細い管。
少女の秘部から伸びる、赤黒い色をした細い管。
「へその緒だ。キミとこの子を繋ぐ、親子の証だ」
「……うっ、ううぅ……っ」
「親子の感動の瞬間……と言いたいところだが、キミの腹にはまだまだいる。さぁ、続きを産んで」
「いや……もう嫌ぁっ!! ――――はぐぁっ!!」
どちゅっと音を立て、次の子どもが顔を出した。
そこからはもう、堰が切れたかのようだった。次々と、中にいた子どもが溢れ出す。巨大な触手の化け物が少女の小さな花びらから産まれ出る姿は、それはそれは圧巻だったと、ギョロギョロはその光景を目に刻むのだった。
「――――はぁ、はぁ……はぁーっ、はぁーっ……」
「ご苦労だったな。無事、出産完了だよ」
数十分間の奮闘の果てに、ついに全ての子が産まれ出た。
そのどれもが、人間のような肌をした巨大なミミズ。その全てが一本の管で自分と繋がっていることに、戦慄のタツマキは――いや、タツマキは戦慄した。
キーッ、キーッと耳障りな声を上げる赤子たち。それらは我先と母の体を這って、母乳を啜り始める。計六匹のそれが奪い合うように、母の乳首をしゃぶり合っていた。
その光景を、タツマキは呆然と眺めていた。仰向けの体勢で宙吊りにされて、そのまま赤子にされるがままに乳を啜られ、ただ死んだように虚空を見つめている。指先すら、動かす気力がないようだ。
「いやはや、へその緒が伸縮自在なようだ。そのせいか、複雑に絡み合っていたな。産むのに苦労しただろう。オロチ様の特性が、まさかそんなところにまで出てくるとはな」
「…………」
「だがまぁ、無事産めたのだから問題ない。それよりどうだ。キミも超能力者だから、感じるだろう? この子どもたちから迸る、強大な力な波動を……!」
「…………」
「これは素晴らしい。言うなれば、エスパーと怪人細胞の融合体だ。両者の良さを併せ持った、まさにハイブリッドだ」
「…………」
「これだよタツマキ! 私はこういうものを求めていたんだ。怪人細胞ではどうしても個体依存になってしまうから、優秀な個体は必然的に少なくなる。それも、一人の人間につき一体の怪人だ。すこぶる効率が悪い」
「……けふっ……」
「だがこれならどうだ。今君は、六匹もの怪人の赤子を産み出した。これらを君が育て、私が教育すれば……ヒーロー協会も、S級ヒーローも恐れるに足らない、最も恐ろしい怪人集団が作れるだろう」
「……あ、……あ……ぅ……」
「感謝するよ、タツマキ。よく怪人細胞を拒み、母体となることを選んでくれた。この子たちは、いずれ災害レベル竜……もしくはそれ以上になれる器だ。素晴らしい……本当に素晴らしい!!」
熱がこもり、口が止まらぬギョロギョロだったが、その反面タツマキといえば何も言い返すことはない。ただ小さな呻き声を上げながら、虚空を見つめているだけだ。子どもたちにされるがままに、乳を貪られているだけだった。
そんな甘ったるい母乳の香りを振り払うように、ギョロギョロは手を振り上げた。
同時に、オロチからの触手が再び伸びる。
「…………あ……も、や……だ……っ」
迫る赤黒いそれに、少女は少しだけ、瞳に色を取り戻すけれど――――。
もはやその体は満足に動かず、また大量の赤子に乗られているだけに、触手から逃げることは叶わない。ただただ無抵抗に、それらの侵入を許していた。
「……あ……っ」
「さぁ、後始末だ。これを終えないと、次が始まらない」
膣へと潜り込んだ触手は、いとも簡単に子宮へと入り込む。度重なる出産で大きく開いた子宮口は、この細い触手が入るには十分な広さだった。
それらが子宮の壁をずるずるとなぞり、あるものへと触れる。赤子たちの寝床――胎盤だ。
「後産っていうのは知ってるな? さぁ、手早く済まそう」
数本の触手がそれを掴み、ずるりと引き剥がす。ぶちぶちと音を立てながら、乱雑に取り上げられる胎盤。それには魂が抜けたような少女も、叫ばずにはいられなかった。
「あっ……あっ、あっ、ああぁっ……ああああぁぁぁっっ!!」
ずるりと引き摺り下ろされるそれ。同時に、赤黒い液体も滴り落ちる。
