霊夢のイチャイチャになってれば…いいなぁ…。
霊夢「漣さーん!!迎えに来たよー!!」
玄関から霊夢の元気な声が聞こえる。玄関に出ると外にも関わらず、俺に抱きついてくる霊夢。俺は彼女に微笑みかけ、彼女の頭を優しく撫でる。すると目を細め、満足そうな声を上げる霊夢。…可愛いな。
霊夢「…誰?あの人。」
俺の後ろ側。玄関にいる神君に指を指し、小首を傾げる霊夢。勿論、こんなことで俺を離す霊夢ではない…。そんなところも愛おしいと思える…惚れた男の弱みだろうな。
漣「あぁ。永魔神君。訳あって今は一緒にいるんだ。」
霊夢「へぇ〜。よろしくね。神さん。」
俺越しにニコッと神君に微笑み返す霊夢。神君は自身のところの霊夢とは違うらしく、戸惑ってしまっている。
シャド「…準備できたなら行こうぜェ…。テメェらのそれ、見てると胸焼けしちまう…。」
げっそりとした様子のシャド、月夜見、そして和泉、朱雀、白雪の順で家の外へと出てくる。それもそうかと笑い返し、俺は霊夢と陽奈と手を繋ぎ、みんなで宴会会場である博麗神社に向かう。すると季節外れ…なのかどうかは知らないが、祭囃子の音が聞こえてきた。
シャド「おいおい!!こりゃあ、大層な騒ぎじゃねえか!!」
先程の様子とは一変。でかい声を出しながら、目をキラキラと輝かせるシャドがそこにいた。
神「確かに…。祭りみたいだ。」
レミリア(神)「まぁまぁ、いいじゃない。楽しそうよ!!」
祭囃子に笛の音、太鼓の音に屋台が沢山…。こりゃあ、本格的に祭りだな。
魔理沙「おっ。来たか。漣。」
サグメ「お兄ちゃーん!!」
魔理沙とサグメが一緒に歩いてきた。結構珍しいなと思っていたら、サグメがとんでもないスピードで俺に抱きついてきた。…頭が鳩尾に入るのを咄嗟に防いだ俺は褒められても良いと思います。
漣「おっ。ふふ。久しぶりだな。サグメ。」
サグメ「うん!!すぅ…すぅ…。この匂い…。久しぶり〜…。」
…あまり人前で匂いを嗅がないで欲しいのだが…。サグメの双乳が俺に押し付けられて、形を変えているのは…見なかったことにしよう。
神「え、え〜と?」
魔理沙「…お前、またなんかしたのか?」
戸惑っている神君を他所に魔理沙がシャドに向かって歩いていく。目は鋭く、声は低かった。
シャド「…なんもしてねぇよ。今回は無罪だ。」
魔理沙「…そうか。」
シャド「くっくっくっ。ンダァ?心配…してくれてんのか?」
魔理沙「バッ!!馬鹿言うなッ!!誰がお前なんかッ!!」
シャドはニヤニヤと笑い、魔理沙がキレながらシャドの言葉に噛みついていく…。いつもの光景だな。
神「あ、あのぅ…。」
月夜見「気にするな。いつもの光景だ。」
漣「あぁ。そんで、もうすぐ…。」
メディスン「シャードー!!」
…こっちも相変わらずだなぁ。シャドが幽香のとこで会った毒人形、メディスンが魔理沙と言い争っているシャドの胸に飛び込んでいく。
シャド「おっと!!良い子にしてたか?メディ。」
メディスン「うん。偉い?」
シャド「おう。偉い偉い。」
シャドがメディスンの頭を荒っぽく撫でる。メディスンもこれが気持ちいいのか、目を細め満足そうな声を出した。
魔理沙「おい!!そんな撫で方じゃ、メディスンの髪がボサボサになるだろうがッ!!」
シャド「ア?良いんだよ。気持ち良さそうなんだから!!」
魔理沙「ダメだッ!!女の子はもっと繊細に扱うべきだッ!!」
…喧嘩するほど仲が良いって奴だね。
漣「さぁ。宴会に参加しようか。ね?神君。」
神「お、おう…。」
まぁ、こんな感じになるだろうな。サグメが俺に抱きつき、霊夢と陽奈が俺のコートの袖を持っている…。こらこら、伸びちゃうでしょうが。
白雪「う、うぅ…。目立つの…ヤ…。」
朱雀「あはは!!良いよのう!!楽しもうぞ!!酒の席じゃ!!宴会じゃあ!!」
白雪「朱雀…。お酒強くないじゃん。」
その後のどんちゃん騒ぎと言ったらまぁ…。
魔理沙とシャドの痴話喧嘩や酔いつぶれた朱雀を膝枕で介抱する白雪。鬼との酒飲み対決に俺が勝ったり…。あの時の神君の顔ったらまぁ…。ヤバいやつを見る目で見てきたからね。ちょっと傷付いたわ。ふざけてでも言ったら、霊夢やらなんやらが修羅になるから言わないけど…。そして今は…。
雷鼓「はぁい!!みんな〜!!盛り上がってるぅー!?」
全員「イェーイ!!」
みたいな具合でプリズムリバー三姉妹with堀川雷鼓による演奏ライブだ。今日はまた…プリズムリバー三姉妹は三姉妹で俺のコートを模したような衣装になっているらしく、とても可愛らしい。雷鼓はいつもの通りだが…。
漣「うん?」
神「朱雀。」
朱雀「…この期に及んで、謝罪でもしに来よったか?」
神君が朱雀のいる境内の端の方に居る…。まぁ、声は聞こえるから良いだろう。
神「…悪かった。」
朱雀「…お前はなにも悪くない。悪かったのは俺らの方だ。逆に感謝せねばならぬな。」
神「なにを…。」
朱雀「…お主とあの吸血鬼達を見て、漣達を見て決心がついた。」
朱雀はスッと立ち上がり、レミリア(神)達と話している白雪の元へと向かった。その目はとても真っ直ぐで真剣そのものだった。
朱雀「白雪。」
白雪「…もう、大丈夫なの?」
なにも知らない白雪は優しい笑顔で小首を傾げて、朱雀に問う。
朱雀「あぁ。悪かったな。」
白雪「良いよ。日常茶飯事だし…。私が好きで…したことだから。」
朱雀「…白雪。」
白雪「なぁに?」
朱雀は白雪の手を握った。
白雪「えっ…。」
朱雀「…俺の妻に…なってくれ…ないか?」
ギュッと繋がれたその手は徐々に赤みを増していく。演奏も一時止まり、皆がその様子をマジマジと見ていた。白雪は…白雪の顔からは涙が一筋流れ…。
白雪「…はい。」
二人は熱い抱擁を交わした。周りはドッと湧き立ち、どんちゃん騒ぎはヒートアップした。俺も神君もその様子を笑顔で見ていた。神君に酒を勧めても彼は飲めないらしいので残念だが、料理は沢山あるので、彼女達とゆっくり過ごしてもらいたいと思う。来る別れの時の前に…。
皆さん、ソードシールド買いました?
僕はまだですけど…。
ドラゴンタイプ好きなんで、今回いっぱいドラゴンが出てくれて嬉しい…!!
では次回!!
ではでは〜。