ネタの補充やら文の練習やらをしてました。
多分、ここからは見やすくなっているかと…。
漣「…ん…んん…。」
気がつくと、見知らぬ場所でベッドに横たわっていた。服も着替えていて、白い着物に着替えさせられていた。白装束…じゃねえよな?
?「あら、目が覚めたんだね。」
漣「…ぐっ…。」
?「ダメだよ!!動いたら傷に触っちゃう…。」
…あの後、どうなったのだろうか。
最大出力のレーザーを出したのは覚えている。もしかしたら、それで西行妖の時の傷が開いてしまったのかもしれない。
漣「ルナサ達は…月夜見は…どうなった…?」
?「ご…ごめん…。ボクはあの場に居なかったから…わからないわ…。」
漣「それも…そうか。」
?「…でも、久しぶりだね♪レン♪」
漣「…輝夜、お前も変わってないな。」
…何年ぶりだろうか。
俺はコイツの護衛として、月から地球に来た。なよ竹の輝夜こと蓬莱山輝夜は、月人から追われ、この永遠亭の地にやってきた。初めは生粋のお嬢様だと思っていたが、護衛をするうちにボクっ娘だったり、ガサツだったりとお嬢様…とは、思えない行動も良くしていた。まぁ、今では良い思い出だ。
漣「…汗くせえ。」
輝夜「我慢しなよ。ボクと妹紅が恥ずかしいの抑えて、着替えさせたんだからさ…。」
漣「あ?妹紅は兎も角、お前は男の体なんて何回でも見ただろ?」
輝夜「んもう!!デリカシー無いなぁ…。今も昔も、ボクの体はレンにしか許してないんだよ…?そりゃあ…君の近くにいる子達みたいに…プロポーションは良くないけど…さ。」
プクーッという擬音でも入りそうな顔をして話をしていたのに、話の後半はモジモジとし出し、話をしているのに顔を赤らめ、目を合わせようとしない輝夜。
漣「…そういえば、ルナサ達は?」
輝夜「ん?あー…。ご飯、食べてる。呼んでこよっか?」
漣「いや、良い。自分で行く。ありがとな。」
…ちっ。まだ痛むな…。
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輝夜「…いつまでそこにいるの?」
?「ばれたか。」
先程まで、漣の居た病室の窓から影が見える。その影は木の後ろからゆっくりと現れ、姿を見せる。その者は、他でもない…月夜見だった。
月夜見「久しいな。罪人。」
月夜見の目は輝夜を冷ややかに見つめていた。
輝夜「…何をしに来たの?」
月夜見「…身構える必要はない。悔しいが、ここには世話になった。目の敵がいるとはいえ、暴れるような見苦しい真似はしない。」
輝夜「じゃあ何を…。」
コツッと月夜見は床になにかを置く。よく見るとそれは真っ黒な鞘に黒い柄の刀だった。長さは紫電一閃には満たず、妖夢の持っていそうな普通の刀であった。
月夜見「これを…幻想神に渡しに来た。かつて、我が父、元月の長が腰にさしていた『宵ノ明星』と呼ばれし黒刀だ。あの男なら、この暴れ馬も使いこなすと思ってな。」
輝夜「でも、レンには紫電一閃が!!」
月夜見「あの長刀はもはや、使い物にならない。刃は砕けきり、四散。あの長さではまだ、短刀の方が使いやすい。あの刀は最早、死してなお主人の腰に刺さる亡霊だ。」
食い気味で月夜見は輝夜に答える。
輝夜「何も…仕込んでないわよね?」
月夜見「ん?…呪詛の類でも仕込んでいると?」
その瞬間、月夜見は高笑いをした。輝夜は怒っていた。何故、こいつはここまで自分を逆なでするのかと…。
月夜見「ははは…。久方ぶりに大声で笑ったな…。心配するな。そのような卑劣な真似はしたくはない。一応は、俺は月の長だぞ。やるのなら、拳を交えたいものだ。」
輝夜「…自覚、あったんだ…。ボクは、てっきり…。」
月夜見「ふんっ。次は同じ轍は踏まん。強くなったやつをその天下から叩き落としてやる。…だが、憎みはすれど奴の強さに興味が出来た。今は、生かしておいてやる。」
輝夜「…もう、邪魔はしないで…。」
二人しかいない部屋に一瞬、静寂が訪れる。消えるような輝夜の声が響くほどだ。少しだけ、二人の会話に間が生じる。先に口を開いたのは…月夜見だった。
月夜見「約束はしない。それこそ、自身を縛る鎖だ。貴様もいつまでも作り物語の中の輝夜姫ではいたくないはず。…いつまでも、月は貴様を見ているぞ…。罪人よ。」
月夜見は風のように窓から出て行った。
輝夜は思った。そう言った彼の目は少し、寂しげだったと。
てことで、月夜見編終了です。
さて、次回は、少し時間を開け、三年後の漣君達の幻想郷となっています。これからも駄文に拍車がかかるかもですが、こちらも日々精進していきますので、温かい目で見て頂ければ幸いです!!
では次回。
ではでは〜。