産道を汚しながら外気に晒されたそれは、まさに肉の塊とも言える代物で――――ただ無造作に、少女の萎んだ腹の上に落とされた。白い柔肌が、どす黒い血に塗れた。
その臭いを感じたのだろうか。母乳をしゃぶり上げていた子らが、ばっと振り返った。そうして、迷わず胎盤へと被り付く。その小さな口で、自らの故郷を一心不乱に齧り始めた。
「ひっ……」
「おやおや。なかなかじゃじゃ馬だな。しかしまぁ、胎盤を栄養に変える生物は少なくない。これもまた、生存のための方法か……」
戦慄するタツマキの一方で、ギョロギョロは困ったようにそう呟く。
そう言い終える頃には、赤子らは満足そうな声を上げていた。彼女の腹の上には、肉の欠片すら残っていない。血の一滴まで、彼らは卑しい仕草で全て舐め取っていたのである。
「さて……早速だが、私はこの子たちの教育を始めよう。何、安心してくれ。教育の時間以外は君のところへ返す。親子水入らずの時間もちゃんと用意するさ」
「……あっ、ああぁぁ……」
「だから、今はこの子らの兄弟を作ることに励んでくれ」
そう言うと、ギョロギョロは赤子らを念で持ち上げた。ふわり、ふわりと一匹ずつ宙へ舞い上がる。それぞれ不思議そうに首を傾げていたが、特に母との別れを惜しむような素振りも見せなかった。
それらを引き寄せる一方で、オロチが再びそれを伸ばす。真っ赤に染まった、少女の太ももを悠に越えるサイズのそれを、ずるりと彼女の秘部へとあてがった。
「やっ、やだっ、もうやだ……っ」
「出産したばかりだからなぁ。案外、あんまり痛くないかもしれないぞ?」
「いや、いや……もう、もういやなの、痛いのはいやなの……っ」
「…………?」
そのまま立ち去ろうとしていたギョロギョロだったが、違和感を覚え足を止める。
何か様子がおかしい。
タツマキの様子が、どうも変だ。
そう思いながら、振り向いた瞬間だった。
「もう、もうやだぁぁぁ……たすっ、助けてぇ……助けてよぅ、ブラストぉ……ぅっ!!」
泣きじゃくる、タツマキ。
子どものような姿をした彼女が、正真正銘の子どものように泣きじゃくっていた。
「……ははは。何だ、それは……タツマキ……まさか、キミ……」
「痛いのっ、痛いのやだぁっ!! ブラストっ、助けてっ!! ブラストぉ――――っっ!!!!」
「はっ……ははは……ははははっっ!! なんだ、まさか、幼児退行でもしたのか!? 見た目通りに……本当に、ただのガキみたいじゃあないか!」
「怖いっ、怖いよ……怖いよぉ……っ!! もうやぁだぁ……っ!!」
泣きじゃくって、喉を鳴らして。
直後、亀頭があてがわれる秘部から、淡い色をした液体が飛び出した。鼻を突くような独特な香り――それが尿であることは、一目瞭然だった。
「過度なストレスを与え過ぎたのか、それともトラウマでも刺激したか……? 何せよ、お漏らしまでしてしまう子どもになるとは……これは私も予想外だったな」
「あ……いや、いやっ、いやぁっ、いやああぁぁっ!! お、お願いっ、お願い……っ!! もう、もうやめ……ひぎっ!!」
しかしそんな少女の叫びも、オロチにはまるで通じない。
ただ無慈悲に、再び少女を引き裂いた。その小さな秘裂を、大量の出産を終えたその裂けた股を、再び巨根で埋め尽くした。
そのまま、ひたすら触手を繰り続ける。背後から挿入するような形で、ひたすら少女を蹂躙する。
「痛いっ、痛いよぉっ……ゆるっ、もう許してっ……っっ」
「ふふふ……良いザマだ。良いザマだなっ、タツマキ!! はははは!!」
触手に絡めとられ、抵抗も許されないままに、ただ肉棒を咥え込まされる。
幼子のように泣き腫らす少女を、問答無用で犯すその光景。
エスパー姉妹と並々ならぬ因縁をもつギョロギョロにとっては、さぞや痛快な光景だったのだろう。彼女は、教育することも忘れ、笑いを抑えられないようだった。
「あっ、あんっ、ひゃあぅっ!! こっ、こんなのっ、こんなのやだよぅ……ぅっっ!!」
突き上げられる度に、少女は悲痛な声を上げる。
その度に剛直はより深く彼女の中に潜り、それが少女により痛々しい声を上げさせた。
大量の出産によって拡張された膣。
赤子らによって抉じ開けられた子宮口。
