5話ぐらいで完結させようかなと思ってます。
では、どうぞ!!
第17話『死と賢者と親友と』
漣「そういやぁ、フラン、いつまでいるんだ?」
フラン「え?えーと…わかんない。」
漣「ん?なんで?」
フラン「お姉様が連兄様となら、安心だからって。日時気にせず、泊まってらっしゃいって言われた。」
漣「ふーん。」
あの一件以来、2人はだいぶ姉妹らしくなった。
時々、レミリアと咲夜が家に来たりする。
フランがいかに心配か、まぁ、わからんでもない。
リリカ「お兄さーん。お客さん。」
漣「お前か。魔理沙。」
魔理沙「おう。」
漣「何の用だ。冷やかしなら…。」
魔理沙「それが冷やかし、じゃあないんだよなぁ…。」
漣「あ?」
魔理沙「なぁ。紫。」
紫「ええ。」
…珍しいこともあるもんだな。
霊夢とじゃなくて、魔理沙とは…。
紫「毎度のことながら、申し訳ありません。紅霧異変の際は、手紙だったのですが、ことがことですので、本日は出向いた次第でございます。」
漣「……仕事か。」
魔理沙「あぁ。」
漣「で、内容は?」
魔理沙「……最近、妙じゃないか?もう、あったかいはずなのに雪が降り続ける…。」
漣「異常気象じゃねぇのか?」
魔理沙「いや、その一言で片付けられたら、霊夢はいらないぜ。現にただの異常気象なら、どうして、幻想郷の賢者と名高い紫がアンタの前にいなきゃならない?」
…確かにそうだ。
ただの異常気象なら、俺ではなく、もっと他の…それでこそ、神にすがるぐらいのことをするはずだ。
そして、八雲紫がわざわざ、俺の前に出向いた…ということは…。
漣「何か、ある。」
紫「…ええ。最初に言っておきます。これは天災ではありません。ある者が起こした、異変です。」
漣「…なるほど。今回の依頼は、そいつを止めること。」
紫「ええ。……漣さんは、『西行妖』という桜を知っていますか?」
漣「一応、耳にしたことはある。確か、死を呼ぶ桜…だったか。」
紫「はい。見る者全てを死へ誘う、妖怪桜…。少し、昔話をします…。」
————————その昔、とある村がありました。
その村には、とても大きく、綺麗な桜がありました。
その桜を村人たちは、崇め、讃えました。
しかし、事件は起こりました。
それは、草木も寝静まる夜のこと。
村人たちは、起き始め、桜へ近づいていきました。
桜は、寄ってきた村人たちから、魂を奪い、取り込んでいきました。
魂を奪われた村人たちは、バタバタと倒れ、死んでいきました。
その様子を見た1人の村娘は、小刀を持ち、桜に近づきました。
そして、村娘は自らの手首に刃をかすめ、血を流していきました。
その血は、帯のようになり、桜を止めようとしました。
その行動に気づいた桜は、村娘を…。
紫「今、その桜は冥界にあります。力は弱まっていますが、その封印が今や解かれようとしています。そして、この異変の主犯は…。」
魔理沙「その冥界の主…なんだな。」
漣「…。」
紫「ええ。その者は……私の友人なのです。どうか、彼女を止めてください。あの吸血鬼たちを救えたあなたなら、彼女…幽々子も救えるはずです。…お願いします…!!」
漣「…わかった。全員、支度しろ!!」
久しぶりの仕事だぜ!!
…今回は多少の自己解釈がありました。
今後もこのようなことがあると思います。
でも、読んでくださるなら、幸いです!!
では、次回!!