どっちでもいいです。
ただ、やみつきみたいになっちゃうので…
………一寸先は闇、闇、闇…。
男は、ただ月を眺めていた。
?「…今度こそ我がものとする。」
その姿は邪悪なる者。
黒い着物に身を包み、腰には刀を携えている。
月明かりによって写し出される白い顔には、生々しい火傷が大きくついている。
?「…我の怒りを知れ、幻想郷。ここに、暗黒神シャドの再誕である。」
…月明かりを闇が飲み込んだ。
一同「!?」
月が…消えた?
外の様子を見ると、先ほどまで周りを照らしていた月明かりが消えている。
闇…いや、漆黒というのが正しいかもしれない。
魔理沙「おいっ!!異変だぜ!!漣!!」
漣「んなもん、見りゃわかる!!なんなんだこれは!!」
光を闇が包むだと…?
そんなこと、今まで…。
依姫「師匠、まさか…。」
漣「…シャド。」
アイツはあの時、死んだんじゃなかったのか?
漣「この異変の主犯は…?」
紫「…博麗神社に居ます。」
魔理沙「うわっ!?いつの間に!!」
…霊夢が危ない!!
俺は、家を走り出て、博麗神社に向かう。
霊夢「はぁ…。はぁ…。」
?「…おや?博麗の巫女なら、少しは骨があると思ったのだが…。」
くっ…!!
なんなの、こいつ。
突然、現れたこの男。
メチャクチャな強さよ…?
一つ一つの弾幕が、マスタースパークを凌ぐ威力。
しかも、ホーミングしてくるし…。
霊夢「…霊符『夢想封印』!!」
?「同じ技ばかり。芸がないなぁ…?刻印『闇波紋〜壱乃型』」
男の周りに黒い波紋状の妖力が広がる。
その波紋は、霊夢の夢想封印の弾幕を搔き消していく。
霊夢「!?」
?「喰らえ、闇よ。刻印『夢想顎門』!!」
地面に波紋状に広がった妖力から、蛇状の弾幕が霊夢に噛み付こうとする。
霊夢「きゃっ!!」
大量の蛇の弾幕は、ひとさしの炎によって消え去った。
?「ほう。また、懐かしいやつが来たもんだ。」
漣「大丈夫か!!霊夢!!」
霊夢「漣さぁん…!!」
…目の前の黒い男。
間違いない!!アイツは!!
漣「…シャド。」
シャド「くくく。ビンゴ!!ひっさしぶりだなぁ!!あの月の戦争以来かー?」
漣「…貴様は俺が倒したはずだが…?」
シャド「…人の闇とは、無限大だ。俺は闇から生まれた存在。人妖が別の人妖を恨み、また、別の人妖が別の人妖を恨む。そんな負の連鎖がある以上、お前がいくら俺を燃やそうと死にはしない。」
漣「…しぶとく生きやがって…。」
シャド「それはお前も同じだろう?あの戦争は人間の生きる範疇を超えている。そのような数百年前に起こったものだ。貴様は俺に言ったよなぁ?自分は人間だ…と。なのに、不老不死か?何も変わっていない…。」
漣「…お互い様だ。しかも、俺の女に手ェ出しやがって…。」
無意識のうちに紫電一閃を構える。
やつはやつで、やつの半身、黒刀『鴉』を構える。
鞘には、鴉の羽が刻印されていて、刃は、黒い。
人の血を浴びすぎたのだ。そう、やつは…。
シャド「刻印『大蛇斬』!!」
やつは鴉を振るう。
地面の闇波紋と共鳴して、その斬撃は蛇のようにくねくねと俺へ向かってくる。
漣「煉獄『古代紅炎〜月の舞』!!」
蛇と月。
くねくねと曲がる斬撃を俺の放つ三日月状の斬撃がかき消す。
刃同士に伝わる衝撃波は、神社の石畳を割り、森の木々を打ち倒す。
シャド「強くなったじゃないか!!」
漣「テメェもな!!」
数回にわたり、刃同士をぶつける。
…これは、俺が押し負ける…。
シャド「終わりだ!!」
漣「…魔理沙ぁ!!」
シャド「なっ!?」
俺は魔理沙を呼び、刃をすんでのところで躱す。
魔理沙「恋符『マスタースパーク』!!」
虹色の光線は、シャドの闇に飲み込まれた…。
…なにこれ。
ヤバイなww
戦闘描写って難しいわぁ…。
では次回、ではでは〜。