ま、箸休め回です。
では、どうぞ。
シャド「紫ちゃん?そんな引っ付かないで?歩きづれえから。」
紫「え?何言ってるのよ。昔はあんなに喜んでくれたのに…。」
…全く、この女は…。
俺がお前のことを好きなのに、諦めたんだぞ?
お前の幸せが一番だから。
ま、パートナーとして認めてやるが。
なんせ、昔と違って、出てるとこはしっかり出てるからなぁ…。
見る目が変わっ…!?
シャド「痛ぇ!!何しやがる!?」
紫「…エッチ。」
シャド「心を読むな!!」
こういう奴が一番苦手だ…。
考えてることをなんでも見透かしてきやがる。
ほんとうにめんどくさい。
…俺たちは今、地底に来ている。
なんでも、俺に会わせたい奴がいるらしい。
そいつが俺の一番苦手なタイプらしいぜ?
あーあ、めんどくさっ。
シャド「で?その覚妖怪?がなんだってんだ?」
紫「あぁ。貴方に頼みたいことがあるらしいわ。」
はぁ…。こういう仕事が一番嫌いだ。
なんか、何にも分からねえ状態でやるのは、癪なんだよ。
良いことやるのは、なんか合わねえ気がして…。
と、奴さんのところへ着いたみたいだぜ?
シャド「なかなか、でけえ屋敷じゃねえか。」
?「そうでしょ?」
紫「ここに貴方に用がある覚妖怪がいるらしいわ。」
?「それ、きっとお姉ちゃんのことだ!!」
シャド「ふ〜ん。さて、行くか。」
?「ま、待って〜!!」
?「お待ちしておりました。」
シャド「あ?お前がここの。」
?「…はい。古明地さとりと申します。」
…読んでやがる。
俺の心なんか、面白いものなんてないぞ?
さとり「…ですね。確かに面白いものはありません。」
シャド「はっきり言うか?…紫、一旦席を外してくれ。」
紫「…わかった。」
一言答えて、スキマの中に入る紫。
…こいつ、何か隠してやがる。
心読めなくてもそんぐらいはわかる。
さとり「貴方は、なんなんです?心の中が真っ黒で、人より心が読みにくい。」
シャド「何って…。俺はシャド。それだけだ。」
さとり「本当に、それだけ…でしょうか。」
シャド「あ?どういうことだよ?」
さとり「…貴方はわかりづらいんです。つかみどころのない、触れなければ消えてしまいそうな…。そんな…。」
シャド「…しゃあねぇ。語ってやるよ。」
俺について…。
…世の中には、2つの悪魔が存在する。
文字通り、正真正銘の『悪魔』と、悪魔と称される『吸血鬼』。
俺は、前者だ。悪魔、といっても人の命に興味はない。
殺すことにも興味はない、悪魔としては風変わりな悪魔。
あれはまだ、幻想郷が作られていない頃。
俺には2人の義妹が居た。
『幻月』と『夢月』。
彼女らは、夢幻館の住人で、俺の愛する義妹。可愛いんだぜ?
なんで、そんな関係になったつうと…まぁ、色々あってな。
で、俺の能力つうのが、まぁ、面倒でな。
『邪悪を操る』程度の能力。…ほぼ、あの人食い妖怪と同じだな。
いるだけで、心の闇を増幅させる。
そんな効果も持ってるから、めんどくせぇんだ。
そんな能力だもんで、あんまり人と関わってこなかった。
…あの男以外は。
しつこいけど、良いやつなんだよ、漣は。
俺の能力なんてやつには効かなかった。
あいつが能力を効かないように自分で制御した。
史実燃焼を使ってな。
…あいつが太陽なら俺が月。
そんな2人だからこそ、幻想最強なんて験担ぎをされたんだな。
シャド「つうことだ。」
さとり「…悪魔、ですか。」
シャド「あぁ。ま、心配するな。ここで暴れる気はもう無い。大丈夫だ。」
さとり「…それは有難いのですが…。」
シャド「…話が変わったな。で?要件ってのは?」
さとり「…そうですね。私たちはこの地霊殿で地底を管理…しているのですが、なにやら、鬼が暴れているという情報が出回っておりまして…。」
シャド「あ?勇義のやつがなんとかしているんじゃないのか?」
さとり「…それが、その鬼は勇義さんとほぼ同じ力を持ってまして…。」
シャド「…そいつの名は?」
さとり「…戦鬼。戦いを愛してやまない最凶の鬼です。」
UA10000突破!!
マジで嬉しい!!
読んでくださってありがとうございます!!
では次回!!
ではでは〜!!