出産を終え萎んだものの、大きく押し広げられたことには変わりない子宮。
それらを前にして、オロチの一物はどうなるか。
初めこそ半分ほどしか入り切らなかったそれは、どうなるか――――。
「――――っっ!! …………あ…………え…………」
小さな悲鳴。続く、魂の抜けたような声。
タツマキの腹は、再び腫れ上がっていた。まるで再び子を宿したかのように、内側から押し上げられていた。
ただ、その形が、亀頭のような線を描いていたという注意書きが付くが。
「あっ……ああぁぁ……うそぉ……っ」
「おお、突き抜けたか。とうとう、子宮にまで挿入してしまうとは。ますます人間の交尾ではなくなったな。いや、今更か……」
「あ……あっ、あぁっ……いぐっ、ぎいいぃぃぃぃ……っ!!」
「相当痛むみたいだなぁ。……何だか、私の嗜虐心もそそられてきたよ。オロチ様、もっとやっちゃってください」
痛みに悶えるタツマキに、ギョロギョロはゾクゾクとした言いようのない感覚に襲われる。
それはオロチも同様だったのか。
彼も乗り気に、別の触手を繰り出した。
まず二本の触手が、少女の口に、そして柔らかな尻へと絡みつく。そしてそれぞれを広げるように筋を張った。
頬の内側を引っ張るように、無造作に開けられた口。
尻の肉を揺らしながら、露わにさせられる肛門。
続いて、別のものが躍り出る。少女を貫くものほどの太さではないにしても、同様に赤い悍ましい触手。それらを、オロチは
「はぐっ……ふもっ……ひぃぁんっっ……っっ!!」
「はは、ははは!! 三つの穴を同時にほじくられているぞ、タツマキ!! どうだ、気持ちいいか!?」
「っっ、っっ……!! っ!? ~~~~っっ!!」
喉の奥まで滑り落ちて、胃壁を撫でるように這い回る触手。
肛門を裂いて、腸液と自身の粘液を絡ませる触手。
凹凸を擦らせるように、少女の子宮を穿つ触手。
もはや、タツマキは声を上げることも出来なかった。抵抗も許されず、体中をオロチの思うようにされるがまま。手足を縛られ、首を絞められ、乳をしゃぶられ、へそをなぞられて。ただ死にかけの子猫のように、震えることしか出来なかった。
粘液が、唾液と絡まる。嘔吐感と共に、胃液がせり上がる。
けれどそれも、触手に塞がれているために吐き出すこともままならない。むしろ胃の中を撫でられる感覚に、少女は背筋を凍らせるのだけれど――――。
直後、それをも融かすような熱が、胃へと注がれた。
「……ぅつっ、むうぅぅぅ~~っっ!!」
熱くて、酷い臭いだった。
そのまま触手は喉から引き抜かれるが、動く度に粘着性の塊が喉を汚した。口内にまで吐き出され、形容し難い味を少女は感じていた。
苦味と塩っ気を混ぜ合わせたような、酷い味だ。痰と精液を一対一で混ぜ合わせたかのような、そんな味。
「うっ、おえぇ、おえええぇぇっっ!!」
可憐な少女らしからぬ、汚い嘔吐。喉に溜まったそれを吐き出そうと、少女は必死に舌を出す。ぼとぼとと、若干黄色に濁った半固体を吐き出して、苦しそうに息を吸った。
その時だ。少女の腸を穿っていたものが、せり上がる。せり上がって、大腸を抜けた。
「いっ……やめっ、やめてぇ……っっ!」
ぼこ、ぼこ、と。
鞠のように張ったりへこんだりを繰り返していた少女の腹に、奇妙な膨らみが生まれ始めた。まるで腸の形をなぞるように、彼女の柔肌は凹凸を描いていく。
「オロチ様……。それは流石に、私もドン引きしますよ……。まさか、そのまま腸を貫いて、口まで貫通させるおつもりですか?」
「あがっ、あっ、ひぃっ……いやぁっ!! やだぁぁぁっっ!! ブラストぉ――――っっ!!」
「……全く、一度決めたら曲げないんだから」
まるで断末魔のように、タツマキは叫ぶ。
小腸も越え、胃へと突入した触手を前に、為す術もなく叫んだ。
「ブラストっ、助けてっ、ブラっ、あっ、ひぐっっ!! ……っっっ!!」
悲鳴、続いて静寂。
信じられないものを、見るかのようだ。
自らの口から、赤黒い触手が飛び出している。肛門から入り込んだそれが、少女の体内を貫通してしまっている。
