コラボしてくださったドンだ〜さん、そして、読んでくださった皆様、ありがとうございます!!
コラボ編からきた皆様、是非、本編の方も見ていただけると嬉しいです!!
では、本編!!
どうぞ!!
神「…まだ飲むのかよ。」
漣「うん。アレじゃあ酔ったうちに入らないからさ。」
…鬼の末裔って酒を欠かすと弱くなっちゃうのが難点なんだよねぇ…。だから、1日少しでも飲まないと幻想神の力が弱まっちまう…。まぁ、酒樽20は飲み過ぎだと思うけど、正常な判断できてるから大丈夫だろうな。
レミリア「とはいえ、飲み過ぎだぞ。探偵。私でも加減をする。」
漣「洋酒とこれとは訳が違うからね。鬼の飲むお酒は大体日本酒だから。結構、強いよ?」
映姫「どんな理由であれ、飲み過ぎなのは確かです。少しはおやめになってはいかがですか?」
…ふむ。そこまで言われては仕方ないな。俺は持っていた一升瓶を飲み干すと、なおも続くルナサ達を見ることとした。
漣「…これは、やはり素晴らしいな。」
…戦闘続きだったこの2日間。その全てを洗い流すかのような演奏に俺は聞き惚れていた。
神「…漣はやっぱりルナサのことが好きなんだな。」
神君の問いに俺はふふっと笑い、神君に答えた。
漣「愚問だよ。なにが起こっても俺が彼女を嫌いになることは出来ない。なにがあっても彼女が俺の…ナンバーワンだから。」
映姫「…ご馳走様です。」
おやおや…。え?霊夢さんですか?膨れっ面で俺を睨みつけてますよ。撫でたら治ったけど。そのあと、みんなで大笑い。大口を開けて笑うのには慣れていないので少し上品な笑い方をしてしまった。まぉ、どうでもいいや。
神「ナンバーワン…か。」
霊夢「…もうそれにはなにも言えないわ。本当にベタ惚れなんだから…。」
漣「ふふ。こんな男は嫌いかい?」
霊夢「前にも言ったでしょ。漣さんは漣さんだもの。大好きよ。」
隣に座っている霊夢が俺の頰に口づけする。神君の心の中にはもはや戸惑いしかないように見えるな。あと2、3回ぐらいその戸惑いは続くよ…。多分ね。
朱雀「いやはや、告白とは恥ずかしいものじゃのう!!この歳になって赤くなってしもうたわ!!はっはっはっ!!」
白雪「うぅ…。わ、私の方が恥ずかしい…。」
朱雀「悪いのう。この場しかなかったのでな。」
朱雀が白雪と手を繋ぎながら、やってきた。先程、公開告白をした二人。仲睦まじくて、とても幸せそうだ。
月夜見「…俺も…あのようにしたら良かったのだろうか。」
和泉「月夜見様は羞恥心がないのでダメですッ!!私が持ちませんッ!!」
確かに…。月夜見があれをしても、無表情で切り抜けそうだな…。
月夜見「しかし…愛している、とは一言も言ってないような…。」
和泉「月夜見様は言葉の前に口づけをするではありませんか。本当に…。どこでそんなことを…。」
月夜見「射命丸が教えてくれた。」
和泉「文ーッ!!」
和泉の大きな声に哀れな烏が一人…。ここで死ぬこととなった。
文「生きてますッ!!」
おや。これは失礼…。心の声が口に出ていたようだ。
シャド「…メディ。お前、また大きくなったか?」
メディスン「そう?人形だから変わらないはずだけどなぁ…。」
シャド「ふうん…。」
あっちもあっちでほのぼのやってるね。
紫「漣さんッ!!」
漣「ん?」
紫「…時間です。」
…そうか。
俺は腰を上げ、紫のところへと行く。勿論、神君、レミリア(神)、フラン(神)も共にだ。
漣「神君。名残惜しいが…時間のようだ。」
神「お、おう…。」
紫「急で戸惑ってるようですわね。ですが、これ以上、あなた方がこちらの世界に居るとお互いの世界がなくなってしまう恐れがありますので…。」
…確かにな。なんの因果かはわからないが、彼は本来、ここにいない存在。そう言うことも起こりうる…か。そんなことを考えていると陽奈を連れてきたルナサ達が合流し、紫は境内の裏手に隙間を出現させた。
紫「では…。」
陽奈「行っちゃうの?」
ルナサ「陽奈…。」
…神君によく懐いていた陽奈が神君の袖を掴み、泣きそうな声で神君に聞いた。そんな陽奈を神君は撫でて、優しく言った。
神「また、会えるさ。きっと。その時は陽奈ちゃんも大きくなってるかもね。」
陽奈「また…会える?」
神「うん。約束。」
陽奈「うんっ!!」
神君と陽奈はゆびきりげんまんをして陽奈はトタトタとルナサの元へと帰っていった。
シャド「…あー…。なんつうか…。悪かったなぁ…。今までガキ扱いしてよぅ…。」
神「えっ…。」
メディスンと手を繋いだシャドが神君にいきなり謝りだす。その数秒後、そこにいたみんなが笑い出した。
シャド「なっ…!?なんで笑うんだよッ!!」
メディスン「だって…。ふふ…。謝るのなんて、シャドらしくないもん。あはは!!」
漣「あぁ…。くく…。こりゃ、傑作だな。」
シャド「あぁ!!もう!!やっぱ無しだッ!!テメェはいつまで経ってもガキだッ!!ガキッ!!」
…もうそれで良いよと神君は大笑いで返す。それにシャドはつまらなそうにメディスンをお姫様抱っこして、月夜見の後ろへ帰っていった。…あの二人はそういう関係じゃねえんだよな?
