次回は200話、その次からは異変編にしようと思ってます。そろそろバトル書きたいし、結構暖めてたんで…。
では、本編どぞ。
…嗚呼、なんて地獄だ。
まさに魑魅魍魎、悪鬼羅刹…四面楚歌。辺りは動物霊どもに囲まれ、僕たちの軍勢は共倒れになっていく。これを地獄と称せず、何と言う。来る大きな戦争に対して、人を集めたのに。あーあ…最悪だ。
?「私は驪駒早鬼!!頸牙組、総長!!」
逢魔「…面倒だ。君みたいな話の通じない筋肉バカが、一番面倒だよ。」
早鬼「お前達はうちの組員達を虐めてくれたようだな!!そんな奴らと手合わせしたくなった!!お前達を倒して、私たちが畜生界を貰うッ!!」
早鬼が構える。やはり、拳で戦うタイプか。切り込み隊長、檜扇が刀を抜く。双刀の刃がきらりと光る。僕はそれを静止した。ここでの戦いは意味がない。
逢魔「空白『喪失の
早鬼「ウォォォッ!!」
薄紅色の弾幕の雨を避け、僕に向かって、右拳を打つ早鬼。
僕はそれを流し、空中で静止した薄紅色の弾幕が大爆発を起こし、早鬼の背中にダメージを与えるが、流石に総長…タフだ。
早鬼「ははっ…。面倒だね…。」
逢魔「空白『
地面に手を当て、スペルを唱える。早鬼は好機と捉えたのか、またもや地面を蹴り、拳を当てようとするが、その拳の先から黒煙が出る。
早鬼「うぐっ…。」
逢魔「…君たちは光弾に色があるのが当たり前…とでも思っているのか?これは遊戯ではない。殺し合いだ。組と組…とのなァ…!!」
早鬼「…君は…悪鬼だな…。なににも手段を選ばす、ただ、遂行する。」
逢魔「…お喋りがすぎたな。見えないほどの質量で…死ね…。」
早鬼「この
早鬼の速度が一時的に上がり、僕の体に拳がねじ込まれる。
逢魔「ぐっ…!!」
そこからはサンドバックの如く、早鬼が僕の体を殴り続ける。口からは血が、体はあざだらけになり、頭からも血が垂れていく。マスクもボロボロだ。嗚呼…また一つ、おシャカになった。
狼霊1『おお!!流石は組長!!あの悪魔相手に牽制している!!』
狼霊2『これで畜生界は我らのものだぁ…ッ!!』
砕かれる体。やっぱり面倒だ。肉弾戦では僕は…能力無しでは何もできない。
早鬼「どうした、どうしたッ!!少しはやり返してきたらどうだッ!!」
逢魔「…『ルトゥール』」
早鬼「何を…ッ!?」
彼女の拳が僕の体に触れた瞬間、彼女の体から血飛沫が上がる。念のために言うが、僕は何もしていない。返した…。それだけだ。
早鬼「…ガハッ…!!」
狼霊1『何をした!!卑怯者ッ!!』
狼霊2『誰が見ても…組長の方が優勢だったはずッ!!」
…この灰色の戦場で、卑怯だのなんだの言えるんだな。縦長のビル群の中で行われた戦闘だ。誰も見ていない。卑怯も何もない。
早鬼「…くっ…。何が…起こった…。」
地面に膝をついている早鬼を見下す。僕と彼女の傷が反転していた。まぁ、そんな力は僕にはないのだが…。似たような力だろうな。
逢魔「…繋がり。魂と体、人と人、時と寿命など、この世は繋がりばかりだ。無論、ダメージも与える側と与えられる側に繋がりが生じる。僕はそれを逆にした。一方的な繋がりを。」
早鬼「…はぁ…どういう…。」
逢魔「…殴る、斬るなんて単調な攻撃だろう?幻想郷でも能力だけで強いと勘違いしている馬鹿どもがいるだろ。そういう奴らにはよく効く。ただ、僕が君より強者だっただけだ。」
バタリと意識を失い、倒れる早鬼。…この女、いい人質になるか。この畜生界の情勢も一気に変わる。
逢魔「…連れて行け。」
厳秋「御意。」
狼霊1『やらせるかっ!!組長ォォォォ!!』
…安心しろ、狼霊ども。お前の組長は強かった。ただ、世の中は情報戦だっただけだ。
逢魔「死ね。」
短めです。
サクッと出したかった。次回は200話!!皆さんのアンケートの結果で書かせてもらいます!!一応、今週いっぱいまで締め切りをとります。皆さん、ご協力お願いします!!では次回!!ではでは〜!!