その事実にタツマキは顎を震わせるが、喉から口まで全て満たした触手を前に、歯の根を合わせることすら出来なかった。
「あがっ、ふごっ、ぐぇっっ……あぎぃぃっっ!!」
「体内を使ったピストンかぁ……趣味悪いなぁ」
口を、喉を、胃を、腸を。それら全てを使って、触手はその身を高ぶらせた。先の亀頭は、念入りにタツマキの柔らかい舌へと押し付けられる。唾液と、触手の先から染み出る汁が絡み、嫌な音が鳴り響いた。
子宮を穿つ触手も、より激しく動き出す。腸の形を描いた腹を突き破らんと、激しく少女の体を引き裂いていた。
それに、彼女は声にならない声を上げるけれど。
ギョロギョロも、流石の行為に呆れるけれど。
オロチはそれらに全く関心を払わず、ただタツマキに精をぶちまけることだけを考えた。
それだけを考え、ひたすら少女の肉を掻き回した。
「……っ!! ほがっ……!!」
「お、そろそろ来るかな?」
不意に、ぼこりと少女の腹が膨れ上がる。今まで以上に、腫れ上がる。
本命の剛直はより一層、子宮を押し広げた。
体内をほじるそれは、少しずつ膨らみを輸送させ、描かれる腸に不自然な膨らみを走らせる。
そうかと思えば、喉を穿っていた触手が引っ込んで――――。
「……っっ……!!」
ハッとタツマキは何かを察知したのか、慌てて口を閉じた。きゅっと、その可愛らしい唇を重ね合わせるのだが。
その隙間を抉じ開けるように、黄色交じりの白濁液が飛び出し始める。少女の儚い抵抗を、軽々と撥ね飛ばすように。その小さな口を無理矢理開けて、大量の粘液を溢れさせた。
「……あぎっ、がぽっっ……っっ!!」
そこからはもう、あっという間だ。
少女が大量の臭い液を吐き、そうかと思えば腹が爆発的に膨れ上がって。恐ろしい勢いで噴射される精液に、彼女の体は悲鳴を上げる。
その小さな体には、とても収まり切らないような量の射精。妊娠していた頃よりもさらに大きく、彼女の腹は張っていた。あの巨大な精子が、少女の膣内を駆け巡るように這い回っていた。
「――――いけない、つい見惚れてしまったな。この子たちの教育をしなければ」
ようやく終わった交尾に、タツマキが肩で息していた頃だった。
入り切らなかった精を溢す少女を前に、ギョロギョロはハッとやるべきことを思い出した。
宙に浮かせているミミズたちは、怪人協会の大事な戦力だ。この子たちが、ヒーロー協会を脅かす存在になる。だからこそ、早期から教育しなければならない。
そう思いながら、ギョロギョロは踵を返す。あの上下する椅子に向けて、ゆっくりと歩き出した。
「……あっ、やだ……もう、やだよっ……」
背後から響く、タツマキの声。
再びそそり立つオロチの剛直に、彼女は震える声を絞り出していた。
「しかしまぁ、まさかタツマキがあんな風になるとはなぁ。あの彼女の姿を協会の人間が見たら……フブキが見たら。どんな顔をするんだろう。ふふ、楽しみだ」
そう言って、振り返ることもせず、ギョロギョロは闇に消える。タツマキの子らを引き連れて、あの瞑想の部屋へと姿を消した。
一方の、遺されたタツマキは。
再び自らを貫こうとする触手を前に、子どものような声を上げるけれど。
ブラストを、自らをかつて救ってくれたあのヒーローの名を呼ぼうとするけれど。
『いざというときに誰かが助けてくれると思ってはいけない』
そんな言葉が、彼女の脳裏を
その言葉を贈ってくれたのは、他でもないブラストだった。
――――私は、そのいざっていう時に、負けたんだ。
改めて、自分の現状を認識して。
もうどこにも、自分には希望がないことを悟って。
そうして一人の少女は、心が折れる音を聞いたのだった。
結局ブラストって何者なんでしょうね。
趣味でヒーローしているっていうのと、あのページのコマ構成に色々伏線が詰まっているように思えるのです。
あと話変わるけどサイタマVSタツマキのところ、村田版でどうなるのか凄く楽しみなんですよね。一体いつになるか分かんないけど。
とりあえずここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
股間に来たら、是非その声を聞かせてくださいね!!お待ちしております。