月夜見「…また、何かの因果が絡めば、明ノ明星の刃が光り輝く時が来るだろう。その時こそ、もしかするとお前は今の氷川漣なら超えられるやもしれないな。」
神「負けたままじゃカッコつかないしなッ!!次は勝つぜッ!!」
月夜見「…俺にもお前のような向上心があれば…。いや、なんでもない。次会う時には、愛とは何か…。見つけておこう。さらばだ。別世界の神よ。次に刃を交える時を楽しみにしておるぞ。」
月夜見は無表情から少し和らげな笑顔を神君に見せ、元の場所へ帰っていった。
漣「…君のおかげで…俺もまた成長できた気がするよ。次に戦うことを…楽しみにしているよ。でも…陽奈はあげないからね。ふふ。」
神「あぁ。また、会おうぜ。」
漣「…君の彼女さんの得意な運命が交われば…だけどね。じゃあ、またね。」
神「またな。漣。」
それだけ言うと彼は…レミリア(神)とフラン(神)と手を繋ぎ、隙間の中に帰っていった。…永魔神に魔神族か…。俺の知らないことがこの世の中にあるそんなことを感じる三日間だった。
漣「…もう少し、修行する必要がありそうだな。」
ルナサ「もう!!私たちのことも構ってよねッ!!」
漣「…勿論だ。」
…また会おう。
そう、またいつか会いたいなと思える…そんな人だった。
魔神王、永魔神。次は君の世界に行くかもね。俺は陽奈の頭を撫でて、宴会へと戻ることにした。
〜裏話〜(読みたくない人は飛ばしてくださいね?)
今回のコラボ編にあたって、2人でかなり話させていただきました。僕は結構、良い出来なんじゃないかなぁと思ってますw
今回のコラボ編は少しテーマというものを持って書かせて頂いたのですが、分かっていただけましたでしょうか。
テーマは『大切なもの』です。
月夜見と和泉、神くんとレミフラ、朱雀と白雪…そして、ベクトルは違いますが、漣くんと神くんの友達という関係。メシアは最後に良い友を持ったなと言いました。
僕の中のメシアの設定と致しましては、メシアは天使と魔神族のハーフでした。勿論、メシアにも友を作りたいと思う気持ちはありました。ですが、メシアの周りの天使はメシアを魔神族として迫害し、魔神族は天使として迫害しました。そんな中、唯一できた友達がいました。まだ幼い天使の子でした。メシアとその子は子どもらしく無邪気に遊びました。ですが、メシアと遊んでいることでその子は仲間の天使達にいじめられることとなりました。毎日毎日、傷だらけのその子にメシアはどうしたのとしつこく聞きました。ですが、その子ははぐらかすばかり…。
心配したメシアはその子を尾行することにしました。そこで見たのは大人子どもにいじめられている友達の姿でした。メシアはその様子に怒り、その天使達を自身の闇や聖の力で皆殺しにしました。メシアは友達に大丈夫?と心配した声で聞きました。ですが、その子はメシアを恐れ、家に逃げ帰ってしまいました。その日からメシアとその子は遊ぶことはありませんでした。少し経ったある日、メシアが外に出ると友達の天使が立っていました。しかし、その子は1人ではありませんでした。数人の大人と共にきたその子は、メシアのことを魔神族、殺してくれと言いました。大人達はメシアに刃を突き立て、メシアをズタズタにしました。その様子にメシアは怒り、友達もろとも殺しました。その後、その罪により、20,000年ほど、天界の牢獄に入ることとなります。
いかがだったでしょうか。
これを知ってから、メシア編を読むと見方が変わるかもしれません。
それでは皆さま!!
コラボ編、読んでくださりありがとうございました!!
では、本編にて会いましょう。
ではでは〜。