※この作品はR-18です。

半人半妖の恋愛奇譚   作:紳爾零士

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毎度同じく駄文でございます。


第68話『力と闇と幻想と』

月夜見「…先ずは、どれ程自らが非力か、その身に味わさせてやる。」

 

漣「何ッ!?」

 

月夜見は、右手を霊夢たちに向け、力を解放する。すると、霊夢たちは地面にうつ伏せになるかのように倒れた。

 

霊夢「何、これ…。」

 

依姫「月夜見、様は…!!ありと、あらゆる力を、操る者…!!これは…重力、でしょうか…!!」

 

月夜見「説明御苦労。だが、その力を受けないものが二人、いるようだな。」

 

漣「…。」

 

シャド「…。」

 

能力の影響を受けないのは、咄嗟に闇波紋を展開していたシャドと能力により、能力の影響を受けない俺だけだ。

 

ルナサ「漣、さん…!!」

 

漣「…待ってろ。すぐにこいつを…!!」チャキッ

 

月夜見「倒せると良いな。」チャキッ

 

三人とも、 それぞれの刀を構え、相手を睨みつける。

 

漣「…行くぞッ!!月夜見!!」

 

シャド「幻想郷は、俺たちが守るッ!!」

 

月夜見「…堕神・天誅月夜見、参るッ!!」

 

その瞬間、俺たちは地面を蹴り、月夜見に刀で斬りかかる。だが、月夜見は自らの刀で受け流し、左手で弾幕を放つ。それを俺は炎でガードし、その炎を突っ切ってシャドが鴉で斬りかかる。だが、それも奴は刀でガードをし、次はシャドに蹴りを入れる。その蹴りはシャドの腹に命中するが、シャドは受け身を取り、また地面を蹴って走り出す。

 

月夜見「なかなか。」

 

漣「褒められようが、嬉しくない!!奇跡『転生せし鳳凰乃瞳』!!」

 

シャド「漆黒『降臨せし悪魔の皇』!!」

 

月夜見「…妖力が格段に上昇。面白い。月食『グラビティレーザー』」

 

月夜見は左手をこちらに向け、レーザー砲を放つ。そのレーザーを囲むように弾幕が飛び交い、避けづらくなっている。

 

シャド「くそッ!!漣ッ!!突っ込めねぇのか!?」

 

漣「無理だッ!!アイツの攻撃は俺以上!!攻撃が当たっちまうッ!!」

 

シャド「なら、こうするしかねぇッ!!刻印『闇波紋〜悪食』!!喰っちまえッ!!」

 

闇がレーザーを飲み込もうとする。しかし、月夜見の攻撃は俺たちの予想を超えていて、闇波紋は直ぐに半壊状態となる。

 

シャド「くそッ!!」

 

月夜見「…無駄なことを…。貴様ら、非力な人妖が寄ってかかって神に勝てるわけがない。散れ。氷川漣ッ!!」

 

漣「幻想『穿つ努力の極光』!!」

 

俺もレーザーで対抗する。左手を前にかざし、魔理沙のマスパもどきを出し、奴のレーザーと正面からぶつかり合う。レーザー越しからでも奴の攻撃の鋭さがよくわかる。左手が痺れ始め、狙いが定まり難くなる。

 

漣「まだだーッ!!諦めて…たまるかーッ!!」

 

月夜見「…諦めろ。圧倒的力の前で非力な者はただ支配されるのみ。恨むのなら、非力な自らを恨むが良い。」

 

漣「はぁぁーッ!!」

 

月夜見「…ほお。」

 

俺は全身全霊をかけて、レーザーに力を入れる。すると月夜見のレーザーを押し始め、逆転するが、月夜見は上に飛び避ける。

 

漣「はぁ…。はぁ…。」

 

月夜見「少し、ナメすぎていたか。面白いじゃないか。人妖にしてよくぞ我が攻撃を押し切った。その攻撃に敬意を表し……我が力を少し、解放しよう。」

 

漣「ーッ!?」

 

シャド「な、なんだ!?この禍々しい妖力は!?」

 

次の瞬間、月夜見の周りに謎の妖力の波が現れ、俺たちを吹き飛ばした。シャドは傷だらけになり、俺も意識は保っていたが、少しの軽傷を負った。

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

顎side

 

顎「堕神・天誅月夜見…。神の身でありながら、ここまでの邪悪な妖力を持っているとは…。」

 

華奈「何か…。何か策は無いのッ!?」

 

顎「…このままでは、月夜見の放つ妖力に耐えきれず、博麗大結界が崩壊する。そうなれば、現代に幻想郷の妖怪がなだれ込み、双方の世界に危機が訪れる。」

 

華奈「…そんな…!!」

 

顎「…だが…希望はある。」

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美鈴side

 

美鈴「はぁ…。はぁ…。」

 

走れ…走れ…!!もっと早く、もっと早く!!早く行かないと、お嬢様が!!妹様が!!…咲夜さんが…!!

 

美鈴「また…怒られちゃいますね。でも…!!」

 

それでも!!いくらナイフを刺されようが、咲夜さんが居なくなってしまう方が耐えられない!!

 

美鈴「…あそこ…ですか。」

 

月夜見「…ほう?また非力な人妖が一人、現れたか。」

 

咲夜「美、鈴?」

 

美鈴「さ、咲夜さん!!」

 

私が咲夜さんの元へ向かおうとすると、赤い着物を着た金髪の男性が目の前に現れる。

 

美鈴「…貴方は?」

 

月夜見「…弱小妖怪に名乗っても無意味だとは思うが…。我が名は堕神・天誅月夜見。月の都の長にして、最強の月神である。」

 

咲夜「ーッ!!美鈴!!逃げてッ!!」

 

美鈴「…生憎、家族を置いて逃げられるほど強くは無いのですよ。咲夜さんッ!!」

 

咲夜「美鈴…。」

 

月夜見「…下らん茶番だ。」

 

月夜見と名乗った男性は右手をこちらにかざしてくる。

 

美鈴「ぐっ!!」

 

月夜見「はっはっはっ!!見ろッ!!結局、口ではなんとでも言える!!俺の力の前では、無力だ!!はっはっはっ!!」

 

美鈴「…それが…どうしましたか…!!」

 

月夜見「何…?」

 

美鈴「こんな修行、お嬢様方と会う前にッ…!!何回も、何十回も、しました…!!自身よりも…!!重いものを…持ち…スクワットをしたこともございますッ…!!」

 

月夜見「なッ…!?」

 

漣「月夜見の…能力を食らって…!!」

 

シャド「立っている…!?」

 

フラン「すごい…!!すごいよ…!!美鈴…!!」

 

美鈴「…私を並大抵の妖怪だとは思わないでください。これでも、紅魔館では一番の年上ですよ?」

 

月夜見「…ふざけやがってーッ!!」

 

美鈴「不肖、紅美鈴!!お嬢様方のため!!参りますッ!!」




次回、月夜見対美鈴。
どちらが勝つのかッ!!
では次回。
ではでは〜!!
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