※この作品はR-18です。

半人半妖の恋愛奇譚   作:紳爾零士

79 / 262
いつまで続けるんや…これ…。
今回で宴会編は最後にしたいと思います。
続けすぎも、ダメなんで…。


第46話『宴会と彼女と幽霊楽団と(其の陸)』

蛮奇「わ、私にも触れろ!!」

 

漣「ごめんごめん。で?蛮奇は俺に何を言いたいんだ?」

 

蛮奇「うぅ…///そ、その前にしーちゃんを離してよ///い、言いづらいじゃんか!!」

 

紫苑「やだ。離れたくない。」

 

…そもそも、恥ずかしいのならこんな宴会の席で告白しないのでは…?

ていうか、意外と紫苑が積極的で困ってます。

ルナサでも最初はこんなにひっついてこなかったよ?

俺の左手を両手でホールドして…。

あ、慎ましいって言ったけど意外とあるじゃん。着痩せするタイプかな?

 

影狼「ほらほら〜♪蛮奇ちゃん♪口にしないと伝わらないでしょ?」

 

わかさぎ姫「紫苑さんたち、ラブラブで羨ましいわぁ〜♡」

 

蛮奇「なんで姫たちもいるんだよ!!」

 

影狼「なんでって…。そりゃ、漣さんからご招待いただいたのよ。」

 

漣「蛮奇が世話になってるからな。俺にはこんなことしかできねえけど、ま、ゆっくりしてけ。」

 

影狼・わかさぎ姫「はーい!!」

 

蛮奇「う、うぅ…///(姫たちがいたら、ますます言いにくいじゃんかよぅ…。)」

 

漣「どうした?顔が赤いぞ?」

 

蛮奇「ッ!?」

 

額を当てて、確認してみる。

…熱は無いな。

 

蛮奇「レンの…。」

 

漣「ん?」

 

蛮奇「レンのバカぁ!!」

 

漣「ぐはっ!!」

 

な、なんで…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛮奇「…。」

 

…つい、殴っちゃった…。

いっつもそうだ、しーちゃんたちに先を取られて、失敗する…。

今回も恥ずかしくて、なのに今、レンの頭が私の膝に…。

…初めてだよ、男の人を膝枕なんてしたの。

介抱なんてしたの。

 

蛮奇「…ご、ごめん、なさい…。」

 

…今は眠ってるから、いいよな?

伝えなきゃいけないんだ、しーちゃんにできたんだから、私だって!!

 

蛮奇「わ、私、レンと一緒にいて、楽しかったんだ。でも、姫たちといるのとはちょっと違くて…それで…えっと…。」

 

なんで、こういう時に言葉が出てこないんだよ…!!

起きてないんだ!!

私の独り言…なんだよ!!

 

蛮奇「…私、レンのことが……好き。」

 

…一緒にいて、あったかくて、なんかとっても楽しいんだ。

初めはしーちゃんに嫉妬して、探偵業を手伝ってたけど、いつしか一緒にいる毎日が楽しくなった。

なんでだろうな…。毎日は変わらないのに…。

 

漣「…ありがとう。」

 

蛮奇「ッ!?」

 

…はぁーッ!?

え?なんで、起きて…。

どこから、聞かれてた!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛮奇「い、いつから起きてたのよ!!」

 

漣「ん?謝ったとこからかな?」

 

蛮奇「最初からじゃないの!!」

 

真っ赤な顔をしてプルプルと体が震えている。

俺、悪いことでもしたのか?

 

蛮奇「てか、ありがとうって…!!わ、私の告白…聞いてた!?」

 

漣「もちろん。」

 

蛮奇「ふざけんじゃないわよ!!」

 

漣「痛い痛い。」

 

蛮奇「なんで、レンといるとこんなに楽しいの!!なんでこんな気持ちになるの!!なんで、レンがこんなに好きになっちゃうの!!」

 

漣「わかったから!!そのポカポカ殴るの、やめろ。」

 

蛮奇「うぅ…。で、へ、返事は?」

 

漣「…どうして欲しいか、まだ聞いてないぜ?」

 

蛮奇「…意地悪…なんだからぁ…。」

 

蛮奇の顔が近くなる。

そっと唇と唇が重なって、彼女の甘い匂いが広がる。

 

蛮奇「わ、私も、レンのお嫁さんにしなさい!!」

 

漣「…はっ?」

 

蛮奇「だ、だって!!しーちゃんは恋人じゃなくて、お嫁さんにしたんでしょ!?なのに、私だけ恋人とか不公平じゃない!!」

 

…え?そ、そういう問題?

 

蛮奇「で?どうなの?するの?しないの?」

 

漣「え、えーと…。」

 

蛮奇「しなかったら、泣くわよ!?いいの!?大声で泣き叫ぶわよ!?」

 

漣「お、落ち着いて…!!わかったから、な?」

 

蛮奇「…で、返事は?」

 

漣「…わかった。これからもよろしくな。蛮奇。」

 

蛮奇「…うん!!」

 

一難去ってまた一難、ってこういうのを言うんだろな。

飛びついてきた彼女の体はとっても軽かったけど、胸はある程度あってびっくりしました。

…この思考、どうにかなんないかね。

絶対、ルナサのせいだ…。

まぁ、守るべきものが増えたってことだな。

それから、宴会は佳境に入り、結局、ほとんどが酔いつぶれて帰宅。

プリズムリバー三姉妹とフランは大丈夫だったけど、紫苑と蛮奇は酔いつぶれてしまった。

そんで、俺が紫苑を、影狼が蛮奇を背負って帰宅。

…また、全員で暮らせて嬉しいぜ!!




さて、次回はシャド編か、エロの予定。
多分、後者?
ひっさしぶりのあの子をメインに…。あの子『たち』かな?
では次回。
ではでは〜。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。