もう終わるも思います。
では本編!!
どうぞ!!
…選択とはいつ、どこでやるかわからない。
俺は数々の選択をしてきた。
ルナサ、フラン、リリカ、メルラン、ルーミア、霊夢、妖夢…。
いつも、一人か、酒が入ってるかのどちらかだった。
しかし…。
豊姫「漣!!」
紫苑「漣さん!!」
蛮奇「レ、レン…///」
豊姫、紫苑は勢いよく、蛮奇は少し顔を赤らめ、消え入るような声で俺の名前を呼ぶ。
漣「ど、どうした?」
そんな切羽詰まった顔して…。
豊姫は…まぁ、わからんこともないが、他の二人はなんだ?
まさか、やめたい…とか?
んな馬鹿な…。
豊姫「…約束、したでしょ?私が大きくなったら、お嫁さんにしてくれるって…。」
漣「…あぁ。約束は守るぜ?」
豊姫「…そ、それでね?みんなに話したの。ちゃんとOKしてくれるか。そしたら…。」
豊姫は2人の肩をポンッと叩く。
2人の顔がボンっと赤くなる。
…なんか、ごろ良くね?
豊姫「…この子たちも、漣のことが好きだって。」
漣「…は?」
ええーッ!?
嘘だろ?
紫苑はちょっと未だ警戒気味だったし、蛮奇に関してはそんなそぶり見せなかったじゃねぇか!!
紫苑「あ、あのね?私はなんていう神様なのか、漣さんなら、知ってるよね。」
漣「あぁ。貧乏神だろ?」
紫苑の顔がわかりやすく曇る。
たしかに、金運や幸運が逃げていく状況は、人間としてはいかんせん受け入れがたい。それがこの子の能力。
この子は自分も含めて人を不幸にする。
その能力が仇となり、人から嫌われ、飢えてしまう。
それを気にしてしまうのだろう。
ただ、俺には効かない。
俺は『ありとあらゆる能力が効かない』程度の能力を持っている。
鳳凰乃真眼を使用した時に通常状態でも使えるようにしたのだ。
今では、無意識に動いている。
何が言いたいかと言うと……俺なら彼女を幸せにできるつうことだ。
漣「…それがどうした?」
紫苑「…え?」
漣「お前が貧乏神だから、幸せになっちゃいけないとか、んなこと思ってるのか?」
紫苑「…うん。」
漣「俺には効かないって紫から聞いただろ?」
紫苑「…違うの。漣さんに効かなくても他の人たちには効いちゃう…。迷惑をかけちゃうの…!!」
…泣いている。
紫苑の目から涙が流れている。
漣「…だから、それがどうしたんだ?」
紫苑「え?」
漣「…ここにいる奴らは、そう簡単にお前を邪険にしない。勿論、俺もだ。そして、お前が幸せになっちゃいけないだなんて誰が言った。貧乏神でも、幸せになっていいだろ?な?」
紫苑「…そう…かな…。」
漣「あぁ。」
紫苑「…うぅ…。ぐすん…。」
何分だろうか、何時間だろうか。
わからない。
ただ、俺は彼女を抱きしめ、彼女は俺の胸で泣いていた。
紫苑「…ねぇ。」
漣「ん?」
紫苑「…お願いが、あるの。」
漣「…なんだ?」
紫苑「…私と、付き合ってください。」
…ルナサと同じくらい、ずっと隣にいた彼女。
仕事熱心で、なんでもできて、でもちょっぴり怖がりで…。
そんな彼女の願い、聞かない手は無いが……俺は彼女どまりにしたくない。そんなつながり、彼女だけは直ぐに壊れてしまいそうで、柄にも無く不安なのだ。
漣「…付き合うことはできない。」
紫苑「…え?」
霊夢「ちょ!!ちょっと!!漣さん!!」
…ごめんな。
俺には俺の願望というものがある。
少しでも悲しい顔をされると罪悪感でどうにかなりそうだ。
…お前が勇気を振り絞ったのなら、俺も振り絞ってやる。
初めての俺からの要求。
漣「…付き合うんじゃなく、ルナサやルーミア、豊姫みたいになってみる気はないか?」
紫苑「…え?」
漣「俺の
紫苑「…良いの?」
漣「俺が要求してるんだ。悪りぃわけねぇじゃねぇか。」
紫苑「…私、足引っ張るよ?お仕事もいっぱい邪魔するかもしれないよ?」
漣「そうか?大丈夫だ。お前は一度も、少なくとも俺が見ている前では一度も失敗したことないだろ?」
紫苑「でも…。」
漣「これからのことはこれからのことだ。お前が失敗したら、俺が責任を持つ。それが旦那となるものの定めだろ?」
紫苑「…ワガママもいっぱい言うからね?捨てちゃったらヤダよ?」
漣「捨てるもんか。ワガママだっていっぱい受けてやるよ。…で、返事は?」
紫苑「…これからもよろしくお願いします♪旦那様♪」
漣「あぁ。」
その話が終わった後、すぐに彼女の唇に自分の唇を重ねた。
彼女のつつましくも膨らんだ胸が俺の体に当たるのを感じる。
…また、大切なものが増えた瞬間であった。
蛮奇「え?私は?」
忘れてた…。
今回は紫苑ちゃんメイン回。
なんか、豊姫とばんきっきが寂しい感じになっちゃったけど、一緒に仕事をしてきた2人だから、このような回を作りたいなと思い、書きました。
では次回。
ではでは〜!!